保育園で働く保育士の皆様。これから働く保育園を探すという方。
- 保育園で働く保育士だけど副業がしたい
- 公式に副業可能な保育園はある？
- なぜ保育園は副業禁止にする？
今回は、保育園の会社や法人として、公式に副業可能な保育園の保育士求人はあるのかという点について紹介します。また、公式に副業可能な保育園の保育士求人の探し方も紹介しています。
その経験が参考になればと思います
保育園の正規保育士は副業できる？
そもそも、保育園で正規職員として働く保育士は副業しもてよいのでしょうか。
副業できるかどうかは保育園の就業規則次第
保育園で働いている保育士が副業ができるかどうかは、勤務している保育園の就業規則次第になります。就業規則で副業の禁止規定がある保育園はまだまだ一般的で多いです。
就業規則に副業についての記載がない場合
また、気になることは、就業規則に副業についての記載がない場合だと思います。就業規則に副業についての記載が無い場合は、副業が禁止されていないということになります。つまり副業が可能ということになります。ただし、就業規則に副業に関する直接的な記載がなかったとしても、副業をすることによって別の就業規則に対して違反してしまう可能性もあります。例えば、副業をしたことによって寝不足になって、勤務時間に遅刻してしまうというようなことです。このような場合は、直接的に副業したことで、なにか保育園内で罰則を受けるということはありませんが、遅刻したことに対して罰則をうける可能性は考えられます。
このようなこともあるの、就業規則に副業についての記載がない場合でも、副業をするという場合は、保育園に確認を取るのが良いでしょう。ただし、先程も書きましたが、公立保育園で働く保育士の場合は副業はできないので注意しましょう。
公式に副業可能な保育園の保育士求人はある？
本題の園の法人として公式に副業可能な保育園の保育士求人はあるのかという点についてになります。結論としては、条件次第で副業できる保育園が増えてきていますが 、まだまだ少ないということが言えます。
保育園を運営する会社や法人としても、保育士不足なので、保育士対して様々なメリットを提供することで、保育士を集めやすくしようという動きが出てきています。そのなかで、「副業可能」を謳う保育園企業が一部出てきています。
なぜ保育園は副業禁止にする？
副業を禁止している保育園はまだまだ多いですが、なぜ保育園は副業を禁止にするのでしょうか。
なんとなく禁止にしている
特に考えもなく、なんとなく副業を禁止にしている保育園は意外と多いです。
厚生労働省は２０１８年に「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を作成し、「モデル就業規則」から副業禁止の規定を削除しました。逆にいうと、それまでは、モデル就業規則に副業禁止の規定が書かれていたということです。何も考えずに、モデル就業規則に則って就業規則を作った場合は、副業禁止の規定が含まれるということになります。
職員の労働時間を管理できない
職員の労働時間が管理できなくなってしまうというのも、保育園が副業を禁止する理由の一つです。副業をすることで労働時間が増加すると本業である、保育園での仕事に支障が出てしまう場合もあります。寝不足のまま仕事をしてしまったり等です。そのようなことを防ぐために副業禁止にします。
退職、転職、独立のきっかけになる
副業は、本職である保育園での仕事からの退職、転職、独立のきっかけになるというのも、保育園が副業を禁止する理由の一つです。
特に保育園で働く保育士の場合は、保育園の賃金というのは、全産業の平均としても低く推移している状況です。副業の調子が良かったり、そちらでも十分稼げるということになると、保育園で働くのを辞めてしまうということが出てくると思います。そうなると、保育園にとっては大きな損失になります。
副業禁止の保育園では副業ができない？
保育園内のルールである就業規則を破ることにはなりますが、法律などに違反しているわけではではありません。そのため、就業規則の違反覚悟で副業をするということは不可能ということではありません。就業規則内に就業規則に違反した場合の処遇についても書かれていると思うので、副業をする場合は、そちらを参考に自己責任で副業を行うことになるでしょう。
また、結局の所は、勤務している法人次第という部分もあるので、仮に、就業規則で副業が禁止されていたとしても、会社・法人との交渉次第では、事情によっては副業を認めてもらえるというケースもあるでしょう。
そもそも保育園に副業はバレる？
勤務している保育園に副業がバレてしまう、ケースは大きく２パターンがあります。
１つ目のパターンは、副業していることを誰かに発見されてしまうということです。例えば、副業として居酒屋でアルバイトをしていたと仮定しましょう。実際に働いている時に勤務している保育園の関係者と出会ってしまったらバレてしまいます。それ以外にも、親しい仲の同僚に、副業のことをしゃべったら漏れ伝わってしまったと言うような場合です。
２つ目のパターンは、勤務している保育園への住民税額の通知においてです。副業の収入が多いと、住民税の額が多くなります。保育園の経理を担当する人等が住民税の額が高いことに気づくと副業をしているということがわかってしまいます。
２つ目のパターンについては、状況によってはバレないようにできる場合もあるようです。保育園にバレずに副業する方法を知りたい場合は「会社 副業 バレない方法」などで検索してみると良いでしょう。
副業はどこからが副業？
副業をしたい保育士の方のなかには、どこからが副業なのかということが気になる方もいらっしゃると思います。本業の給与以外で所得を得た場合は、副業と定義されるというのが一般的な考え方のようです。
非正規やパート保育士の場合は副業ができる？
副業をしたい保育士の方は、非正規やパートなら副業できるのでは？と考えることもあると思います。結論としては、非正規やパートなどの雇用形態に限らず、保育園で働いている保育士が副業ができるかどうかは、勤務している保育園の就業規則次第になります。
副業ができる保育園で保育士が働くメリット
所得を増やせる
言うまでも無いですが、副業をすれば、所得を増やすことができます。保育園の保育士の仕事の昇給額はそこまで高くないですし、毎月バリバリ残業をするということも難しいので、所得を増やすということは簡単ではありません。
手に職、スキルを身につけられる
保育関連であっても、それ以外のことでも、副業をすれば、手に職がつき、自分で稼ぐという新たなスキルを身に着けたり、経験を積むことができます。そして、それは、自分の自信や人生の充実につながります。
また、これから副業をしてみたい、なにか保育以外の手に職やスキルを身に着けたいという方も、副業ができないということを言い訳にすることができてしまいます。ですが、副業ができる保育園で勤務していれば、副業ができないということを言い訳にできなくなるのでおすすめです。
いつでも保育園を辞めれるという気持ちができる
副業で稼ぐことができれば、いつでも保育園を辞めれるという気持ちができます。仮に、今すぐ退職したとしても、生活費を稼ぐことができるためです。まだまだブラックな保育園や人間関係が悪い保育園も少なくないので、いつでも保育園を退職できるという気持ちを持っておくということは、精神面においてもとても大きなメリットになります。
先進的な考え方の保育園である可能性が高い
副業ができる保育園で働くということ自体にもメリットがあります。前述しましたが、２０１８年に厚生労働省は「モデル就業規則」から副業禁止の規定を削除しました。まだまだ最近のことです。古い考え方が多い保育業界のなかで、そもそも副業OKにしている保育園というのは、保育士目線にたった先進的な考え方をもった保育園ということが言えると思います。
そのことは、副業可能という面意外にも、保育士にとってメリットがある保育園である可能性もあります。保育士の負担を減らすために様々な技術や新しい考え方などを導入していることもあるでしょう。
会社、企業として公式に副業可能な保育園の保育士求人の探し方は？
ここからは、会社、企業として公式に副業可能な保育園の保育士求人の探し方について紹介します。最もおすすめの方法は、保育士転職サイトを利用することです。
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※ 保育士の転職サイトは新卒の方や未経験の保育士の方、資格取得見込みの方でも利用可能です。
副業の条件というのは、ネット上に公開されている求人情報などには記載されていないことが多いです。まだまだ、保育園の保育士の副業というのは一般的ではないですし、副業はできるけど積極的に推進はしていないという保育園も多いです。
副業をしたい保育士が困るのは、実際に保育園の見学や面接に行ってから、副業はできないと言われてしまうケースだと思います。 せっかく確保した時間も履歴書も無駄になってしまうと思います。
保育士転職サイトを利用すれば、面接や見学に入る前に、事前に「副業可能」である保育園に絞って求人を紹介してくれます。もちろん、気になる保育園があれば、保育園側にあらかじめ確認も撮ってくれます。副業可能という保育士の求人はまだまだ多くはないので、効率よく求人を探すことができます。