【給料比較】保育士資格の有無で時給に差はどれくらい?取得する意味がある納得の理由とは?

これから保育士を目指す方・無資格の方向け
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こんな疑問や悩み、不満、経験はありませんか?
  • 保育士資格の有り無しで時給の差はどれくらい?
  • 無資格でも働けるから保育士資格を取る意味ってある?

保育の現場で働く中で、保育士資格の有無による時給の差について疑問を感じることはありませんか。

無資格でも働けるからこそ、資格取得の必要性に迷う方もいます。

この疑問に対し、本記事では保育士資格の有無が時給に与える具体的な影響、そして資格を取得する意味やメリットを、私の経験を交えて詳しく解説します。

無資格だと、本当に時給って上がらないの?資格を取る意味ってあるのかな?

さえこ
さえこ

はい、無資格の方でも時給を上げ、キャリアを広げる方法はあります。

この記事の信頼性
私は保育園、幼稚園、認定こども園で勤務した経験があります
正規・非正規のそれぞれの雇用形態で勤務したことがあります
その経験が参考になればと思います
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そもそも保育士資格がなくても保育施設で働ける?

ご存知だと思いますが、保育園では保育士資格の無い人も保育従事者として働くことが可能です。一般的には保育補助と呼ばれます。

もちろん、保育士資格を持っていない人を保育従事者として採用するかどうかは、それぞれの保育園次第になるので、働けるからと言って実際に募集があるかどうかとは別問題になります。

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ではなんのために保育士の資格はある?

保育園では保育士資格のない人も保育従事者として働くことができますが、保育園には保育士の配置が義務付けられています。

これは、一見矛盾しているようにも見えると思います。

国は保育園に対し、一定数以上の保育士資格を持つ保育従事者の配置を義務付けています。これは、主に保育の質を担保するためです。

つまり、例えば、認可保育園の場合は、基本的に保育士の配置基準の100%が保育士資格をもっている必要があります。それでは、保育士しか働けないのかと思うと思いますが、そうではなく、配置基準以上の、保育従事者は保育士資格を持っていなくても良いです。

例えば、保育士が10人必要な条件の保育園では、11人目は保育士資格を持っていない保育者でも問題ないということです。もちろん、保育士資格を持っている保育者でも良いです。

話をもとに戻しますが、国の指針として保育の質を担保するために、きちんと保育士の資格をもった職員は一定数必要ということになります。

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保育士資格の有り無しで時給の差はどれくらい?

では、資格の有りなしで時給の差はどれくらいになるのでしょうか。

正確な統計データ等があるわけではないですが、私自身が様々な保育園のパートの求人を見てきた感じだと保育士資格の有り無しで時給の差は、

  • 100円から200円程度の差

になります。

保育士の資格を取った場合、

  • 100円の差だと月80時間働いた場合の月給の差は8,000円
  • 200円の差だと月80時間働いた場合の月給の差は16,000円

正直、本当に資格を取得する価値があるのかと思ってしまうような差しかありませんよね。

この時給の差が妥当かはわかりませんが、事実としてこのような条件で保育士資格の有り無しのパートの募集が行われていることが多いです。

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保育士資格を取る意味はある?

保育士資格を取るメリットについて紹介します。

時給が上がる

まずは冒頭でも書きましたが、保育士資格を持っている場合と持っていない場合では、雇用時の時給も異なります。ほとんどの保育園で資格の有りなしで時給に差をつけています。

資格を取ることで、仮にその人の仕事内容がまったく変わらなかったとしても時給が上がることになるでしょう。もちろん、大抵の場合は、資格を取得することで仕事内容も変わるかも知れませんが。

働く保育園の求人の選択肢がぐっと広がる

基本的には、積極的に無資格者を雇用したいと思っている保育園は少ないです。保育園には保育士の配置基準というものが定められているので、最低限の人数は有資格者が必要になります。そのため、保育士資格を取得すると、応募できる保育園の求人の選択肢が大きく広がります。

個人的な感覚値になってしまいますが、保育士資格を持っていない人を雇用する保育園の割合は、せいぜい10園のうち1園くらいでしょう。資格を取ると働くことのできる選択肢が10倍以上に増えると考えると大きなメリットが生まれてくることになります。

求人の選択肢が増えるということは、当然、時給にも影響が出てきます。

先程、保育士資格の有り無しでの時給の差は100円から200円程度と書きました。ですが、これはあくまでも、無資格者を募集している保育園内での話です。

  • A保育園 無資格者時給 1,000円
  • A保育園 有資格者時給 1,200円
  • B保育園 有資格者時給 1,300円

このような募集がかけられていた場合は、保育士資格があれば一番時給が良い1,300円の求人に応募することが出来ます。無資格の場合の時給と比較すると300円もの差が出ることになります。

「保育士資格の有り無しでの時給の差は100円から200円程度なら取る意味ないじゃん」と思ってしまっていた方は、このような観点を持つと考え方が変わるかも知れません。

また、求人の選択肢が増えるということは、その他の労働条件にも良い影響が出てきます。

例えば、より自宅から近い保育園で働くことができるようになれば、通勤時間を減らすことが出来ます。通勤時間を減らすことができれば、労働にかかる実質的な時給を上げることにも繋がります。

また、人間関係などの諸事情で辞めたいと思ってしまったときも無資格だと次の就業先を探すのはなかなか難しいですが、有資格者はすぐに他に働く保育園を見つけることができます。

このように働く保育園の求人の選択肢がぐっと広がるということは、保育士資格を取得する一番のメリットとも言えるかもしれません。

より良い労働環境の保育園で働くことができる

先程も書きましたが、積極的に無資格者を雇用したいと思っている保育園は少ないです。なぜ無資格者を雇用するのかというと保育士を募集しても集まらないためであることが多いです。

保育士不足なので地域性の問題、時給や給料が他と比較して安い、人間関係が悪いという評判が広まってしまうなどの場合、なかなか募集をかけても応募がこないということがあります。

つまり、無資格者を募集している保育園は保育士が就業を避けている保育園という可能性が高く、労働環境が良くない可能性が高いです。

正職員を目指すことができる

保育士が無資格の場合は、基本的には保育補助のパートなどがメインで、無資格で正社員になれるのは一部の認可外保育園ぐらいだと思います。保育士資格無しで、正社員を目指そうとすると選択肢が少なく、とても難しいです。

保育士資格があれば、未経験でも正職員になれることもあります。資格を取ると、正職員を目指すことができるというのも保育士資格を取る大きなメリットの一つです。

高時給の派遣保育士や朝夕の専任の高時給のパートにつける

派遣保育士の求人の時給は高く、1500円を超えるものも多くあります。無資格の派遣の仕事というのはほとんどなく、基本的には保育士資格保持者に限定されています。

また、保育園には朝夕の専任の高時給のパート保育士の仕事もあります。それぞれ朝に保育園を開園する保育士、夕夜に保育園を閉園する保育士です。時給は1700円を超えるものもあります。保育園はどの時間帯でも最低2人の保育士の配備が必要なため、資格が無いとこのような高時給のパートの求人に応募することは難しいです。

将来性もアップする

保育関連施設が、保育士資格を持っていない人を保育従事者として採用する背景には、保育士不足というものがあります。

これは、保育士を募集しようとしてもなかなか採用ができない、かといって、保育従事者は不足してしまっているという状況です。

逆に言うと、保育士不足という状況が解消されていくにつれて、無資格者を採用しようとする保育園も徐々に減っていくのではないかということが予想できます。

国としても、保育士不足を解消するために、保育士の賃金アップなどの施策をしていますし、少子化の傾向も続いているので、今後は逆に保育園やそこで働く保育士が余っていくということも予想されています。

つまり、今後は、今と比べても、無資格の方が保育施設で働くことができる可能性が少なくなってしまう可能性があります。そこで、保育士資格を取っておけばそのような心配を減らすことができます。

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こんな人は保育士資格を取得したほうが良い

こんな人は保育士資格を取得したほうが良いという人の条件を紹介します。

勉強が得意

勉強が得意という方にも、保育士の資格取得はおすすめです。保育士の資格を取得するための「保育士試験」はペーパー試験と実技試験の2つがあります。受験勉強が得意だったというような勉強のコツを知っている方は、攻略がしやすい傾向があります。そして、実技試験の合格率は比較的高く、キチンと対策をすれば合格ができるような内容になっています。

保育士試験の概要については以下の記事を参考にしてください。

保育の仕事を将来に渡って続けたい

将来に渡って保育の仕事に関わりたいという思いがある方は、保育士の資格の取得は必須です。

今は保育士不足なので、無資格でも就業できる保育園がありますが、将来的にその状況が続くとは限りません。

もちろん給与待遇や労働環境の面でも、資格を取得したほうが絶対に良いので、保育の仕事を将来にわたって続けたいという方は保育士資格を取得すべきです。

正職員を目指したい

同様に保育園で正職員を目指したいという方も保育士の資格は取得したほうが良いです。無資格で正職員を目指せる保育園はほとんどありません。

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逆にこんな人は保育士資格を取らなくても良いかも

逆にこんな人は保育士資格を取らなくても良いかもという人の条件を紹介します。

保育園で働くということにこだわりがない

将来的に保育士不足が解消されると、無資格者が保育園で働くということは難しくなってくるということもあります。そうなった場合に、保育園では働くということにこだわりがないという方は、保育士資格を無理して取得する必要はないかもしれません。

保育士資格を取得するための時間を他のことに割きたい

保育士資格の取得は簡単というわけではないので、取得するのにも時間がかかります。取得のための期間は、費やせる勉強時間などによりますが、人によっては数年かかることもあります。

その時間があるくらいなら、別のことをしたいという人もいると思います。家事や家のことももちろんですし、別の業種で仕事をしたり、副業でブログやYouTubeなどをしたいというような他にやりたいということがある方の場合です。

そういう人は無理をして保育士の資格を取ろうとしないで、別のことに割くことができる時間を増やすというのも人生の選択肢の一つになるでしょう。

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保育士の資格の取得方法は?

最後に簡単に保育士の資格の取得方法を説明します。

  • 保育士試験を受験して合格する
  • 保育士養成学校に通って単位を取得して卒業する

保育士の資格の取得方法には大きく上記の二種類になります。保育施設で就業しながらということを考えると、多くの方の場合は、保育士試験を受験して合格するというのが一般的です。

保育士試験を受験するための条件は?

保育士試験の受験要件は、次のいずれかを満たしていることが最低条件になります。

  • 大学、短期大学、専門学校を卒業している
  • 高校卒業で、2年以上かつ2880時間以上の保育関連の実務経験
  • 中学卒業で、5年以上かつ7200時間以上の保育関連の実務経験

保育士試験の概要については以下の記事を参考にしてください。

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まとめ

保育士資格の有り無しで時給の差は、100円から200円程度ですが、応募できる保育園の求人の選択肢はぐっと増えます。

応募できる保育園の求人の選択肢が増えると言うことは様々なメリットがあります。

より良い給与待遇、労働環境、人間関係の保育園の求人に応募することが出来ます。派遣や朝夕専任の高時給のパート保育士の求人などもあります。

保育の仕事を将来に渡って続けたい、正職員を目指したいというような方は、保育士資格の取得がおすすめです。

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よくある質問(FAQ)

Q
無資格の保育補助スタッフは、正規の保育士と同じ業務を担当できますか?
A

保育士資格がない場合、担任を持つといった専門的な業務を任されることは基本的にありません。

無資格者は主に保育補助として、正規の保育士の指導のもとで業務を行います。

専門性を高め、より責任のある仕事を担当するには、保育士資格の取得が必須となります。

Q
保育士資格がなくても、正社員として働いたり、キャリアアップしたりすることは可能ですか?
A

無資格で正社員の求人は非常に限られており、キャリアアップの道も狭いのが現状です。

保育士資格は、正職員として安定した雇用を得て、主任保育士や施設長などのキャリアアップを実現するための大きなメリットです。

Q
保育士資格を取得するためにかかる費用は、その後の給料アップでどれくらいで回収できますか?
A

保育士資格取得にかかる費用は、月々の給料増加で比較的短期間に回収できます。

具体的には、時給がアップしたり、資格手当や処遇改善手当が加算されたりするため、長期的に見れば、資格取得への投資は大きな収入増につながります。

Q
保育士資格を取得すると、時給が上がる以外にどのような手当が支給されますか?
A

保育士資格を取得すると、時給が上がるだけでなく、国からの処遇改善手当や施設独自の資格手当、役職手当などが支給されます。

これらの手当が加算されることで、年収ベースでの給与差はさらに広がります。

Q
保育士資格の有無による時給の具体的な差は、全国平均でどれくらいですか?
A

全国的に見ると、保育士資格の有無による時給の差は概ね100円から200円程度になることが多く見られます。

無資格の場合は1,000円から1,300円程度、有資格の場合は1,200円から1,500円程度が一般的な目安です。

Q
将来的に保育士の数が充足した場合、無資格で保育園で働くことは難しくなりますか?
A

はい、保育士不足が解消され、保育士の数が充足していくにつれて、無資格で働くという選択肢は減っていく可能性が高まります。

将来にわたって安定して保育の仕事を続けるためには、保育士資格の必要性がますます高まります。

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