耐えられない!保育士は最短でいつ退職できる?切り出し方、伝え方と退職理由!

ページ内に広告が含まれています。

こんにちは。さえこ@ブラック脱出済み(プロフィール)です。ブラック幼稚園・保育園を脱出できました(^^)

私がブラック保育園を脱出するために培ったノウハウを完全無料で公開しています。


保育園で働いている保育士の皆様。

こんな疑問や悩み、不満、経験はありませんか?
  • どうしても今の保育園での仕事が耐えられない。。
  • なんとかして早く退職したい

人間関係、仕事の負担など理由は各々あると思います。入職したばかりだと、すぐに退職するということは躊躇してしまうことが多いと思います。

  • 入職後はどのくらいの期間働かなければいけない?
  • 最短でいつ退職できる?
  • どのように伝えれば良い?
  • 退職理由は?

今回は、このような疑問について答えていきたいと思います。

この記事の信頼性
私は保育園、幼稚園、認定こども園で勤務した経験があります
複数回の転職経験があります
その経験が参考になればと思います

そもそも入職後はどのくらいの期間働かなければいけないのか?

そもそも雇用されて入職した後はどのくらいの期間働かなければいけないのでしょうか。結論から言うと決まった期間というのはありません。(期間を限定して雇用されている場合を除きます。)

保育園に遠慮するなら年度末まで働くのが無難

保育園にとってはできるだけ長く働いてほしいという思いで採用をしていると思います。これはどの保育園でも共通していると思います。ただ、どうしても辞めたいという場合は、年度末まで働いてほしいと言われることが多いと思います。これは、保育園が年度ごとにクラスが入れ替わること、保育士も入職・退職もこの時期が一般的なので、次の人員の採用がしやすいというためです。

年度途中での保育士の採用は保育園は苦労することが多いです。なので、もし保育園に遠慮するという気持ちがあるのであれば、年度末まで働くのが無難かもしれません。

ちなみに、保育園に遠慮して我慢して働くことで得られるメリットは特にありません。どうせ、同じ期間を保育士として働くなら、自分が長く働くつもりでいる保育園で働いたほうが良いです。

最短で退職する場合は2週間後以降

最短での退職は、保育園に遠慮するなら年度末までが無難と書きましたが、実際のところ最短で退職ができるのは2週間後以降です。これは法律上で決まっていて、保育園側が拒否することは不可能です。

保育園がよく一年間、年度末までなどというのは、あくまでも保育園側の都合であり、法律で認められる物ではありません。なので、保育園に退職を伝えた日から2週間後の日付を最終出勤日とするのが最短での退職になります。

もし、心配なら自分で調べるなり、法律に詳しい人や退職代行サービスなどに確認をしてみると良いと思います。必ず2週間後以降と言われるはずです。

退職の時期に雇用形態は無関係

ちなみに、この最短で退職する場合は2週間後以降というのに、雇用形態は関係ありません。よく、パートなら良いけど、正職員は責任をもって1年間は働くべきという人がいますが、退職に雇用形態は関係ありません。

もちろん本人の気持ち的に、パートなら辞めやすい、正職員は辞めにくいというのはありますが、実際は退職の時期に雇用形態は無関係です。

保育園が認めれば即日の退職も可能

さらに加えると、退職は最短で2週間後以降と書きましたが、保育園側が了解すれば、即日での退職も可能です。退職に関しては、双方が合意していれば問題ないので、どうしても耐えられないという場合は、なるべく最短での退職を交渉してみるということも可能です。

保育園が退職を認めないということはできない

先程も書きましたが、保育園側が保育士が退職を希望しているのにも関わらず、認めないということは出来ないです。それはただの奴隷になってしまいますからね。保育園ができることはせいぜいあと2週間は勤務してくださいというくらいだと思います。

ただし、保育園が「考え直してほしい」「年度末まで待ってほしい」などと保育士側に引き止めを行うことはあると思います。

それがエスカレートして、実質的に「年度末まで退職は不可能」という言い方をしてくることがあります。本当はダメですが、そもそもサビ残、持ち帰り残業をさせているような法律を守っていないブラック保育園もあるので、このような事態があることも用意に想像できます。

こういう場合も、退職ができないということはないので、前述したとおり2週間後以後の日付に退職日を設定して退職届を提出しましょう。

退職日を書いた退職届を出す

「退職届けを受け取らない」ということもあるかもしれませんが、退職は意思を伝えること、つまり、口頭で伝えても成立するので、まずは園長に退職する意思を伝えましょう。受け取ってくれない場合は、書留での郵送や園や園長のメールアドレスがなどがあれば証拠として送付するのも良いかもしれません。

退職代行を利用する

それでもダメであれば、最終的には退職代行のサービスを頼ると良いと思います。退職代行を利用するには料金がかかりますが、確実に退職の手続きが進みます。

保育士の最短での退職の場合の切り出し方、伝え方と退職理由

最短で退職をしたい場合の、切り出し方や伝え方、適切な退職理由について解説します。

最短での退職の場合の切り出し方、伝え方

最短での退職の場合の切り出し方、伝え方は、以下になります。

  • 園長と1対1の時間を取って直接伝える

基本的には、これしか方法はありません。最短かどうかに限らず、退職を伝える際は、その園の責任者である施設長にまず伝えるのが望ましいです。

園長のスケジュールなどをきちんと把握しておき、「このあと少しお時間よろしいですか?」という形で、園長となるべく個室の環境で伝えるのが良いです。

退職理由はどのようなものが良い?

退職理由については、これは伝える相手である園長などの性格を考慮して考えるべきです。

園長の性格によっては、本当の理由を伝えても問題ないかもしれませんし、理由によっては逆上されたり、説教されたりもあるかもしれません。

面倒に巻き込まれずに、スムーズに退職の手続きを進めたい場合は、退職理由は 不可抗力的な性質があるものが 受け入れられやすいです。

  • 夫/妻の転勤
  • 家族の介護
  • 結婚を伴う引越し

などです。ただ嘘をついてもしょうがないので、不可抗力的な理由が無ければ、本当の理由を伝えるしかないかもしれません。

その場合は、引き止められる前提で、退職理由をしっかりと固めておく必要があります。曖昧な理由であったり、ふわっとした表現だと、退職を引き止められてしまう原因になります。

自分のなかで想定問答を考えて、返答できる準備を整えておきましょう。

音信不通のバックレはやめたほうが良い

どうしても耐えられないという場合に入職したばかりで退職するというのは決して悪いことではなく、前述の通り手順を守って退職すれば、何の問題もありません。

そんな場合に、たまにやってしまう人がいるのが音信不通になって連絡も取れない状態で、出勤しなくなるということです。所謂「バックレ」という状態です。

ここでは「バックレ」は社会人としてどうなの?とか、そういうありきたりな説教をしたいわけではありません。バックレが良くないのは保育園だけではなく、自分自身にも悪影響があるためです。

保育園などの事業所や会社で働くということは様々な手続きの上で成り立っています。保育園は給与や保険に関する書類を各所に提出する作業も行っています。

音信不通のバックレで問題になるのが、退職するのかどうなのかの状況が保育園がわからないということです。

保育園は音信不通のバックレなどにより、連絡が長期間取れない状態になった場合に、家に訪問して安否を確認したり、緊急連絡先に連絡があり安否の確認などが行う可能性もあります。

そして、状況がわからないと健康保険や雇用保険などの手続きも進めることができません。もし、今後違う保育園での就業を考えている場合に、この手続が進んでいないことが問題になる可能性もあります。

特に、健康保険や雇用保険は重複して加入するという性質のものではないので、次の職場での手続きに問題が出てきます。もしかしたら、次の職場にバックレしたことが伝わってしまう可能性もあります。

また、雇用保険の手続きは、失業保険の給付にも関係があります。もし、今後失業保険などを受給しようと考えている場合は、その手続きも進めることができなくなってしまいます。

このように、音信不通のバックレは保育園だけではなく、本人にもデメリットが大きいのですべきではないです。

一時的にどうしても耐えられない状態になってしまって、結果的にバックレてしまうような状況になってしまうこともあると思います。気持ちはよくわかります。そのような場合でも、一度冷静になって必ず保育園に連絡だけはするようにしましょう。

その際には、退職をするということをしっかり伝えましょう。このような状況になった場合に、無理やり出勤しろ、1年間は働けというような保育園は存在しないでしょう。

【まとめ】保育士の入職から最短でいつ退職できる?切り出し方、伝え方と退職理由について。

入植したばかりであっても、どうしても保育園で働くことに耐えられなくなってしまった場合は、

保育園に遠慮するなら年度末まで働くのが無難

ですが、耐えられない環境で働くことに保育士本人にあまりメリットはありません。

最短で退職する場合は2週間後以降

に退職ができます。これは法律上の決まりで、

保育園が退職を認めないということはできません。

どうしても受け入れられない場合は、退職日を書いた退職届を出してしまうか、最終手段として、退職代行を利用するのも選択肢の一つです。

ある程度引き止められたり、説教をされることは覚悟して、退職理由をしっかり伝えて、希望の退職日に退職をしましょう。