保育園で働く保育士の方。
保育士の方はシフトの兼ね合いから、特に遅刻というものは厳禁だったりしますよね。
早番なのに寝坊や遅刻してしまってヒヤッとしたことがある人もいるのではないでしょうか。保育士でも、誰でも遅刻の1回や2回はあると思います。でも寝坊や遅刻の対応方法によっては、保育園内での人間関係を悪化させて、立場を悪くしてしまうことにも繋がります。
今回は、保育士が寝坊などで遅刻したときにどのような対応をとればよいか、そして遅刻を未然に防ぐためにはどうしたらよいかなどを解説します。遅刻の経験が無い方も遅刻をしてしまった時のために参考にしてもらえるとありがたいです。
その経験が参考になればと思います
遅刻はなぜしてしまう?
遅刻の理由に多いのが、
- 寝坊をしてしまった
だと思います。
また、自分の過失ではなくても遅刻になってしまうこともあります。
- 電車やバスなどが遅れてしまった
- 渋滞が発生してしまった
加えて、自分でも理由がよくわからないけど
- 気づいたら時間が過ぎていた
なんてこともあると思います。
遅刻をしてしまう理由は様々で、なぜ遅刻をしてしまうのかという原因とその対応策は人それぞれになると思います。
保育士が寝坊や遅刻をした時の対処法
保育士が寝坊などで遅刻をしそうになった場合に 一番しなければいけないことは、早く連絡をするということです。
とにかく早く保育園に連絡をして遅れるということを伝えたほうが良いです。これは自分の出勤が遅れる分のカバーが必要になるかもしれないためです。それを早く知らせることで対応が取りやすくなります。
もし、早番などで保育園の開園作業の担当であれば、最悪、園児の受け入れを時間通りに開始できないということになってしまいます。
仮に、自分の代わりが必要ない場合(保育士の人数的に余裕がある場合など)でも、連絡はできるだけ早くしたほうが良いです。
それが働く社会人としてのマナーとなっているので、無連絡で遅刻してくるということになると、同僚や園長などから常識のない人間だと思われてしまうこともあります。
保育園での人間関係を円滑にするには、遅刻などのトラブル時の対応も大切です。
ちょっとの遅刻でも連絡したほうが良い?
数分から5分くらいの遅刻をしそうになることもあると思います。特に、電車の遅延などによって、これくらいの時間の遅刻が発生してしまうこともあると思います。そういった場合には連絡するかどうか迷いますよね。
電車やバスなどであれば、そもそもその場で電話することもできないことがあると思うので悩ましい所だと思います。電話をしたことによってさらに遅刻時間が伸びてしまうかもしれません。
このような場合でも、私個人的には、しっかりと遅刻の連絡をするべきだと思っています。最低でもペアの保育士などに遅れることは連絡したほうが良いです。
多くの保育園は、常時最低でも二人の保育士が勤務している形をとっていると思いますが、不連絡で遅れてしまうと様々な心配をかけることになります。
保育園内の関係性で、少しの時間の遅刻は連絡をしなくても良いというコンセンサスが形成されている場合を除いては、きちんと連絡すべきです。
園長や周りの同僚の保育士も誰が遅刻してきているかということを意外と見ているので「無連絡で平気な顔で遅刻してくる人」という印象を抱かれてしまうかもしれません。
人間関係にもマイナスになってしまうので、面倒かもしれませんが、連絡はしたほうが良いかもしれません。数分の遅刻が予想されるような電車やバスには一本早いものに乗るなどの対応もしたほうが良いかもしれません。
遅刻をした場合の連絡方法は?
遅刻する場合の連絡方法は、保育園が指定しているものを利用すれば良いです。すでに保育園の中で利用されている連絡方法などがあれば、その連絡方法を利用すれば問題ないです。
同僚やペアの保育士、仲の良いの保育士などにLINEなどで連絡をして、伝えてもらうという方法を取る人もいますが、嫌がる人もいるので注意しましょう。特に園長などの立場が上の人は嫌がることが多いです。
自分の立場が軽視されている、遅刻を軽んじていると思うためです。大切な連絡が本人からではなくて、第三者経由で知るのはよく思わない人も多いです。
ただ、既にその方法で連絡手段が確立されているのであれば、問題はないと思います。この点はそれぞれが働いていて良いと思った対応を取るべきです。
指定の連絡方法がなかったり、わからないという場合は電話での連絡が無難だと思います。
遅刻の理由はなんて伝えるのが無難?
遅刻してしまった場合、遅刻することがわかった場合は、シンプルに「遅れてしまって申し訳有りません」ということを伝えるようにしましょう。
まずは、しっかりと謝罪をするということが大切です。理由は聞かれたら答えれば良いです。
基本的には本当の理由を伝えれば良いと思いますが、状況によっては本当の理由を伝えるのが難しいということもあると思います。
先程も書いたように、「気づいたら時間が過ぎていた」なんてこともあると思います。それを正直に伝えても相手は理解してくれないかもしれません。
そういう場合は、
- 体調が悪い
- 電車が遅れた
という無難な理由を伝えるというのが良いかもしれません。あまり言い訳がましい理由は言わないほうが無難かもしれません。それだけで人間関係に悪影響を及ぼす場合があるためです。
ただ、体調が悪いなどは、特に昨今の感染症の拡大の影響などによって、内容によってはそのまま出勤停止ということにもなるので、注意が必要です。
電車の遅延は鉄道会社が発行する「遅延証明書」の提出を求められることがあるので、こちらも注意が必要です。
このような点を考慮すると、やはり、あまり嘘を重ねすぎるのも良くないです。もし、嘘がバレてしまったらそれこそ信頼関係に傷が入ってしまいます。
それであれば、正直に理由を伝えたほうが懸命かもしれません。
電車の遅延など、自分の責任ではない理由であっても、何回も続くと「一本早く乗れ」ということになります。
ただ、同じ理由が何回も続いてしまうと不信感を抱かれてしまうこともあるので、遅刻をしてしまっても理由を変えるということが必要になってくると思います。
ただし、それも、結局回数が重なると不信感を抱かれてしまうので、根本的には、遅刻はしないようにするという対応が必要になると思います。
寝坊や遅刻を防ぐ方法
当たり前すぎることかもしれませんが、有効な手段ではあるので、遅刻を防ぎたいという方は参考にしてみてください。
前日に準備をしておく
荷物など前日のうちに用意できることは前日に準備しておくと良いです。
朝食なども朝は温めるだけという形にできると、時間を節約することができます。前日の夜の10分と当日の朝の10分とでは、時間の感覚に結構な差があります。やれることをやっておくことで時間を捻出しましよう。
アラームを複数セットする
アラームは一つだけだと、動作がしなかったり、止めてしまうこともあります。複数のアラームで確実に起床できるようにしましょう。
スマホであれば、複数のアラームを同時にセットすることが可能なのでおすすめです。5分おきなどに複数回アラームをかけるのが効果的だと思います。
また、スヌーズ機能と言って自動で一定時間おきにアラームが鳴る設定もあります。二度寝を防止するための機能なので活用すると良いと思います。
電車、バスは一本早いものに乗る
電車やバスは、遅延することも多いので、一本早いものに乗るのが良いです。
そうすれば、仮に一本遅れてしまったとして、間に合う可能性があるので、一番安全な方法になります。
そうは言ってもなかなかできないことであることは私もよくわかっています。笑
遅刻グセがついてしまったら?
もし、頻繁に遅刻してしまうクセがついてしまったら、遅刻の原因をしっかりと解明することが大切です。
先程も書いたように、遅刻には様々な原因があります。個人個人に様々な事情があるので、一概にどうしたら遅刻グセを治せるという話ではないです。例えば「寝坊」というのは一見遅刻の原因に聞こえますが、実は結果でしかないです。
「なぜ寝坊をしてしまったのか」という点が本当の遅刻の原因になります。
- アラームをかけ忘れてしまった
- 前日に夜ふかししてしまった
「前日に夜ふかししてしまった」という原因であれば、それを避ける方法を探す必要があります。単に遊んでいたということであればそれをやめれば良いですがそうではい場合もあります。
精神的な不安などから寝付けない、所謂、睡眠障害などの状態になっている可能性もあります。その場合は、その根本的な不安などに対処が必要になってきます。
このように、遅刻してしまう根本的な理由をしっかり突き止めて、それを改善する必要があります。
あまりにも改善が見込めないような場合であれば、症状によっては診療内科などに通う必要があるかもしれませんし、
また、保育園のすぐそばに引っ越すということなども検討したほうが良いかもしれません。
このように自分が遅刻していしまう本当の原因をしっかり突き止めて、改善していく作業が必要になると思います。
まとめ:保育士が寝坊、遅刻したときの対処法!未然に防ぐ方法も紹介!
保育士が寝坊、遅刻したときの対処法、未然に防ぐ方法についてまとめると以下のようになります。
- 遅刻がわかった際に、保育士が一番しなければいけないことは、早く連絡をするということ
- 保育園での人間関係を円滑にするには、遅刻時の対応も大切
- シンプルに「遅れてしまって申し訳有りません」ということを伝える
- 遅刻グセがついてしまったら、根本的な原因を突き止めよう
遅刻しがちな人や、まだ遅刻をしたことが無いという人も対応策として参考にしてみてください。