保育士、幼稚園教諭から特別支援学校(養護学校)への就職転職は可能?


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保育士、幼稚園教諭の方で特別支援学校(養護学校)への転職を考えている方。

  • 保育士、幼稚園教諭から特別支援学校(養護学校)への就職転職は可能?

特別支援学校(養護学校)で働くには、特別支援学校教諭免許状(特支免許)が必要ですが、必ずしもそうでない場合があります。

自治体によっては、幼稚園教諭・小学校教諭の免許などがあれば、就業できる場合があります。特別支援学校での仕事は保育士、幼稚園教諭の経験も活かすことができることも多いと思います。

また、待遇に関しては他の公務員と比べても専門的知識が必要なため好待遇であることが多いです。

ほとんどが公立の学校なので、公務員の教員の扱いになり採用試験などがありますが、臨時職員などの雇用形態で就業することも可能です。

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特別支援学校(養護学校)とは?

特別支援学校は、障がい者の方が通う幼稚園・小学校・中学校・高等学校などの教育機関になります。養護学校とも言われることがあります。

視覚障害者、聴覚障害者、知的障害者、肢体不自由者、または病弱者などの障がい者の児童が通学の対象となっています。

特別支援学校は、そのほとんどが公立(市区町村や都道府県立)の学校になるため、就業している教員も公務員の教員になります。

2018年の文部科学省の調査によると、特別支援学校の数は全国で1135校が存在していて、在籍している幼児・児童・生徒の数は141,944人となっています。

数自体はそこまで多くはないですが、教員の人数は普通の小中高校と比べると、格段に多いので、雇用が必要な教員の人数も多くなっています。そのため、昨今では特別支援学校が教員不足に陥っている自治体も少なくないです。

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特別支援学校(養護学校)の役割

特別支援学校(養護学校)は、幼稚園・小学校・中学校・高等学校に準じた教育を提供するのはもちろん、障害のある児童・生徒が自立をするための教育を提供するという目的もあります。

視覚障害者、聴覚障害者、知的障害者、肢体不自由者又は病弱者(身体虚弱者を含む。)に対して、幼稚園、小学校、中学校又は高等学校に準ずる教育を施すとともに、障害による学習上又は生活上の困難を克服し自立を図るために必要な知識技能を授けること

出典:http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/06072108/001.htm

学校教育法によって上記のように定められています。そのため、特別支援学校(養護学校)で働く教員も、上記の役割を踏まえて、一人一人の生徒に対して適切な教育を行っていく必要があります。

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特別支援学校(養護学校)の仕事内容

児童の登校前に出勤して、児童を迎え入れるところから始まります。障がいの程度に応じて、クラスの人数は変わります。最大では8人程度の児童、少なければ3人以下の児童で一つのクラスになります。

授業は小学校のように一人の先生が前で授業するということではなく、1対1で個別に指導することが一般的です。

児童の下校後は個別支援の計画を立てたり、教材や授業の準備などを行います。その他にも職員会議や行事の打ち合わせなども下校後に行われます。

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特別支援学校で保育士(幼稚園教諭)が働くために必要な資格などは?

特別支援学校で働くには、原則としては、特別支援学校教諭免許状(特支免許)が必要です。残念ながら保育士の資格自体は、特別支援学校への就業に関しては何の役にも立ちません。

ただし「幼稚園・小学校・中学校・高等学校の教諭免許状を有する者は、<当分の間>特別支援学校の相当する部の教諭等となることができる」とされています。特別支援学校教諭免許状がなくても、当分の間は特別支援学校の教諭になることが認められています。

つまり、 幼稚園・小学校・中学校・高等学校の教員免許があれば、特別支援学校の教諭になることができる可能性が出てきます。

可能性が出るというのは、自治体によっては、やはり特別支援学校教諭免許状が必須の場合があるためです。その場合は幼稚園・小学校・中学校・高等学校の教員免許だけでは就業することができません。

保育士の場合は、保育士資格を取得する際に、幼稚園教諭、もしくは、小学校教諭の免許を取得している方もいると思います。その場合は、前述の通り、特別支援学校(養護学校)で働ける可能性が高いです。

幼稚園教諭の免許があれば、特別支援学校幼稚部で就業することができるかもしれませんし、小学校教諭免許があれば、特別支援学校小学部で就業することができるかもしれません。

また、保育士資格しか持っていない方の場合でも、現在は「幼稚園教諭の普通免許状に係る所要資格の期限付き特例」が実施されています。この制度を利用すれば保育士の実務経験3年があれば、専門学校等で8単位だけを新たに取得すれば幼稚園教諭免許状の取得が可能です。

そうすることで保育士の方でも特別支援学校へ就業への道が見えてくるかもしれません。

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保育園で働く保育士との比較

保育園で働く保育士と特別支援学校(養護学校)の比較を説明します。

給料・待遇面での違い

正規の教員になれば、公務員になりますので、給料・待遇面では安定していて、当然、好待遇になります。加えて、小学校・中学校・高等学校の教員比較しても、障害児童に対する専門的な知識とスキルが必要になるため高い水準に設定していることが多いです。

自治体によって異なりますが、小学校・中学校教諭の初任給の平均相場は20万円前後ですが、特別支援学校教諭の初任給は約22万円から26万円程度の場合が多いです。

臨時職員であっても給与面では約22万円から26万円程度の月給が貰うことができ、保育士より好待遇の場合もあります。特別支援学校では生徒の数に対して必要な教員の数も多く、臨時教員が多くなっているためです。その分需要も多く、専門知識も必須になるため好待遇を設定している自治体が多いです。

就業時間・休日・休暇面での違い

小中学校の教員がハードなイメージがあるという方も多いと思いますが、それと同様か、もっとハードな場合もあるようです。

特別支援学校では、子ども一人ひとりに合わせた指導というのが必要になってくるので、教員の人数は多くても、教員一人ひとりの負担は少ないとは限りません。

保育士も、0から5歳児のそれぞれでは必要な保育士の人数が違っていて、0歳児が保育士一人のあたりの子どもの人数は少ないですが、負担が少ないというわけではないですよね。

障がいの度合いなども児童それぞれで異なるので、支援の内容、教員の負担も異なってきます。

また、生徒数に対して必要な教員の人数も増えていて、人手不足が起きているという側面もあるかもしれません。

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特別支援学校への就業方法は?

特別支援学校はほとんどが公立の学校になるので、教員採用試験を受験して合格する必要があります。

自治体によって、特別支援学校での別枠での試験区分があったり、小中高校の教員採用試験と同枠で一括で採用になる場合もあります。

先に説明したとおり、特別支援学校教諭免許状が必須である場合もあるので、事前に希望する市区町村の募集状況をしっかりと調べる必要があります。

試験の難易度や合格率などは自治体によっても差があるところなので、近隣の自治体の状況についてよく調べてから就業を検討すると良いと思います。

臨時教員(非常勤教員)という選択肢も

特別支援学校では生徒の数に対して必要な教員の数も多く、臨時教員が多くなっています。臨時教員というのは、正規ではない就業方法で、期間を定めての雇用になります。

後述していますが、臨時教員であっても、保育士と比べても待遇が良いことも多いようです。市区町村などによっては差はあると思うので、一度調べてみると良いと思います。

採用試験に受からない、資格や年齢の関係で正規の公務員にはなれないというような場合には、臨時教員での就業を検討して見るのも良いと思います。

もちろん期間が定められていたり、待遇も自治体によって様々なので、一概におすすめできるとは限りません。臨時教員だからといって、正規と同様に仕事内容を求められる場合もあるので、臨時教員だからといって、正規と比べて楽な仕事だとは限らない点にも注意が必要です。

もっとも特別支援学校での仕事が合わなかったら、また保育士に戻ることも容易ですし、特別支援学校での経験もそのまま活かすことができると思います。

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まとめ:保育士、幼稚園教諭から特別支援学校(養護学校)への就職転職は可能?

保育士や幼稚園教諭の方で、幼稚園教諭免許や小学校教諭の免許を持っている方も多いと思います。大学や養成所で両方の資格を取得した方もいるでしょう。そのような方は、特別支援学校(養護学校)へ就業するという選択肢もあります。もちろん保育士や幼稚園教諭で培ってきた経験も活かすことが可能です。

保育士、幼稚園教諭同様に楽な仕事では決して有りませんが、需要も高く、スキルも身につく仕事になります。待遇も良いです。また、合わないなと思っても保育士にまた戻るということも可能だと思います。

ほとんどが公立の学校なので、公務員の教員の扱いになるため、採用試験などがありますが、臨時職員などの雇用形態で就業することも可能です。

もちろん、保育士や幼稚園教諭より養護教諭のほうが良いかどうかというのは人それぞれです。どんな職業にも合う合わないもありますし、それは職場によっても異なります。

ただ、転職の際の就業の選択肢は多く知っているということに越したことはないと思います。やってみてあわないとおもったら、また、保育士に戻ることも可能なので、挑戦してみる価値はあると思います。

保育士、幼稚園教諭の方で異業種に転職を検討している方は、一度考慮してみると良いかもしれません。