保育士転職サイトのアドバイザーに聞くべきこと聞かない方が良いことを解説!

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こんにちは。さえこ@ブラック脱出済み(プロフィール)です。ブラック幼稚園・保育園を脱出できました(^^)

私がブラック保育園を脱出するために培ったノウハウを完全無料で公開しています。


転職を考えている保育士の皆様。

こんな疑問や悩み、不満はありませんか?
  • 保育士転職サイトのアドバイザー、担当者に何を聞いたら良いかわからない
  • そもそも保育士転職サイトのアドバイザー、担当者は、本当のことを教えてくれる?
  • 保育士転職サイトのアドバイザー、担当者に聞いたほうが良いことはある?

私自身も転職経験はそれなりに多く、保育士の転職サイト(エージェント)を何社も利用した経験があります。それらの経験を踏まえて、本記事では、保育士の転職サイト(エージェント)に聞くべきこと聞かない方が良いこと(聞いても意味があまりないこと)を解説します。

当然ですが、保育士の転職サイト(エージェント)は営利企業なので、場面によっては、転職をサポートしている保育士ではなく、会社の利益を考えて行動することもあります。保育士の転職サイト(エージェント)を上手に活用しないと「嘘をつかれた!」ということにもなってしまいかねないです。

この記事の信頼性
私は保育園、幼稚園、認定こども園で勤務した経験があります
保育士転職サイト・エージェントを利用して転職活動をした経験があります
その経験が参考になればと思います

そもそも保育士の転職サイト(エージェント)って?

保育士の転職サイト(エージェント)は保育士の保育園への転職を支援する会社になります。保育士に保育園の求人を紹介し、保育園には求職している保育士を紹介します。

基本的には、保育園と保育士の双方の希望が一致し、入職が決まることで、保育園側から紹介料として手数料を貰うことで利益を挙げている会社になります。転職する保育士には料金は発生しません。

同様の仕組みは、保育士に限らず、日本の転職市場ではよくあるシステムになっています。一般企業の転職希望者も転職サイト(エージェント)を利用して転職を決める場合が多いです。

保育士が保育士の転職サイト(エージェント)に登録すると、1人のアドバイザーが専任としてつくことになるので、その人に保育園の情報や、転職のノウハウなど様々な情報を聞くことが可能です。

この保育士転職サイトのアドバイザーには聞くべきこと聞かない方が良いことがあるので、それについて説明します。

保育士の転職サイト(エージェント)に聞くべきこと

まずは、保育士の転職サイト(エージェント)に聞くべきことを紹介します。

具体的な給料や残業時間、有給取得率など

給料や残業時間、有給取得率などの具体的な情報はしっかり聞くことがおすすめです。

特に処遇改善費などについては、園によって様々な支給方法があるので注意が必要です。毎月支給される場合や賞与などと一緒に支給されることもあります。

金額が全員一緒の場合や評価や経験年数によって異なる場合もあります。どのような基準でその評価がなされているかなども大切です。

それ以外にも例えば、求人票に処遇改善費が含まれている場合や別途支給する場合などがあります。処遇改善費は最近では結構高額なのでこれによっってかなり差が出てくる部分でもあります。

同じ給料でも処遇改善費が別途支給の場合と、既に含まれている場合では金額も大きく異なります。

残業時間についても「多い」「少ない」などの曖昧な情報ではなく、平均で何時間なのか、多い時・少ない得の時間数などを聞いたほうが良いです。また、残業が発生している理由についても聞いておくと園の仕事の雰囲気などもわかると思います。

職場の雰囲気など

職場の雰囲気を知れるのは転職サイト(エージェント)を利用する上での大きなメリットの一つです。

転職サイト(エージェント)が職場の雰囲気を知っているのは、過去に保育士を紹介しているためです。面接などで実際に保育園に訪問しているのはもちろん、転職サイト(エージェント)は転職をさせることだけでなく、転職後のアフターフォローも行います。

これは単にサービスとして行っているというわけではなく、転職者がすぐに辞めてしまっては保育園側から報酬を得られないという側面もあります。

なので、実際に働きはじめた保育士から現状の不満などもヒアリングしています。保育士の派遣会社であれば、現在進行系で現場に保育士を送り込んでいる場合もあります。

なので、転職サイト(エージェント)は意外に具体的な職場の雰囲気を知っていることがあります。働いている園長、主任保育士、現場の保育士の人柄なども把握していることがあります。

ただし、転職サイト(エージェント)の担当者が実際に働いていたわけではないので「職場の雰囲気」などの曖昧な情報は聞いても参考までにとどめておくほうが無難です。

園長の人柄など

転職サイト(エージェント)の担当者はおそらく、保育園の園長(採用担当者)とやり取りをしていることが多いです。

そのため園長がどのような人物なのかをある程度把握しています。年齢や性別などの情報はもちろん、どのような人物を採用したいという情報も伝えていると思います。

園長の人柄も知っているので、面接でどのように回答するとウケが良いかなども教えてくれることがあります。

園長の人柄というのは、採用時の面接に合格するためにはもちろん、今後保育士として長く働くための需要な情報にもなります。

  • 保育経験があるか
  • 怒りっぽいか
  • 家族経営なのか

このような情報は知っておいて損はない情報だと思います。

ただ、あくまでも転職サイト(エージェント)の担当者は従業員としてではなく取引先の一人として外部から保育園とやりとりしている点は忘れないようにしましょう。実際に一緒に働いてみたときの印象とは全く異なる可能性もあります。

履歴書・職務経歴書の書き方など

転職サイト(エージェント)はたくさんの保育士の履歴書や職務経歴書に目を通しているので、不合格になりやすい書類の傾向も把握しています。

せっかく選考を受けて、書類で落とされてしまうと意外と凹んでしまうことも多いので合格率は高めたいところです。不安であれば、提出前に一度見せることで添削などもしてくれます。

面接での受け答え方など

面接での受け答え方などを転職サイト(エージェント)の担当者に聞くことは有用です。

その人が過去に面接に同席していれば、どのような質問をされるかという情報も知っています。不合格になった人、採用になった人の特徴などの把握していれば、回答の傾向も掴んでいるかもしれません。

特に前述している通り、どのような人物が採用されやすいかということもわかっていると思うので、場合によっては回答案のようなものを提示していくれる場合もあります。

面接の通過率を高めるには転職サイト(エージェント)の活用がおすすめです。

保育士の転職サイト(エージェント)に聞くべきでないこと(聞いても意味があまりないこと)

いくら親身に相談に乗ってくれると言っても保育士の転職サイト(エージェント)に対しては、利害関係が発生するような質問には注意が必要です。

転職サイト(エージェント)もボランティアではない営利活動なので自分(会社)が損するようなことは言わないのが普通だからです。

どっちの求人が良いか?

どちらの求人が良いかというのは自分で判断すべきで、転職サイト(エージェント)に頼るのはあまり良くないかもしれません。

それは、求職者がどちらの保育園で転職するかによって自分(会社)の利益が変わってくるからです。

もしかしたら、内部で保育園側から得られる手数料が違って、より利益が出る保育園への転職を誘導するかもしれません。はたまた、一方は他に転職希望者がいるので、転職希望者が少ない方に誘導するかもしれません。

どっちの求人が良いかというのは、参考までに聞いてみるのは良いですが、余り鵜呑みにしすぎないほうが良いです。2つの転職先で悩んでいるという場合は自分自身の判断で選ぶようにしましょう。

他園の評判を聞く

その転職サイト(エージェント)から直接紹介されていない保育園の評判を聞くことです。

紹介されている園ならいざしらず、紹介されていない園の情報はそもそも知らない可能性もありますし、知っていても良い評判を伝えるということは少ないです。

なぜならば、今紹介している保育園への転職を辞めてしまうかもしれないからです。せっかく求人を紹介しているのに「〇〇保育園はすごく評判が良いですよ!」と言ってそっちに転職されてしまったらアホみたいですよね。

転職サイト(エージェント)も会社として動いている以上はこれは仕方がないことです。

保育士の転職サイト(エージェント)を上手く活用するには?【まとめ】

保育士の転職サイト(エージェント)に聞くべきことは、

  • 具体的な給料や残業時間、有給取得率など
  • 職場の雰囲気など
  • 園長の人柄など
  • 履歴書・職務経歴書の書き方など
  • 面接での受け答え方など

などです。逆に聞いてもあまり意味がない情報は

  • どっちの求人が良いか?
  • 他園の評判を聞く

などです。

大手の保育士向けの転職サイト(エージェント)であれば、故意に嘘をついて求職者を騙すということはないですが、都合の悪い情報は「言わない」という選択をとることができます。

転職サイト(エージェント)の営利目的の会社なので、利益につながらないことをわざわざ言ってくるということはあまりないです。

そのための対応策としては「とにかくたくさん質問する」ことです。たくさん質問をすれば答えたくない所は濁さざるを得なくなります。その際の違和感をしっかり感じ取ることが重要です。

また、曖昧な表現にも注意したほうが良いです。曖昧な表現というのは「良い」「悪い」とか「多い」「少ない」などです。

例えば「人間関係が良い」という状態はどのような状態でしょうか?おそらく受け取り手によって内容が違います。このような受け取りてや話し手によって変わってくる内容を言われて場合はしっかりと詳細を確認したほうが良いです。

例えば「残業時間が少ない」というのは具体的に月何時間なのかということです。同じ時間でも多い少ないかは人によって感じ方が違います。例え嘘をつくつもりが無くても嘘になってしまうので注意が必要です。

この点を理解しておかないと後々になって「嘘をつかれた!」と思ってしまうことになります。

転職サイト(エージェント)を登録すれば必ず転職が上手くいく!というものではありません。

しっかりと自分の意見を伝えて、良い意味で 担当者を利用 する必要があります。

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