託児所と保育園の違いは?資格は必要?保育士が働く上での長所短所や特徴など。

託児所と保育園の違いは?資格は必要?保育士が働く上での長所短所や特徴など。保育施設や保育士の種類と特徴

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こんにちは。現役の保育士のさえこ(@hoikushisaeko)です。

私は幼稚園、認定こども園、病院内保育室、ベビーシッター、保育園と転職を繰り返すことで今は割とホワイトな職場で働くことができています。

特にブラックだった幼稚園教諭時代の経験から「保育士・幼稚園教諭はガンガン転職すべき」と考えています。

何度も転職を繰り返すことで少しずつ働きやすい職場に移っていくことができました。今後もなにか不満があればまた転職するつもりです。

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託児所というものがどういう定義なのかは保育士でも知らない人は多いと思います。

託児所と保育園の違いについて結論から言うと、

託児所は認可外保育施設になります。そして、託児所というものに法律的になにか決まりがあるわけではありません。一般的には、子どもを一時的に預かるような施設のことを指しています。

また、一般的に託児所と言われるような業態であっても「保育園」と自称している場合もあります。これは保育園と名乗ることに制限が特にないためです。

託児所は認可外保育施設なので、保育士資格がなくても働ける可能性はありますが、あると優遇されます。

この記事では、保育士が託児所で働く上での長所短所や特徴なども解説していきます。

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託児所と保育園の違いは?

日本では、乳幼児を預かる施設には大きく3種類があります。

  • 幼稚園
  • 認可保育園
  • 認可外保育施設(無認可)

託児所というのは基本的にこのうちの「認可外保育施設」のなかに含まれます。

認可外保育施設と聞くとまるで不法なものであるかのように思うかもしれませんが、認可保育園として認可される必要がないような施設が、認可外保育施設として運営することは特に問題のあることではありません。

例えば教育に力を入れている高級な保育園は認可外保育施設であることも多いです。これは認可されてしまうと、保育料などは独自に設定できなくなり、売りである高級な部分を辞めなければいけなくなってしまいます。

高級というのは例えば、設備が充実していたり、英語教育やスポーツに力を入れていたりなどです。

この認可外保育施設の中でも特に従業員や顧客の子どもを一時的に預かる施設のことを「託児所」ということが多いです。

「多い」と言っているのは、「託児所」という言葉はなにか法律や基準を満たさないと名乗ってはいけないというわけではないからです。単に社会一般的にわかり易い表現として託児所という名称が使われています。

そのため、従業員や顧客の子どもを一時的に預かる施設であっても「保育園」「保育所」という名前で運営していることも多くありますし、問題もありません。

一般的な託児所の例

前項では概念的な託児所の意味を説明しましたが、ここでは一般的に託児所という言葉がどのような施設で使われているかを解説します。

  • デパートのキッズスペースなどの一時預かり施設
  • 美容室などの子どもの一時預かり施設
  • 企業に務める従業員の子どもを一時的に預かる施設

これらのうち、認可保育園として市区町村から認可されていないもののことを「託児所」という場合が多いです。キッズルームやキッズスペースと呼んでいる場合もあります。

デパートであれば、保護者の方が買い物中に子供の様子を見守ってくれるのが託児所になります。美容室であれば、髪を切っている間に子供の様子を見守ります。

企業の場合は、従業員が勤務中の時間に子どもを預かることになります。ですが、最近ではこのような業態は保育園と呼ばれることが多くなってきていると思います。

また、これらの施設であっても「保育園」と自称している場合もあります。もちろん、認可されていなければ保育園という名前を使ってはいけないわけではないので問題ないことです。

一般的に託児所は以下のような施設を指します。結局の所「託児所」というのは明確な定義があるわけではないので、イメージとしてこういうものが多いということです。

託児所で働くために必要な資格について

託児所は認可外保育施設なので、保育士資格が必ず必要というわけではないです。ただし、安全面を考えると保育士の資格が必要なくて誰でもよいというわけではないです。

ただし、施設によっては保育士資格の保持が必須の応募要件になっていることもあります。これは、スキル面はもちろん、施設の子どもを預ける保護者としての安心材料になるからです。

無資格でも働ける可能性はありますが、時給面でも求人の選択肢という面でも保育士資格があるほうが優遇されることは間違いないです。その他にも幼稚園教諭の資格や子育て経験などがあれば優遇されると思います。

それ以外にも子育て経験など、子どもと関わった経験などがあると優遇される場合もあります。

子どもを預かるという面では、保育士と共通する部分も多いので、これから保育士を目指す方にもおすすめの業態になります。

今後、託児所以外の保育所などでも仕事をしていきたいという場合は、託児所で働きながら保育士試験を受験し資格を取得するのがおすすめです。

また、施設によっては保育士試験の受験要件である実務経験に加算できる可能性もあるので、対象の方は事前に確認してから就業することをおすすめします。

託児所の給与・時給について

託児所で働く場合の給与は保育士で働く場合と比べてやや低い場合が多いです。認可保育園ではないので、補助金などが見込めないため、良くも悪くも企業次第になっていまいます。

もちろん、美容室やデパートの託児所に関しては、本業のサービスなどの意味合いが強いです。託児所があることによって、本業(美容室であれば、美容調髪に来る子育て世代のお客さんが増える。デパートであれば安心して買い物ができるため、お客さんが増える)での収益アップが見込んでいます。

企業の託児所であれば、従業員の福利厚生の意味合いが強いです。託児所を設置することで、より一層従業員が企業の本業に力を入れらる環境を整えることができます。

また、雇用形態はパートなどの募集が多くなっています。企業などの託児所は利用者の人数が定まらないので、正社員での雇用は避け、期間を定めて雇用するケースが多くなっています。

これらの要素も合って、託児所で働く場合の給与は保育士で働く場合と比べてやや低い場合が多くなっています。

保育士が託児所で働くメリット・デメリットは?

仕事量が少なくて楽

託児所は小規模なものが多いので、仕事量は普通の保育園と比べると少なく楽である場合が多いと思います。当然、行事やイベントも少ないのでそのための作業もほとんどないと思います。

子どもを一時的に預かることがメインになるため、書類などの仕事もほとんど発生しないでしょう。

例えば、デパートや美容室の託児所であれば、それらの営業時間を超えて働くことはないでしょう。企業の託児所も同様で、従業員の就業時間中がメインです。そのため、残業は少なく定時で帰れることがほとんどだと思います。

一時的に預かるだけの場合も多いので、保護者との長期間にわたる信頼関係の構築なども不要な場合が多いです。

そのため、いわゆるモンスターペアレントの対応などの必要がないということもメリットの一つです。

仕事量が少ないので、従業員同士の仕事の押し付け合いなどがきっかけでおこる、人間関係のトラブルも起きにくいでしょう。

認可保育園と比べると安定しない

託児所での勤務は、認可保育園と比べると雇用などが安定しない傾向があります。

認可保育園は、市区町村が認可して、子どもの入園などの決定も市区町村が行なっているため、そう簡単には閉鎖などは起きません。

閉鎖が起きると一気にその市区町村の待機児童が増えてしまい、行き場をなくした子どもと保護者からのクレーム問題に発展するためです。

先程も言いましたが、託児所に関しては、本業のサービスなどの意味合いが強いです。そのため、本業の収益悪化などがあれば、託児所が閉鎖されてしまう可能性もあります。

特に託児所はそのほとんどが一時的に子どもを預かるという形態のため、在園児という概念が無く、閉鎖がしやすいです。

託児所がなくなると、当然そこで働いている従業員の雇用も維持できなくなります。そのため、急に雇用がなくなるということもリスクとしては存在します。

他の業務に関われるかも?

これは企業によると思いますが、例えばデパートや企業の託児所であれば、本業は別の事業なのでその事業に関わるチャンスもあるかもしれません。

例えば、デパートであれば販売員なども兼務することもあるかもしれません。企業であれば、事務職など様々な企業の業務に携われるチャンスがあるかもしれません。

うまく活用できれば、保育の仕事はちょっと飽きてきたし辞めたいという場合に他の業種に転換する際の足がかりとしても良いかもしれません。

まとめ

託児所での仕事は、保育園での保育士よりも負担が少ないため、

  • 保育士をやっていたけど辞めてしまったという方
  • ブランクがあって復帰したい方
  • 保育士の激務に疲れて体調を崩してしまった方

などの方にはおすすめかも知れません。

逆にこれから保育士としてバンバンキャリアを積んでいきたいという方にとっては物足りないと感じてしまう場合もあります。

認可保育園とは違い、運営している会社によって労働環境や仕事内容にかなり差が出るところでもあるので、就業を考えている方は慎重に検討しましょう。

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