保育士が仕事が終わっていないのに残業できない。残業禁止の場合の対処法


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保育園で働く保育士の皆様。うちの保育園は残業が禁止されているという方もいらっしゃると思います。

そのような保育園では、仕事が終わっていないのに残業できないというジレンマがあると思います。そのせいで、持ち帰りの仕事をせざるを得ない方もいるかもしれません。

今回は、保育士が仕事が終わっていないのに残業できない、残業禁止の場合の対処法などについて紹介します。

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保育園の都合で残業が禁止されている

保育園のルールによっては、残業が禁止されているという場合もあると思います。一見、保育士の負担が減らすための良いルールのように見えますが、果たして本当にそうなんでしょうか。

なぜ残業を禁止する保育園がある?

保育園が残業禁止としているのは、基本的には、追加でかかる人件費を抑えるという目的のためです。例えば、保育士が1時間残業すると、1時間分の時給の1.25倍の割増賃金を超過勤務手当として支給しなくてはいけません。例えば、月20時間くらい残業をしたら、3〜4万円程度の割増賃金を追加で支払うことになるでしょう。そのような保育士が数人いれば、保育園にとっては大きな出費となります。

保育園は、保育士が仕事をたくさんすれば儲かるというシステムではないので、同じ定員状況であれば、人件費は抑えられれば抑えられるほど、保育園は儲かることになります。そのため、なるべく人件費を抑えたい保育園は、原則的に残業禁止とすることで、無駄な人件費を抑えようとしています。

残業禁止のせいで、違法残業になってしまっている

残業禁止のルールがあるせいで、残業をすることができず、それでも仕事量が減るわけではないので、違法残業をせざるを得ないという保育士の方もいらっしゃいます。

  • 持ち帰りの仕事
  • サービス残業
  • 休憩時間中の仕事

などのいわゆる、給料が支払われない、違法残業です。保育園の人件費を抑えたいという目的のために、保育士が負担を強いられてしまっているという形になります。

残業禁止の保育園での保育士の対処法

ここからは、残業禁止の保育園での保育士の対処法について紹介します。

完璧を目指さない

仕事が終わっていないのに残業できないという場合に、まず最初にできる対処法は、完璧を目指さないというものです。性格によっては、きちんと自分が100%納得のいく形に終わらせないと、気がすまないという方もいらっしゃると思います。そういう人に限って、他の同僚と比較しても120%くらいの仕事をしてしまっていることも多いので、他の保育士と比較しても頑張りすぎてしまっている場合もあります。

仕事を断る

続いて、仕事が終わっていないのに残業できないという場合は「仕事を断る」ということも検討してみましょう。仕事を抱え込んでしまいがちな人に限って、頼まれた仕事を何でも引き受けてしまったり、自分がやらなくても良いことまでも手を出してしまう場合が多いです。

自分の仕事で手一杯になってしまっている時は、「仕事を断る」ということも必要なスキルのうちの一つになります。

上司に相談する

次に、仕事が終わっていないのに残業できないという場合の対処法は「上司に相談する」というものです。園長や主任など、保育園での自分の直属の上司に、業務量を調整してもらえないか相談してみましょう。保育士の人員に余裕があれば、保育から離れて書類仕事などをする時間をとってくれるかもしれません。

無理やり残業時間にする

割と最終手段に近い方法になりますが、残業禁止にされていても無理やり残業をするというのも対処法の一つになります。前述したとおり、自分の仕事量に関して上司(主任や園長)に相談をしているのにも関わらず、改善されることがなければ、無理やり残業として仕事をしてみましょう。

先程も書きましたが、保育園は割増の人件費や追加の人件費をかけたくないので、残業を禁止していることがほとんどです。保育士が残業をすることで発生する追加の人件費を抑えたいために残業を禁止しているということです。逆に言うと、終わっていない仕事をきちんと残業として終わらせれば、保育園には追加の人件費がかかるということになります。抑えたい人件費が追加でかかっているということになれば、保育園としても改善せざるを得なくなる可能性があります。

保育園の状況によっては無理やり残業にするというのは、難しいかもしれませんが、できるのであれば正式に残業として仕事をしてみましょう。

最終的には転職を考える

ここまで紹介した対処法を試した上でも、改善が見られず、負担が増すばかりという場合は、最終的には転職を考えましょう。世の中には、仕事が終わっていなければ残業をすることができ、きちんとその分の給料が支払われる保育園もたくさんあります。また、そのような保育園は、そもそも残業をする必要がないことが多いです。

なぜなら、人件費を抑えるために保育士に残業をさせないというための手段が「残業禁止」ではなく「業務を効率化する」という方法になっているためです。保育園の保育士の業務が効率化されているので、残業禁止にしなくても、そもそも残業が発生しにくい環境になっているということです。

残業禁止の保育園でやってはいけないこと

最後に残業禁止の保育園で絶対にやってはいけないことを紹介します。

サービス残業や持ち帰っての仕事にする

保育士が仕事が終わっていないのに残業ができない時に、やってはいけないことの1つ目は、サービス残業や持ち帰って仕事をするというものです。保育園に残って仕事をするけれど残業時間とはしない、終わらないので持ち帰って仕事をしてしまうというようなことです。これらは、その場しのぎになるかもしれませんが、今後の自分自身の首や保育園の同僚をの首を締め付けることになってしまいます。

サービス残業や持ち帰りの仕事で終わっていない仕事を終わらせると、園長等の目線からすると、今の仕事量で問題ないという判断になります。 それにより、今後も時間内に終わらない仕事量が続いていくことになります。つまり、ずっとサービス残業や持ち帰りの仕事が続いていくことになります。

加えて、誰かがサービス残業や持ち帰りの仕事をしていると、 保育園全体として他の同僚も持ち帰りの仕事をしなければいけないという雰囲気や空気感になってしまう こともあります。同じような仕事量なのに、ある人は残業せずに(持ち帰りの仕事をして)仕事を終らせることができていて、ある人は終わっていないという状況になってしまうためです。そして、もし、園全体として、サービス残業や持ち帰りの仕事が当たり前という雰囲気になってしまった場合、 次は保育士の離職を招く ことになります。

当然ですが、サービス残業や持ち帰りの仕事がない保育園も世の中には多いので、より労働条件が良い保育園に転職を考えるのは当たり前のことです。その保育園での仕事に慣れている同僚が退職してしまうと、一時的に仕事の負担が増加したり、保育士不足にも陥ってしまう可能性があります。そうなると、また、自分自身の負担が増えるという負の連鎖になります。

また、 保育園でやるべき書類などの仕事を自宅に持ち帰るという行為は、個人情報等の流出という観点でもトラブルになる可能性があります。 例えば、通勤時に園児の個人情報が書かれた書類などを電車内に忘れてしまったりなどです。もしそうなった場合、責任は取らなければいけませんし、処分される可能性もあります。その時に保育園が守ってくれるとは限らないでしょう。勝手に持ち帰っていたと言われてしまったらそれまでです。

同様に、自分の休憩時間を削ってその時間に仕事をするという行為もやってはいけなないことになります。

まとめ:保育士が仕事が終わっていないのに残業できない。残業禁止の場合の対処法

今回は、保育士が仕事が終わっていないのに残業できない、残業禁止の場合の対処法などについて紹介しました。

保育園のルールによっては、残業が禁止されているという場合もあると思います。一見、保育士の負担が減らすための良いルールのように見えますが、保育士によってはサービス残業や持ち帰りの仕事を余儀なくされてしまっていることもあります。

保育園が残業禁止の場合は、以下の対処法が有効です。

  • 完璧を目指さない
  • 仕事を断る
  • 上司に相談する
  • 無理やり残業時間にする
  • 最終的には転職を考える

保育士にとっては、残業禁止ではなく、残業の必要がないのが理想と言えます。もし、残業禁止のせいで、持ち帰りの仕事やサービス残業などが強いられてしまっているという場合は、転職を考えたほうがよいかもしれません。