保育園の同僚保育士の不適切保育を見てしまった。対処法を紹介

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保育園で働く保育士の皆様。

こんな疑問や悩み、不満、経験はありませんか?
  • 同僚保育士の不適切保育を見てしまった
  • 不適切保育に遭遇した場合の対処法が知りたい

今回は、保育園の同僚保育士の不適切保育を見てしまったという場合の対処法について紹介します。

この記事の信頼性
私は保育園、幼稚園、認定こども園で勤務した経験があります
その経験が参考になればと思います

保育園の同僚保育士の不適切保育を見てしまった

保育園で働いていて、同僚の保育士が不適切な保育をしているところを見てしまったり、遭遇してしまうということがあった場合の対処はとても難しいです。たまたま一度だけ不適切な保育を見てしまった場合と、日常的に不適切な保育を見かけるという場合でも、対処は異なると思います。

もちろん、不適切保育かどうか判断が難しいケースもあると思うので、保育士としては対処が難しいという事情もあると思います。

保育園の同僚保育士の不適切保育を見てしまった場合の対処法を紹介

保育園の同僚保育士の不適切保育を見てしまったという場合には、子どもの身を守ることと自分の身を守ることの大きく2つが必要になります。特に、日常的に不適切な保育がなされている可能性があるという場合は、慎重な対応が必要になります。

子どもを守る

同僚保育士の不適切保育を見てしまった場合に、保育士がまずすべきことは子どもを守るということです。ひとまず、その保育士と子どもの間に入って2人を引き離すのが良いです。一度きりであれば、それで対処ができますが、日常的に不適切な保育が行われている場合は、一人では対処が難しいので、できる限り早く園長等の責任者に相談する必要があります。

同調しない、真似しない

不適切保育を見てしまった場合は、子どもの身を守るためにも、自分の身を守るためにも、同調したり、真似をしないということが大切です。

先輩保育士のやっている行動は正しいと勘違いしてしまうということがあったり、先輩だから逆らうことができずに、自分も同調してしまったり、真似をしてしまうということもあると思います。そうなると自分も不適切保育の加害者の一人になってしまいます。

不適切保育かもしれないと思ったら、自分は絶対にその行動には加担しないようしましょう。

園長に相談する

不適切保育をしている同僚を自分が注意や指導ができる立場なら良いですが、そうでないという場合もあると思います。また、不適切保育と思われる内容によっては、自分では判断が難しいこともあると思います。

そういう場合は、その行動が保育士として正しいのかということも含めて、園長に相談してみましょう。園長にきちんと相談をして、対処をしてもらうことができれば、園児の身を守ることができます。もちろん、相談した結果、それは不適切な保育園ではないという結論になる場合もあるでしょう。

また、園長に相談をするということは、自分の身を守ることにも繋がります。もし、今後事態が大きくなってしまった場合に、自分自身は不適切保育をしていないということの証明にもなります。もし、深刻な事態に発展しそうな場合は、園長に相談したという記録もなるべく残しておくのが良いでしょう。

会社・法人本部の人間に相談する

大きい会社、組織であれば本社や本部があると思うので、そちらに相談をしてみるというのも選択肢の一つです。法人本部や本社は、保育園や園長に対して、より強い権限を持っているので、対処してくれる可能性が高いです。相談相手は、会社・法人内のより権限がある人というのがポイントです。

役所、自治体、外部機関に相談する

会社・法人内での解決が難しそうであれば、外部の機関に頼る必要があります。認可保育園であれば、役所の保育課などに相談をするというのが有効です。認可外保育施設であっても、自治体から補助を受けているケースは多いので、同様に役所の保育課等に相談するのが良いです。その後に、適切な相談先を紹介してくれる場合もあります。ここまで来たら、かなり大事になることが想定されますが、子どもと自分自身を守るために必要な行動を取る必要があります。

最終的には転職も視野に入れる

ここまで紹介した関係各所への相談のなかで、保育園事態に不信感を持ってしまうということもあると思います。不適切保育が一人の保育士個人だけの問題ではなく、保育園組織の問題であることもあるでしょう。例えば、園長がことを大げさにしたくないので、不適切保育を放置しようとするなどです。園での不適切保育が改善されにくいという状況であれば、できるだけ早く転職をするようにしましょう。それが、自分の身を守るために必要なことです。現時点では、大きな事件・事故になっていなかったとしても、この先どうなるかはわかりません。もしそうなったら、自分自身も加害者の一人として扱われてしまう可能性もあります。

いち保育士として、できる限りの対処をした後で、保育園に対する不信感が拭えないという場合は、できる限り早く転職を考えるというのが良いでしょう。

まとめ:保育園の同僚保育士の不適切保育を見てしまった。対処法を紹介

今回は、保育園の同僚保育士の不適切保育を見てしまったという場合の対処法について紹介しました。

保育園の同僚保育士の不適切保育を見てしまったという場合には、子どもの身を守ることと自分の身を守ることの大きく2つが必要 です。そして、いち保育士として、できる限りの対処をした後で、保育園に対する不信感が拭えないという場合は、できる限り早く転職を考えるというのが良いでしょう。