保育士は保育園の忘年会、新年会、飲み会に出席すべき?時間やお金の無駄?

保育士の人間関係の難しさ
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保育士の皆さん、保育園の忘年会や飲み会、新年会への参加について悩んだ経験はありませんか。

特に気になるのは、そもそも出席すべきなのか、時間やお金の無駄にならないのかという点です。

この記事では、現役保育士としての私の経験を踏まえ、保育士が忘年会や飲み会に行きたくない理由や参加するメリット・デメリットを深掘りし、最終的にどう判断し、どう対処すべきかについて詳しく解説します。

職場の人間関係も気になるし、忘年会にお金や時間を使うのは正直もったいないんだけど、どう考えたらいいの。

さえこ
さえこ

あなたの状況に合わせて自分で判断することが一番大切です。

こんな疑問や悩み、不満はありませんか?
  • 保育士は保育園の忘年会、新年会、飲み会に出席すべき?
  • 時間やお金の無駄!
  • 参加しても楽しくない!

私は正直に言うと忘年会や飲み会に参加したくないと思っています。そういう保育士の方も多いと思います。ただ、そもそも、忘年会や飲み会への出席が強制になっていたりする場合もあると思います。出席しないと日々の仕事が気まずくなってしまうということもあると思います。

保育士は保育園の忘年会や飲み会に出席すべきなのかという点を現役保育士として考察してみました。

この記事の信頼性
私は保育園、幼稚園、認定こども園で勤務した経験があります
その経験が参考になればと思います

保育士が忘年会や飲み会に行きたない・楽しめない理由

保育士が保育園の忘年会や飲み会に行きたくない理由は大きく4つの理由に起因しています。

これらについて説明します。

人間関係の問題

保育士が忘年会や飲み会に行きたくないと思う一番の理由が人間関係に関連するものです。

そもそも保育園での人間関係が上手く行っていない場合などです。園長や同僚の保育士に苦手な人がいたり、パワハラ・モラハラ・セクハラをしてくる人がいる場合は飲み会の場でも同様のことが起きると思います。

むしろ、お酒が入ることでそのような行為がさらに悪化することもあると思います。それによって嫌な思いをしたことがある方も多いのではないでしょうか。

また、わざわざ飲み会のお金を払って園長のご機嫌取りをしなければいけないという最悪な時間になってしまっている保育士もいると思います。このようにただ単に苦痛な時間を過ごしている方もいると思います。

また、人間関係はそこまで悪くないとしても、自分の保育の仕事がうまくいっていないと、単純に楽しめない会になってしまうこともあると思います。

仕事がうまく行っていないのに忘年会や飲み会の時にはっちゃけるというのは気が引ける人もいると思います。これは仕事ができないのに、飲み会の時だけはしゃぐ人だと思われたくないという思いから来ているかもしれません。

お金の問題

保育士が次に忘年会や飲み会に行きたくないと思う理由がお金に関するものです。

忘年会の会費などは5000円くらいかかることが一般的だと思います。それに加えて二次会・三次会となったらさらに3000円くらいずつ必要な金額が増えてきます。毎月飲み会があるような場合だと、月1万円で年間12万円にものぼります。ある程度収入があれば我慢できる金額かもしれませんが、収入が少ないとこれらの出費も命取りです。

保育士は、基本的にそこまで多くの給料を頂いているわけではないと思うので、忘年会や月に一度の飲み会代でもかなり厳しいという人も多いと思います。

自分が楽しめる忘年会や、なかの良い同期や年齢の近い保育士となら飲み会に行きたいと思う人もいると思いますが、気を使うだけの忘年会にわざわざお金を払うなんて無駄だと思う人が多いです。

一般企業も儲かっているところは、ホテルなどを貸し切って忘年会をお行う会社もあるようです。良い保育園の法人であれば、忘年会などの費用を負担してくれるとこもありますが、多くは無いと思います。

そして、私個人の意見ですが、忘年会などの費用を出すくらいであれば、保育士の待遇を少しでもあげたり、園の備品などを充実させて欲しいという思いもあります。

時間の問題

忘年会や飲み会にかかる時間が無駄という保育士も多いです。その時間を別のことに使ったほうが良いという考え方です。特に楽しくない飲み会に参加するのは、時間の無駄かもしれません。

普段毎日会っている人と飲み会するよりも、なかなか会えない友達や大切な家族との時間を過ごしたいという方も多いと思います。

時間は有限なので、できれば自分にとって良い使い方をしたいですよね。特に保育園は狭い世界になるので、飲み会でいままであまり話していない人と話して人脈を広げるなんていうことも無いと思います。

お酒(アルコール)の問題

そもそもお酒(アルコール)が得意でないという人も多いと思います。無理やりお酒を勧められるというのは、お酒が得意でない人にとってはただの地獄の時間になると思います。これは今ではれっきとしたパワハラ(アルハラ)になると思います。

飲めないと散々言っているのに断ったら気分を害する輩もいるので、ソフトドリンクだけを飲んでいればよいというようには行かないことも多いと思います。しかも、その会費のほとんどが酒代になるので、ソフトドリンクしか飲まない人にとっては割高にもなりますよね。これに加えて、前述した人間関係の問題なども合わせて出てくると思います。

忘年会・飲み会に参加するメリット

個々の考え方は様々だと思いますが、忘年会に参加するメリットは一般的に、

というところにあると思います。みんなで愚痴を言い合ってストレスを解消するということは一見、生産性がないようにも思えますが、ストレスが解消されているのならメリットがあります。

あまり話したことの無い、職場の同僚の保育士と話したら意外と仲良くなって、仕事中もコミュニケーションがとりやすくなるということもあると思います。仕事中にコミュニケーションが取りやすくなるというのは、保育士が働く上では大きなメリットになると思います。仕事での疑問や悩みなどを相談できる相手になるととても心強いと思います。

逆に言うとこれらが達成できないようであれば、忘年会や飲み会に参加するメリットは少ないといえます。

参加することで逆にストレスになってしまったり、職場の人間関係に良い影響がなければ、忘年会・飲み会に参加するメリットはほとんどなくなってしまいます。

忘年会・飲み会が楽しいのは一部の人間だけ

私見かもしれませんが、保育園の忘年会や飲み会に限らないことですが、仲の良い友達同士ならわかりませんが、飲み会が楽しいと感じる人は基本的に一部の人だけです。

日本の組織であれば、上下関係があるので「気をつかう側」と「気をつかわれる側」の人に必然的に分かれてしまいます。当然気をつかう側は楽しくなく、使われる側は楽しいものになる可能性が高いです。

組織として飲み会や忘年会をする以上は楽しいと思う人と楽しくないと思う人が出てくるのは当然と言えば当然だと思います。

楽しい側の人も、参加する保育士の気持ちを考えて忘年会などの飲み会を実施してほしいです。例えば、

等の対策はしてほしいものですが、なかなかそうはならなっていないのが、保育園に限らず、日本の飲み会の実情だと思います。

飲み会の参加不参加は最終的には自分で判断するしか無い

ここまで、保育士が飲み会に参加したくない理由や逆に、参加するメリットなどを紹介しましたが、飲み会の参加不参加は最終的には自分で判断するしか無いです。

よく「会社の飲み会や忘年会は無駄」「そんな時間あったら勉強したほうが良い」という人もいますが、これは一部の人や一部の環境の人に当てはまることです。

ネットなどでよく言われていますが、それを真に受けて飲み会や忘年会に参加しなかったら、保育園に居ずらくなってしまうかもしれません。このような意見は、会社や組織に囚われない強い人の意見なので、最終的には自分自身の状況などで判断するしか無いです。

正直、私も忘年会や飲み会に参加したくないと思っていますが、一応それなりに参加しています。それは、今後も長く働いていきたいという状況ではある程度は仕方がないと思っているからです。

忘年会に行ってもなんの利益も得られなく、人間関係などで不利益を被ることもないと思うのであれば、不参加で良いと思います。もちろん、パワハラ・セクハラ・アルハラなどがある場合は耐えてまで参加する必要はないです。金銭的に厳しい場合も無理して参加すべきではないと思います。

一方で、忘年会や飲み会に参加しないことで、普段の仕事の人間関係などになんらかの不利益が発生するようであれば、参加するのが懸命かもしれません。やはり、結局は自分自身の状況を踏まえて判断するしかないです。

根本的には職場環境などの改善が必要

自分が飲み会や忘年会で楽しむためには、根本的には職場環境などの改善が必要です。

などさまざまな理由があると思いますが、根本的にはこれらを解決していく必要があります。

人間関係が良くないのであれば、良い関係になるように改善するか、職場を変える必要があります。

例えば、その保育園になくてはならない存在になることができれば、忘年会に参加しないことぐらいで、不利益を被ることはなくなると思います。

また、自分が園長などの立場になれば、忘年会や飲み会のあり方を見直すこともできると思います。

たかが飲み会・忘年会くらいでと思う方もいるかもしれませんが、飲み会や忘年会などへの考え方というのは職場のあり方というのが大きく出てくる部分になります。

「飲み会が全員強制参加」という保育園には、古い考え方が残っている場合があります。保育の面でも非効率な古いやり方が残ってしまっているかもしれません。

経営者が従業員の時間や家族のことを考えていれば必然的に「飲み会が全員強制参加」なんていうルールにはならないです。

時間や金銭面に余裕がない場合は、よりホワイトな保育園への転職なども考慮に入れて、根本的に飲み会が楽しめるという状況を自分で作る必要があると思います。

【まとめ】飲み会や忘年会はお金を払う仕事と思うしか無い?

保育士が保育園の忘年会や飲み会、新年会に出席すべきか、時間やお金の無駄なのかという疑問について、私の経験を踏まえてお伝えしました。

この記事を通じて、特にあなた自身の状況に合わせて判断することが大切であり、時には人間関係のために費用を払って参加することも仕事と割り切る考え方が自分を守ることにつながるという視点をお伝えしました。

保育士が忘年会や飲み会に行きたくない・楽しめない理由は大きく4つの理由に起因しています。

これらを根本的に解決するには、飲み会に参加したいと思えるような人間関係や職場環境に改善しないといけないです。しかしながら、それはそう簡単にできることではないです。

世の中には残念ながら飲み会に参加しないだけで、まるで常識外れの人間のように扱う職場もあると思います。そのような古い考え方の園長がいる時点でその保育園に長く働くのは厳しいかもしれません。

忘年会や飲み会に不参加でも不利益を被ることがなければよいですが、そうでなければとりあえずは飲み会や忘年会はお金を払う仕事と思って参加して少しでも不利益を被らないように自分を守るということも大切です。

そうしながら自分にあった考え方や働き方ができる職場に移っていくということも必要だと思います。

ご自身の状況を冷静に分析し、この記事で紹介した考え方を参考に、忘年会や飲み会への参加について、あなた自身にとって最適な判断をしてください。

必要であれば、より柔軟な考え方を持つ職場環境を探すことも大切な一歩です。

よくある質問(FAQ)

Q
飲み会や忘年会に参加しないと、職場の人間関係は必ず悪くなりますか?
A

必ずしも人間関係が悪くなるわけではありません。

確かに、飲み会がコミュニケーションの場となっている職場では、参加しないことで会話のきっかけが減る可能性はあります。

しかし、日頃の業務時間内に積極的に声をかけたり、困っている同僚を助けたりするなど、別の方法で良好な関係を築くことは十分に可能です。

記事でも触れていますが、人間関係は様々な要素で決まります。

忘年会や職場の飲み会への参加・不参加だけで全てが決まるわけではありません。

Q
参加費が高く感じますが、費用を支払って参加するメリットはあるのでしょうか?
A

金銭的な負担は大きいですが、メリットはあり得ます。

一つは、普段ゆっくり話せない同僚と打ち解けることで、職場でコミュニケーションが取りやすくなる点です。

これは、仕事の連携や情報交換がスムーズになることにつながります。

また、他の保育士さんの仕事に対する考え方や悩みを聞くことで、自分自身の視野が広がる可能性もあります。

もし参加しないことで職場で不利益を被る可能性があるなら、お金を払うのは仕事と割り切り、自分を守るためのコストと考えることも大切です。

Q
忘年会や飲み会への参加が「強制」のような雰囲気で断りにくい場合は、どうすれば良いですか?
A

もし参加が実質的に強制されているような雰囲気があるなら、それは本来の任意参加の趣旨から外れている状態です。

記事で書いたように、そのような職場には古い体質が残っている可能性があります。

すぐに職場環境を変えるのは難しいため、まずは「お金を払う仕事」と割り切って参加し、一時的に自分を守ることも一つの考え方です。

同時に、参加しないことへの理解があるか、断りやすい雰囲気かどうかなど、より柔軟な考え方を持つ職場への転職を視野に入れることも検討すべきです。

Q
どうしても参加したくない時に、角を立てずに飲み会を欠席する方法はありますか?
A

最も無難な断り方としては、「既に先約がある」「家族との予定が入っている」など、プライベートな理由で参加が難しいことを伝える方法があります。

体調が優れないことを理由にするのも良いでしょう。

大切なのは、参加できないことを申し訳なく思っている気持ちを伝えることです。

また、幹事の方には早めに返事をするようにしましょう。

参加しないことで、一部の同僚や上司から何か言われることがあるかもしれませんが、個人の時間を大切にしたいという意思を伝えることも重要です。

Q
忘年会や飲み会への参加が、時間やお金の無駄だと感じてしまうのですが、どう考えれば良いですか?
A

忘年会や飲み会への参加を「時間やお金の無駄」と感じることは自然な考え方です。

特に、人間関係に悩んでいる、費用が高い、プライベートの時間を優先したい、お酒が苦手といった理由がある場合はそう感じるでしょう。

この記事でも述べたように、参加することによるメリット(人間関係構築、ストレス解消など)と、不参加の場合に予想される不利益(人間関係の悪化など)を比較検討することが大切です。

もしメリットが少ない、あるいは不参加でも不利益がないと判断できるなら、参加しない選択も十分にあり得ます。

Q
どのような状況であれば、無理に飲み会に参加しなくても良いと判断できますか?
A

パワハラ、セクハラ、アルハラといったハラスメント行為がある場合や、参加すること自体が強いストレスや精神的な負担になる場合は、無理に参加する必要はありません。

また、会費の支払いが経済的に大きな負担になる場合も、無理して参加すべきではないでしょう。

記事でも触れましたが、忘年会に参加しなくても日頃の業務に支障がなく、人間関係に悪影響が出ないと判断できる状況であれば、不参加という判断をしても良いと考えます。

最終的な判断は、あなた自身の状況を最優先に考えるべきです。

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