保育園で働く保育士の皆様。プライドが高い保育士が同僚にいるという方。
今回は、保育園のプライドが高い同僚保育士との接し方とやってはいけないことについて紹介します。また、保育士の仕事ではプライドは捨てたほうが良いのか、保育士が高いプライドを治す方法も合わせて紹介します。
プライドが高い保育士が同僚にいた経験があります
その経験が参考になればと思います
プライドが高い保育士の特徴
プライドが高い保育士のよくある特徴は、以下のような内容です。
- 自分の非を認めない
- 感謝しない、謝らない
- 自分が正しいと思っている
- 見栄っ張り
- 一人で解決しようとする
プライドが高い保育士が同僚にいると、どのように接してよいかわからない、傷つけたりしないか不安というような方も多いと思います。
プライドが高い同僚保育士との接し方、やってはいけないこと
ここでは、プライドが高い同僚保育士との基本的な接し方とやってはいけないことを紹介します。
相手を尊重する
プライドが高い同僚保育士との接し方のポイントは「相手を尊重する」ことです。言い換えると、相手のプライドを保ってあげるということです。プライドが高い人は、自分のプライドが守れなかったときに、様々なトラブルが起きてしまう可能性が高くなっていきます。
例えば、自分が優れていると思っているのに、もし、周囲がそうではないというような態度をとってしまうと、なんでわからないんだ、という気持ちになってしまいます。そのことが、保育士同士の人間関係を壊してしまう原因になります。
プライドが高い人に対しては、プライドを保てるように、なるべく尊重して接するようにしたほうが効率が良いです。
競おうとしない
続いて、プライドが高い同僚保育士との接し方でやってはいけないことは、「競おうとしない」ことです。
プライドが高い同僚保育士と無理に競おうとしてしまうと、関係性は悪化してしまうことが多いです。プライドが高く、誰かに負けたくないので、競おうとすればするほど、関係性は悪化してしまいます。そもそも、保育という仕事とにおいては、勝敗がつかないものも多いです。例えば、どっちのほうが良い保育士なのかということに、明確な答えが出ないことが多いです。良い形で競うことができればよいですが、保育園の場合は、組織で動く仕事が多く、無駄に競っても良い結果は生みにくいです。
否定しない
続いて、プライドが高い同僚保育士との接し方でやってはいけないことは、「相手を否定しない」ことです。
プライドが高い同僚保育士を否定するということは、その人のプライドをへし折ることになります。そして、プライドが高い人のプライドをへし折ったとしても、周囲の人が得られるものはなにもありません。プライドをへし折っても、得るものはないので、わざわざやるべきではないです。
もちろん、その人が間違った行動などをしている場合は、誰かが注意をしたりする必要はありますが、真っ向から否定するのではなく、先程書いたように、プライドを尊重しつつ、指導や教育などをするべきです。
保育士の仕事ではプライドは捨てたほうが良い?
ここまで、プライドが高い保育士との接し方について紹介しましたが、逆に、自分自身がプライドが高いほうだと感じている方もいるかも知れません。そのような方が悩むのが、保育士の仕事ではプライドは捨てたほうが良いのかということだと思います。
保育士の仕事へのプライドといっても、人それぞれなので、一概に、プライドなんて捨てて保育士の仕事をするべきだと言い切ることは難しいです。また、人々が持つプライドについても、0か100かということではないので、プライドを捨てると言ってもどれくらいのプライドを捨てるべきかという問題もあります。
そのため、ここでは保育士がプライドを捨てるメリットについて紹介します。
人間関係の構築がスムーズになる
保育士がプライドを捨てるメリットの1つ目は、人間関係の構築がスムーズになるという点です。プライドが高いと、周囲から気を使われてしまうので、人間関係の構築もスムーズではなくなります。先程も書いたように、プライドが高い人と接するには、注意が必要な点も多く、距離が縮まりにくいです。プライドが高い人と距離を縮めようとすると、どこかでプライドをへし折ってしまうのではないかというリスクが思い浮かぶためです。
もし、保育士がプライドを捨てることができれば、人間関係の構築の壁が一つ少なくなり、コミュニケーションが取りやすくなります。
助けてもらえる
困ったときに、助けてもらえるというのも、保育士がプライドを捨てるメリットの一つです。プライドが高いということを周囲の同僚が感じている、「助けたら怒りそう」「ありがためいわくだと思われそう」というような懸念が生まれます。もちろん、プライドが高い人は「自分で解決しそう」というイメージもあると思います。そうなると、同僚も、積極的に助けようとはならずに、様子見をしてしまうことが多いともいます。
もし、保育士がプライドを捨てることができれば、周囲からも助けも得られやすくなるでしょう。
保育士が高いプライドを治す方法
最後に、保育士が高いプライドを治す方法について紹介します。
学ぶ姿勢をもつ
保育士が高いプライドを治す方法の1つ目は、「学ぶ姿勢をもつ」ということです。
プライドが高い保育士の特徴でも挙げましたが、プライドが高い人は「自分が正しいと思っている」ということがあります。実際、正しい場合もあると思いますが、別の同僚がやっていることなどが、正しくないとも限らなないです。特に、保育園での保育士の仕事は正解がないということも少なくないです。この時、こうするべきだった、ああするべきだったということは、誰にも正解がわからないことだってあります。
だからこそ、他の人の仕事に対する取り組みや姿勢に関しても、仮に自分が間違っていなかったとしても、学ぶべきポイントはたくさんあるはずです。他人から学ぶべきポイントを探そうとするということは、自然と、自分自身の高いプライドを治すことに繋がります。
感謝や配慮を忘れない
保育士が高いプライドを治す方法の2つ目は、「感謝や配慮を忘れない」ということです。やはり、保育園での仕事は、チームでの仕事なので、周囲の協力があって成り立つものです。どんなに自分の目線で、自分が一番頑張っている、保育園に貢献していると思ったとしても、保育園で働いている以上は、同僚の力というのは絶対に必要です。
自分が一番、貢献していると思っても、同僚がどのような貢献をしてくれているのかということによく注目してみましょう。その人には、その人の保育園への貢献のポイントがかならずあるので、その部分についての感謝や、他の人が担当している仕事への配慮を忘れないようにしましょう。
まとめ:保育園のプライドが高い同僚保育士との接し方とやってはいけないこと
今回は、保育園のプライドが高い同僚保育士との接し方とやってはいけないことについて紹介します。また、保育士の仕事ではプライドは捨てたほうが良いのか、保育士が高いプライドを治す方法も合わせて紹介しました。
保育園のプライドが高い同僚保育士との接し方とやってはいけないこととして以下の内容を挙げました。
- 相手を尊重する
- 競おうとしない
- 否定しない
また、自分自身がプライドが高いほうだと感じている方が、保育園での仕事においてプライドを捨てるメリットとして以下の内容を紹介しました。
- 人間関係の構築がスムーズになる
- 助けてもらえる
そして、保育士が高いプライドを治す方法として、以下の内容を挙げました。
- 学ぶ姿勢をもつ
- 感謝や配慮を忘れない
プライドが高い保育士が同僚にいて接し方がわからないという方や、自分自身の高いプライドをどうにかしたいという保育士の方は、参考にしてみてください。