保育士になって後悔してしまう原因とそうならないための対処法

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こんにちは。さえこ@ブラック脱出済み(プロフィール)です。ブラック幼稚園・保育園を脱出できました(^^)

私がブラック保育園を脱出するために培ったノウハウを完全無料で公開しています。


これから保育士になるという方。

こんな疑問や悩み、不満、経験はありませんか?
  • 保育士になって後悔した人の話を聞くことがある
  • 保育士なんてなるもんじゃないと言われてしまった

今回は、これから新たに保育士になるという方向けに、保育士になって後悔してしまう原因とそうならないための対処法について紹介します。

この記事の信頼性
私は保育園、幼稚園、認定こども園で勤務した経験があります
その経験が参考になればと思います
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保育士になって後悔、保育士なんてなるもんじゃない

  • 保育士になって後悔
  • 保育士なんてなるもんじゃない

実際に、保育士になってそのような感じているという人はいると思います。そうなってしまう原因は一体何なのでしょうか、また、そうならないためにすべきことはあるのでしょうか。

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保育士になって後悔してしまう原因

まずは、保育士になって後悔してしまう原因について紹介します。

仕事内容が向いていなかった

保育士になって後悔してしまう原因の1つ目は仕事内容が向いていないというものです。保育士になる前は、キラキラしたイメージを持っていたという人も少なくないと思いますが、実際に働き始めると、泥臭い部分も多くあるということは間違いないと思います。働き始めたら自分にあっていないということも起きがちな仕事かもしれません。

保育士の基本的な給与待遇や負担を理解していなかった

保育園で働く保育士の給与待遇は仕事の負担は、働く保育園によって異なりますが、一般的な会社ほど、それぞれの会社や法人で大きな差はありません。

つまり、保育園で保育士として働くということは、どこの保育園で働いたとしても似たような待遇や負担があるということです。

その基本的な保育士の給与待遇や負担を理解しておかないと、働き始めてから、

  • 保育士ってこんなに給与悪いの!
  • なんでこんなに大変なの!

というような印象を感じてしまうことになります。そしてそのことが保育士になったことへの後悔に繋がります。事前にある程度保育士の仕事なこういうものだという相場感を理解しておけば、このような働き始めてからの思い違いや勘違いが発生します。

仕事に対して高い待遇を求めている

仕事というものに対して、より高い待遇を求めてしまっているという人も、保育士になってしまって後悔をしてしまうことが多いです。保育士の仕事は、他の一般的な仕事と比較しても、良くも悪くも頑張れば給与が上がるというわけではありません。国が決めた公定価格をベースにそれぞれの会社、法人がその他の運営費や利益を除いた金額を保育士の給料として支払うという形になります。

そのため、給与待遇に関しては上を見れば、たくさんの人が存在するということになってしまいます。

もちろん、友人や知人などが大企業に就職して、それらの話を聞いて、保育士との違いに愕然としてしまうといようなことあると思います。

他にやりたい仕事があった

保育士以外にもやりたい仕事があったという場合も、保育士になって後悔してしまう可能性は高くなります。保育士になって、いやな思いや大変な思いをすればするほど、やっぱりあの仕事についていればよかったと後悔してしまう可能性が高くなるためです。選択肢が多くあると、

ブラック保育園に就職してしまった

保育士になって後悔してしまう一番の原因と言えるのが、ブラック保育園に就職してしまうというものです。保育業界はまだまだブラックな保育園も多く、なにも考えずに就業してしまうとブラックな保育園に就職してしまう可能性もあります。

特に、新卒や未経験でブラック保育園に就職してしまうと、保育士の仕事はすべてがブラックだと感じてしまうことが多いです。実際は、ホワイトな保育園があるにも関わらずです。

ブラック保育園は給与待遇だけでなく、人間関係も良くないことが多いので、肉体的にも精神的にも辛く、保育士になったこと自体を後悔してしまう、一番の原因になります。

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保育士になって後悔しないために就職を決める前にすべきこと、対処法

保育士になって後悔、保育士なんてなるもんじゃないというような感情にならないために、保育士になって後悔しないために就職を決める前にすべきこと、対処法について紹介します。

日本の保育園の制度を理解する

保育士になって後悔しないために就職を決める前すべきことの一つが日本の保育園の制度を理解するということです。

日本の保育園は、各会社が独自のルールで勝手に開いているものではなく、ある程度統一されたルールのもとに、設置運営されています。

日本の保育園の制度を理解するということは、

  • そもそも保育士の給料となるお金はどこから来ている?
  • 一つの保育園に保育士は何人必要なのか?
  • 認可保育園の”認可”とは何なのか?
  • 認証保育園と認可保育園の違いはなに?
  • 保育園と幼稚園との違いは?
  • 社会福祉法人、学校法人、株式会社等の運営法人の違いは?

というような内容を理解するということです。これから保育園で保育士として働こうとしているのに、これらのことを理解していないということは、あまりにも無鉄砲と言われても仕方ありません。

これらのことを理解すれば、なぜ日本が今、保育士不足になっていたり、保育士の給与が悪すぎる、労働環境が悪くなってしまっているのかということを理解することができます。

そして、これらのこのことは、後述しますが、ブラック保育園に就職しないためにも重要な知識になります。

このサイトでも日本の保育園の制度について解説しているので参考にしてみてください。

保育園で働く保育士の平均的な給与待遇を理解する

次に、保育士になって後悔しないために就職を決める前にすべきことは、保育園で働く保育士の平均的な給与待遇について理解するということです。

保育園に限ったことではありませんが、職員を雇用している会社は、定期的に求人募集を行っています。そこには、その会社や法人で働いた場合にどのような給与待遇になるのかという情報が記載されています。

  • 月給
  • 賞与
  • 休日、休暇制度
  • 労働時間
  • 勤務体系
  • 雇用体系
  • 福利厚生

などの情報になります。

新卒や未経験者がこれから新たに保育士として勤務を始めるということは、基本的に給与額は提示されている下限の金額になります。例えば、「月給20万円〜30万円」と記載されていれば、月給20万円がその保育園で働いた場合の月給になるということです。その金額が、昇給によって定期的に上がっていくというのが基本的な仕組みになります。

たくさんの保育園の求人情報を見れば、新卒や未経験の保育士は、おおよそ月給や年収でいくらくらいの金額を貰うことができる、休日日数は平均的にどれくらいあるということを理解することができます。

事前に保育園で働く保育士の平均的な給与待遇の相場感を掴んでおけば、働き始めてからなんでこんなに給与待遇が悪いんだとはならないはずです。

また、保育士の給与待遇については、適当な地域の有名な保育園のものだけではなく、自分が勤務する可能性があるエリアの求人をたくさん見たほうが良いです。保育士の給与待遇は地域による差があるため、

保育園で働く保育士の平均的な仕事の負担を理解する

保育士という

  • 人間関係
  • 労働時間
  • 残業時間
  • 持ち帰りやサービス残業の有無
  • 休憩事情
  • 休暇の取得のしやすさ

などの情報です。これらの情報は、各保育園が出している求人情報からは読み解きにくい情報になります。

持ち帰りやサービス残業は、そのそも違法残業なので、表立って「持ち帰りの仕事があります」という保育園はありません。休憩の取得についても、一定の条件のもと労働者に取得させる義務があるので、「うちは休憩時間はありません」なんて募集をしている保育園はありません。

ですが、実のところ、すべての保育園でそれらの基準がきちんと守れられているとは限りません。もちろん、保育園という特有の事情から、他の会社や業種では当たり前のことができていない傾向があるという場合もあります。

例えば、保育士の仕事が適切な休憩を取りにくい環境にあるということを事前に知っておけば、働き始めてから後悔するということを減らせると思います。

保育実習、職場体験、アルバイトなどで保育園での仕事を体験する

保育実習、職場体験、アルバイトなどで保育園での仕事を体験するということも、保育士になって後悔しないための対策の一つになります。

やはり、多くの人が抱いている保育士という仕事のイメージと実際に働いた場合との差は、大きな違いがあることが多いです。実際の現場で仕事を体験することで、それらの差を埋めることができます。

保育士養成学校に通っている学生であれば、保育実習などがあると思います。また、それ以外にも、職場体験などを実施している市区町村や保育園などもあります。また、私立保育園で学生のアルバイトを募集している園は少ないですが、公立保育園では、夏季の時期などに保育補助要員として学生を募集していることがあります。そのような勤務を経験すれば、より保育園の実態を知ることができると思います。

他にやりたい仕事がある場合は、具体的に比較検討をする

保育士以外にもやりたい仕事があり、これから保育士になるかどうか迷っているという方は、その仕事と保育士の仕事について具体的に比較検討をするということも大切です。

イメージや憧れだけで、就職する仕事を決めずに、それぞれの仕事の具体的な内容を理解して、比較検討をしましょう。先程も書いた「保育園で働く保育士の平均的な給与待遇を理解する」ということとも共通しますが、働き始めてから、こっちの仕事のほうが良かった・悪かったという後悔を減らすことができます。

一般企業の就職活動もやってみる

保育士になって後悔してしまう原因

例えば、友人や知人が大企業に就職して、たくさん給料を貰って楽しそうにしているのを見ると、保育士になんてならなければよかったと後悔してしまうこともあるかもしれません。

就職活動の際に、一般企業の就職活動をしておくと、その後悔を少しは減らすことができます。

仮に、保育園以外の企業から内定を貰うことができなかった場合は、自分にはその選択肢はなかったと諦めることができます。また、仮に採用内定を貰うことができたとしても、それを蹴って保育士になったのであれば、保育園で働き始めた際の心の持ちようも異なるものになります。

もちろん、保育園以外の企業から内定を貰うことができたら、はじめは一般企業で働いてみるというのも良い選択肢です。その後に、保育士になっても遅くはありません。

絶対にブラック保育園に就職しない

最後に、保育士になって後悔しないために就職を決める前にすべき最も大切なことは、「絶対にブラック保育園に就業しない」ということです。

新卒や未経験でブラック保育園に就職してしまうと、「保育士 = ブラック」 と感じてしまう可能性が高くなります。つまり、保育士になって後悔という感情に繋がります。実際は、ブラック保育園がブラックなだけで、世の中にはホワイトな保育園もあります。

また、ブラックな保育園ほど、甘い謳い文句やあの手この手で、新卒や未経験の保育士を会社に招き入れようとします。応募や面接時だけはやけに優しかったり、親切だと感じることも多いです。

ブラック保育園にさえ就職しなければ、多くの保育士になって後悔してしまう要因を減らすことができるので、絶対にブラック保育園に就職しないということが重要です。

このサイトでも、ブラック保育園を避けてホワイトな保育園に就業する方法を紹介しているので、参考にしてみてください。

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まとめ:保育士になって後悔してしまう原因とそうならないための対処法

今回は、これから新たに保育士になるという方向けに、保育士になって後悔してしまう原因とそうならないための対処法について紹介しました。

保育士になって後悔してしまうよくある原因は以下になります。

  • 仕事内容が向いていなかった
  • 保育士の基本的な給与待遇や負担を理解していなかった
  • 仕事に対して高い待遇を求めている
  • 他にやりたい仕事があった
  • ブラック保育園に就職してしまった

また、保育士になって後悔しないために就職を決める前にすべきこと、対処法として以下の内容を紹介しました。

  • 日本の保育園の制度を理解する
  • 保育園で働く保育士の平均的な給与待遇を理解する
  • 保育園で働く保育士の平均的な仕事の負担を理解する
  • 保育実習、職場体験、アルバイトなどで保育園での仕事を体験する
  • 他にやりたい仕事がある場合は、具体的に比較検討をする
  • 一般企業の就職活動もやってみる
  • 絶対にブラック保育園に就職しない

保育士になって後悔してしまったり、保育士なんてなるもんじゃないとならないためには、保育士という仕事の特徴をよく理解して就職をする必要があるといえるでしょう。