保育園で働く保育士の方。
時期的な問題や様々な原因によって保育園の仕事が辛いと感じてしまうことも。今回は、保育士が保育園の仕事の辛い時期を乗り越える方法について紹介します。
保育園の仕事の辛い時期を乗り越えた経験があります
その経験が参考になればと思います
保育士が保育園の仕事で辛い時期や原因
保育士が保育園の仕事でよくある辛い時期や原因をまとめると以下のようなものが多いと思います。
- 仕事量が原因で辛い
- 長い労働時間
- サービス残業、持ち帰りの仕事
- 自分の経験不足や実力不足
- 大変な役職、担当になっている
- 年度末、年度初め、行事などの時期的な忙しさ
- 人員不足
- 仕事内容が原因で辛い
- 担任、副担任、フリーが合わない
- 人間関係が原因で辛い
- ペアの保育士と合わない
- 上司と合わない
- いじめられている
- 給与待遇が原因で辛い
- 給与が安い
保育士が辛いまま仕事をするデメリット
保育士が辛いまま仕事をするのは、デメリットも少なくないです。
注意力が低下してしまって事故やトラブルの原因になってしまったり、辛いのを我慢し続けることによってうつ病などの精神的な病気にも発展してしまう可能性があります。
辛い状況で働き続けると、仕事へのモチベーションも低下してしまいます。周囲から見たら、辛いということはわかりにくく、単にサボっていたり・仕事ができないと思われてしまうこともあるでしょう。その結果、その保育園で長く働くという視点で見ると昇給や賞与の査定などにも悪影響を及ぼすと思います。
日々楽しく仕事をする場合と比べても、様々な面で不利になってしまうことが多いです。
保育士が保育園の仕事の辛い時期を乗り越える方法!
ここからは本題である保育士が保育園の仕事の辛い時期を乗り越える方法について紹介します。
ゴールを設定する
辛い時期はいつまでも続くとは限りません。どのような条件になれば、自分が今感じている辛いという感情を無くすことができるのかを考えて、それをゴールとして設定するということです。
- ○月になれば仕事が減る!
- 来年度になれば〇〇が変わる!
というような形です。後述していますが、今が辛い原因が時間が経てば問題が解決する内容なのか、それとも何か自分が行動して現状を変えていかなければいけないのかという違いもあります。
辛い時期も終わりが見えないと、頑張る気力も無くなってしまいますが、辛い時期のゴールが見えることで、その時まで頑張る気力を生み出すことができます。
周囲に相談する
保育園の仕事が辛いという原因が、日々の仕事量や人間関係に起因する場合、上司や園長、信頼できる人に相談するのがおすすめです。
特に、行事などによる一時的な仕事量の増加ではなく、恒久的に仕事量が増加してしまっている場合や、自分に非がないパワハラ等の一方的な人間関係のトラブルなどの場合は、我慢して働き続けても解決しない可能性が高いです。
そういう場合は、上司や周囲に相談して仕事量を減らしてもらったり、担任や担当などを変えてもらう必要があります。
とにかくよく寝てよく食べる
続いての保育士が保育園の仕事の辛い時期を乗り越える方法は、とにかくよく寝てよく食べるということです。保育園での仕事以外の場面で余分な体力を消費してしまったり、なるべくストレスを掛けないようにするということです。保育園での仕事を
転職する
現状の辛い時期を乗り越えられるという見込みがない場合、保育士が保育園の仕事の辛い時期を乗り越える方法の最終手段は転職するということです。
辛いから転職をするというのは、逃げではありません。先程も書きましたが、保育士が辛いまま仕事をするデメリットは少なくないです。我慢すれば、辛い時期を乗り越えられる保証があるわけでも無いので、転職するという選択肢も必要です。
辛い時に辞めるか迷った時の判断基準
保育士の方が保育園の仕事が辛いと感じている時に、辞めるかどうか迷っているという方もいらっしゃると思います。
そういう場合の判断基準は、
時間が経てば問題が解決するかどうか
というものです。
辛いという原因が、時間が経てば解決するだろうという場合は、我慢して乗り越えることで状況は改善していきます。一方で、時間が経っても解決しそうにないというような場合は、つらい時期を乗り越えようと我慢して働いても一向に改善しない場合があ
ります。
そのため、時間が経てば解決するかどうかを判断して、退職するかしないかを決めると良いでしょう。
以下からそれぞれのケースについての例を紹介しているの参考にしてみてください。
仕事量が原因で辛い
- 自分の経験不足や実力不足が原因という場合
単に自分の経験不足や実力不足という場合は、その保育園での仕事に慣れていけば、辛い状況を乗り越えることができるようになるかもしれません。逆に、先輩保育士や上司も同じように忙しそうで大変そうという場合は、仕事に慣れたからといって辛い状況は変わらない可能性があります。
- たままた大変な役回りになっているという場合
役職や担当などがたまたま大変であったり、自分の苦手な内容の担当になってしまって、保育園の仕事の辛いという場合も、翌年度に担当が変われば負担が軽くなる可能性があります。
- 年度末、年度初め、行事などの時期的な忙しさが原因という場合
保育園で働く保育士の場合は、年度末付近や行事の前などは一時的に忙しくなり辛くなってしまう場合もあると思います。そのような場合は、ひとまずその時期を乗り越えられれば、問題は解決することができます。
- 一時的な人員不足が原因という場合
急な離職者が出てしまって、逆に、常に人手不足に陥ってしまっているのにも関わらず、これ以上あらたな人員を採用する気はないというような保育園は、時間が立っても辛い状況は解決しにくいかもしれません。
仕事内容が原因で辛い
- 担任、副担任、フリーが合わないという場合
クラスの副担任より、担任が良い、フリーが良いというような、それぞれの仕事内容によって合う合わないもあると思います。もし、そのことが原因で辛いという状況であれば、翌年度になればまた違う担当になって改善する可能性があります。
- 役職や担当が合わないという場合
保育園ごとに様々な役職や仕事や行事の担当があると思いますが、それぞれの内容によって負担も異なると思います。次年度以降に違う役職や担当が変わる可能性があるのかという点を見極める必要があります。
- 園の方針や教育手法が合わないという場合
園の方針や教育手法、それに伴う同僚の考え方などが自分と合わなくて辛いという場合は、時間が経っても問題が解決する可能性は低いかもしれません。自分が仕事に慣れてくることによって、園の方針や教育手法などに適応できるかどうかという点を考える必要があります。
人間関係が原因で辛い
- ペアの保育士と合わないという場合
- 上司と合わないという場合
- いじめられているというような場合
同じクラスで一緒に仕事をするペアの保育士との相性や上司との関係性は、仕事の負担を大きく左右することもあります。担任副担任は次年度変わる可能性はありますが、主任や園長は変わらなかったり、変わるとしても事前に予測ができることは少ないです。また、いじめられているというような場合は、時間が経てば問題が解決する可能性はとても低いでしょう。
給与待遇が原因で辛い
給与待遇が良ければ、多少の辛くても乗り越えられるという方も多いと思います。給与待遇についてはある程度、将来どうなるかも含めて予測することができると思います。もし、現状の辛さに対してあまりにも給料が低すぎる、将来に渡っても改善の見込みがないという場合は、辞めるという選択が必要になります。特に、サービス残業や持ち帰りの仕事などが発生している場合は、転職することで改善する可能性もあります。
まとめ:保育士が保育園の仕事の辛い時期を乗り越える方法!
今回は、保育士が保育園の仕事の辛い時期を乗り越える方法について紹介しました。保育士の方が保育園の仕事が辛いと感じている時に、辞めるか迷った時の判断基準についても紹介しました。
保育園の仕事の辛い時期を乗り越え方として以下の方法を提案させていただきました。
- ゴールを設定する
- 周囲に相談する
- とにかくよく寝てよく食べる
もし、辛いという状況が時間が経てば解決しない場合は、転職も視野に入れる必要があります。保育士に限ったことではないですが、辛いまま仕事をしつづけるのはデメリットも多いため、より自分にあった保育園で働く方が良いということもあります。