保育園で働く保育士の皆様。
今回は、空気が読めない保育士の特徴と一緒に仕事する時の対処法について紹介します。
その経験が参考になればと思います
空気が読めない保育士のよくある特徴や行動
まずは、空気が読めない保育士のよくある特徴や行動について紹介します。
自覚がない
当然の事かもしれませんが、空気が読めないということは自覚がないことが多いです。自覚があれば、周囲から空気が読めないと思われる行動を取らなくなるためです。自覚がないということは、放っておけば改善するわけではないので、その点が難しい部分です。
自己中心的
空気が読めない保育士はどうしても自己中心的になってしまいます。自分がそう思うから、行動するということが多いためです。自分が感じていることは他の人も同じように感じているだろうと思って、行動に移してしまうということです。空気を読むと、嫌がられるから辞めておこう、というように、行動する前にワンクッションが挟まるので、行動に移さないことも多いです。
周囲の期待通りに行動しない
空気が読めない保育士は、周囲の人が、このような時は当然、ああしてくれるだろう、こうしてくれるだろうと考える期待通りに行動してくれないことが多いです。
- なんで今それをやるの?
- どうしてそうなった?
と周囲が感じることをしてしまうことが多いです。結果的に、誰かがその作業をしなければいけなくなってしまったり、指示をしなおさなければいけなくなってしまいます。
空気が読めない保育士と一緒に仕事する時の対処法
ここからは、空気が読めない保育士と一緒に仕事する時の対処法について紹介します。
他人を変えようとしない
まず、空気が読めない保育士の特徴と一緒に仕事する時の対処法で一番大切なことは、他人、特に他人の性格を変えようとしないということです。
空気が読めないということだけに限ったことではありませんが、職場の人間関係や人付き合いにおいて、他人を変えようとするということをやろうとしたり、期待するということはしてはいけないことです。もちろん、自分自身が指導する立場であるのであれば、教育として部下の振る舞いに変化を与えるためのサポートをするということは悪いことではありません。ただ、他人を性格を自分ならなんとかして変えられると期待してはいけません。それが、自分が指導する立場でないなら、なおさらのことです。
他人の性格は何十年と掛かって積み上げてきたもので、特に「空気が読めない」という性格は、叱ったり、怒ったり、注意をすれば、簡単に変化するものではありません。 注意をされた方もどうすればよいかわからないですし、注意したほうもなんで何度も言っているのに直さないんだということになってしまいます。
空気が読めない保育士と一緒に仕事する際に必要なことは、空気が読めない人を変えるのではなく、自分自身の考え方や行動を変えるということになりますです。
ルールづくりで対処する
空気が読めない保育士が同僚にいる場合に、周囲が困ってしまうのは、先程も挙げたようになんで今そういう行動をするのか、というような不満だと思います。つまり、周囲がその人に期待している行動などを取ってくれないということに困ってしまうということです。
そういう際は、ルール化をすることで対処できる場合があります。
「こういう時はこうしましょう」というようなルールを作るということです。
ルールがあれば、人それぞれが空気を読んで判断をする必要はなくなります。そのルールを守らなかった場合は、その人は、空気が読めない人ではなくて、ルールを守れない人になります。
全部が全部をルールで縛り付けるというのはなかなか難しいと思いますが、特に保育園での仕事に大きな影響を与える部分については、ルール作りで対処することができる部分もあると思います。
状況をきちんと説明する
状況をきちんと説明するということも、空気が読めない保育士と一緒に仕事する時には必要なことです。空気が読めない人は、現在の状況をきちんと理解できていないという場合も多いです。状況を理解できていなければ、当然、取る行動も変わってきます。その場合は、きちんと状況を説明することによって、理解してもらえることも多いです。
空気が読めないことにも良い面はある
空気が読めないということは悪いことだけではありません。
ついつい空気を読みすぎてしまう人ならわかると思いますが、空気が読めないということはある意味才能でもあると思います。 多くの人が気を使ってしまってできないことをあっさりやってくれたり、言いにくいことを言ってくれたりなどです。
適材適所でこの空気が読めないという才能を活かしていくということも上司や同僚ができる、空気が読めない保育士と一緒に仕事する時の対処法の一つになります。
自分が空気が読めない保育士かもと思ったら
この記事を読んでいる人のなかには、自分自身が空気が読めなくて困っているという方もいらっしゃるかもしれません。同僚や園長等の上司に指摘されてしまって落ち込んでいるという方もいらっしゃるかもしれません。
先程も書きましたが、他人の性格を変えるということはもちろん、自分自身の性格を変えるということは、とても難しいことで簡単にできることではありません。本やネットでは、空気を読めるようになるための様々な方法が指南されていると思います。それらを実践すれば、空気を読めるようになるかもしれませんし、できない場合も多いと思います。
そこで、保育園で働く保育士が、自分が空気が読めないかもと思った場合に 性格を変えるということ以外で できる対処法について紹介します。
知識を身につける
保育園で働く保育士が、自分が空気が読めないかもと思った場合に 性格を変えるということ以外で できる対処法の1つ目は、
保育に関しても、一般常識に関しても、多くの正しい知識を身につけるということです。何事も知識を身につければ、空気を読まなくてはいけない頻度を減らすことが出来ます。自分の知っている知識を基準として、正解を選択することができます。
保育園に貢献する
自分が空気が読めない保育士かもと思った場合にできる対処法は、保育園に貢献するということです。みんながやりたがらない仕事を進んで引き受けたり、雑用などを人よりも多くこなしていくということからでも良いと思います。
仕事面で保育士として保育園に貢献ができていれば、誰も空気が読めないことに文句を言う事はなくなります。自分より仕事が出来ている、頑張っている人の性格に文句を言うなんて、それこそ空気が読めていない行動です。
まとめ:空気が読めない保育士の特徴と一緒に仕事する時の対処法
今回は、空気が読めない保育士の特徴と一緒に仕事する時の対処法について紹介しました。
空気が読めない保育士のよくある行動や特徴は以下のようになります。
- 自覚がない
- 自己中心的
- 周囲の期待通りに行動しない
空気が読めない保育士と一緒に仕事する時の対処法として以下の内容を紹介しました。
- 他人を変えようとしない
- ルールづくりで対処する
- 状況をきちんと説明する
- 空気が読めないことにも良い面はある
もし、自分が空気が読めない保育士かもと思った場合は以下の対処法が有効です。
- 知識を身につける
- 保育園に貢献する
空気の読めない同僚保育士がいるからといって、その人の性格を変えようとしないということが重要なポイントです。性格はそう簡単に変わるものではありません。