保育士の皆様。就業後や休日に保育園の同僚の職員から連絡が来たり、SNSでもやり取りしているという方。
個々の考え方や、保育園での人間関係などの状況によっても異なると思いますが、このように感じている方もいらっしゃると思います。
今回は、就業後や休日に同僚保育士とメール連絡をしたくない、SNSで繋がりたくない、プライベートを知られたくないという方向けに対処法を紹介しています。
同僚保育士とメールLINE連絡、SNSで繋がった経験があります
その経験が参考になればと思います
就業後や休日に同僚保育士とメール連絡をしたくない、SNSで繋がりたくない!
便利な世の中になってきて気軽な連絡手段などがたくさんありますが、コミュニケーションはより複雑になっていると思います。
- LINE、メール、電話の連絡をしたくない
- 就業後に返事を考えたくない
- 休日に仕事のことを考えたくない
- SNSで繋がりたくない
- プライベートを知られたくない
就業後に、クラス運営のことに関してLINEで質問が来たり、担任を持っているとよくあることかもしれません。行事のことで、休日までもLINEの連絡が続いてしまうこともあるかと思います。SNSでも繋がっていると、自分が知られたくないプライベートなことを知られてしまったり、繋がっていることが理由で、発信しづらくなるということもあると思います。
個人的には、プライベートな時間でも無理して仲良くしようとしたり、保育園のことばかりを考える必要は無いと思います。
就業後や休日に同僚保育士と連絡することの問題点や不満
個人の状況や性格にもよりけりだと思いますが、就業後や休日に同僚保育士と連絡することのよくある問題点や不満などを紹介します。
- 休みなのに休めない
- ストレスがかかる
- 休みの日を楽しめない
保育士の仕事はそれなりハードなので、就業後も休みも空いている時間は保育園のことを考えずにしっかり休みたいですよね。それなのに、連絡が来てしまうと、仕事のことを思い出してしまったり、考えなければいけないことができてしまって休めなくなってしまいますよね。
SNSで同僚保育士と繋がることの問題点や不満
個人の状況や性格にもよりけりだと思いますが、就業後や休日に同僚保育士と連絡することのよくある問題点や不満などを紹介します。
- プライベートを知られたくない
SNSに関して言えば、アカウントを知られてしまうとプライベートなことまでも知られてしまうことになります。休日どこへ行った、誰と遊んだ、何を買ったなどです。
もちろん、発信しているのは自分で、それが同僚に知られる可能性があることは当たり前です。でも、同僚には言いたくないけど、古くからの友人にはきちんと知らせたいというような発信内容もあると思います。
そんな場合に職場である保育園の同僚とSNSで繋がってしまっていると、思うように発信できないということもあるともいます。結局発信ができずに、そのSNS自体を使えないような状態に陥ってしまうことになるでしょう。
就業後や休日に同僚保育士とメール連絡をしたくない場合の対処法
ここからは、就業後や休日に同僚保育士とメール連絡をしたくない場合の対処法について紹介します。
そもそも連絡先を教えない
就業後や休日に同僚保育士とメール連絡をしたくないという方は、そもそも連絡先を教えないというのが一番良い方法です。連絡先を知らなければ、必然的に連絡をしなくて良いためです。
これから保育園で新たに働くという方は、仕事用の携帯番号やメールアドレスなどをあらかじめ用意しておくというのも手段の一つです。また、いっそのこと「LINEはやってない」と言ってしまうのも良いかもしれません。もちろん、既に連絡先を教えてしまったという人はこの方法はできません。既に連絡先を教えてしまったという人は、別の方法で対処していきましょう。
【注意】LINEの友達自動追加機能
保育園の連絡先として電話番号を職員間で共有しなければいけないという方も多いと思います。
LINEの機能で、相手の電話番号を知っていると自動的に友達登録されてしまう機能があります。LINEを知られてしまうと相手も電話より軽い気持ちで連絡が取れてしまうので、LINEで繋がりたくない方は、この機能をオフにしましょう。
<LINEの友達自動追加のオフ方法>
- LINEアプリから「設定」「友だち」の画面にいく
- 「友達自動追加」をオフにする
- 友達への追加を許可をオフにする
これで、自分の友だちのリスト、相手の友達のリストに勝手に追加されることはなくなります。
休日に電話に出ない
電話は強制的に時間を奪われるので、個人的にも迷惑だと感じる連絡手段だと思います。なかには、メールやLINEで文字を打つのが面倒だからという理由で電話をしてくる人もいます。自分の都合のために、相手の時間を強制的に奪うわけですから、ひどい話です。
同僚保育士からの仕事に関する電話に関しては、就業後や休日は、極力出ないようにしましょう。電話に出てしまうと、その時点での自分の時間を強制的に奪われてしまうことになります。
本当に今すぐ伝えたいことがあるなら、向こうから別の方法で連絡を取ってくるはずです。
また、 緊急であれば繰り返し何度も電話をしてくると思うので、そうなった時に初めて電話に出れば良いです。 もちろん、滅多に電話をしてこない人が電話をしてきたら、緊急の連絡の可能性もあります。その点は多少の判断は必要になると思います。
電話の着信に気づいているのに出ないとなんだか罪悪感を感じるかもしれませんが、相手は気づいているかどうかはわかりません。料理をしていたり、お風呂に入っていたりしていれば、電話に出れないことなんて普通のことです。気にせずに無視をしましょう。
流石に電話に出ないことが続けば、電話をしてこなくなるようになるかもしれません。
メールやLINEは緊急以外は就業後や休みの日は返信しないようにする
LINEでの連絡が多くて辞めたいという方は、メールやLINEは緊急以外は就業後や休みの日はなるべく返信しないようにすると良いです。ただの無視になってしまわないように、休みの日には返信を返さずに、出勤日の朝等に返信をするようにしましょう。
LINEなどの連絡手段がない時代でも保育園はあったわけですから、大抵のことはすぐに返信をしなくても問題ないことが多いです。
休日は返信をしないということを繰り返していけば、相手も「この人は就業後や休日には返事をしない人なんだ」ということに気づくと思います。先程も書きましたが、本当に緊急事態で今すぐ伝えたいことや確認したいことがあるなら、しつこく連絡を取ってくるはずです。
それをいきなりやってしまうと無視になってしまって気まずいという人は、徐々に返信のペースを遅らせていきましょう。同僚の保育士とのやりとりの回数を減らせば、負担も少なくなっていくと思います。
SNSで保育園の同僚の保育士と繋がりたくない場合の対処法
続いては、SNSで保育園の同僚の保育士と繋がりたくないという場合の対処法になります。
SNSカウントがあることを言わない
まずは、各SNSのアカウントがあるということを言わないという対処法です。結局アカウントを教えなければ、繋がらなくて済みます。ただし、ふとした瞬間にインスタグラムやTwitterなどをスマホで見ているところを見られないように注意が必要です。そういった際に、アカウント教えてと言われたら断りにくいですよね。
また、こちらが意図しないでも保育園の同僚にアカウントを知られてしまう可能性もあるので、SNSの自分のアカウントには許可した人しかアクセスできないように鍵を書けておくことも大切です。
SNSの連絡先の自動追加に注意
前項で書いたLINEの友達自動追加機能と同様ですが、各SNSには、スマホの連絡先に登録されている電話番号などから友人のアカウントを自動追加、もしくは、知人候補として表示する機能が備わっています。
自分の電話番号を同僚に知られている、もしくは、同僚の電話番号を知っていると、自分のアカウントが知られてしまう可能性があるので注意しましょう。それらの機能は各SNS側でオフにすることができるので、設定を見直しましょう。
別のSNSアカウントを作ってそちらを教える
もう一つの対処法は、自分がメインで使っているアカウントとは別のサブアカウントを作り、そのアカウントを教えるという方法です。そのアカウントでは、個人的な内容を発信しないようにすれば、プライベートな情報が漏れることはありません。これであれば、ふとした瞬間スマホでSNSを見ているところを見られたとしても、問題有りません。
ただし、各SNSの規約によっては同一人物の複数アカウントの作成が禁じられている場合もあるので注意しましょう。
既に繋がっている場合は各SNSの機能を利用する
ここまでの対処法は、あくまでも、まだSNSのアカウントを知られておらず、繋がっていない場合にできる対処でした。ですが、既に保育園の同僚の職員とSNSで繋がった後に、やっぱりプライベートなことは知られたくないという方もいらっしゃると思います。ブロックやフォロー解除なども出来ますが、相手にどのように思われてしまうかと思うと、簡単には踏み切れないですよね。
そういう場合には、各SNSが用意している、投稿の公開範囲設定などで、自分の投稿の公開範囲を制限しましょう。つまり、公開範囲を親しい友人等の指定した範囲に限定することで、自分のプライベートな情報を知られなくて済みます。
少々面倒くさい方法ですが、フォロー解除や友達解除などが心理的に出来ないという場合は、この方法を使うしか有りません。
まとめ:就業後や休日に同僚保育士とメール連絡をしたくない、SNSで繋がりたくないという場合の対処法!
今回は、就業後や休日に同僚保育士とメール連絡をしたくない、SNSで繋がってプライベートを知られたくないという保育士の方向けに、対処法などを紹介しました。
個人的には、プライベートな時間でも無理して仲良くしようとしたり、保育園のことばかりを考える必要は無いと思います。自分のために、自分の希望の範囲で保育園の同僚との距離感を保つというのも良いと思います。
一度、連絡先を教えてしまったり気軽に連絡が来るようになってしまいます。一度、積極的に返信などをしてしまうと、それを辞めた時に「無視された」「冷たくなった」などと思われうので無視できなくなってしまいます。また、一度SNSでつながってしまったら、ブロックなどもしにくいと思います。
このような事情があるために、できれば、就業後や休日に同僚保育士とメール連絡をしたくない、SNSで繋がってプライベートを知られたくないという保育士の方は、働き始めて連絡先等を最初のうちから早め早めに対処をしておくことが大切です。