保育園の保育士採用に書類選考はある?見られる部分と突破方法を紹介!

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これから就職や転職を考えている保育士の方。

こんな疑問や悩み、不満、経験はありませんか?
  • 保育園の保育士採用に書類選考はある?
  • 書類選考の突破方法が知りたい

今回は、保育園の保育士採用に書類選考はあるのか、書類の見られる部分や書類選考の突破方法について紹介します。

この記事の信頼性
私は保育園、幼稚園、認定こども園で勤務した経験があります
複数回の退職、転職経験があります
その経験が参考になればと思います

採用選考における書類選考とは?

採用選考における書類選考とは、面接を受ける前に選考用の書類を会社に提出し、それらの書類をもって一度合否が判断されるというものです。

書類選考をする会社側としては、応募者多数の場合など、面接をする人数を絞ることができるというメリットがあります。応募人数が多い会社だと全ての応募者と直接あって面接をするというのが、物理的に難しくなるので、まずは、書類選考で人数が絞られる場合が多いです。

応募者としても、面接に行って落とされると決まっているくらいなら、面接する前に落としてもらったほうが良いという意味では、メリットもあります。

保育園の保育士採用に書類選考がある場合がある

保育園の保育士の採用においても、割合としては、一般的な企業よりは多くはありませんが、事前の書類選考がある場合もあります。その場合は、履歴書・職務経歴書などを事前に保育園に送付をして、面接に進むかどうかが判断されます。

書類選考がある保育園は人気の保育園である場合も多い

これから就職や転職活動をするという保育士の方は、書類選考があるというだけで、なんだか面倒だと思ってしまう方も多いと思います。ですが、書類選考がある保育園は、保育士からも人気の保育園である場合も多いです。

先程も書いたように会社が書類選考をするのは、面接をする人数を絞るということが目的になります。つまり、書類選考をする保育園は、応募者がたくさんいる人気の保育園であるという可能性があります。

履歴書はどのみち用意が必要ですし、職務経歴書についても、一度書いてしまえば、同じ内容で複数の選考で使い回すことができるので、書類選考があるからといって、応募をためらってしまうというのは少しもったいないことかもしれません。

書類選考がなくても、書類もあわせて選考される

これから就職活動や転職活動をされる保育士の方が注意が必要なのは、書類選考がないという保育園の面接であっても、実際は、提出された書類を踏まえた上で選考されます。

書類だけで合否が決まらないというだけで、履歴書や職務経歴書などの情報を踏まえて合否を判断したり、提出時の書類によって面接時に与える印象が変わるということもあります。

書類を見て「良さそうな人だなぁ」と思って面接が始まるのと、「なんだか不安だなぁ」と思って面接が始まるのでは、面接の通過率も変わってきます。人は第一印象がとても大事といいますが、事前に履歴書などを送付するという場合は、書類が第一印象に影響を与えるものにもなります。

そういった意味では、保育士の選考において、書類選考がないから、履歴書や職務経歴書は適当で良いというわけではありません。面接に自信がある人であっても、少しでも印象をあげるためにも、提出する書類はとても大切になります。

保育士の書類選考に利用される書類とは?

ここからは、主に保育園の保育士の採用において利用されることが多い提出書類について紹介します。

履歴書

履歴書は、採用選考を受ける場合は、ほぼ100%求められる書類になります。氏名や住所、学歴、職歴、志望動機などの情報を記載します。概ね決まったフォーマットが決められており、コンビニなどでも手に入る書類になります。保育士の履歴書については以下の記事でも解説しているので、参考にしてください。

職務経歴書

職務経歴書は、主に転職をする保育士が求められるケースが多いです。これまで働いてきた法人・会社でどのような仕事、役割をしていたかということを記載した書類になります。保育士の職務経歴書については以下の記事でも解説しているので、参考にしてください。

論文・作文

一部の保育園では、採用選考の際に、課題として論文・作文などを求められるケースがあります。与えられたテーマにそって自分の考えなどを記載することが求められます。保育士の選考における小論文や作文については以下の記事でも解説しているので、参考にしてください。

保育士の書類選考で見られる部分とは?

保育士の書類選考で見られる部分とは以下のような内容になります。

  • 過去の保育園の規模
    • 園児の人数や行事の内容、保育・教育手法など
  • これまでの保育施設や幼稚園での具体的な経験
    • 経験年数、乳児と幼児のどちらの経験もあるのか、担任等の経験等
  • 字の丁寧さ
    • 保育園は書類仕事も多いので、書かれている字の丁寧さや誤字脱字の有無などもチェックされます。
  • 退職の頻度
    • できれば長く働いてほしい保育園が多いので、退職の頻度はやはり保育園が気になる項目になります。
  • その人の性格など
    • 入職した場合に馴染めるような性格なのか等を内容から推察します。
  • 面接で追加で聞きたいこと
    • 園長等の面接官は、これから面接をするにあって追加で確認や質問したい内容を探しながら目を通すことになります。

逆に言うと、これらの内容を上手く伝えられたら、書類選考の突破率も上がるということになります。

保育士の書類選考の突破方法、突破率を上げる方法

ここまで、保育士の採用における書類選考事情について紹介しましたが、ここからはこれから就職や転職で保育園の選考を受けるという保育士の方が、書類選考を突破する可能性を少しでも上げる方法について紹介します。

提出する書類は手書が良い?

まず初めに悩んでしまうのは、履歴書や職務経歴書などは手書きで書いたほうが良いのか、それともWordなどのソフトで印刷したほうが良いのかということだと思います。まず結論としては、特に指示がない場合は、手書きでも印刷でもどちらでも問題ありません。

ただし、自分の字に自信があるという方は、手書きで書いたほうが良い印象を与えられる可能性が高いです。保育園は書類仕事をする場面も多いので、字が良いということは、それだけで加点要素になります。

また、パソコンなどでWordなどの文書作成ソフトを利用して書くという場合は、それはそれで、パソコンを用いる作業に抵抗が無いということもアピールできます。昨今では保育園の業務もIT化が進んでいるので、パソコンが使えるということはアピールポイントになります。

文書をパソコンなどで印刷して利用する場合は、多くの保育園で使いまわしているような印象を与えないということに注意しましょう。保育園の面接をたくさん受けていると思われたり、志望度が低いと思われる可能性があります。

履歴書は自分に有利な書式、形式を選ぶ

履歴書と一口にいっても様々な形式の履歴書があります。氏名や学歴、職歴などの欄は共通していますが、志望動機、趣味や自己PRなどの欄は、それぞれの履歴書によって、記入欄の大きさに違いがあったり、そもそも記入欄自体が用意されていないという場合もあります。コンビニや文房具屋などで売られている履歴書でも、ものによって書式・形式に違いがあります。

例えば、趣味があまりないのに、趣味の欄が大きい履歴書を選んでしまうと、それだけでスカスカな印象になってしまいます。反対に、自分が書きたい項目の欄が大きければ大きいほど、そのことについ書ける内容が増えますし、面接時などもその話題が中心になる可能性が高くなります。

ただし、履歴書に記入欄が無いからといって、そのことを面接で聞かれないというわけではありません。自分が書類に書いたことだけではなく、よく聞かれる質問などは答えられるようにしておいたほうが良いです。

できるだけ具体的に書く

続いての保育士の書類選考の突破方法、突破率を上げる方法は、書類の内容はできるだけ具体的に書くということです。

履歴書については、記入欄はできるだけぎっしり埋まるように書いたほうが印象が良いです。きちんと書類に情報が記載されているというだけで、やる気がある・しっかりしているという性格をアピールすることができます。特に、保育園は書類仕事をする場面も多いので、そういう部分も園長等の面接官はよく見るポイントになります。

特に職務経歴書については、好きなだけ記入できる場合が多いと思うので、できるだけ具体的に書くと良いです。

また、転職活動をする際に、職務経歴書を具体的に記載するという作業をすることで、面接で過去の仕事の内容などを聞かれた場合に、答えやすくなるというメリットもあります。具体的な職務経歴書を書くということは、その事自体が面接を有利に進めるための手助けになることも多いです。

保育士転職サイト・エージェントを活用する

就職転職活動をされている保育士の方で、なかなか書類選考に突破できないという方は、保育士転職サイト・エージェントを活用するというのもおすすめの方法になります。

選考を受ける保育園や登録した保育士転職サイト・エージェントにもよりますが、担当となったコンサルタントが、あらかじめ書類選考を通してくれるという場合があります。その人の経歴等を保育園に伝えることで、書類選考に通過された形となり、確実に面接にだとりつくことができるというケースです。手間のかかる職務経歴書などを書かなくて済むという場合があるということです。

また、応募型の保育士転職サイトによっては、書類選考不要で面接を確約してくれるスカウト・オファーなどが保育園側から届く場合もあります。

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まとめ:保育園の保育士採用に書類選考はある?見られる部分と突破方法を紹介

今回は、保育園の保育士採用に書類選考はあるのか、書類の見られる部分や書類選考の突破方法について紹介しました。

一般的な企業よりは多くはありませんが、保育園の保育士の採用選考においても、事前の書類選考がある場合があります。

保育士の書類選考の突破方法、突破率を上げる方法として以下の内容を紹介しました。

  • 指示がない場合、提出する書類は手書きでも、印刷でも良いがそれぞれメリットがある
  • 履歴書は自分に有利な書式、形式を選ぶ
  • できるだけ具体的に書く
  • 保育士転職サイト・エージェントを活用する

これから保育園の採用の書類選考を受ける方やなかなか書類選考が突破できないという方は参考にしていただけたら幸いです。