地方から東京(首都圏)に上京し一人暮らしする保育士の生活レベルは?貯金はできる?


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保育士の皆様。これから東京などの首都圏に移住して一人暮らしをしようと考えている方。

地方から東京(首都圏)に上京する保育士の生活レベルがどのようになるかを考えてみました。

先に簡単に結論から言うと、

  • 東京都の保育士の一人暮らしは手取りは月額約16.5万円
  • 固定費を除いて手元に残る生活費は月額約8万円程度
  • 貯金はボーナス部分(年間約33万円)が人によってはできるかも
  • ただし、保育士宿舎借り上げ制度が利用できると一気に生活レベルが上がる

という形になります。

上記はあくまでも、東京で働く保育士の初任給のおおよその下限値での計算になります。待遇が良い保育園に就職できればもう少し余裕があると思うので、あくまで参考程度に考えてください。

これから、保育士として東京で働こうと思っている方は参考にしてもらえると幸いです。

※まずは求人情報を知りたいというだけでもOK!

地方から東京(首都圏)に上京する保育士の生活レベルは?

地方から東京(首都圏)に上京する保育士の生活レベルがどのようになるかを考えてみました。

上京保育士の想定下限手取り額は?

東京都内の保育士の初任給を前提に考察すると

  • 月給22万 + 賞与2ヶ月

たくさんの求人を見てきましたが、これくらいが 都内の保育士の初任給の相場の下限 になると思います。これより低い条件は、他になにかメリットがない限りかなり低い待遇ということになると思います。

もちろん、労働時間が短かったり、休みが多かったり、と他にも様々な条件があるので、一概に良くない保育園というわけではありません。

逆に、これより良い待遇の保育園もあって、例えば 月給23万円 + 賞与4ヶ月 等です。これは初任給なので、もちろん、保育士の経験者であれば、月給を加算してくれる場合が多いと思います。

あくまでも、上記の金額で生活すると仮定してみると、

  • 額面での年収は 約308万円

そして、

  • 手取りの年収は 約235万円

になります。この数字だと、

  • 手取りは 毎月約16.5万円、ボーナスが年間33万円

ということになります。あくまでも下限のレベルになりますが、これくらいの手取り額が想定できると思います。

手取り額ではどのような生活レベルになる?

前述の手取り額ではどのような生活レベルになるかを考えてみます。

光熱水費:1万円
スマホ代:5千円

家賃:7万円

合計;8万5千円

これらが毎月、固定でかかってくる費用になります。

光熱費の1万円は、総務省の家計調査を参考にしました。スマホ代は感覚値です。これより高い人もいれば安い人もいると思います。

家賃は、都内ではある程度安全かつ、普通レベルの物件に住むことを考えると7万円くらいはかかると想定しています。これも感覚値になります。

手取り額からこれを差し引くと、 月額8万円が手元に残ります。

これで、食費や交際費、娯楽費などを賄う形になると思います。

総務省の調査によると、35歳未満の一人暮らしの食費の平均は約4万円だそうです。それを差し引くと残り4万円なので、かなりカツカツな生活にはなると思います。

人によってはこれ以外にも色々お金がかかってくる人もいると思いますので、自分に当てはめる場合はそれらの金額も考慮してみてください。

あくまで下限の相場( 月給22万 + 賞与2ヶ月 )でこのような計算になるので、もう少し余裕がもしいという場合は、求人を選ぶ際によりよい給与の保育園を選ぶと良いと思います。

上京保育士は保育士宿舎借り上げ制度は確実に利用したい

前述の計算では、保育士宿舎借り上げ制度の利用を想定したいないものになります。

保育士宿舎借り上げ制度を知らない方のために説明すると、保育士宿舎借り上げ制度は保育園で保育士として働いた場合に賃貸物件の補助を国や市区町村が行ってくれるという制度になります。

東京都であれば23区は制度に対応しているので、23区内の保育園で働く保育士は制度を利用できる可能性があります。(区や保育園によって利用するための諸条件があるので、保育園に就職すれば全員が必ず利用できるというわけではありません。)

区や保育園によって微妙に補助金額は異なりますが、概ね月額約8万円の賃貸料が保育園を通して補助されます。制度の詳細は以下の記事で解説しています。

この制度を利用すると月額8万円程度の賃貸に自己負担が1万円程度で住むことができます。(詳細条件は区や保育園によって異なります。)

先程計算した固定費の家賃、7万円が1万円になるので、月額の手元に残る金額が14万円になります。

こうなってくると、かなり余裕のある生活ができるようになると思います。

前述したとおり、保育士宿舎借り上げ制度は、区や保育園によって利用するための諸条件があるので、保育園に就職すれば全員が必ず利用できるというわけではありません。

例えば、保育園によって「遠方からの引っ越しの場合のみ」や「保育園からの徒歩圏内に住むこと」などの条件になります。

確実に利用をしたい場合は、保育園の求人を探す際に保育士の就職転職エージェントの利用がおすすめです。

自分だけで、保育士宿舎借り上げ制度が確実に利用できる保育園を探すのはかなり難しいです。しかも、上京保育士の場合は遠方での対応になるので、何度も保育園に見学に行ったり、しつこく条件を聞くことも難しいと思います。

入職したら、実は制度が利用できませんでしたという、間違いも発生しやすいです。保育士の就職転職エージェントを利用すれば、細かい確認も代行してくれて、面接の日程もうまく融通してくれます。

マイナビ保育士」や「ヒトシア保育」は特におすすめできる転職サイトになります。

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保育士宿舎借り上げ制度の利用にデメリットはある?

保育士宿舎借り上げ制度のデメリットの一つは「保育園を退職しにくくなる」ということです。

保育士宿舎借り上げ制度は借り上げ制度なので、厳密には家賃補助を貰えるわけでは有りません。利用をする場合は、保育士が住む賃貸の名義人は保育園の法人になります。

つまり、保育園を退職する場合に、賃貸の名義を自分に変えてもらうか、新たな物件に引っ越しをする必要が出てきます。実際に、それが面倒で辞めたいけど退職に踏み切れないという人も出てきていると思います。

残念ながらブラックな保育園は確実に存在するので、そのような保育園を退職しにくくなるというのは、保育士にとってはリスクになると思います。

その点に関しては、事前に見学や面接、そして、転職エージェントを利用して、しっかりと情報収集をすることが大切です。

また、もし今後、国や自治体が制度の実施を打ち切った場合に、突然生活費における家賃負担が増加することになります。

保育士不足が落ち着いてきた場合に、制度打ち切りをするということは十分に考えられるので、いずれは、利用できなくなることも想定して、生活レベルを上げすぎないなどの対応も必要かもしれません。

上京保育士は貯金できる?

保育士宿舎借り上げ制度を利用しない場合でも、よほど散財するタイプの人でなければ、ボーナスの部分はまるまる貯金できると考えても良いかもしれません。

逆にボーナス以外の毎月の給与だけでは、かなりカツカツになるので、貯金は厳しいかもしれません。

ただ、海外旅行に毎年必ず行きたい、お金のかかる趣味がある、というような人は貯金はかなり厳しいかもしれません。

そういう方の場合は、確実に保育士宿舎借り上げ制度を利用して、家賃にかかる固定費を削減することで、貯金が可能になると思います。

上京保育士におすすめのエリアはどこ?

これから上京しようという保育士におすすめのエリアは、23区内であればどこでも同じくらいおすすめです。23区内は、基本的にどの区も同一の補助や制度が実施されているためです。

当然、現在のところはすべての区で保育士宿舎借り上げ制度が利用できます。

23区内で特におすすめなのは、

  • 世田谷区
  • 杉並区
  • 練馬区

などの東京都内でも住宅街の多いエリアがおすすめです。利用者が多く、保育園の選択肢も多いため、より良い求人を選ぶことができます。賃貸相場的にも、オフィスが多い渋谷区、千代田区、港区などと比較すると比較的安価なので、8万円の保育士宿舎借り上げ制度を利用すれば、かなり条件の良い物件に住むことが出来ると思います。

一番オススメなのは、東京都内ですが、東京都ではなくても、神奈川県、埼玉県、千葉県などの首都圏エリアもおすすめできます。

東京都23区内同様に、保育士の需要が高く、保育士宿舎借り上げ制度が利用できる自治体も多いためです。また、保育士向けの独自の処遇改善も行っていて、給料も高い傾向があります。

特におすすめなのは、

  • 神奈川県(横浜市、川崎市)
  • 埼玉県(さいたま市)
  • 千葉県(千葉市)

などです。これらの市区町村であれば23区内と比較してもほとんど遜色のない待遇で就業することが出来ると思います。保育園の数も多いので、なにかあっても転職もしやすいです。

また、賃貸価格を考えると、23区と比較して割安な傾向があるので、約8万円の補助である保育士宿舎借り上げ制度の利用を前提とすると、より安全面や綺麗さ、広さなどもより条件が良い物件に住むことが出来ると思います。

今回の記事の趣旨とは反するかもしれませんが、首都圏でなくても大阪府や兵庫県なども同様の理由でおすすめできます。

これら以外の市区町村を選ぶ場合は、必ず財政的に安定していて、かつ、保育士の需要が高い市区町村を選ぶのがおすすめです。

保育士宿舎借り上げ制度や自治体の保育士向けの処遇改善は、市区町村の予算が使われているためです。例えば、市区町村が財政難の場合は、そもそも制度がなかったり、途中で打ち切られることもあるためです。また、制度があったとしても利用できる予算が限られていて、希望者全員が利用できないということも起きます。

また、これらの保育士向けの処遇改善制度を各自治体が実施しているのは、保育園に就業を希望する保育士が足りていないためです。その結果として待機児童が発生している場合が多いです。

そのため、待機児童が発生していて保育士の重要が高いかどうかというのも見極めるポイントになります。待機児童が発生しておらず、保育園の運営が安定している市区町村は、積極的に保育士の処遇改善をしないことが多いです。

市区町村の財政に関しては、検索などで、「市区町村 財政」などと調べれば、おおまかにランキングなどを見ることができます。

待機児童も、それぞれ各都道府県などが発表しているので検索すれば、調べることができます。また、以下の記事も参考にしてください。

【まとめ】地方から東京(首都圏)に上京する保育士の生活レベルは?貯金はできる?

  • 東京都の保育士の一人暮らしは手取りは月額約16.5万円
  • 固定費を除いて手元に残る生活費は月額約8万円程度
  • 貯金はボーナス部分(年間約33万円)が人によってはできるかも
  • ただし、保育士宿舎借り上げ制度が利用できると一気に生活レベルが上がる

上京保育士の想定の手取り額などを考えた結果、上京保育士の生活はかなりカツカツになることが想定できました。

ただし、保育士宿舎借り上げ制度が利用できれば、他の都内の平均的な一人ぐらしの生活と比較しても遜色がない生活ができると思います。

少しでも良い生活をするために、しっかりと働く保育園を見極めることが大切です。給与だけではなく、働き方や休みの取りやすさなど、そして人間関係などの部分も生活する上ではとても重要な要素になると思います。

東京(首都圏)に限らずですが、保育士の求人は、

  • 月給は高いけど、ボーナスは少ない
  • 月給は安いけど、ボーナスが多い
  • 処遇改善費がボーナスの一部になっている

など、ちょっと求人票を見ただけではわかりにくい要素もあるので、選ぶ際は総合的に条件を確認しましょう。

保育士の転職エージェントであれば、細かい条件も担当のキャリアアドバイザーが保育園に確認してくれるので、自分では聞きづらいことも気軽に聞くことができます。

マイナビ保育士」や「ヒトシア保育」は特におすすめできる転職サイトになります。

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  • ヒトシア保育| ※全国の正社員・派遣・パート保育士の求人に対応しています。特に東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、兵庫県、福岡県、愛知県、茨城県にお住まいの保育士の方におすすめです。登録しないと得ることができない非公開の求人もたくさんあります。
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