これから保育園の利用を考えている方。保育園で働こうと考えている方。
今回は、おむつ禁止の保育園について解説します。
複数回の退職、転職経験があります
その経験が参考になればと思います
おむつ禁止の保育園があるって本当?
日本には様々な保育施設があり、それぞれの理念、方針や考え方などは様々です。
そんな中で、おむつを着用することを禁止していたり、非推奨にしている保育園があります。国の保育所保育指針は共通していますが、教育・保育方針はそれぞれの保育園によって様々で、各々、様々な保育方法などが実践されています。
そういった意味では、これから保育園の利用を考えている方や、保育園で働こうと考えている保育士の方は、単に立地や給与待遇だけではなく、それぞれの保育園の特色などをきちんと理解する必要があります。
さくらさくらんぼ保育の保育園はおむつを履かずパンツで過ごす場合も
園児がおむつを着用しないことで代表的なのは “さくらさくらんぼ保育” を行っている保育園です。
“さくらさくらんぼ保育” は 幼児保育者である斎藤公子氏が提唱した保育メソッドで、「斎藤公子メソッド保育」とも呼ばれています。通常の保育とは少し変わった自然派な保育になります。
この さくらさくらんぼ保育 を取り入れている保育園のなかには、おむつを禁止している場合があります。
さくらさくらんぼ保育で、おむつではなくパンツを着用している場合、おしっこやうんちが出る度にシャワー等できれいにし、パンツやズボン等を着替えます。おしっこの度に着替えるので、着替えの数はとても多く多くなります。
もちろん、さくらさくらんぼ保育を実践しているからといって、必ずおむつが禁止されるというわけではありません。園によって0歳児からおむつではなくパンツをはく場合もあれば、2歳児までは紙おむつや布おむつなどを利用するという場合もあります。それぞれの保育園次第になります。
さくらさくらんぼ保育のおむつ禁止の背景や理由
さくらさくらんぼ保育を行っている保育園でおむつを禁止している場合があるのは、保育園側の都合などが理由というわけではありません。むしろ、保育士の負担を考えると、紙おむつのほうがよっぽど楽でしょう。
ここでは誤解や語弊が生まれると良くないので詳細は省きますが、子どもの成長や発達などをを考え、さくらさくらんぼ保育を行う園では、おむつを禁止している場合があります。
実際に、おむつを禁止することで、保育者との信頼関係が構築されたり、早い段階でおむつが取れるというようなメリットが生まれるとされています。気になる方は、さくらさくらんぼ保育を取り入れ、おむつを禁止している保育園に見学に行った際などに理由を聞いて見ると良いでしょう。