面接応募前に保育士求人の詳細を知りたい場合の方法を紹介!

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こんにちは。さえこ@ブラック脱出済み(プロフィール)です。ブラック幼稚園・保育園を脱出できました(^^)

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就職や転職を考えている保育士の皆様。

こんな疑問や悩み、不満、経験はありませんか?
  • 面接応募前に保育士求人の詳細を知りたい
  • 求人情報だけではよくわからないことが多すぎる

保育園の求人を見つけたはいいものの、情報が少なくて詳しいことがよくわからないという経験はあると思います。応募するかどうかの検討段階なので、なるべくたくさんの求人情報を比較検討したいですよね。でも情報が少ないと、比較ができませんし、かといって電話でわざわざ聞くのもなぁと思うと思います。

今回は、面接応募前に保育園の保育士求人の詳細を知りたい場合の方法を紹介します。

この記事の信頼性
私は保育園、幼稚園、認定こども園で勤務した経験があります
複数回の面接、転職経験があります
その経験が参考になればと思います

世の中にある保育士求人は情報が少ないことも

世の中にある保育士の求人募集の中には情報が少ないものよくあります。まずは、そのような例を紹介します。

保育士募集中とだけ書かれている

一番情報が少ないパターンは、「保育士募集」とだけ書かれている場合です。園のホームページなどに記載がある場合が多いです。

給与がよくわからない

「給与が「円〜」と曖昧に書かれている」というような例です。経験の保育士がある方にとっては、自分がどれくらいの月給になるかが気になると思いますが、最低金額だけ書かれていてもよくわからないと思います。

手当の基準や金額がわからない

例えば「処遇改善手当有り」とだけ書かれていて、実際に自分の場合はいくらの手当がもらえるのかわからないということもあります。

賞与の支給基準や金額が書かれていない

「賞与有り」とだけ書かれていて「いつ」「どういう基準で」「どれくらいの金額」が支給されるのかわからないという場合です。

昇給についてよくわからない

どのような基準で要求されていくのかは長く働く上でとても重要な情報になります。他の求人と比較した場合に将来的に差が付く部分でもあります。

勤務時間がよくわらない

開園曜日と開園時間が記載されていなかったり、保育士がどのようなシフトでの勤務なのかということの記載がない場合です。

休暇や休日に関する情報がない

保育園は月〜土曜日に開園していることが多いと思いますが、振替休日の取り扱いや、夏季休暇、年末年始の休暇の日数などが具体的に書かれていない場合です。

福利厚生制度に関する情報がない

法律によって定められている法定福利厚生の制度や各園の独自の福利厚生制度の説明に関する情報がないこともあります。

保育士宿舎借り上げ制度が使えるのかどうかわからない

保育士宿舎借り上げ制度が使えるのかどうかわからない、使えるとだけ書かれていてもどのような基準なのかわからないというのもよくある情報不足です。

応募要件がわからない、どんな人(経験等)を募集しているのかわからない

応募に際してどのような要件を求めているのか、もしくは、もとめていないかということがよくわからないこともあります。ブランクありでも応募OKなのかわからない、未経験でも応募OKなのかわからないというような情報です。

正職員を募集しているのか、パートを募集しているのかわからない

保育士募集とだけ書かれていて、どのような雇用形態で募集しているのかがわからない求人もあります。

選考プロセスがよくわからない

応募に進むとどうなるのか、応募後の選考プロセスなどの内容などの情報が載っていない場合もあります。

いつから募集開始されているのかよくわからない

その求人自体がいつから募集されているのかということは、保育士にとっては意外に重要な情報です。ずっと募集しているけど応募が来ないという場合は、なにかネガティブな要素があるのかもと思ってしまうためです。

いつまで募集されているのかよくわからない

求人がいつまで募集されているのかよくわからない、ただの消し忘れではないのかという求人もたまにあります。園の公式のホームページ等に多いです。

どの時期の入職で募集しているのかよくわからない

就職や転職を考える保育士にとっては、どの時期に入職してほしいのかという園側の希望によっては、就職転職の選択肢から外さなければいけないということもあります。

「ない」のか「ある」のかわからない

最後に、すべての項目に関して言えることなのですが、「ない」のか「ある」のかわからないというのが保育士が求人を比較検討する上で一番悩む部分かもしれません。例えば、休暇の欄に「夏季休暇あり」と書かれている求人は夏季休暇があることは理解できると思います。ただ、何日あるのか、どのように取得できるのかということはわかりません。

この例よりよくわからないのは、そもそも「休暇の欄そのものがない」という場合です。この場合だと、夏季休暇があるのかないのかもわからないということになってしまって、より情報が少なくなってしまいます。

なぜ保育士求人は情報が少ないか

保育士求人の情報不足について紹介しましたが、なぜ保育士の求人は情報が少ないのか、考えられる理由について説明します。一つが当てはまる場合もあれば、複数の理由が当てはまる場合もあると思います。

  • 保護者に知られたくない
  • 近隣の他の保育園に知られたくない
  • 給与待遇に自信がない
  • 保育士目線が少ない

これらについてそれぞれ説明します。

保護者に知られたくない

まず考えられる一つ目の理由が、保育園の利用者である保護者に保育士の募集情報を知られたくないということです。

保育士を募集しているということが公になると、誰かが辞めるのではということが想像されてしまいます。利用者である保護者の方に、担任の先生や信頼していた先生などがやめてしまうのではという不安を抱かせてしまうことになります。

最近では、保育士の一斉退職なども起きている園があるため、頻繁に保育士の募集をかけているという園は、今後の利用者となる可能性のある保護者の方にとっても、懸念を抱かせてしまう材料にもなり兼ねないです。

また、保育士の給与などについても、良くても悪かったとしても保護者に知られてしまうと、保育士が働きにくくなってしまうということもあります。

このような事情から、保育士の求人をあまり公に募集したくないと言う保育園も多く、転職サイトに非公開求人として応募を募る場合もあります。

近隣の他の保育園に知られたくない

2つ目の理由として考えられるのは、近隣の他の保育園に保育士の待遇を知られたくないということです。

近隣の他の保育園とは、応募してくる保育士がかぶっているということはよくあることです。エリアが近いので、同じエリア内で就職転職を考えている保育士が近隣の保育園の求人に複数応募するというのはよくあることです。

最近では保育士不足が進んでいるので、給与待遇をあまりおおやけに公開してしまうと、他の保育園が給料をあげたり、待遇を良くすることで近隣の保育園より有利に保育士を採用しようとすることができてしまいます。

それが進んで近隣の保育園との保育士の取り合いのような状態になってしまうと、働く保育士にとっては悪いことではないですが、それぞれの保育園にとっては人件費負担の増加につながってしまう恐れもあります。

給与待遇に自信がない

給与や待遇に自信がない保育園は、あまり具体的な情報を求人情報に書かないこともあります。とりあえず問い合わせをしてもらい、面接や見学に来てくれる人数を増やすために、具体的な情報を伏せているということになります。

給与や待遇に自信がない保育園は保育士が面接に来てからは、人柄の良さや人間関係の良さをアピールすることになります。そこでうまく園をアピールできれば、給与待遇はあまり良くなくても、意外と就職を決めてくれるという保育士の方も少なくないという事情もあります。

ただ、面接で感じた園長の人柄の良さはや人間関係の良さは、実際に働き始めた場合に変わる可能性もあります。ブラック保育園は面接の時だけ雰囲気が良いと言うのはよく聞くことです。

また、認可保育園に支給されている園の運営費である補助金の金額は、他の保育園と同じ条件で支給されています。近隣の保育園と比べて、保育士の給与待遇が極端に悪いということは、経営者が利益を取りすぎていたり、業務効率が悪いという可能性もあるので、注意が必要です。

保育士目線が少ない

最後の理由としてあげられるのが、保育士目線が足りていないということです。保育士を募集していることを書いておけば応募が来るだろうと単純に考えている可能性があります。就職や転職を考える保育士は、たくさんある保育園の選択肢から選ぶので、応募する前に比較検討を繰り返スと思いますが、そのための保育士目線の情報を載せる気が無いということです。ある意味では、強気な保育園とも言えると思います。

保育士求人の情報が少ないことのデメリット

保育士求人の情報が少ないことの保育士へのデメリットについて紹介します。

他の求人と比較できない

書いていない部分は想像するしか無いので、他の求人との比較が難しくなってしまいます。より詳しく情報を知りたいと思うと、実際に面接に行かなければいけないことも多いです。

問い合わせをしなければいけない

求人に記載されている情報が少ないと、保育園に直接問い合わせをおこなって、詳細な情報を聞き出す必要があります。電話での問い合わせになると思いますが、採用担当が不在のことも多く思うように進まないこともあります。

また電話口でこれから面接を受ける可能性がある保育園に対して、給与待遇についてそこまで詳しいことを聞くということは、なかなか難しいという側面もあります。結局聞きたいことの多くは、面接に行ってからになってしまったり、面接後採用が決まるまでは聞けないなんてことも起きます。

人によっては、問い合わせが面倒なので、この段階で応募する保育園の選択肢から外してしまうということもあると思います。保育園が沢山あればまだ良いですが、そこまで選択肢が多くないと、少ない保育園から選ばなければいけなくなってしまいます。

見学や面接の時間が無駄になってしまう

求人の情報が少ない保育園のなかには、問い合わせすると「とりあえず見学、面接にきてください」と言われることがあります。園からすると詳細はそこで話すということなんですが、保育士からするとまずは求人情報で見学するかどうかを判断したいはずです。

とりあえず見学や面接に来てからの説明になると、いざ面接に来た際にやっぱり条件があわなかったと気づくことになります。そうなってしまうと、見学や面接の時間そのものが無駄になってしまうことになります。

特に現在就業中の保育士にとっては、転職活動にそこまでの時間を割くことができないので、なるべく面接に行く前に選択肢を絞っておきたいという思いがあると思います。

履歴書が無駄になってしまう

見学や面接に行く際は、履歴書や職務経歴書の持参を求められることがあると思います。特に履歴書は、園ごとによって志望動機などが変わる場合もあるので、いざ面接に来た際にやっぱり条件があわなかったと気づいた場合は無駄になってしまうこともあります。

面接応募前に保育士求人の詳細を知りたい場合の方法を紹介!

最後に、本題である保育編への面接応募前に求人の詳細を知りたい場合の方法を紹介します。

とにかく検索する

まずひとつの方法はとにかくネットで情報を検索してみるということです。ある求人サイトには載っていなかった情報が別の求人サイトでは載っているというような可能性もあります。とにかく調べられるだけ調べて、色々な情報を足し合わせてその保育園の情報を増やしていきます。

保育士転職サイトを活用する

最後に一番効果的なのは、保育士転職サイトを利用するということです。保育士転職サイトは無料で利用ができますが、登録すると一人担当者がつきます。その人に気になる保育園を教えると、求人の有無はもちろん、詳細条件を保育園側に確認してくれます。ネット上の求人情報では得られない情報なども保育園側に確認してくれます。一例として、宿舎借り上げ制度は就職後にすぐ使えるのか、物件の制限はあるのか、同棲や結婚などの制限はないのか等です。これらの情報はネット上の求人情報に細かく書かれていることはほとんどどありません。必然的に自分一人で転職活動をした場合は、保育園に自分で問い合わせしなければいけません。

保育士転職サイトを活用するとこれらの手間を担当のアドバイザーがしてくれて、気になる部分はすべてクリアにした上で応募に進むかどうかを決めることができます。

  • マイナビ保育士|全国の正社員・パート保育士の求人に対応しています。登録するとネット上での検索などでは見つからない非公開の人気のある高待遇の求人情報も得られます。 まずは求人情報を知りたいだけという方でもOKです!
  • ジョブメドレー保育士 | 全国対応でネット上から求人応募が可能です。すぐに転職するつもりはなくても、とりあえず登録して求人を見ることができます。自分のペースで転職をしたい人におすすめです(^^)
  • ヒトシア保育| ※全国の正社員・派遣・パート保育士の求人に対応しています。登録しないと得ることができない非公開の求人もたくさんあります。 求人数も多いのでとにかくたくさんの情報を得たいという人にもおすすめです。

紹介できる求人などに差があるため転職サイトは複数社に同時登録して併用がおすすめです。就職転職活動が不安な方はまずは簡単な相談目的での登録でも大丈夫です。

保育士の転職サイトは新卒の方や未経験の保育士の方、資格取得見込みの方でも利用可能です。

まとめ:面接応募前に保育士求人の詳細を知りたい場合の方法を紹介!

今回は、面接応募前に保育士求人の詳細を知りたい場合の方法を紹介しました。

  • とにかく検索する
  • 保育士転職サイトを活用する

ということです。特に、保育士転職サイトは、担当者が保育園にあなたに変わって様々な質問をしてくれます。気になる部分はすべてクリアにした上で応募に進むかどうかを決めることができます。無駄な見学や面接の回数を減らすことができるので、転職活動にあまり時間をかけられないという方におすすめです。