これから就職や転職で面接を受ける保育士の方。
今回は、保育士が面接で落とされる可能性があがるNGな回答や行動、経歴などについて紹介します。
複数回の転職経験があり、複数の園の面接を受けた経験があります
その経験が参考になればと思います
保育士が面接で落とされるNGな行動
まずは、保育士が面接で落とされるNGな行動について紹介します。
マナー違反
保育士が面接で落とされる可能性があがるNGな行動の一つがマナー違反です。
一口にマナー違反と言っても、様々で人によって考え方が違う場合もあるので、難しい部分でもあります。
保育園の場合は、
- 遅刻する
- 挨拶がない
というのが、特に多いマナー違反になると思います。保育園は、駅前などのわかり易い場所にないことも多く、面接の時間に遅刻してしまうケースも意外と多いです。
保育士の場合は、大企業の会社員のような、かしこまったマナーは必要ありませんが、人と人が接するという意味で、お互いに最低限のマナーが必要になるでしょう。
身だしなみに清潔感がない
身だしなみに清潔感がないというのも、面接で落とされる可能性があがるNGな行動の一つです。これを言うと語弊があるかもしれませんが、あまりにも、保育に適していなさそうな服装だったり、高級そうなブランドの服などの場合は良い印象を持たれにくいです。
保育士が面接で落とされるNGな回答や受け答えの内容
続いては、保育士が面接で落とされるNGな回答や受け答えの内容について紹介します。保育士の面接の場合は、受け答えそのものの内容というよりも、それを伝える際の態度のほうが重要です。
言葉遣いがおかしい
保育士が面接で落とされるNGな回答や受け答えの内容の一つ目は、言葉遣いがおかしいというものです。言葉遣いがおかしいと、面接で聞かれたことに対する返答の内容がどんなに良かったとしても、マイナス印象を抱かれてしまいます。
敬語がほとんど喋れなかったり、変わった口癖などがついつい出てしまうような場合は注意が必要です。
面接をしている保育園の園長や採用担当者からすると、働き始めたあとに現在の職員との人間関係がうまくいくということも大切な要素になるので、言葉遣いがおかしいというのは、職場に溶け込めるかどうかの不安要素になってしまいます。
話が噛み合わない
聞かれたことに関して、的外れの回答をしてしまっていたり、聞かれたこと以上に余計なことをだらだらと喋ってしまうということは、面接でのNGの例です。特に多いのが、自分をアピールするためだと思って、聞かれたこと以上に自分のことを話してしまうということです。
保育園で働く保育士は、同僚と多くのコミュニケーションを取りながら仕事をするので、話が噛み合わないと、仕事に支障が出てしまいます。実際に働き始めてからの不安要素になるので、聞かれたことに対して、端的に必要最低限の回答をするようにしましょう。
声が小さい
面接時の受け答えにおいて、声が小さいというのも、面接で落とされる原因になります。
保育園で働く保育士は、声を張らなくてはいけない場面が多いので、声があまりに小さいと、実際に働き出したときの懸念要素になってしまいます。また、声が小さいと元気がない人だとも思われてしまいます。やはり、保育士は、元気な姿を感じられる方が、面接の合格率も高くなります。
保育士が面接で落とされるNGな経歴
続いては、保育士が面接で落とされるNGな経歴について紹介します。
あまりに転職回数が多い
保育士が面接で落とされる可能性が高くなるNGな経歴の1つ目は、あまりに転職回数が多いというものです。やはり、昨今はどの保育園も保育士不足で、どうせ採用するなら長く働いてほしいというのは共通しています。保育士を新たに採用するのにも、費用はかかるので、辞めたらすぐに採用すれば良いというわけではありません。
転職回数が多いと、また、すぐに転職してしまうのではないかという懸念が生まれてしまうので、面接で落とされる可能性が高くなります。
同じ園で長く続いていない
転職回数が多いということだけではなく、同じ園で長く続いていないというのも、保育士が面接で落とされるNGな経歴の一つになります。前項同様で、長く働いてほしいので、過去にすぐに保育園を退職してしまっていると、懸念要素になってしまいます。
保育士の場合は、未経験やブランクがあったとしても合格可能な場合は多いですが、あまりに転職回数が多かったり、同じ園で長続きしていないような経歴がある場合は、少し、理由などに工夫が必要になるかもしれません。
実際、保育士はそこまで気にする必要はない
ここまで、保育士が面接で落とされるNGな回答や行動、経歴について紹介しましたが、実際、これから就職や転職をするという保育士はそこまで気にする必要はありません。面接対策のために、マナー講座を受けたり、敬語をいちから学び直したりする必要は無いです。
それは、昨今は保育士不足ではあるので、働く保育園は保育士が選ぶ傾向があるためです。なので、多少のな回答や行動、経歴などがあっても、問題にならないことが多いです。もちろん、逆に、面接において、保育園側のマナー違反や、問題行動なども見抜いていく必要があります。
ただし、だからといって、上から目線で働く保育園を選び放題というわけでもありません。ブラックな保育園もまだまだ多いので、自分の希望を満たすホワイトな保育園に採用されるためには、やはり、最低限のNGな回答や行動をしないように注意する必要がありますし、変えられない経歴などは、きちんと事情を説明して理解してもらうという必要があります。
まとめ:保育士が面接で落とされるNGな回答や行動、経歴とは?
今回は、保育士が面接で落とされる可能性があがるNGな回答や行動、経歴などについて紹介しました。
- マナー違反
- 身だしなみに清潔感がない
- 言葉遣いがおかしい
- 話が噛み合わない
- 声が小さい
- あまりに転職回数が多い
- 同じ園で長く続いていない
ただ、保育士の方の場合は、面接対策のために、マナー講座を受けたり、敬語をいちから学び直したりする必要は無いです。昨今は保育士不足ではあるので、働く保育園は保育士が選ぶ傾向があるためです。
だからといって、上から目線で働く保育園を選び放題というわけでもありません。ブラックな保育園もまだまだ多いので、自分の希望を満たすホワイトな保育園に採用されるためには、やはり、最低限のNGな回答や行動をしないように注意する必要がありますし、変えられない経歴などは、きちんと事情を説明して理解してもらうという必要があります。