保育士の車通勤の長所短所、維持費など。マイカーは買える?

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こんにちは。さえこ@ブラック脱出済み(プロフィール)です。ブラック幼稚園・保育園を脱出できました(^^)

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マイカー通勤を考えている保育士の皆様。マイカー通勤に対して様々な疑問があるかもしれません。

こんな疑問や悩み、不満はありませんか?
  • 購入費用はいくらくらい?
  • 車の維持費ってどれくらい?
  • マイカー通勤って何が良いの?
  • 車通勤可の求人ってどう探せば良い?

実際に自動車の通勤には様々なコストがかかってくることなど、メリットだけではなくデメリットも多いです。今回はこれらの保育士のマイカー通勤に関する疑問に対する答えを書いています。

この記事の信頼性
私は保育園、幼稚園、認定こども園で勤務した経験があります
車通勤をした経験があります
その経験が参考になればと思います

そもそも保育士はマイカーを買える?

そもそも保育士はマイカーを買うことができるのかという点を解説します。

車を買うにはいくら必要?

車を買うためにはいくらの金額が必要かということを、今現在日本で売られている普通自動車の最安値クラスの車であるトヨタのパッソの新車の場合で計算してみます。

トヨタのパッソのエントリーモデル(一番安いものに)でカーナビだけをつけて、諸々の税金などもすべて含めると 約140万円 かかります。

諸々もの税金なども込なので、全部で車を取得する際にこれだけの費用がかかるということです。

3年ローンであれば、約月3万9千円

5年ローンであれば、約月2万4千円

という計算になります。細かい計算は省いた単純計算では上記のようになります。例えば、ローンには金利もかかりますので、単純な割り算ではなく、少し多く費用がかかることになります。

これぐらいが日本の新車の最安値くらいの価格になります。もちろん軽自動車などでこれより安いものもあれば、高い自動車もたくさんあります。

中古車であれば、最大で上記の半額くらいで 約70万円〜くらいからの取得費用 になると思います。

これらは、あくまでも普通車の最安値クラスの車での計算になります。もちろん、これに加えて維持費は毎月かかってきます。

車種ごとの詳細な金額などは、車のメーカーなどのホームページから見積もりをすることができます。

まずは、すでにある貯金や、ローンを組む場合は、毎月の生活費の中から上記の費用を捻出できるかどうかを計算してみましょう。

車の維持費は?

車には購入にかかる車体台以外にも様々な金額が維持費としてかかります。ざっくりと説明すると以下のような費用がかかります。

  • 車検代
  • 自動車税
  • 重量税
  • 自賠責保険
  • 任意保険
  • メンテナンス費用
  • ガソリン代
  • 駐車場代

この内、ガソリン代と駐車場代、任意保険は個人によって大きく異なります。ガソリン代はどれくらいの距離を走るかでかかってくる費用が異なります。

それ以外の費用は車種によって異なっていますが、日本全国で同じ費用です。駐車場代は地域によってかなり差がでます。車を買う際にはまずは、自宅の周辺の駐車場の相場を調べてみましょう。

例えば東京の都心部であれば、毎月3万円はくだらないです。地方や田舎であれば、賃貸を借りると無料で備え付けられている場合もあります。

車種や条件によって維持費は違うので、ここではざっくりと概算だけを示しておきます。

  • 月額1万円〜2万円程度(+ガソリン代と駐車場代)

これくらいが最低限かかる維持費の目安になると思います。

駐車場代は、今が賃貸で駐車場がついているのであれば、借りた場合に毎月いくらかかるのかを調べてみましょう。

駐車場がなく月極駐車場を借りる場合は、近隣の相場を目安として調べると良いです。不動産屋に言っても良いですが、ネットなどで検索することも可能です。

ガソリン代に関しては、車種によって燃費が異なる上に、通勤距離や私生活で運転する距離によっても金額はかなり変動します。またガソリン価格自体も変動があるため計算が難しいです。

希望する車種の燃費、通勤距離、私生活で利用する距離やガソリン価格を多めに見積もって計算しておくことがおすすめです。最初は通勤でしか使う気が無くても、実際に車を手にするとその利便性から、遊びでもたくさん乗りたくなってしまうことも多いです。

車種ごとの詳細の維持費や、個人の条件による維持費の概算は、他にも車関係のサイトで計算ができるのでそちらを参考にしてみると良いと思います。

保育士はマイカーを買える?

保育士といっても、それぞれ状況は様々だと思うので、上記を参考に家計の状況などを踏まえて車を買うべきかどうか検討すべきでしょう。

田舎では通勤に必須という場合もありますし、都心部であれば、わざわざマイカーを買う必要は無いかもしれません。レンタカーやカーシェアリングというサービスもあるので、そちらで代用できないかという点も考慮したほうが良いです。

また、これからマイカーの購入を考える場合は、就職する保育園によっても手当の内容などが大きく異なるので、まずは就職する保育園を決めてから購入の可否を検討すると良いと思います。

実際に働き始めてみると、車だと不便になってしまいバスや電車で通勤することになってしまうともったいないです。

保育士の車通勤のメリット・デメリット

保育士の車通勤のメリット・デメリットについて紹介します。

満員電車などのストレスがない

車通勤のメリットはなんといっても、満員電車などの公共交通機関でのストレスがないことです。通勤時のストレスのほとんどが満員電車によるもので、電車内のトラブルも多いです。

満員電車は精神的にも体力的も力を削られるので、それを避けられるというのは、日々の仕事で疲弊している保育士にとってはかなり良いメリットになります。

通勤時の体力負担が少ない

車の車内は、自分だけの空間なので、好きな曲をかけたり、大声を出しても誰にも文句を言われない空間です。立っている必要もなく、座っていれば良いです。

運転はする必要がありますが、電車で立っていることと比べると体力的な負担は少ないです。車通勤は、乗り換えなどの必要もないので、体力的な負担はかなり少ないです。

渋滞に巻き込まれる、時間の正確性がない

車通勤のデメリットとしては、渋滞などに巻き込まれて、正確な時間につけないというデメリットがあることです。

電車はほぼ定刻で動くので、かなり正確な時間に保育園に到着することができます。一方で車は渋滞を考慮してある程度は余裕を持って家をでなければいけないです。

電車でも人身事故の遅延などは発生しますが、遅延証明書などをもっていけば勤怠上も遅刻という扱いにはなりません。車通勤だと、渋滞での遅延は証明が難しく、遅刻という扱いになってしまうこともあります。

保育園までの通勤を短縮できる場合も

保育園の位置や自宅の位置などの条件によっては、車通勤は通勤時間を短縮することが可能です。

例えば、園や自宅が最寄り駅やバス停までが遠い場合、電車通勤の場合はどうしても徒歩の時間数が増えてしまいます。車通勤は、その徒歩の部分も来るまでの移動にできるので時間を短縮できる場合があります。

さらにバスの場合は、停留所に停車するので、通常は車よりも同じ距離なら時間がかかります。

事故にあう、起こしてしまうリスクがある

車通勤で一番気をつけないといけないことは事故にあってしまったり、事故を起こしてしまうリスクです。

車で毎日通勤していると、危険な事故にあってしまうリスクも増えてしまいます。特に保育士は勤務の疲れが通勤中に出てくることになります。

仕事で疲れていて眠くなってしまい、事故を起こすと、一生を棒に振ってしまうというリスクも存在します。

運動不足になる

毎日電車などで通勤していると気が付きにくいですが、電車通勤は意外と運動になっています。最寄り駅までの徒歩の時間や乗り換えの徒歩などもあります。

立っているだけの電車内でも、車で座っている場合と比べると運動をしている状態になります。

車通勤を始めた途端に、運動不足で太ってしまうという人も多いので注意が必要です。

費用面では負担が多い

車通勤の一番のデメリットは費用面の負担増加です。冒頭にも説明したとおり、車には購入費用と維持費がかかります。それも結構な金額です。

働いている保育園から手当などの補助があるとは言っても、それだけではほとんどカバーできません。

電車やバスであれば、ほぼ全額の交通費が支給されるので、費用面の負担は大きいです。

車通勤可の求人の特徴は?

都心部にはかなり少ない

車通勤可の保育士求人は都心部にはかなり少ないです。実質的に従業員の駐車場を確保するほどのお金やスペースは保育園には無いです。

東京都内であれば、駐車場の相場は月額3万円くらいはするので、都心部には車通勤可の求人はほとんどありません。

駅前近くの保育園なども駐車場がないことが多いです。

保育園に駐車場がある場合と、駐車場を自分で探す場合がある

車通勤可の保育園の求人には、園に従業員用の駐車場がある場合とそうでない場合があります。同じ車通勤可の求人でも違いがあるので注意が必要です。

駐車場を自分で探す場合は、月極の費用を負担してくれる場合もあれば、負担してくれないこともあります。

ガソリン代の支給の有無にも注意

ガソリン代を付与してくれるかどうかも保育園によって様々です。

ガソリン代の計算方法なども様々なので、求人を探す際には注意が必要な点になります。

車通勤可の求人を効率よく探す方法は?

車通勤可の保育士求人を効率よく探すのには、保育士の転職サイトの活用がおすすめです。

車通勤可の求人で大切なポイントは、燃料代や駐車場代に関してどのような補助があるかという点です。その点に関して詳しく聞きながら保育園の求人を探すことができます。

ハロワークの求人や地域の求人誌の求人は情報を更新せずに使いまわしている場合もあります。求人に応募したら、いま駐車場が空いてないと言われてしまうことも。。。

そうなってしまうと、せっかく面接のために用意した時間や履歴書などの労力が全て無駄になってしまいます。細かい条件は求人情報だけではわからないので、事前に様々な情報を聞いてから面接に望みたいですよね。

保育士の転職サイトは応募前に色々な情報を、保育園側に聞いてくれます。保育園の人間関係などにも詳しいので、普通では手に入りにくい情報ももらえます。

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紹介できる求人などに差があるため転職サイトは複数社に同時登録して併用がおすすめです。就職転職活動が不安な方はまずは簡単な相談目的での登録でも大丈夫です。

保育士の転職サイトは新卒の方や未経験の保育士の方、資格取得見込みの方でも利用可能です。

まとめ:保育士の車通勤の長所短所、維持費など。マイカーは買える?

保育士の車通勤の長所短所は以下のようになっています。

  • 満員電車などのストレスがない
  • 通勤時の体力負担が少ない
  • 渋滞に巻き込まれる、時間の正確性がない
  • 保育園までの通勤を短縮できる場合も
  • 事故にあう、起こしてしまうリスクがある
  • 運動不足になる
  • 費用面では負担が多い

車の維持費は以下のようなものがかかります。

  • 車検代
  • 自動車税
  • 重量税
  • 自賠責保険
  • 任意保険
  • メンテナンス費用
  • ガソリン代
  • 駐車場代

これらを総合して計算するとおおよそ、月額1万円〜2万円程度(+ガソリン代と駐車場代)になります。

これらの維持費や車通勤のメリットデメリットを考えて車の購入を検討してみましょう。