保育園で働く保育士の皆様。
同僚の保育士や園長などが自分に冷たいなと感じてしまうことはあると思います。
というような、明らかに他の人に対する対応と自分に対する対応が違うなと感じる瞬間も。。今回は、園長や同僚保育士が自分に冷たいという場合の理由と対処法はについて紹介します。
園長や同僚保育士に冷たい対応をされた経験があります
その経験が参考になればと思います
園長や同僚保育士が冷たいと感じる瞬間
まずは、本題に入る前に、園長や同僚保育士が自分に冷たいと感じるよくある瞬間について紹介します。
笑顔が無い
日々、保育園に出勤して挨拶や必要な会話をする上でも、その人が他の人と接する上でも、笑顔がなかったり、口調がきついと感じると自分にだけ冷たいなと感じることもあると思います。
無視される
同僚や園長に何かを依頼しても無視をされてしまったり、その仕事を放置されてしまうというようなことです。
ミスを必要以上に責められる
自分がしてしまったミスに対して必要以上に責められてしまうということも園長や同僚保育士が自分に冷たいと感じるよくある瞬間の一つではないでしょうか。同じようなミスを別の人がした場合と比べても、きつく当たられてしまうという
仕事を教えてもらえない
聞いたことをきちんと教えてもらえなかったり、適当にあしらわれてしまうということも園長や同僚保育士が自分に冷たいと感じるよくある瞬間になります。
園長や同僚保育士が冷たい理由
ここからは、園長や同僚保育士が自分に対して冷たい理由について紹介します。
忙しいから
園長や同僚保育士が冷たい、よくある理由が「忙しい」というものです。
どうしても日々の保育の業務で忙しいと、同僚に優しく接するというのは難しくなってきてしまいます。やることが多かったり、なにかに追われていると余裕がなくなってしまうためです。必然的に冷たくなってしまったり、適当にあしらわれてしまうことも増えてしまいます。
冷たく感じる同僚も、忙しい時に余計な仕事を増やさないでほしいという気持ちの場合もあれば、無意識の場合もあるでしょう。
自分のことをよく知らない、探っている
園長や同僚保育士が冷たい理由の一つに、自分のことをよく知らない、探っている段階という場合もあります。
自分がちょっと怖そうに見えたり、性格などがわからないという場合は、他の同僚もあまり踏み込んで来ずに様子を見ることが多いでしょう。特に転職で入職したての頃などは、年齢や経験などもよくわからず、どのように接して良いかわからないという同僚も多いかもしれません。
職場で自分の悪い噂が広まっている
園長や同僚保育士が冷たい理由でよくあるのが、職場で自分の悪い噂が広まっている場合です。それは、保育園での仕事に直結するものもあれば、プライベートの噂である場合もあります。
自分の悪い噂が先行してしまって、性格が悪い人なんだという印象がついてしまって冷たく接されてしまうことがあります。もちろん、実際に自分の過去の行動が原因の場合もあれば、根も葉もない噂が流れてしまっている場合もあります。
お局保育士のような人に嫌われてしまっている
園長や同僚保育士の態度がみな冷たいからといって、全員に嫌われているとは限りません。特に、保育園のような狭い組織の場合は、一人のそれなりに権力や影響力があるお局保育士のような人に嫌わられてしまうと、自然と組織全体からも同じような対応をされてしまうことがあります。それは、お局保育士が嫌いな人と仲良さそうにしてしまうと、その人もお局保育士から嫌われてしまうというようなリスクがあるためです。
また、そのお局保育士がほかの同僚の保育士達に根も葉もない噂を流していて、自分の評判を落としているという可能性もあります。このように影響力がある人物から嫌われてしまうと、組織全体からも冷たい対応を取られてしまうことがあります。
自分の日頃の行いに原因がある
園長や同僚保育士が冷たいのは、自分の日頃の行いに原因がある場合もあります。日々の仕事ぶりや勤務態度などです。
- ついついサボってしまいがち
- やりたくないことはやらない
- 提出物の期限などが守られていない
- 遅刻や欠勤が多い
- 理由不明の病欠が多い
などが同僚の保育士から冷たい態度を取られてしまう主な原因になります。このように日頃の行いがあまり良くないと、優しくする必要はないと判断されてしまって、冷たい態度を取られる原因になります。必要最低限のやり取りだけにしようと思う人は少なくないです。
園長や同僚保育士が冷たい場合の対処法
ここからは、園長や同僚保育士が自分に対して冷たい場合の対処法について紹介します。
明るくする
前項の園長や同僚保育士が冷たい理由の一つとしても挙げましたが、まだ同僚が自分のことをよく知らない、探っている段階なのでどのように接して良いかわからないというケースがあります。そういうときは、自分から明るく笑顔で同僚に接していくことで、回りからの警戒心を解くことに繋がります。
笑顔で明るく接せられて悪い気持ちになる人は少ないので、園長や同僚保育士が冷たい原因がよくわからないという場合は、まず最初に実践してみると良い方法のひとつになります。
とにかく保育の仕事を頑張る
園長や同僚保育士が冷たい場合に特に有効な対処法はとにかく日々の保育の仕事を頑張るというものです。
結局、保育園での仕事がきちんとできていれば、少なくとも仕事の面で文句を言われるということはなくなっていきます。そして、仕事ができるようになれば、周囲から頼られることも多くなり、同僚も冷たい態度のままではいられなくなってしまいます。何かを人にお願いしたり、教えてもらうのに冷たい態度の人はいないためです。
次の日から保育がうまくなるというのはなかなか難しいですが、コツコツと日々の仕事を頑張っていくことで徐々に同僚との関係性を改善していくことができます。
周囲の期待に応える
続いての対処法は「周囲の期待に応える」というものです。
人間関係の良し悪しは、基本的にはその人にとって都合が良いか悪いかというのが一つの基準になります。お互いに都合が良い人とは、関係は良くなりますし、都合が悪い人とは疎遠になります。
保育園等の職場の場合の難しい場合は、都合が悪い人とも一緒に仕事をし続けなければ行けないという点です。結果的に、避けたり、関わらないようにするので、冷たい態度になってしまいます。
もし、同僚の保育士から冷たくされているということは、その人にとって都合が良くない人物だと思われている可能性があります。言い換えると、周囲の期待に応えられていないということです。つまり、期待に応えていくことでその人にとって都合の良い人になっていけば、冷たい態度も改善される可能性があります。
保育園の場合は、日々の仕事をきちんとすることはもちろん、他の同僚がやりたがらない仕事を進んで引き受けるということが有効です。
もちろん、周囲の期待といっても必ずしも適切なものだけとは限らないので、過度にすべての期待に答えようとしすぎて無理してしまうということには注意しましょう。
転職する
あまりに耐えられないという状況になってしまった場合は、転職も視野に入れましょう。同僚の保育士から冷たい態度を取られてしまう根本的な原因が自分にあるとは限らない場合もあります。自分だけが態度をあらためてもどうしようも無いという場合もあります。
例えば、いわれなき悪い噂を流されてしまったり、お局保育士との関係性が修復できないくらい悪化してしまっているような場合です。このように、どうしても同僚からのあたりが強かったり、冷たくて日々の仕事が耐えられないという場合は、転職して働く保育園を変えないと改善が難しいことも多いです。
まとめ:園長や同僚保育士が自分に冷たい。理由と対処法は?
今回は、園長や同僚保育士が自分に冷たいという場合の理由と対処法はについて紹介しました。
園長や同僚保育士に冷たくされるのは以下のような理由が多いです。
- 忙しいから
- 自分のことをよく知らない、探っている
- ****職場で自分の悪い噂が広まっている****
- お局保育士のような人に嫌われてしまっている
- 自分の日頃の行いに原因がある
園長や同僚保育士に冷たくされる場合は、
- 明るくする
- とにかく保育の仕事を頑張る
- 周囲の期待に応える
- 転職する
という対処がおすすめです。どうしても改善できなさそうで、耐えられないという場合は、働く保育園を変えるというのも視野にいれると良いでしょう。