保育士同士の仲が悪い職場のデメリットと対処法、立ち回り方を紹介

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保育園で働く保育士の皆様。

こんな疑問や悩み、不満、経験はありませんか?
  • 保育士同士の仲が悪い!
  • 保育士同士の仲が悪い職場のデメリットと対処法が知りたい
  • 保育士同士の仲が悪い職場での立ち回り方を知りたい

こんな風に思った経験がある方もいらっしゃると思います。保育士同士の仲が悪いと、コミュニケーションが不足して、働く上でのデメリットも多いです。

今回は、保育士同士の仲が悪い職場のよくあるパターン、保育士が働くデメリットを紹介します。また、そのような保育士同士の仲が悪い保育園の職場で働く場合の対処法、立ち回り方についても紹介します。

この記事の信頼性
私は保育園、幼稚園、認定こども園で勤務した経験があります
保育士同士の仲が悪い職場での勤務経験があります
その経験が参考になればと思います

保育士同士の仲が悪い保育園のよくあるパターン

まずは、保育士同士の仲が悪い保育園のよくあるパターンについて紹介します。

上司同士が仲が悪い

保育士同士の仲が悪い保育園のよくあるパターンの1つ目は、上司同士が仲が悪いというものです。主任保育士同士や園長と主任保育士などの仲が悪いということです。

原因は様々だと思いますが、お互いにそれなりに経験があるので、自分の意見を曲げにくいという特徴があります。また、どちらも自分より立場が上なので、下の立場の人間からすると非常に働きにくい状態になります。どちらかの指示に従うと、どちらかの指示に反するというような板挟みのような状態に陥ってしまうこともあります。

結果的に自分もどちら側につくのかということを選ばされてしまうということも起きます。このことは後述する保育園内での派閥が出来上がってしまう原因にもなります。

同僚同士の仲が悪い

保育士同士の仲が悪い保育園のよくあるパターンの2つ目は、同僚同士の仲が悪いというものです。1対1で仲が悪いということもあれば、複数対複数で仲が悪いという場合もあります。こちらも原因は様々ですが、保育をする上での意見の不一致や仕事における態度などが原因であることが多いです。

ある同僚とある同僚の仲が悪いと、関係ない人が働く上でも気をつかわなければいない場面が出てきて働きにくくなってしまいます。

派閥ができている

先程少し触れましたが、ある程度保育園内で強い立場の人同士の仲が悪いと派閥の形成に繋がってしまうことがあります。保育園における派閥とは、仲が悪い上司同士の関係性で自然に生まれてしまうことが多いです。下の立場の人間からするとどちらかの指示に従うと、どちらかの指示に反するというような状態に陥ってしまうためです。結果的に、後輩の職員はそういうつもりではなくてもどちらにつくかを選ばざるをえなくなってしまうという背景があります。また、乳児と幼児などのクラス間の断絶なども派閥が生まれる原因になります。

保育園での保育士の仕事はクラスの垣根を超えて様々な連携を行いながら遂行していくものなので、派閥ができていて情報共有などが希薄になってしまうと、園の安全性やトラブルの原因になります。

保育士同士の仲が悪い保育園で働くデメリット

ここからは、保育士同士の仲が悪い保育園で働くデメリットについて紹介ます。

愚痴を聞かされる

保育士同士の仲が悪い保育園で働く際に、特に多いのが、誰かの愚痴を聞かされるというものです。その人の仲が悪い人に対する愚痴を聞かされるということです。他人の悪口を聞くということは気分は良くないですし、不快な気持ちになることもあると思います。立場によっては同調を要求されてしまうこともあるでしょう。それによって、自分自身もその人から嫌われてしまうということもあります。

仕事の効率が下がる

当然ですが、仲が悪い人同士は積極的にコミュニケーションを取ろうとはしないので、情報共有や伝達に漏れなどが発生します。また、ひどい場合は、本人同士の間に誰かが入って連絡しなければいけないという深刻な状態になってしまっている場合もあります。周囲からすると時間を余計にかかってしまって、迷惑な話ですが、実際によく聞く話です。

保育園の仕事は、職員同士の様々なコミュニケーションがあることで円滑な運営をすることができるので、職員同士のコミュニケーションが不足していると仕事の効率はどうしても下がってしまいます。

安全性が下がる

前項でも少し触れましたが、保育園の仕事は、職員同士の様々なコミュニケーションがあることで円滑な運営が成り立っています。そのため、仲が悪くコミュニケーションが不足していると事故やトラブルなどの園児の安全性にも影響を及ぼしてしまう場合があります。重要な連絡事項を伝えていなかったりなどがそれに該当します。

保育園での保育士の仕事はクラスの垣根を超えて様々な連携を行いながら遂行していくものなので、派閥ができていて情報共有などが希薄になってしまうと、園の安全性やトラブルの原因になります。

離職者が増える

保育士同士の仲が悪いということは、ここまで紹介したような働く上でのデメリットも多いため、やめたいと思う保育士も多いです。離職者が多いということは、そのことが保育園における負のスパイラルとなってしまって、さらなる仕事の効率の悪化や、園の人間関係の悪化を繰り返すことに繋がってしまいます。

シフトや担任構成にも悪影響がある

保育士同士の仲が悪い保育園で働くとシフトや担任構成にも悪影響がある場合があります。

保育園内で仲が悪いということが周知の事実となってしまうと、園長などがシフトを作成したり、担任副担任のクラス構成などをあらたに考える際の障害になります。園長の中には、仲が悪い人同士は同じシフトやクラスに入れないようにするという人もいます。

このことは、他の職員からすると、自分が積みたい経験や担当したいクラスなどが担当できないことに繋がったり、変則的なシフトや休暇の取りにくさに影響を与えてしまいます。

保育士同士の仲が悪い保育園で働く場合の対処法、立ち回り方

ここからは、保育士同士の仲が悪い保育園で働く場合の対処法や立ち回り方について紹介します。

間を取り持とうとしない

基本的に、自分が園長などの責任者の立場でなければ、無理に間を取り持って仲直りをさせたりするということは懸命とは言えません。そもそもどんな理由で不仲になっているかもわかりませんし、それぞれの考え方をひとりの同僚が変えさせていくというのはなかなか難しく、うまく行かないことが多いです。無理して間を取り持とうとすると、自分も両者からよく思われずに、さらに溝を深めてしまうということもあります。

板挟みにならない

前項の「間を取り持とうとしない」と似ている内容ですが、仲が悪い人同士が同僚にいる場合についつい陥ってしまいがちなのが、板挟みの状態になってしまうということです。特に、優しい性格の方に多いのが、職場全体のコミュケーションを円滑にしたいために、仲が悪い人同士の間の伝達役になってしまうということです。この立ち位置の人間は非常にストレスがたまりますし、保育士の仕事を進める上で非常に非効率な状態になるので、おすすめできません。

自分が上司の立場なら指導を行う

もし、自分が園長などの責任のある立場であれば、職員同士のコミュニケーション不足で業務に支障が出ている部分は、上司として適切な方法で指導を行いましょう。あくまでも、保育園での仕事上の指導を行いましょう。間違っても、無理やり飲み会を開いたり、プライベートな交流などを深めようとしないほうが良いです。合わない人同士を飲み会などのプライベートに誘っても、関係が改善される見込みは薄いです。

また、指導は「良い大人だから仲良くして」というものではなく、不仲であることに起因するコミュニケーション不足などについて、仕事上の指導を行うようにしましょう。上司としては例え仲が悪くても保育園での仕事が安全に円滑に進んでいれば問題ないはずです。

あまりにひどいようであれば転職も検討すべき

保育士同士の仲が悪く、あまりにもひどい状態だと感じているのであれば、転職も検討すべきです。この記事でも紹介しましたが、保育士同士の仲が悪い保育園で働くことはデメリットが多いです。また、仲が悪い人同士の人間関係の問題でもあるので、改善していくことがなかなか難しいです。どちらか、もしくは、両方が退職しれば解決する可能性もありますが、派閥が生まれるような深刻な状況になっていると、誰かが辞めても悪化した人間関係は戻らない場合もあります。

前項で挙げたように、仕事の効率も悪いですし、今後、園の安全性やトラブルに繋がって自分もその責任を負わなければいけなくなる場合もあります。そうなる前に、より良い環境の保育園に転職を検討するというもの一つの選択肢になると思います。

就職転職時に保育士同士の人間関係を見抜く方法

就職転職時に保育士同士の人間関係を見抜くための一番のおすすめの方法は、保育士転職サイトをうまく活用するということです。保育士転職サイトは、様々な保育園の求人を紹介していて、保育園の園長とのつながりなども深い場合があります。そのため、園の雰囲気や内情などを知っている場合が多いです。

保育士転職サイトを活用し、合わせて園の見学などをしっかりと行い、事前に保育園の人間関係を見極めてみましょう!

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まとめ:保育士同士の仲が悪い職場のデメリットと対処法、立ち回り方を紹介

今回は、保育士同士の仲が悪い職場のよくあるパターン、保育士が働くデメリットを紹介しました。また、そのような保育士同士の仲が悪い保育園の職場で働く場合の対処法、立ち回り方についても紹介しました。

保育園でよくあるのが、

  • 上司同士が仲が悪い
  • 同僚同士の仲が悪い
  • 派閥ができている

という内容です。

このような仲が悪い状態の保育園で保育士が働くデメリットは以下になります。

  • 愚痴を聞かされる
  • 仕事の効率が下がる
  • 安全性が下がる
  • 離職者が増える
  • シフトや担任構成にも悪影響がある

対処法として、

  • 間を取り持とうとしない
  • 板挟みにならない
  • 自分が上司の立場なら指導を行う
  • あまりにひどいようであれば転職も検討すべき

という内容が有効になります。保育士同士の仲が悪くて困っているという方は参考にしてみてください。