これから保育園の面接を受けるという方。
今回は、保育士が保育園の採用面接で内定率上げる方法について紹介します。
複数回の面接、転職経験があります
その経験が参考になればと思います
保育園の保育士の採用面接の合格率はどれくらい?
本題に入る前に、保育士が保育園の採用面接を受けようとした場合に、合格率はどれくらいなのかというのが気になることの一つだと思います。
実のところ、日本の保育園における保育士の正確な採用面接の合格率というのは、わかりません。各保育園ごとに大きく異なりますし、誰も統計などをとっているわけではないためです。ただし、近年は働く保育士が不足している状況なので、保育園の保育士の採用面接の合格率は、他の業界や一般的な企業と比べた場合に、高いということが想像できます。
参考までに、保育士の求人倍率をまとめていますが、保育士の求人倍率は他の業種と比べても非常に高く、保育士が有利な採用状況になっていることがわかります。
もちろん、保育士の採用面接の合格率が高いからといって、なにも考えずに強気な態度で面接に望めば良いというわけではありません。
特に、人間関係や待遇の良いホワイトな保育園は人気も高いですし、その分競争率も高くなります。なにも対策しないで面接に望んでしまうと、人手不足で誰でも良いからとにかく採用したいブラック保育園にしか合格を貰えないということにもなりかねないので、注意しましょう。
保育士が保育園の採用面接で内定率上げる方法
ここからは、本題である保育士が保育園の採用面接で内定率を上げる方法について紹介します。
身だしなみを整える
基本的なことになりますが、身だしなみを整えるというのはとても重要です。
- 服装
- 髪型
- 化粧
などです。
面接は、短時間で合否を決めなくてはいけないため、外見から得られる情報も大きな影響を与えてしまいます。保育士の採用面接をする採用担当の人も、外見で判断しようなんて思っていないですが、どうしても影響を与えてしまいます。そして、どんなに内面が良い人であってもそれを短時間で相手に伝えるというのはかなり難しいです。そのため、少しでも有利になるように、身だしなみでの減点を減らすということが重要です。
自分に自信を持つ
保育士が保育園の採用面接で内定率上げるために最も重要なことといっても過言ではないのが、自分に自信を持つということです。
同じ内容のことを話す場合でも、自分に自信がある人とそうでない人であれば、印象も全く違ってきます。自分に自信がある人は魅力的に移りますし、そうでない人は、魅力的に見えなくなってしまいます。また、自信がないと、どうしても自分のことを過小評価してしまい、自分の魅力が相手に伝わらなくなります。
もちろん、これから一緒に働いていくということを考えると、誰しも自分に自信があって魅力的な人と働きたいと思うはずです。
自分の経験、経歴を振り返る
保育士が保育園の採用面接で内定率上げるためには、これまでの自分の経験や経歴をきちんと振り返るということが重要です。
新卒の方であれば、学生のころに、何をしてきたのかというようなことです。転職の場合は、これまでの働いてきた保育園や会社で何をしてきたかということです。
直近であっても意外と忘れてしまっていることも多いので、聞かれたときに答えられるように、振り返って起きましょう。もし、聞かれたときに答えられないと、何もしていなかったと思われてしまいます。よく聞かれる部分でもあるので、想定しておくと良いです。
聞かれることを想定しておく
前項とも関連がありますが、保育園の面接で聞かれることを想定しておくということも重要です。実際、保育園の保育士面接で聞かれることは、どの保育園もわりと似通っています。そのため、聞かれることを想定しておけば、緊張せずに面接に望むことができます。
以下の記事でも保育士の面接でよく聞かれることを紹介しているので参考にしてみてください。
数をこなす
保育士が保育園の採用面接で内定率上げるためには、数をこなすということも大切です。
例えば、これから新たに就職活動や転職活動をするという場合は、最初は、第一志望の保育園の面接ではなく、第二志望以降の保育園の面接を受けるようにすると良いです。
面接数をこなすことで、どのようなことを聞かれるのかということがわかります。そして、自分の話した内容が採用担当の方にあまりに響いてないな、ということや、好印象だったなということがわかるようになります。それによって、次回以降の面接で話す内容を修正することができます。また、単純に数をこなすことによって、緊張を和らげることができるというメリットもあります。
ネガティブな志望動機や退職理由を言わない
面接において、ネガティブな志望動機や退職理由を言わないということも重要です。
転職者の方でありがちなのは、前職での不満などです。「不満があるから辞めます」ということだと、どうしても印象が悪くなってしまいがちです。また、保育業界は、少なからずブラックな部分も多いので、内容によっては今面接を受けている保育園でも、同じような状況である場合もあります。
新卒や未経験の方であれば、「〇〇が嫌で」というような、志望動機ややる気がないというような印象を与えやすいです。
ネガティブな理由ではなく、「〇〇がしたいから」といようなポジティブな理由を付け加えるようにしましょう。
一方的に話さない、聞かれたことに対して答える
一方的に話さない、聞かれたことに対して答えるということも、面接の合格率を上げるためには重要です。
例えば、
「ピアノは得意ですか?」
「ピアノはあまり得意とは言えませんが、体を動かすが得意です。学生のころは陸上部で、、、、」
というような回答です。面接官はピアノのことだけを聞いていたのに、別の話に変わってしまっています。
これは極端な例かもしれませんが、自分が話したい内容があったり、あまり自信がないことだと、どうしても別の話に変えて挽回しようとしてしまったり、良かれと思って、別の話をしてしまったり、というようなことは、しばしば起きてしまいます。
あくまでも、面接の場においては、聞かれたことに関して答えるようにしましょう。
保育士就職転職サイトを利用する
最後の保育園の採用面接で内定率上げる方法は、裏技のようなものですが、保育士就職転職サイトを利用するというものです。
保育士就職転職サイトに登録すると、担当者がついて、就職や転職の様々なサポートを行ってくれます。履歴書の添削をしてくれたり、場合によっては面接に同行してくれる場合もあります。保育園と既に付き合いがあれば、事前にどのような園長で、面接でどのようなことを聞かれるのかというアドバイスをくれる場合もあります。
また、非公開の求人などを紹介してもらえるというようなメリットもあります。
- マイナビ保育士|全国の正社員・パート保育士の求人に対応しています。登録するとネット上での検索などでは見つからない非公開の人気のある高待遇の求人情報も得られます。 まずは求人情報を知りたいだけという方でもOKです!
- ヒトシア保育| ※全国の正社員・派遣・パート保育士の求人に対応しています。登録しないと得ることができない非公開の求人もたくさんあります。 求人数も多いのでとにかくたくさんの情報を得たいという人にもおすすめです。
保育園の採用面接で落とされても気にしない!
最後になりますが、ここまで 保育士が保育園の採用面接で内定率上げる方法 を紹介しましたが、保育園の採用面接で落とされても気にしないということも重要です。
保育園の採用面接で注意が必要な点は、保育園は基本的に足りない人数の保育士のみを採用するという点です。一人退職したら、一人採用するという形です。つまり、どんなに自分が経験豊富で魅力的な人物だとしても、たまたま、それ以上の人が同じ募集に応募して面接をした場合は、その人のみが採用されるということになります。一般的な企業では、そんなに魅力的な人が来たら、予定よりも多い人数を採用しておこうと考えることもあるかもしれませんが、保育園ではそうはならないです。
つまり、保育園の面接で不合格になったからといって、その人が魅力的ではないというわけでは決してありません。 それを勘違いしてしまうと、ネガティブになってしまったり、卑屈になってしまって次回以降の面接でも良い結果が残せなくなってしまいます。
まとめ:保育士が保育園の採用面接で内定率上げる方法。面接の合格率はどれくらい?
今回は、保育士が保育園の採用面接で内定率上げる方法について紹介しました。
まとめると以下のような内容になります。
- 身だしなみを整える
- 自分に自信を持つ
- 自分の経験、経歴を振り返る
- 聞かれることを想定しておく
- 数をこなす
- ネガティブな志望動機や退職理由を言わない
- 一方的に話さない、聞かれたことに対して答える
- 保育士就職転職サイトを利用する
ただし、保育園の面接で不合格になったからといって、その人が魅力的ではないというわけではないので、その点には注意して面接に望みましょう。