保育園の面接に落とされた。原因と対策は?不採用の一番の理由とは?

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保育士の皆様。

こんな疑問や悩み、不満はありませんか?
  • 面接に落とされたけど原因がわからない
  • 面接に落とされてしまったあとにできる対策は?
  • 保育士が不採用になる一番の理由とは?
  • 書類選考で落ちてしまう。。
  • 面接を受けても不合格になってしまう。。
  • *面接で手応えがまったくない。。

面接で落とされてしまった時に凹んだ経験はありますか?保育園の面接に保育士が落とされる理由は実際のところ様々あります。

採用側の都合で面接に落とされることも少なくないので、以下の最低限を守ってさえ入れば面接に落ちたことをいちいちくよくよ悩む必要はありません。

  • 服装
  • 履歴書
  • 最低限の敬語
  • 普通の会話

そして、面接の合格率を上げたいなら保育士の転職サイトの活用がおすすめです。

この記事の信頼性
私は保育園、幼稚園、認定こども園で勤務した経験があります
複数の保育士転職サイトを利用して転職活動をした経験があります
保育園の面接で不採用になった経験、合格した経験があります
その経験が参考になればと思います

保育士が保育園の面接でなかなか採用してもらえない。

保育士が保育園の面接でなかなか採用してもらえないということもあると思います。

  • 書類選考で落ちてしまう。。
  • 面接を受けても不合格になってしまう。。
  • 面接で手応えがまったくない。。

こんな状況に陥ってしまっている方もいらっしゃるかもしれません。何度も不採用になると自身も失ってしまいますよね。ですが、昨今は保育士不足なので、しっかりと対処すれば、面接に合格し採用してもらうことができると思います。

保育園の面接に保育士が落ちる理由は様々

保育園の面接に保育士が落ちる理由は様々あります。まずはそれらについて紹介します。

履歴書が雑

履歴書の字が極端に汚かったり、写真が貼られていなかったり、ズレていたりなどです。それだけで落とされてしまう可能性があります。

保育園では書類の仕事も多いので、実際に働いたらこのような書類が作られるとなれば採用を躊躇されてしまっても仕方ないです。

字に自身がなければ、パソコンで作成しても問題ないです。それはそれでPCスキルのアピールにもなります。履歴書や面接などでは、自分の苦手な部分はなるべく隠して、良い部分をアピールするのが得策です。

服装がおかしい

保育園で働く保育士は普段スーツを着ることはないですが、面接ではスーツが基本です。少なくとも、ビジネスカジュアルぐらいの格好で行くべきです。

私服などで行くと基本的な常識がない人だと思われてしまうので、面接で落とされてしまうことも多いです。保育園で働く保育士は保護者と関わる機会なども多いため、一般的な常識も必要になります。

保育士に一般常識がないと保護者から判断されると保育園の評判にも関わるためです。

最低限の敬語が使えない

面接でのやりとりで最低限の敬語ができていない人も落とされる場合が多いです。

尊敬語・丁寧語・謙譲語の区別まではする必要はなく、最低限の「です・ます」が使える程度で問題ないと思います。

今後一緒に働く人なので、要は相手を不快にしないということが大切です。また、先程も言ったように保育士は保護者と関わる機械も多く、保育士が話す言葉は保育園のイメージにも関わります。

職歴が多い

職歴が多い、つまり、色々な保育園を転々しているとなにか問題がある人なのかと思われてしまうこともあります。例えば、小さなことでもすぐに退職してしまう人なんだと思われる等です。

職歴だけは変えることはできませんが、しっかりとそれぞれの会社を辞めた理由やブランクがある理由を答えられれば問題ないです。

保育園側としても保育士不足なので、そこまできれいな職歴を求められることはありません。

保育園の求める人物像とあってない

保育士が保育園の面接でなかなか採用してもらえない原因のひとつとして、保育園の求める人物像とあっていないということが挙げられます。

  • 年齢
  • 性格
  • 経験
  • スキル
  • 役職

など様々な条件で新たに働く保育士を募集しています。フレッシュな若手を求めているという保育園もあれば、経験豊富なベテランを求めている保育園などもあります。当然ですが、保育園が求める要望とあっていなければ不採用ということになってしまいます。

経験が足りない

前項で、保育士が保育園の面接でなかなか採用してもらえない原因の一つとして「保育園の要望とあってない」ということを挙げました。もちろん、年齢や性格などについては、一概に〇〇が良いというようなことは言えません。ただし、一般的には経験やスキルに関しては、豊富な方が採用される可能性は高くなります。

保育士が面接の際になかなか採用してもらえないという場合は、保育士としての経験が少なかったり、未経験ということが原因になることもあります。保育園としては、経験がないときちんと働けるか、すぐに辞めてしまわないかということが心配になるので、どうしても経験が少ない人は採用されにくくなってしまいます。

面接での印象が良くない

保育園で面接を受ける際の印象も、面接の合否を大きく左右する要素になります。なかなか面接に合格しないという方は、なにか悪い印象を残してしまっている可能性があります。最初の挨拶の仕方や電話対応の仕方、服装、喋り方、履歴書の字などの様々な要素によって良くない印象がついてしまっているかもしれません。どんなに良い経験や経歴があっても、最初に良くない印象がついてしまうと、そこから面接では不合格にする理由を探されてしまうので、余計に不利になってしまいます。

他に良い応募者がいた

保育園の採用は、基本的に一人足りなくなった分を一人採用するということが多いです。そのため、求人募集のタイミングで複数の応募があった場合に、より良いと思われた人のみが採用されることになります。仮に自分自身がスキルも経験も豊富で、保育園としても良い人材だと思われたとしても、そのタイミングでたまたま別の良い応募者がいれば、そちらが優先されることになります。

保育園側の都合で不採用になることも多い

実は、面接では保育園側の都合で不採用になることも多いです。時には、求職者側からすると本当にくだらない・納得の行かない理由で落とされてしまうこともあります。

年齢が合わない

はじめから採用したい年齢層が決まっていて、それに合わないという場合です。

  • 若い人が多い職場には馴染めない
  • 年長者が多い職場には馴染めない

このどちらもあり得ます。じゃあ面接するなと言いたいですが「一応面接だけはしておこう」という変な気づかいをしてくる場合もあります。

本来は年齢で合否を決めるのは良くないことですが、このような理由で合否を決める園も少なくは無いです。

経験が有りすぎる

保育士本人からすると納得しにくい理由になると思いますが、経験がありすぎるのも落とされる理由に繋がります。

経験が有りすぎて扱いづらいと感じられてしまう場合です。他の保育士からのやっかみなどもあって採用に至らないケースがあります。

もちろん経験豊富な人を求めている保育園もたくさんありますが、あえて経験が少ない保育士を求めている保育園もあります。

経験が少ない保育士をその保育園の求める保育士に育てたいという考え方をしているためです。

園から遠い(交通費がかかる)

単に保育園から自宅が遠くて交通費が余計にかかるので近い人を採用しようというだけの場合もあります。

特にパートなどの場合はこのような傾向も見受けられます。保育園は結構ぎりぎりの補助金で運営している場合も多いので、保育士に支給する交通費ですら節約したいという保育園もあります。

家庭環境

本来あまり良いこととは言えないと思いますが、採用する保育士の家庭環境を気にする場合もあります。

例えば、介護が必要な家族がいたり、小さなお子さんがいる場合です。保育士の仕事は多少なりともハードになるので、家族を優先せざるを得ない環境は敬遠されがちです。

もちろんこのような場合は、保育士としても落とされたほうがよいかもしれません。家庭のことにしっかりとした理解のある保育園で働くほうが良いです。

勤務希望時間が合わない

希望の勤務時間が合わない場合は当然落とされます。パートであれば、長時間でも短時間でも臨機応変に働ける人が採用されやすいです。

来て欲しい時に出勤してくれて、保育士が十分足りている時には、出勤しない、そのような都合の良い保育士が求められます。

ただ、自分の条件に合わなければ意味がないので、ここはしっかり希望を伝えておくべきです。

【対処法】面接に合格し採用してもらう方法は?

ここからは保育士が保育園の面接でなかなか採用してもらえない場合の対処法について紹介します。

保育需要が高いエリアで求人を探す

保育需要が高いエリアは必然的に保育士の需要も高いです。保育士不足に陥っている保育園が多いということは、それだけ、募集のハードルを下げている可能性があります。未経験を歓迎したり、ブランクのある潜在保育士の方など、普通では面接で不利になりかねない要素がある方でも、採用してもらえる可能性が高くなります。

保育需要が高いエリアは、一般的に首都圏や大阪近郊、地方都市圏などが挙げられます。より詳細を知りたい場合は待機児童が多く発生しているエリアなどを調べると良いでしょう。

たくさんの求人に応募する

先程も書いたように、保育士の募集においてフレッシュな若手を求めているという保育園もあれば、経験豊富なベテランを求めている保育園もあります。例えば、自分の年齢が若いという場合に、経験豊富なベテランを求めている保育園ばかりに応募をしてしまっていると一向に採用してもらえないという状況になるわけです。そのような状況を避けるためには、たくさんの求人に応募するしかありません。こればっかりは、自分自身だけの問題ではなく、縁があるかないかの問題になるので、たくさんの保育園の選考を受けることが一つの対処法になります。

募集が出たらすぐに応募する

先程も書きましたが、保育園の採用は、基本的に一人足りなくなった分を一人採用するということが多いです。つまり、採用が決まったら募集は停止されます。保育園のなかには、一定期間募集をしてそのなかなか一番良い人を選ぶという園もあれば、良い人物が現れたらその段階で募集受付を停止する場合もあります。つまり、早い段階で応募をした場合、自分に採用が決まれば、その段階で採用活動を停止するということもあります。逆に、応募するかどうか迷ってぎりぎりまで応募しないと、いつの間にかに募集が停止されてしまっている何てこともありえます。

急募の求人を探す

続いての対処法は、急募の求人を探すというものです。

保育園は、急な退職者が出てしまった というような場合に保育士が足りなくなってしまったら、新たに保育士を採用する必要があります。園児を急に減らすことはできませんので、他の会社とは違い仕事量を減らして乗り切るなんてこともできません。

保育士の退職は3月の退職が多く、前もって保育士から園に伝えられることが多いです。その場合は、4月入職として余裕をもって採用活動を行うことが多いです。ですが、それ以外のタイミングでも急な退職者がでる場合もあります。そのような場合は翌月から働ける人を急に募集しなければいけなくなってしまうということになります。必然的に、採用する保育士をあまり丁寧選ぶということは難しいため、採用のハードルも下がるということになります。

もちろん、応募を行う保育士の目線だとその保育園に急な退職者が出たかどうかはわかりませんが、

  • 「急募」
  • 「即日入職可」

のような急ぎであるようなニュアンスの文言が書かれている場合は急募の求人だと言えるでしょう。

新設の保育園の求人に応募する

新しく開設される保育園は、基本的に何もない状態から出来上がるので、雇用される職員も一度に大量採用することになります。きちんと保育園を開くためには、開設までに必要な人数の保育士を集めなければいけません。当然ですが、一人退職者が出て一人採用することを考えている保育園と比較しても、採用される確率は高くなります。

パート保育士を検討する

基本的に正社員と比較した場合、パート保育士のほうが選考のハードルは下がります。パートは勤務時間も責任も正規と比べた場合に少ないので、正規の求人でどうしても採用されないという場合は、まずはパートで雇用されて経験を積んでから正規に転換や転職を考えると良いでしょう。

派遣保育士を検討する

保育士が保育園の面接でなかなか採用してもらえないという場合に検討したほうがよい雇用形態の一つが「派遣保育士」になります。派遣保育士として働くためには保育士の派遣会社に登録する必要があります。登録自体は、保育士資格を持っていれば基本的には問題ないことが多いです。その後はその会社に派遣の求人を紹介してもらうことになります。派遣の場合は、保育士本人と保育園の間で採用の面接等はないため、面接が苦手という場合でも、派遣会社の営業力などの手助けを受けることで保育園で働くことできます。

認可外保育施設の保育士求人を検討する

一般的には、認定こども園や認可保育園などの自治体に認可されている保育施設の求人のほうが人気である場合が多いです。保育士として働く上でも保育園が受け取る補助金の面などで安定して勤務することができるためです。認可外保育施設でも保育士の待遇などは充実している園もたくさんあるので、認可保育園の面接でなかなか採用してもらえないという場合は、認可外保育施設の求人募集も視野に入れてみると良いでしょう。

保育士転職サイトを活用する

最後の保育士が保育園の面接でなかなか採用してもらえないという場合のおすすめの対処法は、保育士転職サイトを活用するというものです。保育士転職サイトのなかには、登録すると担当者がその人にあった求人を探してきてくれて、保育園に質問などもしてくれるものがあります。事前に条件に合わない求人は選択肢として弾くことができるので、効率良く面接を受けることが出来ます。また、面接を受ける園の園長の人柄などについても詳しいこともあるので、面接での良い対応方法などを知ることもできます。また、履歴書の添削や面接のサポートなどもしてくれる場合があって、保育園の面接でなかなか採用してもらえないという方にも特におすすめになります。

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【結論】面接に落ちたことは大して気にする必要はない

結論からいうと、面接に落ちたことは「大して気にする必要はない」です。

前項にあげたように、保育士の面接というのは本当にくだらない理由で落とされることもしばしばです。客観的にみて最低限の礼儀を尽くして面接に落とされたということであれば、縁がなかったというだけです。

理由によっては(ブラック保育園が扱いやすい保育士を雇いたいため)落とされたほうが良かったということさえあります。

変に自分を取り繕って面接を受けても入職後に合わなくて辛くなることも多いです。保育園の求人は世の中にたくさんあるので、切り替えて次の保育園の面接に臨めば問題ないです。

面接の合格率を上げたいなら保育士の転職サイトの活用がおすすめ

ここまで、面接が不合格になる理由を上げましたが、面接の合格率を上げたいなら保育士の転職サイトの活用がおすすめです。

実はハローワークなどの求人には様々な制限がかけられています。

その制限の一つが「年齢」についてです。実はハローワークに求人を出す場合は、求人に年齢制限をすることが禁止されています。

これは、平成19年10月に年齢にとらわれずに能力や人物中心で雇用を推進しているために雇用対策法が改正されたためです。

なのでハローワークの求人には年齢による制限がかけられていないことがほとんどです。年齢の制限がある場合は必ず、理由が書かれているはずです。

でも実際問題として、年齢という時点で落とされてしまっているというケースは存在します。これは年長者に限った話ではなく、特に保育士の場合は若いから馴染めないという理由で落とされる場合もあります。

これは性別に関しても同様です。男女雇用機会均等法があるため、労働者の募集及び採用に係る性別を理由とする差別を禁止しています。

① 募集・採用の対象から男女のいずれかを排除すること。
② 募集・採用の条件を男女で異なるものとすること。
③ 採用選考において、能力・資質の有無等を判断する方法や基準について男女で異なる取扱いをすること。
④ 募集・採用に当たって男女のいずれかを優先すること。
⑤ 求人の内容の説明等情報の提供について、男女で異なる取扱いをすること。

こちらも表向きにはならなかったとして、実際には男性という理由で落とされてしまっているというケースは存在するはずです。保育園は古い考えの人も多いので男性はだめと考える人も未だに多いです。(もっともそんな保育園は落とされて正解だとは思いますが)

逆に業務の都合上、男性保育士を一人ほしいと考えている保育園も求人の段階で男性に絞って募集することはできません。

このように募集の実態と求人情報には乖離があるのが実情です。このような乖離があるとハローワークなどから応募して面接に行ってもなぜだかわからないけど落とされたということが起きてしまうことがあります。

これは、ネット上に載っている求人サイトの求人なども同様です。

保育士の転職サイトの利用すれば、このような乖離を防ぐことができます。保育園も転職サイトには「真の希望」を伝えることができます。転職サイトもその希望に合致する保育士に求人を紹介します。

つまり、保育園側の希望と求職者側の希望がマッチングしている状態で面接が始まるので合格率も非常に高いです。

また、転職サイトもなんとか保育士を合格させようとフォローしてくれます。(園長に対して保育士を強く推薦してくれたり、面接で聞かれることを教えてくれたり、園長がどういう人かを教えてくれるなど)さらに合格率を高めてくれます。

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【まとめ】最低限を意識して、面接に落ちたことはあまり気にせず次の面接に望むことが大切

面接は、最低限のことを意識して、面接に落ちたことはあまり気にせず次の面接に望むことが大切です。

最低限というのは、

  • 服装
  • 履歴書
  • 最低限の敬語
  • 普通の会話

です。採用側の都合で面接に落とされることも少なくないので、これを守ってさえ入れば面接に落ちたことをいちいちくよくよ悩む必要はありません。