転職を考えている保育士の皆様。
保育士が転職活動をする際の、内定後の流れややるべきことをご存知ですか。
保育士が転職活動をして、内定を貰った後に気になるのは、保育士の転職の内定後の流れややるべきことだと思います。どのような流れになるか知っていない状態だと、転職活動に集中できないなんてこともあると思います。
今回は、保育士の転職の内定後の流れややるべきことについて紹介します。
複数回の転職経験があります
その経験が参考になればと思います
保育士の転職の内定後の流れややるべきこと
保育士の転職の内定後の流れややるべきことは以下になります。
- 連絡を受ける
- 労働条件の確認
- 内定承諾、内定辞退、内定保留について
- 入職日の確定
- 入職の手続き・雇用契約
- 必要な書類の準備
- 退職の準備
- 退職・入職
これらについての詳細を以下から説明していきます。
保育士の転職の内定後の流れややるべきことの詳細
ここからは保育士の転職の内定後の流れややるべきことの各項目の詳細について紹介します。
内定通知の連絡を受ける
無事採用面接を経て合格となった場合は、内定通知の連絡が来ることになります。内定通知の連絡は電話で来る場合が多いでしょう。この段階では、その後の流れなどを説明されると思うので、よく聞いておきましょう。また、後述する労働条件の確認がきちんと出来ていない場合は、この内定通知の連絡で結論を急がずに、まずは詳細な労働条件を確認しておきたいということを伝えましょう。その場で、確認もせずに入職を了承してしまうと、あとで辞退する際に少し厄介なことになってしまいます。
労働条件の確認
内定通知後の段階において、労働条件に関して、足りない情報などがある場合は、この段階で確認しておくようにしましょう。労働条件に関しては、この段階ですべての情報をもらえるとは限りませんが、なるべく多くの情報を貰っておいたほうが入職を決意しやすいです。
労働条件は、保育園に勤める保育士の場合は以下のような内容になります。
- 給与
- 賞与
- 昇給体系
- 手当(資格、交通費、住宅等)
- 保育士処遇改善の内訳
- 保育士宿舎借り上げ制度の利用可否
- 勤務園
- 転勤・異動の有無
- 入社日
- 休暇制度
- 福利厚生制度
- 勤務時間
- 勤務シフト
- 仕事内容(担任クラス等)
- 責任の範囲や役職等
特に保育士の場合は、処遇改善などの有無や支給方法などが園ごとに違うので、よく注意して確認しましょう。
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また、内定通知を受けた段階で、保育園側はむやみやたらに内定を取り消すということは出来ないので、自信を持って保育園に質問をしていきましょう。 もし、労働条件のなかに交渉したいものがあれば、この段階で交渉をするようにしましょう。転職の保育士の場合は、経験考慮などが低く見積もられてしまうこともあるので、注意しましょう。
内定承諾、内定辞退、内定保留について
ここまでの保育園の面接や見学、そして、内定後の労働条件を踏まえた結果、自分が入職するのか、しないのかの意思を伝える必要があります。選択肢としては、内定承諾、内定辞退、内定保留の3つがあります。
内定承諾
ここまでの保育園の面接や見学、そして、内定後の労働条件を踏まえた結果、入職することに決めた場合は、内定承諾の意思を伝える必要があります。内定承諾に関しては、メールや電話にて内定辞退の意思を伝えるようにしましょう。もしくは、保育園側が労働条件と一緒に内定承諾書を用意してくれている場合もあるので、そちらを返送するようにしましょう。
内定の承諾には保育園側から期限が設けられている場合もあるので、期限を必ず守って返信するようにしましょう。また、どうしても悩んでいるというような状況で、承諾を待ってほしいという場合は、その旨を保育園に相談しましょう。期限を延長してくれる可能性は十分あります。
内定辞退
ここまでの保育園の面接や見学、そして、内定後の労働条件を踏まえた結果、入職しないことに決めた場合は、内定を辞退を伝える必要があります。内定辞退をする場合は、メールや電話にて内定辞退の意思を伝えるようにしましょう。
内定辞退の方法については以下の記事を参考にしてみてください。
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内定保留
内定を貰った保育園とは別の保育園の選考を同時期に受けている場合などは、一度、内定承諾するかどうか保留したい場合もあると思います。そのような際は、正直にまだ選考が残っているということを伝えて、結果がわかるまで保留させてもらうようにしましょう。保留期間は、選考結果がわかるまで、もしくは、長くても2週間程度が望ましいです。
入職日の確定
内定を承諾した後に決めるべきことは実際に働き始める入職日になります。内定の受諾書等に既に入職予定日が記載されている場合もあります。募集や面接の段階で入職日が決まっていた場合はその日程での入職になると思います。保育園で働く保育士の場合は4月1日入職が多いでしょう。ただし、多少の前後であれば交渉によって時期を変えてもらうことができる場合もあるので、自分の状況次第では交渉してみる価値はあると思います。
入職の手続き・雇用契約
入職日が確定したら、入職の手続き・雇用契約を正式な雇用契約書などを提出します。事前に提出する場合もあれば、入職日に持参する場合などもあります。詳細は、保育園の指示に従うようにしましょう。心配な方は、内定承諾後に保育園に今後の手続きの内容等を確認しましょう。
入職までに必要な書類の準備
保育園へ入職の際に提出を求められる書類は以下のようなものが一般的です。
- 年金手帳
- 給与振込先届書
- 健康診断書
- 入社承諾書・入社誓約書・身元保証書
- 雇用保険被保険者証
- 源泉徴収票
- 保育士証
- 幼稚園教諭免許状(施設による)
- キャリアアップ研修修了証
保育園へ入職の際に提出を求められる書類に関しての詳細は以下の記事でも紹介します。
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退職の準備
入職の準備が終わったら、現在勤めている保育園の退職の準備をしなければいけません。保育士の転職活動にとっては一番胃が痛くなる場面になると思います。退職日に関しては、入職日の前日以前であれば、希望の退職日を自分で決めると良いでしょう。退職日の前日ではなく、余裕を持ってあらかじめ退職をして残りの期間を休暇とするのも良いでしょう。退職日を決めて、保育園の園長に退職の意思を伝えましょう。
退職の伝え方などは以下の記事でも解説しているので参考にしてみてください。
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退職・入職
退職日になれば、勤めていた保育園を退職し、その後に入職日に勤務開始となります。入職日当日の服装や持ち物などは、新しく勤務する保育園に事前に確認しておきましょう。別途慣れるまでは大変だと思いますが、新しい環境で頑張っていきましょう。
まとめ:保育士の転職の内定後の流れややるべきことまとめ
今回は、保育士の転職の内定後の流れややるべきことについて紹介しました。
- 連絡を受ける
- 労働条件の確認
- 内定承諾、内定辞退、内定保留について
- 入職日の確定
- 入職の手続き・雇用契約
- 必要な書類の準備
- 退職の準備
- 退職・入職
内定通知から、新しい職場での仕事まではドキドキすることも多いと思いますが、新しい環境で頑張っていきましょう。