これから退職をするという保育士の方。
今回は、保育園の保育士の退職の挨拶に関してh、同僚、園児、保護者への挨拶方法や菓子配り事情について解説します。
複数回の退職、転職経験があります
その経験が参考になればと思います
保育士は退職の挨拶は必要?
保育園で働く保育士が退職の際に悩んでしまうのは、挨拶をすべきなのか、するとしてもどのような内容の挨拶をすればよいのかということだと思います。
保育士のは退職の挨拶が必要かどうかという結論としては、働いている保育園の慣習に従うというのが一番無難だと思います。過去に退職をした人がいるという場合は、その時退職した人の挨拶などを参考にするのが良いと思います。
自分が就業している間に退職した人がおらず、参考にできる人がいないという場合は、以下の内容を参考に職場の人間関係などをもとに判断してみてください。
同僚への挨拶は必要?
一般的にも、退職の際は挨拶をするということが常識となっているため、同僚への挨拶はしておくべきだと思います。同僚に、お世話になったという気持ちを示して退職するということは、自分の気持ちに区切りをつけて、良い気持ちで新たな場所へと旅立つことができます。
退職後、同僚と関係性が続くということはあまりないことが多ですが、良好な関係を続けたという場合は、特にきちんとした挨拶をして退職をするのが良いでしょう。
園児へのお別れは必要?
少なくとも担任しているクラスの子たちには、今日でさようならだよということを伝えると良いと思います。そのクラスの状況や園児の年齢などにもよりますが、急に担任が変わってしまうと、不安になってしまう子もいると思います。引き継ぎという意味でも、できれば次の担任になる方がスムーズに保育に入れるような形で退職をしていくというのが良いと思います。
もちろん、引き継ぎに関しては、保育園側の指示や意向などもあると思うので、基本的にはそれに従えばよいでしょう。自分が退職した後のことは、残っている職員が考えるべきです。
保護者への挨拶は必要?
保護者の方への退職の挨拶は、もちろん、保護者との関係性にもよりますが、個人的には無理にしなくても良いかなと思っています。 保護者の方に退職の挨拶をするという場合もかしこまった挨拶をする必要はなく、送り迎えの際に雑談感覚で「今日で退職なんです。お世話になりました」と伝えれば良いと思います。
保育園の翌年度の人事発表などで、退職するだろうということが推測できてしまう場合もあるので、その点は考慮に入れておくと良いと思います。
退職の挨拶が不要であったり、するべきでない場合もある
保育園を退職するにあたって、あまり良い辞め方にならない場合もあると思います。自分自身が保育園に迷惑をかけてしまっていたり、反対に、保育園への不満などが積もり積もって退職に繋がってしまったりなどです。カップルでいうところの喧嘩別れのような退職になってしまう場合もあると思います。
状況によっては、もう顔も見たくないという保育園の関係者の人もいるかも知れません。そのような人に対して、無理して退職の挨拶をきちんとする必要はないと、私は思います。 そのような状況で、退職の時だけきちんと挨拶をしても意味がないためです。挨拶したらしたらで、文句や悪口を言われたり、お互いに良い気持ちにならない場合が多いと思います。手続き等だけはきちんと行い、気づいたら退職していたというような形が良いかもしれません。
既に保育園の人たちと、このような関係性になってしまっている場合は、本当にお世話になった人や仲が良かったという人にだけ挨拶をすれば問題ないでしょう。
保育園の保育士の退職の挨拶はどのように行うべきか
ここからは、保育園で働く保育士が退職をする際に挨拶はどのように行うべきかということを紹介します。
退職の挨拶の場が用意されている場合も
まず注意しておくべきことは、保育士が保育園を退職する際は、最終出勤日等に園児や同僚への挨拶の場が保育園によって用意されている場合もあります。園児や先生が集まって、退職の報告などをするという場になります。最終出勤日にそのような場が用意される場合もあるので、ある程度、話すことなどは想定しておくとよいでしょう。
朝会などで全体に挨拶する
保育園での仕事において、朝会等の保育士が多く集まる時間があるのであれば、一つの保育園ぐらいの規模になると、退職をするということを知らない人はいないと思うので、その場でひとこと退職の挨拶をするのが良いと思います。その場にいなかった人には個別に挨拶をすると良いです。
個別に挨拶回りする
朝会や全体での退職の挨拶の場などがないという場合は、個別に挨拶回りをすることになると思います。基本的には、保育園は開いている時間になるので、仕事をしながらあいさつ回りをするということになると思います。うまく、空いている時間などを見つけて、個別に挨拶しにいくと良いです。シフト制の勤務だと思うので、それぞれの退勤時間が異なると思うので、挨拶しそびれてしまうということのないようにしましょう。
同僚の出勤シフトに注意する
同僚全員に対して、退職の挨拶をしたいという場合は、同僚の出勤シフトにも注意しておくべきです。保育士の場合は、シフト制の勤務になるため、自分の最終出勤日に出勤しないという人もいる場合があります。その場合は、事前にシフトを調べておいて、あらかじめ挨拶を済ませておくというのが良いです。最終出勤日を過ぎてしまうと、再度会うタイミングがなくなってしまって挨拶ができないままの退職になってしまうことになります。
保護者の方へは随時退職の報告をする
保護者の方は、保育園の翌年度の人事発表などで、退職するだろうということがわかっている場合もあります。そのため、随時、保護者の方と退職に関することが話題になる可能性があります。もし、話題になって場合は、お世話になりましたと伝えると良いと思います。
もちろん、それぞれの保護者の方との関係性にもよると思うので、必要だと思う人に対して退職の報告をしていけば良いでしょう。
個人的に仲が良い、お世話になったという人がいる場合
ここまでは、あくまでも保育園の関係者に対しての共通の退職の挨拶の方法について紹介しました。なかには個人的に仲が良い、お世話になったという人が同僚等にいる場合もあると思います。その場合は、退職時の挨拶とは別に、きちんとしたお礼などをしたいという場合もあると思います。
保育士が退職の際に言ってはいけない、やってはいけないこと
保育士が退職の際に言ってはいけない、やってはいけないことは「保育園にとってネガティブなことを言う」ということです。
退職をするということは、円満な退職だけではなく、保育園に不満があって辞めるという場合もあると思います。ですが、最後の退職のあいさつの際は、聞かれたとしても、そのようなネガティブな話は抑えたほうが良いです。そのほうが、自分自身も気持ちよく退職ができます。
退職の挨拶にネガティブなこと言うくらいであれば、挨拶はしないほうが良いと言えるでしょう。
保育士の退職の際は、菓子折り、お菓子配りは必要?
最後に、保育士の退職の際は、菓子折り、お菓子配りは必要なのかということについて解説します。
結論から言うと、菓子折りを用意する、お菓子配りをするかどうか迷うぐらいであれば、退職の際に同僚に配るお菓子を用意しておいたほうが、自分としても楽になると思います。もちろん、ただ、退職の挨拶をするというだけでも問題ありませんが、渡せるお菓子があると、なんとなく挨拶がスムーズになります。もらって嫌な気持ちになるという人もいないので、用意しておくのに越したことはないでしょう。
また、保護者の方に関しては、退職に際してお菓子等を配る必要はありません。よほど個人的に仲が良いという人がいれば、話は別ですが、あくまでも保育園の職員として、保護者の方全員に対して退職の際にお菓子を送るという必要はないでしょう。
まとめ:保育園の保育士の退職の挨拶。同僚、園児、保護者への挨拶方法や菓子配り事情について。
今回は、保育園の保育士の退職の挨拶に関してh、同僚、園児、保護者への挨拶方法や菓子配り事情について解説しました。
保育園の保育士の退職の挨拶の必要性ですが、働いている保育園の慣習に従うというのが一番無難で、迷うくらいなら全員に挨拶をするというのが間違いないです。ただし、退職に際して、保育園の人たちとネガティブな関係性になってしまっている場合は、本当にお世話になった人や仲が良かったという人にだけ挨拶をすれば問題ないでしょう。
保育園の保育士の退職の挨拶に関して以下の方法を紹介しました。
- 退職の挨拶の場が用意されている場合も
- 朝会などで全体に挨拶する
- 個別に挨拶回りする
- 同僚の出勤シフトに注意する
- 保護者の方へは随時退職の報告をする
お菓子配りに関しても、用意するかどうか迷うぐらいであれば、退職の際に同僚に配るお菓子を用意しておいたほうが、自分としても楽になると思います。