待機児童数ランキング!保育士も確認しておくべき理由【2022年最新版】

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保育士の皆様。自分の働くエリア近辺の待機児童の人数について把握していますか?

こんな疑問や悩みはありませんか?
  • 待機児童の人数が保育園で働く保育士に関係あるの?
  • 自分が働くエリアの待機児童の人数を知りたい!

実は保育士も待機児童の人数はチェックしておいた方が良いです。理由は、待機児童の人数でその土地での保育士の需要がわかるからです。特にこれから引っ越しや転職などを考えている人は考慮に入れるべき指標の一つだと思います。

この記事の信頼性
私は保育園、幼稚園、認定こども園で勤務した経験があります
待機児童について厚生労働省のこちらのページを参考に知識を得ています
その経験が参考になればと思います

保育所の待機児童とは?

そもそも待機児童とは、保育所において入所や利用の資格があるにもかかわらず、定員がいっぱいのため入所できずに待っている児童のことです。

日本ではこの保育所の待機児童問題が深刻で、働きたいのに子どもを預けることができない方が多くいらっしゃいます。

保育所への入所は、年収や家族状況などを考慮して優先順位がつけられます。優先順位順に入所になるので、優先順位が低い家庭の方などが待機児童になりやすいです。

入所ができなかった家庭は育休を延長したり、認可外保育施設に子どもを預けることになります。認可外保育施設は認可保育園と比べると高額なこともあります。

育休が長くなるとキャリアも失いやすくなってしまっているので早く復帰したい保護者の方もいます。

待機児童の発生原因は?

待機児童の発生原因は以下の要因が組み合わさって起きていると考えられます。

  • 保育園の不足
  • 保育士の不足
  • 共働きで保育ニーズの増加

日本は少子高齢化ではありますが、女性の社会進出が進んでいて、共働きをするために保育ニーズが高まっている傾向があります。

そのため共働きを前提としていない幼稚園は、定員割れなどが進んでいますが、保育園の需要は増加しています。

それと同時に保育士が激務薄給などの理由により、保育士を辞めてしまい、保育所があっても保育士がいないというような状況も散見されています。

認可保育園を新たに開きたい保育園の法人は多いのですが、保育士を採用することができずに断念するというケースも増えています。

結果的に保育園が開けず、満たしたい園児の定員を増やすことができず、待機児童が増えてしまっています。

保育士が待機児童の人数をチェックしておくべき理由とは?

待機児童の人数で保育士の需要がわかる からです

待機児童が多い地域は 保育園が不足している 、すなわち、保育士が不足している 地域ということがわかります。

保育士が保育需要の高い地域に住み保育士として働くということは、様々なメリットを享受できる可能性があります。

  • 新設の保育園が開園する可能性が高い
    • -> よりよい環境に転職しやすい
  • 保育士が不足しているので保育士の奪い合いが起きる
    • -> 待遇改善が進む可能性がある
  • 自治体も保育士確保のために待遇改善を行っている場合がある、もしくは、今後行う可能性がある
    • -> よりよい待遇で保育士として働ける可能性が高い

例えば、保育士が賃貸に格安で住むことができる保育士宿舎借り上げ制度の実施の有無は、自治体の待機児童数などが条件のひとつになっています。待機児童が発生していないエリアでは、保育士宿舎借り上げ制度が利用できない場合があります。

「自分の子どもが預けられない」と思う方もいるかも知れません。ですが、自身に保育所が必要なお子さんがいる場合は、保育士として働く場合は優先して入所させてくれる仕組みのある市区町村も多くあります。その場合、ご自分のお子さんは入所の優先順位があがる可能性があるので、自治体の制度などを調べるてみてください。

保育士として働いている方で、引っ越しを考えている方は待機児童の人数というのも意識してみると良いと思います。

待機児童ランキング【2022年4月】

それでは、最新の待機児童数のランキングを紹介します。都道府県別の情報になります。

都道府県別

順位 都道府県名 保育所等待機児童数
1位 沖縄県 439人
2位 兵庫県 311人
3位 東京都 300人
4位 埼玉県 296人
5位 千葉県 250人
6位 神奈川県 220人
7位 鹿児島県 148人
8位 大阪府 134人
9位 滋賀県 118人
10位 福岡県 100人
11位 奈良県 81人
12位 岡山県 79人
13位 宮城県 75人
14位 三重県 64人
15位 愛知県 53人
16位 岩手県 35人
17位 和歌山県 30人
18位 愛媛県 25人
19位 静岡県 23人
19位 福島県 23人
21位 北海道 22人
22位 香川県 19人
23位 京都府 17人
24位 山口県 14人
24位 栃木県 14人
26位 長野県 9人
26位 熊本県 9人
28位 広島県 8人
28位 佐賀県 8人
28位 茨城県 8人
31位 秋田県 7人
32位 高知県 4人
33位 群馬県 1人
34位 新潟県 0人
34位 富山県 0人
34位 石川県 0人
34位 福井県 0人
34位 山梨県 0人
34位 青森県 0人
34位 岐阜県 0人
34位 鳥取県 0人
34位 島根県 0人
34位 徳島県 0人
34位 長崎県 0人
34位 大分県 0人
34位 宮崎県 0人
34位 山形県 0人

※ 厚生労働省「保育所等関連状況取りまとめ(令和4年4月1日)」[https://www.mhlw.go.jp/content/11922000/000979606.pdf)より

市区町村別

順位 市区町村名 保育所等待機児童数
1位 鹿児島県鹿児島市 136名
2位 千葉県八千代市 119名
3位 兵庫県明石市 100名
4位 兵庫県尼崎市 76名
5尾 東京都町田市 75名
6位 沖縄県糸満市 67名
7位 沖縄県南城市 64名
8位 沖縄県名護市 52名
8位 兵庫県西宮市 52名
9位 神奈川県座間市 50名

※ 厚生労働省「保育所等関連状況取りまとめ(令和4年4月1日)」[https://www.mhlw.go.jp/content/11922000/000979606.pdf)より

待機児童ランキング【2021年4月】

2021年の待機児童数のランキングを紹介します。都道府県別の情報になります。

都道府県別

2021年4月度の都道府県別の待機児童の数のランキングになります。

順位 都道府県名 待機児童数
1位 東京都 969人
2位 兵庫県 769人
3位 福岡県 625人
4位 沖縄県 564人
5位 千葉県 428人
6位 埼玉県 388人
7位 神奈川県 306人
8位 宮城県 222人
9位 滋賀県 184人
10位 愛知県 174人
11位 大阪府 158人
12位 奈良県 132人
13位 鹿児島県 114人
14位 岡山県 104人
15位 北海道 68人
16位 福島県 62人
17位 静岡県 61人
18位 三重県 50人
19位 愛媛県 33人
20位 和歌山県 30人
21位 香川県 29人
22位 佐賀県 24人
23位 徳島県 23人
24位 長野県 21人
25位 山口県 15人
26位 広島県 14人
27位 茨城県 13人
28位 岩手県 12人
28位 高知県 12人
30位 秋田県 10人
31位 熊本県 8人
32位 京都府 6人
33位 群馬県 4人
34位 島根県 1人
34位 宮崎県 1人
36位 新潟県 0人
36位 富山県 0人
36位 石川県 0人
36位 福井県 0人
36位 山梨県 0人
36位 青森県 0人
36位 岐阜県 0人
36位 鳥取県 0人
36位 長崎県 0人
36位 大分県 0人
36位 山形県 0人
36位 栃木県 0人

※ 厚生労働省「保育所等関連状況取りまとめ(令和3年4月1日)」[https://www.mhlw.go.jp/content/11922000/000821949.pdf)より

待機児童ランキング【2020年4月】

それでは、最新の待機児童数のランキングを紹介します。都道府県別の情報になります。

都道府県別

2020年4月度の都道府県別の待機児童の数のランキングになります。

順位 都道府県 待機児童数
1位 東京都 2,318人
2位 沖縄県 1,212人
3位 福岡県 1,119人
4位 埼玉県 637人
5位 千葉県 636人
6位 滋賀県 491人
7位 兵庫県 408人
8位 神奈川県 404人
9位 大阪府 263人
10位 宮城県 249人
11位 茨城県 170人
12位 奈良県 168人
13位 愛知県 155人
14位 北海道 134人
15位 静岡県 111人
16位 鹿児島県 106人
17位 福島県 95人
18位 三重県 81人
19位 熊本県 70人
20位 徳島県 61人
21位 岩手県 58人
22位 佐賀県 49人
23位 京都府 48人
24位 岡山県 46人
25位 長野県 44人
26位 栃木県 34人
27位 秋田県 22人
28位 群馬県 14人
29位 愛媛県 13人
30位 山口県 11人
31位 大分県 10人
32位 和歌山県 9人
33位 香川県 5人
34位 新潟県 3人
35位 高知県 2人
36位 広島県 1人
37位 青森県 0人
38位 山形県 0人
39位 富山県 0人
40位 石川県 0人
41位 福井県 0人
42位 山梨県 0人
43位 岐阜県 0人
44位 鳥取県 0人
45位 島根県 0人
46位 長崎県 0人
47位 宮崎県 0人

※ 厚生労働省「保育所等関連状況取りまとめ(令和2年4月1日)」https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_13237.htmlより

市区町村別

順位 市区町村 待機児童数
1 埼玉県 さいたま市 387人
2 兵庫県 明石市 365人
3 兵庫県 西宮市 345人
4 岡山県 岡山市 259人
5 兵庫県 尼崎市 236人
6 鹿児島県 鹿児島市 216人
7 東京都 江戸川区 203人
8 東京都 中央区 202人
9 千葉県 船橋市 197人
10 沖縄県 南風原町 194人
11 東京都 小平市 159人
12 沖縄県 那覇市 153人
13 東京都 調布市 149人
14 兵庫県 宝塚市 141人
15 沖縄県 豊見城市 139人
16 福岡県 福津市 137人
17 東京都 町田市 130人
18 福岡県 筑紫野市 125人
19 兵庫県 姫路市 122人
20 沖縄県 南城市 110人
21 沖縄県 沖縄市 100人
22 沖縄県 八重瀬町 100人
23 岡山県 倉敷市 98人
24 東京都 墨田区 97人
25 東京都 小金井市 97人
26 東京都 西東京市 97人
27 福岡県 大野城市 95人
28 福岡県 太宰府市 95人
29 東京都 国分寺市 94人
30 東京都 三鷹市 92人
31 鹿児島県 姶良市 91人
32 宮城県 仙台市 91人
33 東京都 府中市 86人
34 沖縄県 名護市 82人
35 東京都 板橋区 80人
36 東京都 北区 79人
37 沖縄県 北中城村 78人
38 千葉県 四街道市 74人
39 福岡県 糸島市 74人
40 東京都 中野区 73人
41 福岡県 篠栗町 72人
42 神奈川県 座間市 69人
43 埼玉県 朝霞市 68人
44 北海道 江別市 67人
45 沖縄県 うるま市 66人
46 奈良県 生駒市 65人
47 福岡県 久留米市 65人
48 埼玉県 三郷市 64人
49 千葉県 市川市 64人
50 沖縄県 西原町 63人
51 千葉県 木更津市 62人
52 兵庫県 加古川市 61人
53 千葉県 袖ケ浦市 60人
54 東京都 台東区 60人
55 神奈川県 鎌倉市 59人
56 香川県 高松市 59人
57 東京都 渋谷区 58人
58 東京都 東村山市 58人
59 滋賀県 高島市 58人
60 兵庫県 三田市 57人
61 千葉県 富里市 56人
62 滋賀県 彦根市 56人
63 埼玉県 和光市 55人
64 千葉県 習志野市 55人
65 三重県 菰野町 55人
66 滋賀県 栗東市 55人
67 滋賀県 守山市 54人
68 滋賀県 湖南市 54人
69 福岡県 飯塚市 53人
70 神奈川県 葉山町 52人
71 滋賀県 野洲市 52人
72 兵庫県 神戸市 52人
73 大阪府 和泉市 51人
74 東京都 多摩市 50人
75 大阪府 島本町 50人

※ 厚生労働省「保育所等関連状況取りまとめ(令和2年4月1日)」https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_13237.htmlより

待機児童ランキング【2019年4月】

都道府県別

2019年4月度の都道府県別の待機児童の数のランキングになります。

順位 都道府県名 保育所等待機児童数
1位 東京都 3,690人
2位 沖縄県 1,702人
3位 兵庫県 1,569人
4位 福岡県 1,232人
5位 埼玉県 1,208人
6位 千葉県 1,020人
7位 神奈川県 750人
8位 大阪府 589人
9位 宮城県 583人
10位 岡山県 580人
11位 滋賀県 459人
12位 鹿児島県 349人
13位 茨城県 345人
14位 福島県 274人
15位 愛知県 258人
16位 静岡県 212人
17位 奈良県 198人
18位 香川県 182人
19位 熊本県 178人
20位 岩手県 175人
21位 北海道 152人
22位 広島県 128人
23位 三重県 109人
24位 愛媛県 103人
25位 京都府 86人
26位 長野県 80人
27位 徳島県 73人
28位 長崎県 70人
29位 秋田県 65人
30位 和歌山県 54人
31位 栃木県 52人
32位 山形県 45人
33位 宮崎県 43人
34位 山口県 40人
35位 高知県 35人
36位 大分県 25人
37位 佐賀県 24人
38位 群馬県 21人
39位 福井県 10人
40位 新潟県 2人
40位 岐阜県 2人
42位 富山県 0人
42位 石川県 0人
42位 山梨県 0人
42位 青森県 0人
42位 鳥取県 0人
42位 島根県 0人

※ 厚生労働省「保育所等関連状況取りまとめ(平成 31 年4月1日)」https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000176137_00009.htmlより

待機児童ランキング【2018年4月】

2018年4月度の待機児童の数のランキングになります。

一般的に4月は新年度や保育園の新規開園の時期になるので、一番待機児童が減る時期になります。そのため、この時期に発生している待機児童は通年で待機児童になってしまう可能性も高いです。

都道府県別

2018年4月度の都道府県別の待機児童の数のランキングになります。

順位 都道府県 待機児童数
1位 東京都 5,414人
2位 兵庫県 1,988人
3位 沖縄県 1,870人
4位 埼玉県 1,552人
5位 千葉県 1,392人
6位 福岡県 995人
7位 神奈川県 864人
8位 岡山県 698人
9位 大阪府 677人
10位 宮城県 613人
11位 滋賀県 439人
12位 茨城県 386人
13位 福島県 371人
14位 静岡県 325人
15位 鹿児島県 244人
16位 愛知県 238人
17位 広島県 207人
18位 奈良県 201人
19位 熊本県 182人
20位 長崎県 157人
21位 岩手県 145人
22位 北海道 129人
23位 香川県 108人
24位 三重県 80人
25位 京都府 75人
26位 宮崎県 63人
27位 高知県 51人
28位 長野県 50人
29位 愛媛県 49人
30位 山形県 46人
31位 栃木県 41人
32位 秋田県 37人
33位 山口県 36人
34位 徳島県 33人
34位 佐賀県 33人
36位 島根県 30人
37位 群馬県 28人
38位 福井県 18人
39位 和歌山県 16人
40位 大分県 13人
41位 新潟県 1人
42位 富山県 0人
42位 石川県 0人
42位 山梨県 0人
42位 青森県 0人
42位 岐阜県 0人
42位 鳥取県 0人

※ 厚生労働省「保育所等関連状況取りまとめ(平成 30 年4月1日)」https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000176137_00002.htmlより

市区町村別

2018年4月度の市区町村別の待機児童の数のランキングになります。

順位 市区町村 待機児童数
1 兵庫県明石市 571人
2 岡山県岡山市 551人
3 東京都世田谷区 486人
4 東京都江戸川区 440人
5 兵庫県西宮市 413人
6 千葉県市川市 385人
7 兵庫県神戸市 332人
8 東京都目黒区 330人
9 埼玉県さいたま市 315人
10 沖縄県沖縄市 264人
11 東京都大田区 250人
12 東京都府中市 248人
13 沖縄県うるま市 236人
14 東京都足立区 205人
15 東京都国分寺市 202人
16 沖縄県南風原町 194人
17 東京都三鷹市 190人
18 東京都墨田区 189人
19 東京都中央区 188人
20 東京都板橋区 185人
21 兵庫県姫路市 185人
22 東京都台東区 183人
23 福岡県筑紫野市 181人
24 神奈川県藤沢市 174人
25 福岡県大野城市 173人
26 東京都中野区 171人
27 千葉県浦安市 168人
28 東京都調布市 167人
29 鹿児島県鹿児島市 158人
30 兵庫県尼崎市 155人
31 東京都渋谷区 151人
32 東京都町田市 146人
33 千葉県習志野市 144人
34 千葉県八千代市 144人
35 沖縄県南城市 143人
36 東京都日野市 139人
37 宮城県仙台市 138人
38 沖縄県那覇市 138人
39 千葉県印西市 133人
40 東京都西東京市 129人
41 岡山県倉敷市 125人
42 広島県東広島市 118人
43 茨城県つくば市 116人
44 兵庫県宝塚市 116人
45 福島県福島市 112人
46 埼玉県朝霞市 106人
47 沖縄県西原町 106人
48 東京都文京区 100人
49 沖縄県宜野湾市 99人
50 沖縄県与那原町 99人
51 埼玉県三郷市 98人
52 静岡県浜松市 97人
53 東京都小平市 96人
54 千葉県船橋市 95人
55 福岡県太宰府市 94人
56 神奈川県鎌倉市 93人
57 沖縄県八重瀬町 92人
58 東京都港区 89人
59 東京都小金井市 88人
60 滋賀県守山市 84人
61 千葉県木更津市 83人
62 東京都多摩市 83人
63 神奈川県相模原市 83人
64 宮城県名取市 82人
65 埼玉県川口市 82人
66 東京都荒川区 80人
67 大阪府東大阪市 80人
68 東京都練馬区 79人
69 埼玉県新座市 77人
70 東京都江東区 76人
71 奈良県奈良市 76人
72 埼玉県志木市 75人
73 東京都狛江市 75人
74 長崎県大村市 75人
75 福岡県粕屋町 74人
76 埼玉県川越市 73人
77 京都府向日市 72人
78 滋賀県栗東市 70人
79 沖縄県豊見城市 69人
80 埼玉県富士見市 66人
81 神奈川県座間市 66人
82 福岡県春日市 66人
83 大阪府大阪市 65人
84 宮城県大崎市 64人
85 福島県南相馬市 64人
86 東京都葛飾区 64人
87 長崎県長崎市 64人
88 北海道七飯町 63人
89 奈良県生駒市 63人
90 沖縄県浦添市 63人
91 沖縄県北中城村 63人
92 神奈川県横浜市 63人
93 広島県広島市 63人
94 鹿児島県姶良市 62人
95 香川県高松市 62人
96 茨城県牛久市 61人
97 大阪府堺市 61人
98 滋賀県大津市 58人
99 神奈川県伊勢原市 57人
100 福岡県志免町 57人
101 東京都八王子市 56人
102 宮崎県宮崎市 56人
103 大阪府吹田市 55人
104 埼玉県和光市 54人
105 東京都稲城市 54人
106 東京都武蔵野市 53人
107 東京都国立市 53人
108 熊本県菊陽町 53人
109 千葉県市原市 52人
110 埼玉県狭山市 51人

※ 厚生労働省「保育所等関連状況取りまとめ(平成 30 年4月1日)」https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000176137.htmlより

「待機児童ゼロ = 保育需要を満たしている」とは限らない

待機児童がゼロだと保育需要が満たされている、つまり、保育士も充足しているとは限りません。

「潜在滝児童」「隠れ待機児童」はもっと多い

待機児童がゼロだと保育需要を満たしているわけではありません。実は厚生労働省の定義では以下のようなケースは待機児童には含まれていません。

  • 特定の保育所を希望している
  • 保護者が求職活動を休止している
  • 自治体が補助する保育サービスを利用している(保育ママ、東京都の認証保育所など)

「特定の保育所を希望している」に関しては、自宅から近かったり・兄弟姉妹と同じ園だったり、距離的に近い保育園を希望している場合です。兄弟姉妹で保育園が離れてしまうと通勤に時間がかかってしまいます。そのため、実質的には同じ園に預ける必要が出てきますが、それを希望して保育園に入れない場合は、待機児童として扱われないことになります。

「保護者が求職活動を休止している」に関しては、子どもを預けることができないため結果的に求職活動ができない場合も含まれます。求職活動をするのにも子どもを預ける必要があるので、本末転倒な話ではありますが、この場合も待機児童として計算されます。

「自治体が補助する保育サービスを利用している(保育ママ、東京都の認証保育所など)」に関しては、利用時間や距離的な問題などからしかたなく利用している場合も含まれます。

本来は認可保育園に入りたいが優先順位的に難しそうな場合は、「自治体が補助する保育サービスを利用している(保育ママ、東京都の認証保育所など)」を利用せざるを得ないですが、これも待機児童として計算されません。

上記のような待機児童は「潜在待機児童」「隠れ待機児童」などと言われます。

待機児童がゼロであってもこのように「潜在待機児童」「隠れ待機児童」が存在する可能性があります。

つまり待機児童がゼロであっても、保育需要を満たしているとは限らないわけです。

通年で待機児童ゼロというわけではない

子どもが生まれる月、保育所に入れたい月は決まっているわけではないです。

実は待機児童数が一番少ないのは4月時点です。4月は園児の入れ替わりと新設の保育園のオープンが重なるので一年で一番待機児童数が少ない月です。

4月時点では、待機児童がゼロであっても一年が経過していく中で待機児童は通常増えていきます。保育所に入れたくても4月までは待たなくてはいけないというケースも多いです。

子どもを預けて、すぐに働きたいのに4月まで待たなくては行けない状態は保育需要を満たしているとは言えません。

保育需要は年々増加傾向にある

保育需要は、年々増加傾向にあります。基本的には共働きを希望する増えているためです。これは景気の問題なども関係してきます。景気が悪化すると、一人の収入ではまかないきれずにパートナーがパートなどで働きに出ることになります。

そうなると必然的に子どもを保育園に預ける必要が出てきます。

また、待機児童がゼロになったことでさらなる需要の掘り起こしにもつながっています。どういうことかというと、待機児童がゼロで子どもを預けられるということが子育て世代の中で共通の認識になると

今まで、子どもが生まれてもどうせ保育園に預けられないから、専業主婦・主夫になろうと思っていた人も預けられるなら保育園に預けようという意識が生まれます。

そうすると今まで想定では保育園に子どもを預けない家庭も保育園への入所を希望することになります。そうすることで保育需要がさらに増加している形になります。

特に東京都などでは待機児童がゼロになってからもゼロを継続するために毎年保育園を新規にオープンしていっている形になります。

そのために新たな保育士の確保も必要になってきているような状況になります。

まとめ:保育士も待機児童数を確認しておくべき理由と待機児童数ランキング

保育士も待機児童数を確認しておくべき理由と待機児童数ランキングを紹介しました。

待機児童の人数を知ることは、その土地の保育需要を知ることになります。保育需要をしることは、保育士の需要を知ることです。

保育士の需要が高いエリアでの就業は、保育士の給与待遇の面でも有利です。なにか保育園に問題があった場合でも、保育士の需要が高い場所ではすぐに転職も出来ます。そうでない場合はだと、年度末まで我慢して働くということをしなければいけないです。

まだまだブラックな保育園が多い世の中なので、防御策という意味でも、保育士に関わる情報は把握しておいたほうが良いです。

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