ホワイト企業認定とは?認定されている保育園会社を紹介!

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こんにちは。さえこ@ブラック脱出済み(プロフィール)です。ブラック幼稚園・保育園を脱出できました(^^)

私がブラック保育園を脱出するために培ったノウハウを完全無料で公開しています。


これから働く保育園を探すという保育士の皆様。働く保育園はブラックではなく、ホワイトが良いですよね。でも保育園を運営する会社や法人が「ホワイト」かどうかは判断が難しいですよね。

こんな疑問や悩み、不満、経験はありませんか?
  • ホワイト保育園ってあるの?
  • ホワイト企業認定とは?

「ホワイト企業認定」という認定制度をご存知でしょうか?

実は、保育園を運営している企業のなかにも、この「ホワイト企業認定」を受けている会社が存在します。今回は、ホワイト企業認定とは何なのか、そして、認定されている保育園の会社について紹介します。

※参照「一般財団法人 日本次世代企業普及機構:ホワイト企業認定とは? 」https://jws-japan.or.jp/recognition/

この記事の信頼性
私は保育園、幼稚園、認定こども園で勤務した経験があります
ブラック園から比較的ホワイトな園に転職した経験があります
その経験が参考になればと思います

ホワイト企業認定とは?

「ホワイト企業認定」は一般財団法人 日本次世代企業普及機構(通称:ホワイト財団)が、“次世代に残すべき素晴らしい企業”に対して独自の基準によって付与する認定制度です。

ホワイト財団の「ホワイト企業認定」には審査があり、申請すればどの企業でも認定を受けることができるというわけではありません。審査基準を満たさない限りは、認定を受けられませんし、同じホワイト企業認定の中でも、レギュラー・ブロンズ・シルバー・ゴールド・プラチナの5つの認定ランクがあります。

ホワイト企業認定には、以下の7つの認定指標が設けられています。

  • ビジネスモデル/生産性
  • ワーク・ライフバランス
  • 健康経営
  • 人材育成/働きがい
  • ダイバーシティ&インクルージョン
  • リスクマネジメント
  • 労働法遵守

ホワイト企業認定は、これらの指標のもと70の設問によって認定可否と認定ランクが判断されます。

ホワイト企業認定を受けた会社は、採用活動などでホワイト企業認定マークを掲げることが可能になります。

ホワイト企業認定を受けている保育園を運営する会社を紹介

ここからは、実際に保育士の方が働く可能性のある保育園を運営しているホワイト企業認定を受けている会社・法人について紹介します。

※ 調査日時点(2023年3月10日)の情報になります。随時更新しておりますが、ホワイト財団によるホワイト企業認定は1年毎の更新のため、最新の認定状況に関しては、ホワイト財団の認定企業情報を参照してください。

施設数や資本関係、保育士の待遇、保育理念等の各会社の情報は調査日である2023年3月6日時点の情報になります。最新の情報は必ず会社のホームページ等を参照してください。随時更新していますが、誤りがある場合は問い合わせください。すぐに修正致します。

ヒューマンスターチャイルド株式会社

横浜市、川崎市、さいたま市の3市で認可保育所27園の運営、首都圏で事業所内保育保育所5園を受託運営しているヒューマンスターチャイルド株式会社は、2021/06/11時点で二年連続でホワイト企業認定されています。 認定ランクは最高であるプラチナランク です。スターチャイルド ナーサリーという名称の保育園を運営しています。

こちらで調査したところ、新卒者の給与額は、東京都の場合で262,500円と賞与年3回(昨年度実績3.6ヶ月)となっており、他の保育園会社と比較しても高水準となっています。また、スタチャ全体研修、新人研修、リーダー研修、中堅社員研修、施設長研修など、研修が充実しています。そして、新卒の保育士さんに対して1人、仕事やメンタル面をフォローするチューター制度も採用しています。

ホワイト企業認定を受けている保育園で保育士が働くメリットはある?

最後に、ホワイト企業認定を受けている保育園で保育士が働くメリットは本当にあるのかということについて解説します。

先程も書いたようにホワイト企業認定には、以下の7つの認定指標が設けられています。

  • ビジネスモデル/生産性
  • ワーク・ライフバランス
  • 健康経営
  • 人材育成/働きがい
  • ダイバーシティ&インクルージョン
  • リスクマネジメント
  • 労働法遵守

ホワイト企業認定を受けているということは、これらの指標について、客観的に評価されているということの証明になります。 例えば「うちの会社はワークライフバランスが整っている」と自ら言うことはいくらでもできます。そうではなく、客観的にというのは第三者の視点で評価されているということです。そういった意味では、もし、保育士が働くという場合に、ひとつの安心材料にすることができるでしょう。

例えば、「労働法遵守」という指標に関連する内容で、保育園で働く保育士に多いのが、サービス残業や持ち帰りの仕事です。これらは違法残業ですが、まだまだ守れていない保育園も多いでしょう。「人材育成/働きがい」という指標で思い浮かぶのは、保育士向けの研修制度などでしょう。保育士の人数に余裕がなく、日々の業務で手一杯という保育園では、研修に行くための時間を取らせてもらえないということがおきています。

また、ホワイト企業認定自体が比較的新しい認定制度です。まだまだ古くからのやり方を踏襲している保育園が多い中で、そのような新しい試みに対して積極的に行動をしているということは、会社組織の姿勢としても評価できると思います。

ホワイト企業認定を受けていないからホワイトではないとは限らない

注意が必要なのは、ホワイト企業認定を受けていないからホワイトではないとは限らないという点です。当然ですが、ホワイト企業認定はホワイト財団による独自の認定制度で、会社組織に義務付けられているものではありません。そのため、ホワイト企業認定を受けていない保育園を運営する会社のなかにも、一般的にホワイトといえる保育園企業はたくさんあるはずです。

その点を勘違いしてしまって、就業する保育園の選択肢を不必要に狭めてしまわないように注意しましょう。

まとめ:ホワイト企業認定とは?認定されている保育園の会社を紹介!

今回は、ホワイト企業認定について紹介しました。また、認定されている保育園の会社について紹介しました。

「ホワイト企業認定」は一般財団法人 日本次世代企業普及機構(通称:ホワイト財団)が、“次世代に残すべき素晴らしい企業”に対して独自の基準によって付与する認定制度になります。

調査日時点(2023年3月10日)では、スターチャイルド ナーサリーを運営するヒューマンスターチャイルド株式会社が認定されています。

「ホワイト企業認定」は第三者の視点で評価されているため、保育士が働く職場を選ぶ際のひとつの安心材料にすることができるでしょう。