仕事をしない・サボる同僚や後輩保育士への注意・対処法。

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こんにちは。さえこ@ブラック脱出済み(プロフィール)です。ブラック幼稚園・保育園を脱出できました(^^)

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保育施設で働く保育士の皆様。日々仕事をしていて、

こんな疑問や悩み、不満、経験はありませんか?
  • あの人仕事をしないなぁ
  • あの人サボっているなぁ

このように思う同僚や後輩保育士がいるという方もいらっしゃると思います。保育園はチームワークも大切なので、サボっている人がいると全体の雰囲気もよくないですよね。

今回は、仕事をしない・サボる保育士の特徴を踏まえながら、仕事をしない・サボる同僚や後輩保育士への注意・対処法について紹介します。

この記事の信頼性
私は保育園、幼稚園、認定こども園で勤務した経験があります
仕事をしない・サボる同僚の保育士がいた経験があります
その経験が参考になればと思います

仕事をしない・サボる保育士の特徴

まず最初に仕事をしない・サボる保育士の特徴について説明します。個人的には、仕事をしない・サボる保育士といっても実は大きく分けると2種類あると思っていて、それは、わざと仕事をしない・サボっているという場合と、本人にそのつもりがあるわけではないけど、結果的にそう見えてしまっているという場合です。

  • わざと仕事しない・サボっている
  • 本人には仕事をしない・サボるつもりはないけど、結果的にそう見えてしまっている

このそれぞれの違いを踏まえた上で、仕事をしない・サボる保育士の特徴について紹介していきます。

責任感がない

特に保育園の場合は、組織としてチームとして一つの園を運営していく必要があります。つまり、自分がやらなければ誰かがやってくれる、もしくは、自分がやれば誰かがやらなくて済むという状況が生まれやすいです。責任感がある人であれば、例えば「他人に迷惑書けないようにしよう」と思って、抱えている仕事をしっかりと遂行しようと思う場合が多いです。ただ一方で、責任感が無い人は、他人に甘えてしまうこともあります。「誰かがやってくれればよいか」という形です。

やる気がない

「やる気がない」というのも仕事をしない・サボる保育士の特徴の一つです。保育の仕事にやる気がない理由は人それぞれです。もちろん、保育士として貰うことができる給与が低かったり、サービス残業や持ち帰りの仕事などの不合理なことが多くてやる気が無くなってしまっている場合もあるかもしれません。あとは、単純にあまり仕事内容が好きではなくてやる気が無いという人もいます。

保育に向いていない、保育が好きではない

続いての仕事をしない・サボる保育士の特徴にありがちなのが、「保育が向いていない」「保育が好きではない」ということです。保育の仕事に向いていないということにより、保育の仕事を楽しいと思うことができないので、結果的に仕事をしなかったり・サボるということに繋がってしまうパターンです。そもそも仕事をするモチベーションが少ないので、最低限のことだけをするという場合が多いです。

保育の仕事の全部が全部ではないにしても、仕事の中で「楽しい」「やりがいがある」という風に思うことができる場面があれば、その時は別にサボる必要はないという場合が多いです。でも、保育に向いていないということが多いと、どうしても仕事をしたくないサボりたいという場面が増えてしまいます。

指示を待ってしまう

本人はそのつもりはないかもしれませんが、指示を待ってしまいがちな人も、仕事をしない・サボっているように見えてしまいます。先輩や上司からの指示を待つことによって、対応が遅れてしまうことになります。もちろん、待ってる間は何もしていないように見えるので、このような人は、同僚からすると、自分で考えて動いてほしいと感じると思います。

保育の能力がない/少ない

保育士として仕事をする能力がない、少ないというのは、厳密には「仕事をしない・サボる」ということとは違いますが、結果としては同じことが起きます。能力がないということは、わざとではないにしても、自分の担当である仕事が進まないということが起きると、結局、周りから見た場合にサボっている場合と同じことが起きてしまいます。そうなったら他の誰かがカバーをしなくてはいけませんし、その人からしたら、サボっているということと同じように見えるでしょう。

実は保育の仕事ができる

実は保育士として仕事ができるので時間が余ってしまって結果的にサボっているように見えるという場合もあります。例えば、書類仕事を終らせるのが他の人と比べて早く、そして内容も申し分のないという場合であったり、効率よく行事の準備など進められるという人です。この人から見るともしかしたら、他の人達がサボっているように見えてしまうことさえあります。ただ、保育士として仕事ができることが園長にも評価されていて、給料や賞与にも反映されているのであれば、仮に仕事を早く終わらせていてもサボって良いわけではないでしょう。ただ、そうでないのであれば、サボってしまい気持ちもわからなくはないです。

仕事をしない・サボる同僚や後輩保育士への注意・対処法

ここからは、本題である、仕事をしない・サボる同僚や後輩保育士への注意・対処法について紹介します。

前項でも少し書きましたが、個人的には、仕事をしない・サボる保育士といっても実は大きく分けると2種類あると思っています。

  • わざと仕事しない・サボっている
  • 本人には仕事をしない・サボるつもりはないけど、結果的にそう見えてしまっている

このどちらかによっても対処方法は少し変わってくるので、その点を踏まえて様々な方法を検討してみると良いと思います。

役割や分担を明確にする

まずやるべきことは、「役割や分担を明確にする」ということです。例えば、保育園では、担任副担任のペアでの仕事の際に、「できるほうがやる、空いているほうがやる」ということにしてしまいがちだと思います。実際にそのほうが効率が良いことも多いです。

ただ、このような役割分担の仕方にしてしまうと、

  • 日々の連絡帳や書類仕事の記入などを自分ばかりがやってしまっている
  • ピアノも自分ばかりが弾いている
  • 相方が行事の準備をやってくれない

ということが起きてしまいがちです。自分がやらなくても相手がカバーしてくれるので、仕事をしない・サボるということに繋がってしまいやすいです。お互いに、サボらない人同士であれば非常に効率が良くなりますが、サボる人がいると成立しなくなってしまいます。

役割分担が明確であれば、自分の担当の仕事は自分で終わらせないと、減ることはないので、サボりにくい環境になります。仮にサボったとして、その人の責任において仕事が終わっていない、できていないということになります。

手助けしないで自分の仕事に集中する

「役割や分担を明確にする」ということと共通している部分はありますが、手助けしないで自分の仕事に集中するということも 仕事をしない・サボる同僚や後輩保育士への対処としては有効です。やはり、誰かがカバーしてくれるということがわかっていると人はサボりやすくなってしまう生き物だと思います。

園長、上司に相談する

単にサボっているという情報だけだと、園長や上司などの立場からだと何が起きているのかわかりにくいことも多いです。そうなると「臨機応変に助けてあげて」ということで終わってしまう可能性があります。

この時に役割や分担が明確になっていると、自分は日々〇〇と〇〇の仕事を終わらせているのに、あの人はできていないという主張をすることができます。そうすると、どのようにサボっているのかということがわかりやすくなるので、園長、上司もその保育士に直接指導がしやすくなると思います。

園長、上司に相談する際は、ただ単に不満をぶつけるだけではなく、

  • 現状をきちんと伝えること
  • 解決策を提案すること

ということをしてあげると、より具体的に対処してもらいやすくなると思います。

人によっては対処法も異なる

先程からも書いていますが、決してわざとサボっているわけではないという人もいます。立場やスキル、性格などの問題で、結果的にサボってしまっているように見える状況に陥っている場合もあります。このような場合に、無理やり役割分担をしてしまったり、困っている時に助けてあげなくなってしまうと、どんどん孤立してしまって追い込まれてしまう場合もあります。そうなってしまうと、保育園の組織としてはよくないので、臨機応変に対処することも大切です。

自分自身の日頃の行いも大切

仕事をしない・サボる同僚や後輩保育士への注意・対処をする上で忘れてはいけない大切なことは、自分自身の日頃の行いについてです。もし、自分自身の保育園での日頃の仕事ぶりがあまり良くない状態で、仕事をしない・サボる同僚や後輩保育士への注意や対処をしてしまうと、それはブーメランのように自分に帰ってきます。

他の人からからすると、自分が楽をしたい、サボりたいから誰かに文句を言っているというようにも見えてしまう場合もあります。そうなってしまうと、注意・対処も効果がなくなってしまうばかりか、自分自身がより働きにくくなってしまう可能性もあります。

仕事をしない・サボる保育士が生まれるのは根本的には園長や主任が悪いという場合もある

保育士が仕事をしない、サボるという状態が、あまりにひどいようであれば、園長はそれなりの対応を取るべきです。流石にクビにするということはできないかもしれませんが、評価フィードバックをきちんと行い、昇給額や賞与の査定に組み込むということはできるはずです。極論かもしれませんが、 誰かが仕事をサボっていたとしても、それが昇給や賞与などにきちんと反映されていれば、文句を言う筋合いはない とも言えます。

それをしていないということは、サボっている本人の問題だけではなく、組織としての問題でもあるという可能性もあります。

まとめ:仕事をしない・サボる同僚や後輩保育士への注意・対処法。

今回は、仕事をしない・サボる保育士の特徴を踏まえながら、仕事をしない・サボる同僚や後輩保育士への注意・対処法について紹介しました。

仕事をしない・サボる同僚や後輩保育士の特徴として以下のものをあげました。

  • 責任感がない
  • やる気がない
  • 保育に向いていない、保育が好きではない
  • 指示を待ってしまう
  • 保育の能力がない/少ない
  • 実は保育の仕事ができる

ただ、個人的には、仕事をしない・サボる保育士といっても実は大きく分けると2種類あると思っています。

  • わざと仕事しない・サボっている
  • 本人には仕事をしない・サボるつもりはないけど、結果的にそう見えてしまっている

このどちらかによっても対処方法は少し変わってくると思います。

仕事をしない・サボる同僚や後輩保育士への注意・対処法としては、以下の方法を紹介しました。

  • 役割や分担を明確にする
  • 手助けしないで自分の仕事に集中する
  • 園長、上司に相談する
  • 人によっては対処法も異なる
  • 自分自身の日頃の行いも大切

ただし、仕事をしない・サボる保育士が生まれるのは根本的には園長や主任が悪いという場合もあるので、根本的には組織の体制を見直す必要がある場合もあるでしょう。