履歴書に保育士資格取得見込みと書ける基準や条件とは?勉強中も。

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こんにちは。さえこ@ブラック脱出済み(プロフィール)です。ブラック幼稚園・保育園を脱出できました(^^)

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保育士資格をこれから取得するという方。資格を取得するために養成施設に通っている方や、保育士試験の勉強をしているという方。

こんな疑問や悩み、不満、経験はありませんか?
  • 履歴書に保育士資格取得見込みって書いて良い条件は?
  • 勉強中の場合はどうかけば良い?

資格を取得する前に、事前に就職活動を進めたいという方もいらっしゃると思います。今回は、履歴書に保育士資格取得見込みと書ける基準や条件についてなど、履歴書の資格欄にまつわる話を説明していきます。

この記事の信頼性
私は保育園、幼稚園、認定こども園で勤務した経験があります
保育士資格取得見込みの状態で就職活動を行った経験があります
その経験が参考になればと思います

履歴書に「保育士資格」と書ける基準や条件とは?

まず本題に入る前に、履歴書の免許資格欄に「保育士」と記載して良い条件について紹介します。履歴書には、免許・資格欄が設けられていて、通常、保育士資格を保持している場合は、この欄に記載します。

履歴書の免許・資格欄に保育士資格と記載ができるのは、

  • 保育士登録を終えていて保育士証を保有している

という状態の人になります。

保育園で保育士として働く場合には、各都道府県が委託する保育士登録事務処理センターに対して「保育士登録」という作業を行う必要があります。これを行うと「保育士証」を貰うことができ、それが保育園で働く際に必要になります。

つまり、保育士試験の合格通知が手元にあるという状態では、保育士として保育園で働くことはできません。そのためこの段階では、資格・免許の欄には、「20〇〇年 ○月 保育士資格 取得見込み」と保育士登録が完了する日付を記載するのが望ましいです。より誤解のないようにするために、「20〇〇年 ○月 保育士資格 取得見込み(保育士試験合格済み)」というように記載しても良いでしょう。

保育士登録については以下の記事でも紹介しているので参考にしてください。

履歴書に「保育士資格取得見込み」と書ける基準や条件とは?

ここからは本題の履歴書に「保育士資格取得見込み」と書ける基準や条件について説明します。

履歴書に「保育士資格取得見込み」と書ける条件は、

  • 保育士養成学校の卒業見込みである
  • 保育士試験合格済みで保育士登録待ち

という状態の方が該当します。

この2つのパターンは必要な書類を提出するという手順を適切に進めれば、ほぼ確実に保育士資格が取得できる状態になります。そのため「20〇〇年 ○月 保育士資格 取得見込み」と記載することができます。

それ以外の場合は 「保育士資格取得に向けて勉強中」 と記載をするのが望ましいです。

例えば、筆記試験は合格済みで後は実技試験を残すのみという場合でも、「保育士資格 取得見込み」と記載するのは避けたほうが良いです。 履歴書においては誤解を生まないということを最優先にしたほうが良い ためです。少しでも不合格の可能性がある場合は、あくまでも「保育士資格取得に向けて勉強中」と記載したほうが良いです。

「保育士資格 取得見込み」と記載してしまうと、保育園の園長が保育士資格を100%取得できるものと勘違いしてしまう可能性が出てしまいます。

ただ、保育士の資格の取得の可能性が高いということをアピールしたい場合もあると思います。その場合は、

  • 「20〇〇年 ○月 保育士試験 筆記試合格済」
  • 「20〇〇年 ○月 保育士資格 実技試験受験予定」

というように、より詳細な状況について記載するか、別の欄(自己PRなどの欄)に補足として、現在の合格状況や受験の予定などについて記載すると良いです。こうすれば誤解を生まずに、より保育士資格取得の確度が高いということを伝えることができます。面接に利用する履歴書においては、特に、保育士資格に関しては、誤解を生まないということを最優先にして、トラブルにならないようにしたほうが良いということです。

履歴書の資格・免許欄の保育士資格の書き方

ここでは、履歴書の資格・免許欄の保育士資格の書き方について説明しています。

※保育士証を保持している場合

資格・免許
2020 4 保育士資格 取得

※保育士養成学校の卒業見込み、保育士試験合格済みで保育士登録待ち

資格・免許
2020 4 保育士資格 取得見込み

※保育士試験に向けて勉強中の場合

資格・免許
2020 4 保育士資格 取得に向けて勉強中

※試験の合格状況についてより詳しく記載したい場合

資格・免許
2020 6 保育士試験 筆記試験合格済
2020 8 保育士資格 実技試験受験予定

再度になりますが、あくまでも誤解を生まないということを最優先に相手が確実に状況を理解できるように記載しましょう。

保育士資格の取得年月はいつを書けばよいのか?

補足ですが、保育士資格の取得年月はいつを書けばよいのか疑問の方もいらっしゃると思います。保育士試験の合格日か保育士証に記載の年月にするか迷うと思います。

結論としては、 保育士証に記載されている年月 を記載するようにしましょう。先程も説明したとおり、保育園で保育士として働くことができるのは保育士試験に合格してからではなく、保育士登録が終わり保育士証が手元にある状態以降になるためです。

履歴書の記載時点で、まだ保育士登録が完了していないという場合は、保育士証がいつ届くかわからないと思うので、

「20〇〇年 ○月 保育士試験合格(保育士登録申請中)」

と記載をしておけば誤解を生まなくて済むでしょう。

保育士資格取得前に就職活動して良い?

ここまで、履歴書の資格・免許欄の「保育士資格」記載の条件などを紹介しましたが、

そもそも、

  • 保育士資格取得前に保育園に就職活動して良いのか?
  • 内定を貰うことができるのか?

という疑問を持っている方もいらっしゃると思います。

特に、

  • 保育士養成学校の卒業見込みである
  • 保育士試験合格済みで保育士登録待ち

の条件に該当する方であれば、保育士資格取得見込みとして事前に就職活動をすることが可能です。

保育園によっては応募時点で保育士資格の保持者や経験者のみの応募を受け付けている場合などもありますが、資格取得見込みでも応募ができるものあります。もちろん、応募後の採用不採用は面接などの内容によって決まりますが、資格取得前に内定を貰うことができる可能性もあります。

また、勉強中という方は、事前に就職活動をする場合は、基本的には保育士としてではなく保育補助としての求人を探すことになると思います。資格取得を応援してくれる保育園の求人などもあるので、こちらも求人の応募条件をよく確認して応募しましょう。

保育士就職サイトを活用しよう

保育士資格取得前に就職活動ができると書きましたが、実際に保育園の求人を探してみると自分が応募条件を満たしているのかよくわからないことも多いと思います。

  • 経験者優遇
  • 未経験者応相談

なんて書かれていると、いいなって思っても応募するか迷ってしまいますよね。応募した後に、「うちは資格持っている人しか募集してない」なんて言われてしまうと悲しいですよね。

そのようなことを避けるためにおすすめなのが、保育士就職サイトを利用することです。保育士就職サイトは資格取得見込みの方や、勉強中の方でも利用が可能です。正社員の求人もあればパートの求人もあります。

担当者に、資格取得見込みや勉強中であることを伝えると、その条件で応募できる求人だけを探して紹介してくれます。場合によっては、保育園に直接確認したり、交渉してくれる場合もあります。自分ではなかなかやりにくいことを変わりにやってくれます。

見学や面接に行ってから、資格を取ってからまた来てくださいなんて言われてしまうことがないので、無駄な時間を減らすことが出来ます。

保育専門求人サイト「ほいく畑」のご紹介

保育士資格を取得する見込みがあるという方で、保育士資格取得前にできるだけ早く就職活動をしたいという方は、保育専門求人サイトである【ほいく畑】の利用がおすすめです。

【ほいく畑】は日本全国の幅広いエリアに対応している保育専門求人サイトになります。

ほいく畑を利用すれば、担当者が保育園との間に入り、就職をサポートしてくれます。毎回、保育園への電話で「資格取得見込み中なのですが、、、」といちいち説明する必要がありません。その条件で応募できる求人を紹介してくれます。また、保育園の見学や面接に行ってから、資格を取ってからまた来てくださいなんて言われてしまうこともありません。

まず最初は、お住いのエリアでどのような求人があるか知りたいというような気軽な気持ちで登録してみるのがオススメです。

もし見込みや勉強中で資格を取得できなかったら?

最後に気になるのは、もし見込みや勉強中で資格を取得できなかったらどうなるのかということだと思います。

結論としては、内定をもらっていた保育園との相談になると思います。

書類の不備で保育士登録が予定より後ろ倒しになってしまった、とか、想定より保育士証が届くのが遅かったというだけであれば、入職時期を調整したり、保育士証が来るまでは無資格者として保育補助として働くという条件で雇用してくれる場合もあるでしょう。もしくは、手元に保育士証が届いてからの入職となる可能性があります。

「保育士資格取得に向けて勉強中」で不合格になってしまった場合も、同様で合格できるまでは無資格者として保育補助として働くか、また合格後に再度、採用面接を受けてくれということになるかもしれません。これは、最初に採用通知を受けた時点での条件次第になるので、合格したら採用となりますという条件だったら、不採用になってしまう可能性もありますが、不合格になることも承知の上で内定をしていたのであれば、無資格のまま採用するということにもなるでしょう。

「取得見込み」の場合は基本的には取得が前提での内定だったので、その時点で不採用になっても文句は言えないでしょう。

こういうこともあるので、「取得見込み」なのか「勉強中」なのかの違いをしっかりと面接時に伝えておくことが大切です。

まとめ:履歴書に保育士資格取得見込みと書ける基準や条件とは?【勉強中】

今回は、特にこれから保育士資格を取得する見込みの方向けに、履歴書の資格・免許欄の保育士資格に関しての記載に関して説明しました。

履歴書の資格欄において、大切なことは誤解を生まないようにするということです。履歴書に資格取得見込みと書いていて、結局取得ができなければ、それはあとあとのトラブルに繋がります。必ず、読んだ人が誤解無く理解できるような表現で記載するのが良いです。面接の場で、口頭で補足すれば良いと思っていたとしても、面接を担当した人物が勘違いしたり、その後に書類だけをみた人が勘違いをしてしまう可能性もあります。大きな事業者だと、面接を終えた後、理事長のような採用の最終の責任者が書類などをもとに、あらためて最終の合否を出すということもあります。

そのため、確実に取得ができる場合は見込みと書き、それ以外は、勉強中と記載するのが望ましいでしょう。