新人保育士の学生気分が抜けていない。脱却方法、対処方法を紹介

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こんにちは。さえこ@ブラック脱出済み(プロフィール)です。ブラック幼稚園・保育園を脱出できました(^^)

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あらたに保育園で働き始めた新卒の新人保育士の方。後輩に新卒の新人保育士が出来た方。

こんな疑問や悩み、不満、経験はありませんか?
  • 先輩から学生気分が抜けていないと言われてしまった
  • 後輩の新人保育士が学生気分が抜けずに働いている

今回は、新人保育士の学生気分が抜けていない。脱却方法、対処方法について紹介します。

この記事の信頼性
私は保育園、幼稚園、認定こども園で勤務した経験があります
新卒で就職した経験があります
後輩に新卒保育士が入った経験があります
その経験が参考になればと思います

先輩から学生気分が抜けていないと言われてしまった

保育園に新しく働き始めた新人保育士の方のなかに輩から学生気分が抜けていないと言われてしまったという方もいらっしゃるかもしれません。たしかに、昨日までは学生だったということになるので、学生気分が抜けずに働きだしてしまうという人も出てきてしまうというのは無理もないことだと思います。

実際、自分のなかにでは、そんなつもりはなくても、周囲からはそのように受け取れれてしまう場合もあります。

せっかく、心機一転働き始めるからには、人間関係も良好に楽しく保育士として働きたいですよね。

後輩の新人保育士が学生気分が抜けずに働いている

一方で、保育園で働いている保育士の方で、後輩に新しく新人保育士が入職した場合に、学生気分が抜けずに働いているなと感じているという方もいらっしゃると思います。やはり、物事に取り組む姿勢というのは、学生と社会人では根本的に異なるためです。

特に保育園で働く保育士の場合は、就職するにあたって 社会人向けの研修などがないという場合も多いと思います。そんな中で、いきなり仕事に入って、しかも保育をするということもあると思うので、適応もなかなか難しい場合があると思います。

ただ、一緒に働いている身としては、責任ある行動を取ってもらいたいという思いは出てくると思います。

学生気分ってどんなもの?

学生と仕事をする社会人の明確な違いは、 お金を払って何かを学んでいるかとお金を貰って会社のために動いているのか の違いになります。

学生時代は、自分や親がお金を払ってその対価として教育を受けているということになります。お金を払っているということは、大学や専門学校から見ると、学生はお客様であるとも言えます。就学中は学生の様々な面をサポートしてくれますし、多少の遅刻やルール違反があっても許されることが多いです。そして、適当に授業を受けたとしても、困るのは自分です。

一方、会社等からお金を貰って働いているということは、立場は逆になります。きちんと勤めている保育園のルールを守り、保育園に貢献する必要があります。そして、適当に仕事をした場合に、困るのは、自分だけではなくて、保育園や一緒に働いている同僚ということになります。

こう言うと、学生であってもアルバイトなどで、お金を受け取って仕事をしているという人が多いという反論が出てくるかもしれません。実際その通りで、学生であっても、学生気分ではなく、責任を持って仕事をして対価を得ているという人も多くいます。だから、こそ余計に、学生気分が抜けていない人とそうでない人の違いが目立ってしまうということがあるかもしれません。

この根本的な違いを理解していない行動をすると、”学生気分が抜けていない” と周囲に揶揄されてしまうことになります。

学生気分が抜けない新人保育士の脱却方法

ここからは、学生気分が抜けない新人保育士ができる脱却方法について紹介します。自分自身が先輩から学生気分が抜けていないと言われてしまったという方は、この対処をすることで、学生気分が抜けていないとは言われにくくなります。

学生気分が抜けていないと言われないようになるためには、 結論としては、保育園や周囲に迷惑をかけないで、貢献できていれば良い ということです。そのための具体的な方法について説明します。

自分から学ぶ姿勢を出す

学生の頃は、黙っていても授業が実施され、そこにいれば自然と新しい知識を得ることができます。ですが、保育園で仕事をし始めたらそうはいきません。しかも、基本的にみんな忙しいので、新人の相手ばかりしてあげられないことが多いです。

そのために、自分から学ぶ姿勢を出していかなければいけません。

  • わからないことを自分から聞く
  • メモを取る
  • ほうれんそうを意識する

ということを意識しましょう。そうすれば自然と学生気分を抜け出すことができます。

必ず時間や期限を守る

続いての、学生気分を抜け出す具体的な方法は、必ず時間や期限を守るというものです。出勤時間はもちろん、提出するものややるべきことの期限を守るということです。

学生のころは、期限を守らなくても、受け付けて貰えたり、期限が近くなったら、先生や教師が何度も催促してくれるということがあったかもしれません。ですが、働き始めると、そんなに親切なことはありません。自分自身の管理・責任で時間や期限を守らなくてはいけません。

もし、守れなかった場合は、周囲に迷惑をかけることになります。

ただし、保育園で保育士として働いていれば、必ず時間や期限を守れそうにないという瞬間も出てきてしまいます。

そういう場合は、

時間や期限を守れないとわかった時点で、上司に報告をする

ということをすれば、とりあえずは問題ありません。

これができていれば、必ずしも時間や期限を守れなくても、大きな問題にはならないことが多いです。

他の人がやりたがらないことを率先して行う

先程、学生気分が抜けていないと周囲に思われないためには、保育園や周囲に迷惑をかけないで、貢献できていれば良いということを書きました。

正直なところ、保育園の先輩や周囲の人たちからすると、迷惑をかけないで、保育園に貢献してもらえれば、学生気分が抜けていようがいまいが対した問題ではなくなります。 結局のところ根本的な問題は、学生気分が抜けていないことではなくて、周囲に迷惑をかけてしまっていること、保育園に貢献ができていないということ です。つまり、それさえ改善できれば良いということになります。

そのために最も簡単にできる方法は、他の人がやりたがらないことを率先して行うというものです。保育園には様々な雑用の仕事などもありますし、担当分けされる仕事なども負担の違いによってやりたくない行事などが偏ってしまうことも多いです。

そのような雑用や行事の担当など、他の人がやりたがらない仕事を率先して引き受けるということは、周囲や保育園に貢献することができる簡単な方法です。先輩からすると、やりたくないことをやってくれてありがたいという気持ちになります。

先輩から学生気分が抜けていないと言われたけど、どう対処したら良いか困っているという方は、この方法を実践してみましょう。

学生気分が抜けない新人保育士への対処方法

ここからは、先程とは反対に、後輩の新人保育士が学生気分が抜けずに働いているという方向けに、対処法を紹介します。

長い目で見守る

まず1つ目は、長い目で見守るということです。先程も書いたように、昨日までは学生だったような人なので、次の日から簡単に学生気分が抜けるというのは、なかなか難しいことです。保育園で保育士として長く働いていけば、自然と学生気分は抜けていくという面もあります。

すぐに、怒ったり、叱ったりせずに、長い目で見守るということも重要です。

教育、研修などを見直す

新卒保育士の学生気分が抜けていないというのは、何も本人だけの問題ではありません。例えば、一般的な大手企業は新卒で入社した4月から、現場に配属されるまでに数週間から数カ月間の間、社会人やマナーなどの研修をみっちり受けます。もちろん、給料を貰いながら研修を受講します。

そのなかで、学生気分をなくすというのはもちろん、配属されてから困った人物にならないように指導を受けることになります。大手企業の面接に合格できる新卒の社会人でさえ、このような研修をしっかりと受けた上で配属されます。

学生気分が抜けていないのは、本人の問題だと決めつけずに、保育園として先輩として、きちんとして教育が出来ているのかという点を見直しましょう。メンターのような形で、精神面をサポートする先輩保育士を一人つけるというのも有効な方法になります。

まとめ:新人保育士の学生気分が抜けていない。脱却方法、対処方法を紹介

今回は、新人保育士の学生気分が抜けていない。脱却方法、対処方法について紹介しました。

先輩から学生気分が抜けていないと言われてしまったという人も、後輩の新人保育士が学生気分が抜けずに働いていて困っているという方もいらっしゃると思います。

たしかに、昨日までは学生だったということになるので、学生気分が抜けずに働きだしてしまうという人も出てきてしまうというのは無理もないことだと思います。

学生気分が抜けていないという状況は、本人の取り組み方と周囲の指導やサポートによって、改善ができるはずなので、参考にしていただけたら幸いです。