- 夜勤があって大変なんじゃ?
- 病院内保育室の求人を見たことがない
病院内保育室での保育士の働き方に興味があるけれど、

夜勤って本当に楽なの? 時給はどれくらい?

病院内保育室での勤務経験がある私が、メリット・デメリットを解説します!
この記事では、病院内保育室での夜勤パートの保育士の仕事について、
- 病院内保育室の特徴
- 保育内容や人間関係
- 給料や待遇
について解説します。
夜勤で楽に稼ぎたい、病院内保育士の仕事に興味があるという方は、ぜひ最後まで読んでください。
この記事でわかること
- 病院内保育室は24時間体制で、医療従事者の子どもを預かる施設
- 夜勤は時給が高く、仮眠時間も確保されている場合がある
- 行事が少なく、落ち着いた人間関係が築きやすい
- 求人は保育士の転職サイトで見つけやすい
病院が設置する保育施設で夜勤を含むパートとして勤務した経験があります
その経験が参考になればと思います
目次 | 内容 |
---|---|
病院内保育室とは? | ・病院勤務者の子どもを預かる施設 ・24時間体制の病院を支える福利厚生 ・多くは認可外保育施設 ・企業主導型保育事業も増加 |
病院内保育室の特徴 | ・保育士資格が基本、無資格も可 ・24時間保育体制が多い ・病院関係者の子どもが対象、学童も含む ・病院直営と委託運営の2パターン |
病院内保育室の保育内容は? | ・0歳〜12歳までが対象 ・異年齢保育が中心 ・食事、寝かしつけ、散歩などがメイン ・泊まり保育の場合もあり |
病院内保育室の人間関係は? | ・パートが多く、人間関係は比較的良好 ・イベント少なく、仕事の押し付け合いは少ない ・保護者との付き合いも少なめ ・泊まり保育では親密な関係が必要 |
病院内保育室の給料待遇は? | ・施設により待遇は異なる ・病院直営は待遇が良い傾向 ・委託運営は認可保育園と同程度 ・夜勤手当で収入アップが可能 |
病院内保育室で楽に稼げるのは夜勤 | ・夜勤は時給1.25倍 ・仮眠時間も確保 ・見守りがメインで負担少 ・勤務内容が簡単な場合が多い |
私が病院内保育室を辞めた理由 | ・雇用期間が限定されたパートだったため ・利用者の数が年度ごとに変動するため ・病院職員の状況で受け入れ人数が変動するため ・運営や雇用が不安定になりやすい |
病院内保育室のメリット・デメリットまとめ | ・メリット:イベント少ない、人間関係が良い、稼げる、寄り添える、働き方多様 ・デメリット:転職で評価されない、スキル不足、保育内容に不満、運営不安定 |
病院内保育室で働くには? | ・保育士専門の転職サイトがおすすめ ・非公開求人が多い ・複数サイトへの登録が有効 ・条件に合う求人を紹介してもらう |
まとめ | ・医療従事者の子どもを預かる仕事 ・夜勤は高時給、仮眠あり ・落ち着いた人間関係が特徴 ・転職サイトで求人を探す |
よくある質問(FAQ) | ・資格:保育士資格が基本、無資格も可 ・24時間体制:夜勤あり、手当支給 ・対象年齢:0歳〜12歳 ・保育内容:食事、寝かしつけ、散歩など ・人間関係:比較的良好 ・求人:保育士専門の転職サイト |
病院内保育室とは?
病院内保育室は、病院に勤務する医療従事者の子どもを預かるために設置された施設です。病院は24時間体制で運営していることが多く、医師や看護師の子どもの場合、通常の保育園の開園時間では利用が難しいことがあります。そのため、病院が福利厚生の一環として保育室を用意しています。多くの場合、病院内保育室は認可外保育施設です。
認可外保育施設については以下の記事でも解説しています。
最近では、認可外保育施設の中でも「企業主導型保育事業」として運営している病院内保育室も増えてきています。企業主導型保育事業については以下の記事でも紹介しています。
病院内保育室の特徴
- 資格は保育士資格が求められるが、場合によっては無資格でも勤務可能
- 24時間体制で保育している
- 預かるのは病院関係者の子供で学童も対象の場合も
- 病院が運営しているパターンと会社が運営を委託されている場合に分かれる
まずは、病院内保育室の特徴を紹介します。
資格は保育士資格が求められるが、場合によっては無資格でも勤務可能
病院内保育室の勤務では、保育士資格が求められる場合がほとんどです。ただし、一部の病院内保育室では、パートであれば無資格でも勤務が可能な場合があります。これは、認可外保育施設であるため、認可保育園と比べて保育士の配置基準が緩くなっているためです。
その場合は、時給は資格有りの方よりも50円から100円程度安くなるのが一般的です。これから保育士を目指す方や資格取得勉強中の方でも就業できる可能性があるのがメリットの一つです。
また、病院内保育室でも、事業所内保育事業の場合は認可保育園になるため、保育士資格が必須となる場合が多いです。
いずれにしても、無資格で働けるかどうかは最終的にその園の方針によるので、しっかりと確認してから就業を検討しましょう。
24時間体制で保育している
病院内保育室の多くは24時間体制で運営されています。これは、病院が24時間体制で運営しており、その時間に勤務している医師や看護師の子どもを預かるためです。
病院が24時間開いている場合、医師や看護師も出勤する必要があります。病院側が子どものいる人に夜勤を免除すると、人手が足りず運営が回らなくなる可能性があります。
毎日24時間体制で保育をしている病院内保育室もあれば、夜勤日が特定の曜日に固定されている病院内保育室もあります。そのような保育室は、子どものいる医師や看護師の夜勤の出勤日を固定することで、保育室が最小限の夜間対応で済むようにしています。
また、24時間体制で運営している保育室は、必要な保育士の人数も多くなります。夜勤は時給を高く設定する必要があります。
預かるのは病院関係者の子供で学童も対象の場合も
基本的に預かるのは病院関係者の子どもで、対象年齢は0歳から12歳(小学生)までの場合が多いです。通常の保育園と違い、未就学児だけでなく学童も対象となるのが特徴です。
毎日預かる子どもの人数や年齢が異なるため、異年齢保育が中心となります。日中は他の保育園に通い、夜間に病院の保育室を利用するケースもあります。
あくまでも経験した個人の感想ですが、医師や看護師の子どもなので割と落ち着いている子どもが多いという印象です。これは、たまたまその保育室がそうだったというだけかもしれません。
病院が運営しているパターンと会社が運営を委託されている場合に分かれる
病院内保育室は病院が直接運営している場合と、保育園を運営している会社に運営を委託している場合があります。
前者は病院に雇用され、後者の場合は委託されている会社に雇用されます。それ以外にも派遣会社から派遣されるケースもあります。委託されている会社は認可保育園なども運営している大規模な会社であることが多いです。
例えば、保育園運営会社の「ポピンズ」や「ライクアカデミー」などは病院の保育室の運営を受託しています。採用後、希望すれば認可保育園への異動も可能な場合があります。
病院内保育室は、通常の保育園とは異なり保育料と公費で運営されているわけではありません。病院の福利厚生の一環として運営されているため、運営資金が潤沢な場合が多いです。保育室自体で利益を上げるのではなく、医療従事者の保育をサポートすることを目的としています。
また、運営母体が病院であるため、認可外保育施設でよくある給与未払いや倒産によって保育士が働けなくなるという事態は起こりにくいと考えられます。
病院内保育室の保育内容は?
対象年齢は、乳幼児の0歳から小学生までの12歳です。通常の保育園とは異なり「学童」も対象となっています。毎日預かる子どもの人数や年齢が異なるため、基本的に異年齢保育となります。
保育内容は、食事や寝かしつけ、散歩などが中心です。他の保育園に通う子どもが夕方から病院内保育室を利用するケースも多いため、園独自のイベントや行事、手の込んだ制作などはほとんどありません。
通常の保育園と異なる点として、泊まりを伴う保育があります。その場合、子どもの寝かしつけから朝までを交代で保育士が見守ります。預かる人数にもよりますが、複数人の保育士が配置されるため、夜勤でも一人の保育士がつきっきりになることはありません。
病院の規模にもよりますが、子どもの人数は認可保育園と比べて少なく、10数人程度であるため、一人ひとりに寄り添った保育が可能です。
病院内保育室の人間関係は?
人間関係は保育室によって異なると考えられます。病院内保育室は、通常の保育園と比べてパートの人数が多いことがあり、比較的ゆったりとした人間関係が築ける場合が多いです。
イベントが少ないため仕事量も少なく、保育園などでよくある正職員同士の仕事の押し付け合いのような状況は少ないでしょう。イベントが少ない分、子どもの保護者との付き合いも最小限に抑えられます。これらの理由から、比較的穏やかな人間関係が形成されやすいと考えられます。
ただし、泊まりを伴う保育を行うため、保育士同士はより親密な関係が求められることがあります。夜間の睡眠を伴うため、通常の認可保育園の関係性よりも、個人の素の姿をさらけ出す必要が出てくるかもしれません。
病院内保育室の給料待遇は?
病院内保育室の待遇は施設によって異なります。認可保育園より待遇が良い場合もあれば、そうでない場合もあります。病院が直接運営している場合は待遇が良いことが多いですが、採用のハードルも高い傾向にあります。
病院から運営を委託されている会社の場合、待遇は基本的に認可保育園と同等であることが多いです。
パートの場合、時給は地域によって異なりますが、1000円から1500円程度が目安です。24時間体制のため、勤務時間を増やして収入を増やすことも可能です。
午後10時から午前5時までは、深夜割増賃金として通常の1.25倍の時給が支払われます。そのため、夜間の時給は1250円から1875円程度と高額になります。
正社員の場合、勤務時間は変則的になりますが、夜勤手当などが支給されるため、より多くの収入を得ることが可能です。
また、夜勤の場合は2〜3時間の仮眠時間が設けられることがほとんどです。仮眠中に時給が発生するかどうかは保育室によって異なります。
病院内保育室で楽に稼げるのは夜勤
病院内保育室で楽に稼ぐことができるのは夜勤です。私の場合は、夜勤メインの条件で病院内保育室でパートとして働いていました。
以下が勤務内容です。
- 17時から翌9時の勤務
- 拘束時間は16時間
- 休憩は1時間
- 仮眠は3-5時間(日による)
- 夜間の時給は1.25倍
- 一回の勤務で2万円以上
夜勤と聞くと大変なイメージがあるかもしれませんが、私の場合は子ども2-3人を2-3人体制で見ていたため負担も少なく、仮眠時間も十分に確保できました。
勤務内容もとても簡単な見守りがメインだったので、身体的にも精神的にも負担は少なかったです。
しかも仮眠中も時給の対象でした。(これは病院内保育室によると思います。仮眠時間は時給が発生しない場合もあります)
私が病院内保育室を辞めた理由
私が病院内保育室を辞めたのは、雇用期間が限定されたパートだったからです。もともと期間が来たら辞めるつもりだったのですが、予想外に居心地がよくて最終的には辞めたくないと思うようになっていました。
病院内保育室は、年度ごとに利用者の数が大きく変動する傾向があります。これは、病院に勤務する医師や看護師の子どもの利用人数が年度によって変動するためです。看護師が他の病院へ転職すると利用者が減るなど、病院は人の入れ替わりが比較的多く、毎年安定した利用者数を確保できるとは限りません。
そのため、私のように年度末までの雇用契約となることが多いです。次年度の利用者が多ければ雇用が更新されますが、少ない場合は契約が終了することもあります。その分、時給は期間を定めない雇用よりも200円程度高く設定されていました。
また、病院職員の状況によって受け入れ人数が変動するため、急に夜勤がなくなることもあります。年度によっては子どもの人数が大幅に減少することもあります。認可保育園と比較すると、運営や雇用が不安定になりやすいと言えます。
病院内保育室のメリット・デメリットまとめ
最後に私なりに病院内保育室のメリット・デメリットをまとめました。
- メリット
- イベントや行事が少ない
- 人間関係が良い
- 夜勤があるので稼げる
- 子供の人数が少ないのでひとりひとりに寄り添うことができる
- 24時間体制なのでいろいろな働き方を実現できる
- デメリット
- 認可外保育施設なので転職の際に評価されないかも
- 大きな保育園で身につくスキルがつかない
- 保育内容が物足りないと感じるかも
- 急な受け入れ人数の増減など運営が不安定
病院内保育室で働くには?
病院内保育室で働きたい場合は、保育士専門の転職サイトに登録するのがおすすめです。病院内保育室の求人は人気が高く、求人数も少ないため、一般には公開されないことが多いです。
保育士転職サイトには非公開求人として病院内保育室の求人がある場合が多いため、複数サイトに登録しておくと良いでしょう。転職サイトに登録し、条件に合った求人があれば紹介してもらうのが効率的な方法です。
- マイナビ保育士
|全国の正社員・パート保育士の求人に対応しています。登録するとネット上での検索などでは見つからない非公開の人気のある高待遇の求人情報も得られます。 まずは求人情報を知りたいだけという方でもOKです!
- ジョブメドレー保育士
| 全国対応でネット上から求人応募が可能です。すぐに転職するつもりはなくても、とりあえず登録して求人を見ることができます。自分のペースで転職をしたい人におすすめです(^^)
- ヒトシア保育| ※全国の正社員・派遣・パート保育士の求人に対応しています。登録しないと得ることができない非公開の求人もたくさんあります。 求人数も多いのでとにかくたくさんの情報を得たいという人にもおすすめです。
※ 紹介できる求人などに差があるため転職サイトは複数社に同時登録して併用がおすすめです。就職転職活動が不安な方はまずは簡単な相談目的での登録でも大丈夫です。
※ 保育士の転職サイトは新卒の方や未経験の保育士の方、資格取得見込みの方でも利用可能です。
まとめ
病院内保育室での夜勤パートの保育士の仕事は、医療従事者の子どもたちを預かる、やりがいのある仕事です。
- 病院内保育室は、24時間体制で医療従事者の子どもを預かる施設です
- 夜勤は時給が高く、仮眠時間も確保されている場合があります
- 行事が少なく、落ち着いた人間関係が築きやすいのが特徴です
- 求人は保育士の転職サイトで見つけやすいです
病院内保育室は、通常の保育園とは異なる点がたくさんあります。
就職・転職の選択肢の一つとして病院内保育室の仕事も検討し、保育士専門の転職サイトで自分に合った求人を探してみてはいかがでしょうか。

病院内保育室は夜勤があって大変そうだけど、本当に楽なの?

病院内保育室は夜勤の時間帯で働くことができるので、自分のライフスタイルに合わせて働けますよ。
よくある質問(FAQ)
- Q病院内保育室で働くにはどんな資格が必要ですか?
- A
多くの病院内保育室で保育士資格が求められますが、パートであれば無資格でも働ける場合があります。ただし、その場合は時給が低くなるのが一般的です。
- Q病院内保育室は24時間体制ですか?
- A
多くの病院内保育室は24時間体制で運営しており、夜勤もあります。夜勤がある場合は、夜勤手当が支給されます。
- Q病院内保育室ではどんな子どもを預かりますか?
- A
病院関係者の子どもが中心で、0歳から12歳までの乳幼児や学童が対象です。
- Q病院内保育室の保育内容はどのようなものですか?
- A
食事、寝かしつけ、散歩などが主な内容です。他の保育園に通う子どもが夕方から利用するケースも多く、行事やイベントは少なめです。
- Q病院内保育室の人間関係は大変ですか?
- A
病院内保育室はパートが多く、仕事量も少ないため、比較的ゆったりとした人間関係を築きやすいでしょう。
- Q病院内保育室の求人はどこで見つけられますか?
- A
保育士専門の転職サイトに登録すると、病院内保育室の求人を見つけやすくなります。非公開求人もあるため、複数のサイトに登録するのがおすすめです。