保育士が保育園見学で見るべきポイントや注意点。【保育学生・転職保育士】

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こんにちは。さえこ@ブラック脱出済み(プロフィール)です。ブラック幼稚園・保育園を脱出できました(^^)

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これから就職を考えている保育学生の方や転職を考えている保育士の皆様。働く保育園の見学は絶対にしたほうが良いです。

こんな疑問や悩み、不満はありませんか?
  • 保育園見学は何を見れば良い?
  • 保育園見学の注意点が知りたい!

保育園は就職して働きはじめてからでないとわからないことや想像がつかないことが多いです。事前に見学をしておくことでそのギャップを少なくすることができます。今回は、保育園見学の際の見るべきポイントや注意点について解説します。

この記事の信頼性
私は保育園、幼稚園、認定こども園で勤務した経験があります
複数の保育士転職サイトを利用して転職活動をした経験があります
就職、転職活動の際に園見学をした経験が複数回あります
その経験が参考になればと思います

保育士が保育園見学で見るべきポイントや注意点!!

保育士が保育園見学で見るべきポイントは以下になります。

  • 保育園の設備を見る
  • 保育園の備品をよく見てみる
  • 現場の保育士の様子をみる
  • 保育士の人数と子どものに人数をみる
  • 子どもの様子を見る
  • 保育園の飾りなどをみる

これらについてそれぞれ説明していきます。

保育園の設備を見る

保育園の設備はまず最初にチェックすべきポイントになります。

施設が古かったり、老朽化していると実際に働き出した場合に不便な点が多いと思います。子どもの安全面などにも関わってくる部分になります。

また、古くからある保育園で建物自体は古い場合でも、手入れがしっかりされているかどうかが大切です。建物は古くても手入れがしっかりしていると、保育においても丁寧な保育が行われている場合が多いです。

逆に新設で新しい保育園なのに意外に汚くなっているなということがあれば、そこまで手が回っていないのかもしれません。保育士の統率がしっかりとれていない可能性があります。

保育園は開園から歴史が立っていても、保育室自体は建て替えていたり、引っ越しで新しい建物になっている場合もあります。単に見た目が良い悪いという部分ではなく、内部の使われ方などに注意して見学しましょう。

保育園の備品をよく見てみる

保育園に備わっている備品は保育士の仕事内容が推察できる部分になります。

例えば、午睡に使う寝具をひとつをとっても、普通の布団を使っている保育園と、コットと言われるベッドを使っているところがあります。

布団は干さなければいけませんし、手入れ洗濯などが大変ですが、コットは収納も簡単で手入れも少なくてすみます。このように保育園が使っている備品によって保育士の負担も違ってきます。

もちろん、新しいものが揃っていれば良いというわけではありません。古い場合はなぜ新しいものを買わないのか、新しい場合はなぜそれを買ったのかというしっかりとした理由をもって備品を揃えているかどうかが重要です。

保育園は資金が潤沢にあるとは限らないので、備品の揃え方も非常に大切なポイントになります。

それぞれによって必要な理由があると思うのでそこをよく見てみると良いと思います。もしかしたら、単にお金が無くてケチっているだけかもしれません。

保育園の備品に関して「長く使えるものは長く使う」「保育に活用できるものは新しいものも取り入れる」という保育園は保育全般に関しても柔軟に対応しているということがわかります。

現場の保育士の様子をみる

保育園の運営にとってもっとも大切なものうちのひとつが保育士だと思います。どんなに良いマニュアルやルール、備品などを用意しても最終的には現場の保育士がそれを利用することになります。

そのため現場の保育士の様子をよくみることでその保育園のことがよくわかります。

子どもへの接し方や同僚への接し方をよく見てみると良いと思います。自分が働き出した後もそのような接し方をされることになります。

例えば、極端な例ではありますが、福岡県の認可保育園で保育士が子どもに暴言をはくという事件が起きました。その保育園で暴言を吐いていた保育士は一人ではなく複数人だったようです。

最初からすべての保育士がそのような保育士だったとは考えづらく、このように、保育士の振る舞いは良い部分も悪い部分も周りの保育士影響を与えるということがわかります。

どのように子どもと接しているか、そしてそれが自分の保育観などとの違いはないかという点も大切です。

それ以外には、例えばその保育園の「保育方針」について現場の保育士にそれとなく聞いてみるとなどが有効です。

そもそも保育方針を知らなかったり、あまり意識していない保育士の方も多いと思います。そこには日々の仕事で忙しかったり、保育士の教育の仕方に問題があるのかもしれません。

それでは、いくら保育方針に素敵なことが書かれていれもあまり意味がないです。

実際にホームページなどでアピールされている保育方針などと現場の様子が噛み合っているかどうかも大切です。

保育士の人数と子どものに人数をみる

子どもの人数に対して必要な保育士が確保されているかということもよく見ておくと良いです。保育園の入園人数はホームページなどからもわかります。

その人数に対して、どのような保育士の人数で運営されているかをしっかり確認しておくと良いです。それぞれ働いている保育士の方の役割なども確認しておくと良いです。担任なのか、副担任なのか、フリー保育士なのか等です。

ちなみに認可保育園には保育士の配置基準があるので、すべての時間帯においてそれより少ない保育士の人数で保育をしているということはあってはならないです。

配置基準に関しては以下の記事でも紹介しています。

基準ぎりぎりで運営している保育園、余裕をもたせて保育をしている保育園では保育士一人ひとりの負担も大きく異なってきます。

子どもの様子を見る

子どもの様子も自分が働く保育園を見極める上で重要なポイントになります。

  • のびのびと活動ができているかどうか
  • 保育士の言うことよく聞きまとまりがあるか

などです。保育士の言うことを聞かないような子ども達が多い園は保育士の負担も大きいものになってしまいます。ひとつひつの動作で保育士の負担が多くかかります。

どのようにクラス分けされているかという点も気になるポイントになると思います。教育方針から縦割り保育を行っている場合もあります。

自分の理想の保育や働き方を想像しながら見学してみると良いと思います。

保育園の飾りなどをみる

保育園の飾りなどから制作に力を入れている保育園かどうかがわかります。「季節感はあるか?」ということも大切です。

もちろん、あまり飾りなどに気合が入りすぎている保育園 = 保育士も作成に苦労している こともあるので一概に良いとは言えません。

保育園の飾りなどは、自分が働く姿を想像をすることできる一つの要素になります。

見学はいつごろ行なうべきか?

保育園側としては4月5月の年度初めの時期は、バタバタしているので避けたいという思いがあると思います。なので見学を希望するのであればそれ以外の時期が良いと思います。

ただ、保育園は毎年必ず保育士を採用をするわけではないので、求人が出ていない段階で見学に行っても、無駄になってしまうことがあります。

一番良いタイミングとしては、求人を確認してから見学を申し出るということです。その場合は、面接も兼ねて見学を行なうことができるので、効率も良いです。

おすすめの保育園の見学方法は?

一番効率よく保育園の見学ができる方法は、保育士向けの就職転職エージェントを利用することです。新卒の方は大学や学校に来る求人票やハローワークの活用も良いと思いますが、おすすめなのはインターネット上や保育士の就職転職エージェントの利用です。

就職転職エージェントは担当のコンサルタントが一人ついて就職活動をサポートしてくれます。保育園の求人探しはもちろん、園見学、面接の手配をコンサルタントの方が代行してくれます。

エージェントというと転職者がメインのようなイメージがあると思いますが、保育士不足の時代のなので、新卒の方や未経験の方でも利用できる場合が多いです。

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見学時の持ち物や服装は?

見学時の服装は特に指定等がなければ新卒の方であればスーツ、それ以外の方はオフィスカジュアルなどが無難です。

保育園によっては、具体的な指示がある場合もあるので、その際はその服装を着用しましょう。実際に体験保育のような形で現場に入る場合もあるので、そのような場合は、動きやすく保育に適した格好が良いでしょう。

持ち物に関しても特に指定がなければ以下の内容で問題ないと思います。

  • 筆記用具
  • 上履き

面接も同時に行う場合は、履歴書や職務経歴書の持参も必要になります。

保育園の見学時の注意点について

最後に保育園の見学時の注意点について説明します。

たくさん見学しないと違いはわからない

たくさんある保育園の違いというのは、たくさん見学をしていかないとわからないことが多いです。比較対象がないとただなんとなく保育園をみるだけになってしまいます。少なくとも5園くらいは見学をしたほうが良いと思います。

たくさんの園を見学することで、その園の良いところや悪いところが浮き彫りになってくると思います。

見学時はあくまでもお客さん

注意すべきなのは、見学時は保育士はあくまでも見学に来る人をお客様として接するということです。見学時に誰かに優しくされたからといって、入職後も同じように接してくれるわけではありません。

これは当たり前といえば当たり前で、別に保育士も騙そうとしているわけではありません。入職するまではあくまでも外部の人間なので、変な扱いをして悪い評判が広まるわけにもいきません。

あくまでも見学時は、お客様という扱いをされるということを念頭に置いて見学すべきです。

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まとめ:保育士が保育園見学で見るべきポイントや注意点。【保育学生・転職保育士】

保育士が保育園見学で見るべきポイントや注意点について紹介しました。

保育士が保育園見学で見るべきポイントは以下になります。

  • 保育園の設備を見る
  • 保育園の備品をよく見てみる
  • 現場の保育士の様子をみる
  • 保育士の人数と子どものに人数をみる
  • 子どもの様子を見る
  • 保育園の飾りなどをみる

保育園は就職して働きはじめてからでないとわからないことや想像がつかないことが多いので、事前に見学をしておくことでそのギャップを少なくすることができます。