新卒保育士の就職活動のコツやおすすめの就職サイトを紹介【保育学生】

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こんにちは。さえこ@ブラック脱出済み(プロフィール)です。ブラック幼稚園・保育園を脱出できました(^^)

私がブラック保育園を脱出するために培ったノウハウを完全無料で公開しています。


これから就職をするという新卒の保育学生の皆様。就職活動の方法などで悩んでいませんか?

こんな疑問や悩み、不満はありませんか?
  • 新卒保育士はどのように就職活動をしたほうが良い?
  • 就職活動のコツを知りたい
  • 新卒保育士におすすめの就職サイトを知りたい

残念ながら保育園にはブラックも存在するので注意が必要です。この記事では、新卒保育士となる保育学生向けに就職活動のコツやおすすめの就職サイトを紹介します。

この記事の信頼性
私は保育園、幼稚園、認定こども園で勤務した経験があります
新卒として就職活動をした経験があります
複数の保育士転職サイトを利用して転職活動をした経験があります
その経験が参考になればと思います
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新卒の保育士の就職活動の特徴

新卒の保育学生の就職活動は、卒業する年の4月くらいから始まるのが一般的です。4月から求人を探していき徐々に面接や見学などを通して選考に進んでいくことになると思います。

早ければ7月、8月には保育園から内定が出されることもあると思います。

ただ、保育園によっては次年度に採用が必要な保育士の人数が決まるのが遅くなる場合もあるので、年末から年度末までは求人を出していないこともあります。

なので、早い段階では内定が無くても10月〜12月くらいにさらに保育士の求人が出てくるので、そのタイミングを狙っても良いと思います。

上記は私立保育園の場合で、公立の保育園の場合は公務員の試験、選考を受けることになると思うので別途スケジュールがあります。

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新卒の保育士に求められる素養

まずは、新卒の保育士に求められる素養について紹介します。

保育園の園長や採用担当者が保育士に求めている素養は、

  • 熱意・やる気があること
  • 社会人としての常識があること

という場合が多いです。あくまでも私の経験からこのような考えを持っている保育園が多いです。

ちなみに保育スキルに関しては、もちろん保育士資格の取得見込みのある学生になると思うので、それ以上の経験や知識などが求められることは少ないです。

そして、保育園の園長や採用担当者が新卒の保育士に対して一番危惧していることは、

  • 「長く働いてくれるか」
  • 「トラブルを起こさないか」

ということです。

逆に言えば「社会人としての常識」や「熱意・やる気」から判断して、これらのリスクがない保育士を採用したいと考えてます。

「長く働いてくれるか」については、保育士を採用するのにもお金がかかるからです。新卒の保育士であっても例外では有りません。採用してもすぐに辞められてしまっては、保育園は金銭的にも損をすることになってしまいます。もちろん保育園以外の会社でもこれは同様です。採用時にかかるコストはもちろん、採用後も新卒の保育士には教育のコストもかかります。先輩の保育士などから知識や業務を教えてもらう時間にももちろん給料は発生しています。そのような先輩保育士などが教えた時間なども無駄になってしまうことになります。面接や見学のための時間なども当然それぞれ対応する職員の給料がかかっています。なので、保育園としては採用したらできるだけ長く働いてもらいたいという思いがあります。

「熱意・やる気があること」がある新卒の学生は長く働いてくれる可能性が高いと判断されるので、採用されやすくなります。

「トラブルを起こさないか」に関しては、保育園としては当然、先輩の保育士や、同期の保育士などと揉め事などを起こして誰かが退職したり体調を崩してしまうようなことが起きるのは避けたいです。

それ以外にも、子どもやその保護者とも深く関わる仕事になってくるので、あまりに社会的な常識とかけ離れた行動をしてしまうと、園と保護者の関係が悪化したり、クレーム等に繋がる場合もあります。保育園の評判が落ちると保育園の経営も危うくなってしまいます。それ故に、トラブルを起こさないような社会人としての常識があることが求められます。

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保育学生は面接等でどのようにアピールすればよいか?

面接の場で、保育学生がほとんどの確率で聞かれることは「なぜ保育士になろうと思ったか」ということです。ただ、こればっかりは正解というのがないので難しいです。面接で同じことを伝えたとしても受け取り手によって印象は違います。

この質問を通して、自分が保育という仕事に関して「熱意・やる気があること」を伝えられれば良いとお思います。

「社会人としての常識があること」に関しては面接での会話などで示せれば良いと思います。受け答えがしっかりできているか、ハキハキとしゃべることができるかということがとても重要です。

保育園の保育士の採用はSPIなどの適性検査はない場合が多いです。あくまでも常識的な敬語や会話内容をするくらいで十分だと思います。

たくさんの保育園の面接を受けて反応を見ながら、うまくアピールできるようになっていけば良いと思います。

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新卒の保育士の就職先の探し方は?

ここからは新卒の保育士の就職先の探し方について紹介します。

学校や大学に届く求人票

保育士の養成学校などであれば、学校や大学に求人票が届く場合があると思います。新卒採用に積極的な保育園なので、見学してみる価値はあると思います。

注意点として、ブラック保育園の求人も紛れこんでいることがあります。学校や大学への求人票を出すのは無料でできるのでブラック保育園も紛れ込みやすいです。

悪質なものでは、給与や待遇を偽って求人を出している保育園もあるそうです。

また、その学校や大学のある地域の求人が多くなってしまうので、就職を機に引っ越しをなどを考えている方は選択肢が少ないかもしれません。

合同説明会に参加する

新卒の保育学生向けに定期的に合同説明会が開催されています。合同説明会では、一度に複数の保育園の法人の話を聞くことができます。もちろん無料で参加できます。

合同説明会、就職相談会については以下の記事も参照してください。

基本的にはある程度、複数の保育園を運営するような大規模な保育園が出展していることが多いです。うまくいけばその場で、面接や見学の日程などが決まる場合もあります。

おすすめは就職サイト・エージェントを使う

一番おすすめなのは、保育士向けの就職サイト・エージェントを使うことです。

ブラック保育園に当たるリスクを減らしつつ、面接などで様々な転職サポートを受けることができます。保育園とのやりとりはすべて担当のコンサルタントが代行してくれるので、簡単なのが良いです。

  • マイナビ保育士|全国の正社員・パート保育士の求人に対応しています。登録するとネット上での検索などでは見つからない非公開の人気のある高待遇の求人情報も得られます。 まずは求人情報を知りたいだけという方でもOKです!
  • ジョブメドレー保育士 | 全国対応でネット上から求人応募が可能です。すぐに転職するつもりはなくても、とりあえず登録して求人を見ることができます。自分のペースで転職をしたい人におすすめです(^^)
  • ヒトシア保育| ※全国の正社員・派遣・パート保育士の求人に対応しています。登録しないと得ることができない非公開の求人もたくさんあります。 求人数も多いのでとにかくたくさんの情報を得たいという人にもおすすめです。

紹介できる求人などに差があるため転職サイトは複数社に同時登録して併用がおすすめです。就職転職活動が不安な方はまずは簡単な相談目的での登録でも大丈夫です。

保育士の転職サイトは新卒の方や未経験の保育士の方、資格取得見込みの方でも利用可能です。

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新卒の保育学生はたくさんの保育園の面接・見学をすることが大切

これから就職を考えている新卒の保育学生の方は、はたくさんの保育園の面接・見学をすることが大切です。

はっきり言って保育園にはブラックもあります。ブラック保育園からしてみても、人件費が安く済む新卒の保育士は喉から手が出るほど採用したい存在です。

少ない保育園の選考を受けて、園長や採用担当の方の印象が良かったからと言って安易に入職を決めてしまうと失敗する可能性も高いです。

たくさんの保育園の面接・見学をして自分の目でその保育園を見極めることが大切です。

バカなふりをして働いている保育士にあれこれ聞いてみるのも良いと思います。転職者ではやりづらいので、新卒の特権でもあると思います。

そんななかで「あれ?」と思う違和感が見つけられたらその違和感を大切な判断基準にしましょう。

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ぶっちゃけ今は保育士不足なので学生が有利

新卒保育士の就職活動のコツなどを紹介しましたが、ぶっちゃけ今は保育士不足なので学生がとても有利です。

新卒の保育士に対して初任給を上げて採用を強化している保育園の法人も出てきています。保育士が確保できなくて、開きたくても新規開園ができない法人が増えているためです。

保育士不足の今だからこそ、より慎重に最初に働く保育園を選ぶべきです。保育士として最初に働く保育園はとても重要です。ブラック保育園に入職してしまうと、最悪の場合、保育士として働き続けることも嫌になってしまう場合もあります。

こんな記事も書いていますが、新卒の保育士は今保育業界ではかなり需要の高い人材になっています。

実際に私の働いている保育園の園長は、いまはどこの保育園でも新卒がほしいという話をしていました。

先に理由をまとめておきます。

  • 新卒でもベテランでも保育士は一人は一人としてカウント
  • 「保育の質」よりとにかく保育士を確保するということが重要視されている
  • 新卒の保育士は保育園にとって都合が良い
    • 吸収力がある
    • 頑張って働く
    • 賃金が最低ラインで良い
  • 優秀な人はもう保育士を辞めている

新卒の方は、働く保育園を選ぶチャンスです。安易に働く保育園を選ぶのではなくしっかりと見極めることが大切です。

新卒でもベテランでも保育士は一人は一人としてカウント

保育園を運営するにはこどもの人数に対して必要な保育士の人数が決まっています。

そして、保育の世界では未経験の新卒でも経験豊富なベテランでも保育士一人は一人としてカウントされます。

極端な話、ベテランの10人の保育士がいる保育園と新卒保育士が10人いる保育園は、園児の定員が同じであれば収入はどちらも同じということになります。

「保育の質」よりとにかく保育士を確保するということが重要視されている

昨今では待機児童が増加していて、新規の保育園をどんどんつくって保育園を増やして、定員を増やしていくということが求められています。

その中で保育の質というのはやはり後回しになっていて、運営に必要な保育士の人数を確保するということだけで精一杯な状況だと思います。

毎年、新卒の保育士は一定人数が保育士養成校や大学などから卒業して保育園に就職します。

潜在保育士を復帰させたり、他の保育園から転職をしてもらうより遥かに簡単に保育士を採用することができます。

新卒の保育士は保育園にとって都合が良い

これは私が働いている保育園の園長が言っていた話ですが、新卒の保育士には以下のような特徴が多いと言っていました。

  • 吸収力がある
  • 頑張って働く
  • 賃金が最低ラインで良い

保育士として経験がたくさんあると「前の園はああだった」などと比べてしまう人が多いようです。

それに比べて新卒の保育士は、吸収力があって頑張って働く傾向が強いようです。それに加えて賃金も保育園が設定する下限で働くことになります。

新卒の保育士は保育園にとってとても旨味がある都合の良い人材になります。

そして「頑張って働く」ということに関しては「優秀な人はもう保育士を辞めている」という側面もあります。

優秀な人はもう保育士を辞めている?

保育士の待遇改善が進んだのはここ数年の話です。これまでの保育士はITなどによる効率化も進まないなか今よりも低賃金で仕事をしてきたという人も多いです。

優秀な保育士はもうとっくに辞めていると思います。この場合の優秀っていうのは保育スキル云々ではなくて、保育園にとって都合が良い人、低賃金でも頑張って働いてくれる保育士のことです。

残っているのは低賃金を割り切って力を抜いて仕事ができる保育士だけだと思います。行事が少なくて楽なイメージのある小規模な保育園が人気なのも納得できます。そうでないと保育士として続けられてきていないと思います。保育園にとって旨味がある人ほど保育士という職業を早く辞めていると思います。

結果的には、新卒保育士の方がベテラン保育士より、保育園にとって都合よく頑張ってくれるというイメージがついていると思います。

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まとめ:新卒保育士の就職活動のコツやおすすめの就職サイトを紹介【保育学生】

新卒の保育士の素養で求められることが多いのは、

  • 熱意・やる気があること
  • 社会人としての常識があること

ということです。

  • 「長く働いてくれるか」
  • 「トラブルを起こさないか」

ということをを熱意や話し方などを通して伝えられると良いです。

新卒保育士のの就職活動は、

  • 学校や大学に届く求人票
  • 合同説明会に参加する
  • 就職サイト・エージェントを使う

を活用するのが良いです。ただし、学校や大学に届く求人票はブラック保育園も紛れているので注意です。

新卒の保育学生はたくさんの保育園の面接・見学をすることが大切 です。

ぶっちゃけ今は保育士不足なので学生が有利 ですが、保育士として最初に働く保育園はとても重要です。ブラック保育園に入職してしまうと、最悪の場合、保育士として働き続けることも嫌になってしまう場合もあるのでより慎重になるべきです。

ホワイト保育園だけでなくブラック保育園も新卒の保育士というのは喉から手が出るほど採用したい人材です。

新卒で入った保育園がブラックで人間関係も悪いということになってしまうと、「保育士ってこんなにブラックなんだ」というイメージがついてしまい長く保育士を続けるのが難しくなってしまいます。

精神的にも肉体的にも保育士として働き続けられない状態になってしまう可能性もあります。

精神的にも肉体的にも保育士として働き続けられない状態になってしまう可能性もあります。ブラックでも頑張れば良い保育士になれるというわけではないです。

安易に働く保育園を選んでしまうのはもったいないです。新卒だから働かせて貰おうという気持ちではなく、しっかり働く保育園を選ぶチャンスです。

働く保育園を見分ける手段はたくさん載せているので参考にしてみてください。