保育士が日曜・祝日の休日保育・休日一時保育のある保育園で働くのは大変?

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保育士の皆様。働いている園では休日保育や休日の一時保育を実施していますか?

こんな疑問や悩み、不満はありませんか?
  • 休日保育はなぜある?
  • 休日保育・休日一時保育のある保育園で働くのは大変?
  • 働く保育士にメリットはある?

休日保育園を実施している保育園は多くはないのですが、休日に保護者が出勤していて保育が必要な子どもは意外と多いので、需要がとても高いです。保育士が休日保育のある保育園で働くのは大変なのかということについて考察しています。

結論を先に少しだけ書いておくと、

休日保育のある保育園で保育士が働くのは、シフトの面からも大変になる場合があります。その分、休日出勤手当てなどで、給料を多くもらえることがメリットになります。

少なくとも、日曜・祝日は絶対休みたいという方は、休日保育を実施していない保育園に就職したほうがよいです。

この記事の信頼性
私は保育園、幼稚園、認定こども園で勤務した経験があります
その経験が参考になればと思います

休日保育とは?

休日保育とは日曜や祝日に家庭で子どもの保育を行えない保護者向けに保育所で子どもの保育を実施することです。

祝日も出勤する必要がある業種や業界もあると思います。例えば、飲食業やホテル、小売業など、その他にも様々あると思います。このような業種の保護者の方は平日に休みがあり、祝日に出勤する方もいらっしゃいます。そのような保護者に対して大きな需要があるのが休日保育になります。

通常、保育園は月曜日から土曜日まで開園している場合が多いと思いますが、休日保育を行っている保育園は日曜日や祝日も開園していることになります。

場合によっては、年末年始も休まず保育を実施している場合があります。

休日保育を実施しているかどうかは保育園によって異なり、市区町村内の一部の保育園のみで行われていることが多いです。基本的には市区町村内の需要に応じて実施されています。

休日保育を実施している場合は、休日の一時保育も同時に行っている場合がほとんどです。

休日の一時保育とは横浜市の例では以下のように定義されています。

  1. 原則、休日保育の対象となるお子さま以外で、保護者等の就労、職業訓練、就学などにより、休日等にご家庭での保育が困難となるお子さま
  2. 保護者等の疾病、入院、冠婚葬祭など、やむを得ない理由により緊急一時的に、ご家庭での保育が困難となるお子さま
  3. 育児に伴う保護者の身体的、心理的負担の解消を図るため、一時的な保育を必要とするお子さま

つまり、毎週日曜日が固定で出勤しているわけではないが、休日に保育が必要になった場合に一時的に利用ができるという保育になります。

※参考「横浜市 休日保育・休日の一時保育のご案内」https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kosodate-kyoiku/hoiku-yoji/shisetsu/hoikuseido/ichiji/kyuujitsu.html

保護者が休日保育・休日の一時保育を利用できる条件とは?

保護者が休日保育・休日の一時保育を利用できる条件を紹介します。横浜市の例がわかりやすかったのでそれをベースに紹介します。

※参考「横浜市 休日保育・休日の一時保育のご案内」https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kosodate-kyoiku/hoiku-yoji/shisetsu/hoikuseido/ichiji/kyuujitsu.html

横浜市の例を簡単に説明すると、

平日に認可保育園などを利用している場合で、平日と同じ要件での保育になる場合は「休日保育」となり利用料はかかりません。平日に休む日を設けている必要があります。

逆に、それ以外の場合は、休日の一時保育という形になり、都度利用料がかかることになります。

休日保育の場合は、年1回申し込みを行う必要があり、休日の一時保育の場合は利用登録をしておいて、都度申し込みを行なう必要があります。

いずれも定員が決まっているので、優先順位によって利用可否が決まります。このあたりは通常の認可保育園への入園の可否の判断と同様になります。

休日保育・休日の一時保育はともに、平日に通う保育園とは違う保育園に申し込みができるので、休日保育を実施している保育園で働く保育士の目線で考えると、日曜祝日には平日とは違う子どもが登園してくるという可能性があることになります。

保育園はなぜ休日保育を行なう?

休日保育を行うということは保育園にとってはとても負担が増えるので良いことは無いようにも思えます。保育士の人数も多く必要になりますし、その分の給料はもちろん払う必要があります。

保育園が休日保育を行う理由は、補助金を受けられるため、そして、安定して子どもの定員数を確保するためです。

補助金に関しては、休日保育を行う場合は別途、自治体から補助金を貰えることになります。当然必要な保育士の人数や休日保育の環境の整備も必要なので、その補助金を活用することになります。

また、先程も書きましたが、休日保育と平日の通常の保育は別の保育園に申し込むことができますが、保護者としてはなるべく同じ保育園に預けたいという思いもあると思います。子どもにとっても、自分にとってもそのほうが安定すると考えるためです。

平日はAという保育園に行って、休日はBという保育園に行くというのは、意外と子どもにも保護者にもストレスがかかることです。

このような考えがあるため、休日保育を実施していることで、平日の通常の保育の定員も満たすことができるというメリットがあります。そしてそれは安定的な保育園の運営に繋がることになります。

定員が満たされるということは、保育園の収益が安定するということにも繋がります。保育園の収益のほとんどは在園児の人数によって決まるためです。

保育園が休日保育を行うのは、安定的な定員を確保し、補助金などを得るためということになります。休日保育を行う保育園は割と余裕のある保育園が多いというのも納得できます。

保育士が休日保育のある保育園で働く特徴とは?

ここからは保育士が休日保育のある保育園で働く場合の特徴などを紹介します。

シフトは完全に不規則になる

通常の休日保育を実施していない保育園では、日曜祝日は行事が無い限りは確実に休みになりますが、休日保育を実施している保育園は日曜日も含めたシフト制になると思います。

地域や施設によると思いますが、休日保育は割と需要が高いので、多くの保育士の出勤が必要になる場合も少なくないです。しっかりとした保育士の人数が確保されていない場合は悲惨なことになってしまいます。

もちろん、多くの保育園では休日に出勤した場合は、平日に休むことになると思います。世間が働いている平日に休んで、空いている環境のほうが良いという人もいると思います。

ただ、日曜祝日の休みが確定しないので、プライベートの旅行などの予定が立てづらいかもしれません。

年末年始やGWなども休めないかも

休日保育を実施しているということはGWや年末年始も保育を実施している可能性が高いです。

そうなってくると、保育士もまとまった連休を取るのが難しくなってしまうかもしれません。祝日の出勤は代休をとれる場合もありますが、希望の時期の取得が難しかったり、連休が取れない場合もあります。

また、代休すら取ることができずに休日出勤手当として給料が加算されるだけの場合もあります。その場合は、勤務時間が多くなり、休む時間が少なくなり、身体的にもハードになる傾向があります。

休日はしっかり休みたいという方や海外旅行や規制などで、長期間の休みを取りたい保育士の方は休日保育のある保育園は避けたほうが無難かもしれません。

給料・待遇は良い傾向がある

先にも述べましたが、休日保育を実施している保育園は自治体から補助金を別途もらうことになります。保育園自体の定員も安定していることが多いので、財政面では安定している場合が多いです。

休日に出勤するという求人になるため、保育士を集めにくいこともあり、待遇も通常より良くしている場合が多いです。

もちろん、実際に給料待遇か良いかどうかは、その保育園によるところになりますが、休日保育を実施している保育園は、待遇面では、通常の保育園よりはやや良い可能性もあります。

休日には普段と違う子どもが登園することも

先程も述べましたが、休日には一時保育などで普段と違う子どもが登園することも多くあります。

いろいろな子ども達と触れ合うことができますが、安定した環境での保育にはならないかもしれません。

当然、関わる子供の人数が増えることになるので、保育士の負担も増す場合があります。

逆に、休日保育の時は、違う子どもと触れ合うことができるというメリットもあります。このことは保育士としてのスキルアップに繋がる場合もあります。

休日保育の実施有無を調べるには?

多くの自治体では休日保育を利用したい保護者向けに、実施施設の情報や定員数などをホームページなどで公開しています。

「〇〇市 休日保育」などと検索すれば出てくると思います。その情報を見ることで、どの保育園で休日保育を実施しているかを知ることが可能です。

日曜・祝日は絶対休みたいという方は、休日保育を実施している保育園への就業を避けることができます。逆に、休日もバリバリ働きたいという方は、休日保育を実施している保育園を知ることができます。

【まとめ】保育士が日曜・祝日の休日保育・休日一時保育のある保育園で働くのは大変?

保育士が休日保育を行っている保育園で働く場合には以下のような傾向があります。

  • シフトは完全に不規則になる
  • 給料・待遇は良い傾向がある
  • 休日には普段と違う子どもが登園することも

休日保育をしているからと言って一概に大変かどうかはわかりません。結局のところはその保育園次第です。

一番良くないのは、休日保育があるということを知らないで転職してしまうことです。転職時には自治体のホームページなどで休日保育の有無を事前に確認しておくと良いと思います。

少なくとも、日曜・祝日は絶対休みたいという方は、休日保育を実施していない保育園に就職したほうがよいです。

給与・待遇に関しては、一見良いように見えて実は、休日出勤の手当が出ない・代休もないということもあり得ます。

休日保育の有無に限りませんが、求人を探す際はこのような細かい条件をしっかり調査することが大切です。