保育士に向いていないと先輩や園長に言われてしまった。対処法や考え方を紹介!

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保育園で働く保育士の皆様。

こんな疑問や悩み、不満、経験はありませんか?
  • あなたは保育士に向いていない言われた経験がある?/span>
  • 自分は保育士に向いていないのかも、、、
  • 先輩や主任保育士、園長などに「あなたは保育士に向いていない」と言われてしまった

保育の仕事中に失敗やミスをして自分は保育士に向いてないのかも?と考えてしまっている方もいらっしゃると思います。

今回は、保育士に向いていないと先輩や園長に言われてしまった時の対処法や考え方を紹介します。

この記事の信頼性
私は保育園、幼稚園、認定こども園で勤務した経験があります
その経験が参考になればと思います

保育士に向いていないと先輩や園長に言われてしまった時に対処法や考え方

早速、本題の保育士に向いていないと先輩や園長に言われてしまった時に対処法や考え方を紹介します。

なぜ「保育士に向いていない」と言うのか

先輩や園長はなぜ「保育士に向いていない」と言うのでしょうか。まずはその点を理解しましょう。

あまり考えずに言っているだけ

まずひとつ目では、あまり考えずに言っているだけというものです。例えば、別でイライラしていることがあって、その時にたまたま一つの気に入らないことがあり「あなたは保育士に向いていない」言ったということも考えられます。言ってしまえばただのストレス解消ということです。

嘘かと思うかもしれませんが、本当にこのような人もいるので、言われたこと100%を真に受けないということが大切です。

ただ、 そのような人が先輩や上司として保育園にいるということは変わりない事実ではあるので、メンタルが病んでしまう前になんらかの対処が必要なことにはかわりありません。

言った本人が保育士に向いていないから

単に周りの環境が悪いだけということもあります。言ってしまえば、それを言った人が 先輩や上司として「保育士に向いていない」 ということです。後輩の育成や教育も保育士の大切な仕事です。後輩が育てば園全体が成長し、全員にとってプラスになります。

先程も言ったように、先輩や上司であるのであれば、

  • 何ができていないのか
  • どう改善すればよいか

などを指導すべきです。

後輩が自分は保育士に向いていないと思ってしまうというきっかけや環境を作ってしまっているのは園長を始めとした保育園の環境全体です。もし、それがきっかけで保育士を辞めることになってしまったら、あらたに別の保育士を雇わなければいけないので、保育園にとっても損失です。

また、失敗やミスの原因は周囲の環境にもあります。 保育の仕事中に失敗やミスをしてしまって「あなたは保育士に向いていない」と言われてしまったという人もいるかもしれませんが、普段怒ってばかりの人の前で仕事をしていると「また怒られる」と思って実力を発揮できないこともあると思います。ようはそのような空気感を作ってしまっている周囲の人にも問題があります。

後輩のミスや失敗が続いているのであれば、それが起きないようにルールややり方を見直すのも先輩や主任、園長の仕事です。よく「環境のせいにするな」とは言う人はいますが、メンタルを正常に保つためには時には環境のせいにすることも必要です。ここで自分がミスや失敗をしたのは、周りの環境が悪いからだと開き直ってしまったら良くないですが、自分のなかでしっかりと振り返るところは振り返って、治すところは治せばよいです。

「保育士に向いていない」発言は遠回りに辞めろということでは?

最低なことですが、どの業界でもこのようなことはないとは言えません。採用してから、状況が変わったり、自分たちが想定する人物とは違ったりなどです。日本では、一度正社員として雇用した職員を簡単にクビにすることが難しいので、精神的に圧力をかけて辞めさせようとしているという可能性もないとは言えないです。

ただ、そのことと本当に自分が「保育士に向いていない」かは別問題です。辞めさせたいというのは保育園側の都合なだけで、あなたの能力とは関係ないこともあります。また、先程も書いたように、能力が発揮できないのは、周囲の環境が悪いだけということもあります。

だだし、これに関しても、そのような人が先輩や上司として保育園にいるということは変わりない事実ではあるので、メンタルが病んでしまう前に対処が必要なことには変わりないです。

「あなたは保育士に向いていない」はパワハラ?

もちろん口調や状況にもよりますが、まず大前提として「あなたは保育士に向いていない」はパワハラと言っても良い発言だと個人的には思います。

先輩や上司であるのであれば、

  • 何ができていないのか
  • どう改善すればよいか

などを指導すべきです。先輩や上司として保育士に向いてないを後輩に伝える意味はありません。仮に事実であったとしてもです。

もし、具体的な指導もなく、先輩や主任保育士、園長などに「あなたは保育士に向いていない」と言われたということはあなたはパワハラを受けているということになります。

だからといってじゃあパワハラとして訴えれば良いというわけではありません。証拠があるわけでもないと思いますし、その発言だけを切り取っと外部の機関などに訴えるというのも得策ではないでしょう。

他人の評価は気にしない

前項にも書いたように「あなたは保育士に向いていない」と言うのは「ただのストレス解消として言っているだけ」だったり「言った本人も先輩や上司として保育士に向いていない」という矛盾もあります。

つまり、冷静になれば、この発言を言った人自体の人間性に問題があったり、言った人自体が保育士に向いていないということなので気にする必要が無いことです。

他人の評価は気にせずに、自分自身で主観で、本当に向いているのか向いていないのかということを判断しましょう。もっと言ってしまうと、別に自分が保育士に向いているか向いていないかを判断する必要もありません。自分自身が気になるのであれば、考えてみればよいですし、気にしないで済むのであれば、いつも通り仕事を続ければよいのです。

広い単位で考えない

それでもやはり、保育の仕事中に失敗やミスをして自分は保育士に向いてないのかも?と感じてしまう場合もあるかもしれません。そう思った場合はまずは、保育士という広い単位ではなく、もっと細かい単位で考えてみてください。不得意な部分だけを切り取って「保育士に向いていない」と考える必要はありません。

例えば、ピアノがうまく弾けなくて先輩に保育士に向いてないと言われてしまったとします。でもよく考えてみてください。保育士の仕事のなかでピアノなんてごく一部でしかありません。

  • 製作
  • ダンス
  • 体操
  • 散歩する
  • ピアノを弾く
  • うたを歌う
  • 担任クラス、年齢の違い
  • 保護者対応
  • カリキュラムを考える
  • それぞれの行事
  • 連絡帳を書く
  • お便りを書く
  • 書類を作る
  • 職員会議で発言する
  • 議事録を取る
  • 園の掃除をする
  • 勤務シフトを作る
  • 後輩を指導する

保育士の仕事には、ここにあげきれない仕事もたくさんあります。仮に先輩保育士の指摘が正しかったとしても、この場合は保育士に向いていないのではなく、ただピアノに向いていないだけです。そして、ピアノは練習すればどうにかなります。

これだけの仕事内容があれば、得意な部分も不得意な部分もあるはずです。不得意な部分だけを切り取って「保育士に向いていない」と考えるのではなく、全体を俯瞰して自分の得意なところを伸ばし、不得意なところを少しづつ改善していけば良いでしょう。

そして、 仕事をしていて楽しい・楽しくない瞬間を見つけましょう。 保育の仕事内容は多岐に渡っています。得意なこともあれば不得意なこともそれぞれあります。全部が得意という人はいないでしょう。

また、楽しくないと感じるのが、人間関係が原因の可能性もあります。苦手な人やすぐに怒る人が近くにいたら、楽しい仕事をしていても楽しくないですもんね。その点についても切り分けて考えてみましょう。

転職をする

保育士に向いていないのではなく、その保育園に向いてないだけということも少なくないです。そういった方の場合は、転職をすると見違えたように楽しく保育士の仕事ができることがあります。

先ほどから書いているように周囲の環境が原因で、仕事中に失敗やミスをしてしまっている可能性もあります。ちょっとのきっかけや尊敬できる先輩がいることで、自分の仕事ぶりも大きく変化することがあります。

仕事をしていて楽しくないと感じるのが人間関係などが原因なのであれば、思い切って心機一転、転職をしてしまうのも良いでしょう。

まとめ:保育士に向いていないと先輩や園長に言われてしまった。対処法や考え方を紹介!

先輩や主任保育士、園長などに「あなたは保育士に向いていない」発言は、あまり考えずに言っているだけのことも多いです。また、指導もろくにしないで「保育士に向いていない」と言う人のほうこそ、先輩や上司として保育士に向いてないと言えます。

そのため、他人の評価は気にせずに、自分自身で主観で本当に保育士に向いているのか向いていないのかということを判断すればよいですし、別に気にしなければ自分が保育士に向いているか向いていないかを判断する必要もありません。そんなことを考えなくても、明日からまた出勤するということは変わりません。

それでもやはり、保育の仕事中に失敗やミスをして自分は保育士に向いてないのかも?と感じてしまう場合もあるかもしれません。そう思った場合はまずは、保育士という広い単位ではなく、もっと細かい単位で考えてみてください。不得意な部分だけを切り取って「保育士に向いていない」と考える必要はありません。