保育士から児童発達支援センター・事業所への転職方法。おすすめの転職サイトは?


こんにちは。さえこ@ブラック脱出済み(プロフィール)です。ブラック幼稚園・保育園を脱出できました(^^)

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保育士から児童発達支援センター・児童発達支援事業所に転職を考える人は多いと思います。特に、給料面では児童発達支援センターや児童発達支援事業所のほうが保育士より上回ることが多いです。

こんな疑問や悩み、不満はありませんか?
  • 保育士は児童発達支援センターで働ける?
  • 児童発達支援センターの仕事内容は?
  • 給料や待遇は?
  • 保育園の保育士との仕事の違いは?

昨今では、児童発達支援センターや児童発達支援事業所でも保育士不足により保育士の需要が増しています。

今回は、児童発達支援センター・事業所の保育士との給料・待遇面での違いやおすすめの求人の探し方・転職方法を紹介します。

この記事の信頼性
私は保育園、幼稚園教諭、認定こども園で勤務した経験があります
児童発達支援センター・事業所については、厚生労働省が「児童発達支援ガイドライン」を参考に知識を得ています
その経験が参考になればと思います

※参考「厚生労働省「児童発達支援ガイドライン」」https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12200000-Shakaiengokyokushougaihokenfukushibu/0000171670.pdf

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児童発達支援とは?

児童発達支援とは、発達に心配のある子どもや身体や知的に障害のある児童を対象とした支援施設になります。

児童発達支援の対象は0歳児から小学校入学前までがの児童です。それ以降の就学児童が対象なのは「放課後等デイサービス」と呼ばれています。

保育園で働いているならわかる方も多いと思いますが、保育園に行った後に児童発達支援に行くという子もいます。

児童発達支援ではそれぞれの児童の発達度合いなどに応じて活動を行います。

厚生労働省によると、児童発達支援の事業所数は平成24年4月では、約1,700カ所であったが、平成29年1月には、約4,700カ所となっており、増加傾向にあります。

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児童発達支援センターと児童発達支援事業所とは?

児童発達支援センターと児童発達支援事業所はどちらも、通所利用の障害児やその家族に対する支援を行うという点では共通しています。

児童発達支援センターはより広域な地域を担当し、保育所などに訪問し発達に心配のある子どもや身体や知的に障害のある児童とその家族にアドバイスなどを行います。

児童発達支援事業所は、地域に多く設置していて基本的に対象者が通所して支援を受けることになります。児童発達支援事業所は数も多く民間企業が運営していることが多いです。

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児童発達支援センター・事業所の役割

児童発達支援センター・事業所の役割の役割を紹介します。

厚生労働省が「児童発達支援ガイドライン」を定めています。これによると障害児支援の基本理念は以下のように定められています。

  • 障害のある子ども本人の最善の利益の保障
  • 地域社会への参加・包容(インクルージョン)の推進と合理的配慮
  • 家族支援の重視
  • 障害のある子どもの地域社会への参加・包容(インクルージョン)を子育て支援において推進するための後方支援としての専門的役割

障害のある子ども本人の最善の利益の保障 ・・・ 子ども本人の最善の利益を考慮することが必要

地域社会への参加・包容(インクルージョン)の推進と合理的配慮 ・・・ 子ども一人一人の障害の状態及び発達の過程・特性等に応じ、合理的な配慮が求められ、障害のある子どもへの支援に当たっては、移行支援を含め、可能な限
り、地域の保育、教育等の支援を受けられるようにしていくとともに、
同年代の子どもとの仲間作りを図っていくことが求められる。

家族支援の重視 ・・・ 障害のある子どもへの支援を進めるに当たっては、障害のある子どもを育てる家族への支援が重要

障害のある子どもの地域社会への参加・包容(インクルージョン)を子育て支援において推進するための後方支援としての専門的役割 ・・・ 専門的な知識・技術に基づく障害のある子どもに対する支援を、一般的な子育て支援をバックアップする後方支援として位置づけ、保育所等訪問支援等を積極的に活用し、子育て支援における育ちの場において、障害のある子どもの支援に協力できるような体制づくりを進めていくこと

児童発達支援センター・事業所は、この厚生労働省の「児童発達支援ガイドライン」をもとに児童発達支援を行なっています。

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児童発達支援センター・事業所の仕事内容

児童発達支援事業所の仕事内容は以下になります。

  • 児童のお迎え
  • トイレ介助
  • 宿題
  • 屋内遊び・屋外あそび
  • 行事
  • 帰りの送迎
  • 家族の支援

加えて、児童発達支援センターは連携・ネットワークの中核機関として、以下の支援も実施します。

  • 保育所等訪問支援の実施
  • 障害児等療育支援事業、巡回支援専門員整備事業の実施

上記のような仕事内容だけをみると、保育園で働く保育士と大きな違いはないようにも感じますが、実際には様々な違いが存在します。保育園で働く保育士との違いは後述しています。

児童発達支援事業所の保育士は、個々の発達内容を考慮して、子どものケアを行います。その際には、障害に関する専門知識も必要になってきます。

また、保育所や医療機関などの関係機関との連携も行なって児童を支援していく事が求められます。

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保育士から児童発達支援へ転職する人は多い

保育士から児童発達支援へ転職する人は多いです。児童発達支援と保育園での保育士の仕事は異なりますが、未就学児を対象としているという点では共通しています。

後述していますが、保育士の資格がある場合は児童発達支援事業所で働くことが可能なので、保育士の求人募集が多いです。もちろん、児童発達支援事業者としても保育士経験のある人が即戦力になるため、保育士に対して募集をかけているという側面もあります。

これは場合によりますが児童発達支援は求人を見ると保育士と比べるとやや高給であることも多いです。そのため、低賃金に耐えかねた保育士が児童発達支援への転職を考えるということも多いです。

また、対応する児童の人数も保育園と比べると少なく、そのほうが自分には向いていると考える保育士も多いです。より細かい支援が求められますが、児童一人一人によりそった支援を行うことが可能です。

児童発達支援事業所等は、働いている合計の職員数もも保育園などと比べると少なく、大規模な保育園で人間関係に悩んだ保育士が転職先として選ぶケースもあります。職員数が少ないと人間関係の面では良好な関係を築きやすいためです。

また、保育士としてのスキルアップという側面でも、認可保育園ではできないスキルなどを経験できるので、スキルアアップとして児童発達支援を志す保育士もいます。

逆に、児童発達支援の従業員から保育士になったり、保育士へ復帰する人も多いです。保育園からしてみても児童発達支援の経験者は即戦力になるので、優遇して採用される可能性が高いです。

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保育士との違い

児童発達支援は、発達が気になる児童とふれ合い、一人ひとりの個性や特性を見て成長をサポートしていく仕事になります。

仕事内容自体は、先程説明したとおり認可保育園で働く保育士と大きな違いはありませんが、細かい面では異なる部分も多いです。

必要な資格やあると有利な経験

児童発達支援事業所では、保育士資格、または、児童指導員の資格が求められます。なので、保育士資格がある方は、基本的に児童発達支援事業所で働くことが可能となります。

児童指導員または保育士または障害福祉サービス経験者(2年以上)の配置が必要で、そのうちの半数以上は「児童指導員または保育士」であることが求められているためです。

保育資格がある場合は、児童指導員の資格を別途取得する必要はありません。

障害福祉サービスの経験者とは、居宅介護、重度訪問介護、同行援護、行動援護、療養介護、生活介護、短期入所、重度障害者等包括支援、施設入所支援、自立訓練、就労移行支援、就労継続支援、共同生活援助などを指します。

保育士から転職後は実務経験5年以上で指定の研修を受けることで「児童発達支援管理責任者」の資格を取得できます。この資格を取得するとさらなるステップアップも可能です。

児童発達支援管理責任者は、子どもの支援内容、活動ブログラムなどを考えるのがメインの仕事になります。また、就業している児童指導員または保育士などの指導員への支持や指導も行います。

それぞれの児童の支援内容などを記録して、伝える事務作業も担当します。認可保育園でいうと園長などの立場と近いものになります。後述しますが、児童発達支援管理責任者になると給料もアップする場合が多いです。

児童発達支援センターでも、保育士は1人以上の配置が求められています。

給料・待遇面

児童発達支援事業所の求人を見てみると月給が25万円前後である場合が多いです。保育園で働く保育士よりもやや高いことがわかります。

保育士からの転職後は実務経験5年以上で指定の研修を受けることで「児童発達支援管理責任者」を取得することでさらなる高給与を目指すことが可能です。その場合は月給30万円以上を目指すことが可能です。キャリアアップも可能なのが魅力な点です。

働き方という面では、一日の利用者数は保育園と比べると少ないですが、一人ひとりの個性や特性を見て成長をサポートしていくことが求められるので、保育士と比べて仕事量が少ないとは必ずしも言えません。

働きやすさという点では、児童発達支援事業所を運営する法人によって様々になるので、求人を探す際には意識してみると良いと思います。

同僚は少ないかも

児童発達支援事業所で働く場合は、認可保育園と比較すると同僚となる人の数は多くは無いと思います。少人数の児童を、比較的少人数の人数でみることになると思います。感覚としては、小規模保育園に近いものだと思います。

これは良い側面も悪い側面もあると思います。同僚が少なければ人間関係を築きやすいと思います。その反面、孤立してしまったり、だれかとトラブルになってしまうと逃げ場がなくなってしまいます。

大規模な保育園で保育士をしていて、大人数を束ねたり、大規模な行事などに関わるのが好きだったという保育士という方には物足りないと感じることもあるかもしれません。

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児童発達支援へのおすすめの転職方法<転職サイトがおすすめ>

児童発達支援への転職は保育士転職サイトのの利用がおすすめです。保育士専門の転職サイトになりますが、児童発達支援の求人も取り扱っています。

ハローワークや地域の求人で探すと応募の手間などもかかってしまいますが、保育士転職サイトは施設側とのやりとりも代行してくれるので、転職の手間も軽減できます。

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まとめ:保育士から児童発達支援センター・事業所への転職方法。おすすめの転職サイトは?

児童発達支援センター・児童発達支援事業所の仕事内容や保育士との違いなどを紹介しました。

保育士とは仕事内容や環境も異なるので、新たなスキルを身に着けていきたいという方にもおすすめできる仕事だと思います。

昨今では、児童発達支援センターや児童発達支援事業所でも保育士不足により保育士の需要が増しています。

保育士の方で児童発達支援センター・児童発達支援事業所が気になっているという方は、まずは転職サイトなどを利用して、求人を探してみてはいかがでしょうか?

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こんにちは。保育士さえこ(@hoikushisaeko)です。

ブラック幼稚園・保育園を脱出できました(^^)

を公開しています。

私は幼稚園、認定こども園、病院内保育室、ベビーシッター、保育園と転職を繰り返すことで今は割とホワイトな職場で働くことができています。何度も転職を繰り返すことで少しずつ働きやすい職場に移っていくことができました。今後もなにか不満があればまた転職するつもりです。特にブラックだった幼稚園教諭時代の経験から「保育士・幼稚園教諭はガンガン転職すべき」と考えています。

転職の際は主に保育士転職サイトを活用していました。

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執筆・監修
保育士さえこ@ブラック脱出済み

「保育士」「幼稚園教諭一種免許状」の資格保持者です。多数の転職経験があります。

・幼稚園で約3年間勤務
・認定こども園で約1年間勤務
・ベビーシッターの副業経験有り
・認可保育園で勤務開始〜現在

ブラック幼稚園での勤務経験を経て「保育士・幼稚園教諭はガンガン転職すべき」論を提唱中。 幼稚園・保育園・認定こども園・ベビーシッター勤務経験有り。現在は認可保育園勤務。

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