目次 | 内容 |
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病児保育とは? | ・保護者が仕事で子どもの看護ができない場合に、病気の子どもを預かる保育 ・病児保育と病後児保育の2種類がある ・病児保育は病気の急性期から回復期の子どもを、病後児保育は回復期の子どもを預かる |
病児保育にはどんな施設がある? | ・施設型:病院や保育所に併設。医師や看護師が常駐し、症状が重い子どもも対応可能 ・訪問型:看護師や保育士が自宅に訪問。子ども一人に対し保育者一名以上が必要 ・フローレンスの病児保育などが有名。ベビーシッターサービスでも病児保育を提供 |
病児保育士の仕事内容 | ・医療行為は行わず、子どもの保育が中心 ・施設型では施設内で、訪問型では家庭で保育を行う ・絵本の読み聞かせや手遊びなど、安静に過ごせる活動がメイン ・医師や看護師と連携し、子どもの状態に合わせたケアを行う |
病児保育士になるためには?必要な資格は? | ・保育士または看護師の資格が必須 ・病院、保育所併設の病児保育、訪問型病児保育サービスなどで求人を探す ・経験があれば有利だが、民間の病児保育専門資格も有効(認定病児保育スペシャリスト等) ・資格取得で知識を証明し、就職を有利に進める |
病児保育士の給与・待遇について | ・病院勤務は高待遇の場合が多いが、経験や能力も求められる ・保育所勤務は通常の保育士と同等の待遇が多い ・訪問型は会社により異なり、週4日勤務など柔軟な働き方が可能な場合もある ・キッズラインなどベビーシッターサービスでは高時給も可能 |
病児保育士として働くメリット・デメリット | ・小規模で一人ひとりに寄り添える:子どもの病状に合わせた丁寧なケアが可能 ・体力面で負担が少ない:外遊びなどが少ないため、体力的な負担は軽減される ・給与が高い:専門知識が必要なため、一般的な保育士より高待遇な場合が多い ・感染症のリスクがある:病気の子どもと接するため、感染症のリスクは高い |
病児保育士の求人の探し方 | ・保育士向けの転職サイトへの登録がおすすめ ・病児保育室は数が少ないため、専門サイトでの情報収集が効率的 ・希望条件を登録しておけば、求人が出た際に連絡を受けられる |
まとめ:病児保育士として働く長所短所や給料、仕事内容、求人を解説!【病児・病後児保育】 | ・病児保育士は、病気の子どもを専門的にケアする仕事 ・保育士または看護師資格が必要で、高待遇な場合が多い ・一人ひとりと深く関わる一方で、体力負担は少ない ・求人は保育士向け転職サイトで探すのがおすすめ |
よくある質問(FAQ) | ・病児保育士は、絵本読み聞かせや手遊びなど静かな保育が中心 ・一般的な保育士より給料は高めに設定されていることが多い ・少人数制で寄り添える、体力負担が少ない、給与が高いというメリットがある ・保育士または看護師の資格が必要。経験や専門資格も有利 ・病後児保育は、病気の回復期の子どもを預かる。病児保育より医療的視点は少ない |
- 病児保育士ってどうなの?
- 保育園で働く保育士との仕事内容や給料の違いが知りたい!
保育士の皆さん、今の働き方に満足していますか?病児保育は、専門性を活かせる新しい働き方です。
この記事では、病児保育士の具体的な仕事内容や給与、メリット・デメリットから求人情報まで、あなたのキャリア選択において重要な判断材料となる情報を詳しく解説しています。

病児保育士の仕事って、通常の保育園とどう違うのかな?

メリットもデメリットもある働き方のリアルをお伝えします。
- 病児保育士の具体的な仕事内容と働く場所
- 病児保育士になるために必要な資格や働き方
- 病児保育士の給与水準や待遇
- 病児保育士として働く長所と短所
その経験が参考になればと思います
病児保育とは?
一般的な認可保育園は基本的には感染症などの登園停止となるような種類の病気の子どもの受け入れは行っていません。それでも、保護者の方は仕事に行かなくてはいけないこともあります。子どもが病気になってしまった場合でも保護者が仕事を休めないという場合に、保護者に変わって子どもを保育することを病児保育といいます。
子どもが病気になった場合、保育園に登園できるかどうかは基準が定められています。例えばインフルエンザなどは、「発症後(症状が出て)5日、かつ解熱後3日を経過するまで」などと保育園などへの出席停止期間があったりします。
このような場合は、一般的には医師による登園許可が無い限り、保護者は子どもを保育園へ登園させることができません。もちろん、他の子どもへの感染などのリスクがあるためです。
しかしながら保護者がどうしても仕事などで子どもを看護することができない場合に病児保育を利用することになります。
病児保育と病後児保育
病児保育には、病児保育と病後児保育という種類があります。
病児保育は、病気の急性期から回復期の子どもを預かる保育です(病状が最も重い時期から回復傾向にある時期)。これは、病院などに併設されている場合が多いです。より医療的な知識を求められることが多いです。なので、医師はもちろん、看護師などが常駐して保育を行うことも多いです。
病後児保育は、病気の回復期に入った子どもを預かる保育です(病状が落ち着いてきた状態)。保育所に併設されている場合が多いです。
回復期とは、先程のインフルエンザの例では解熱後の3日などにあたります。子どもの病気の症状としては落ち着いていることが多く、体や気持ち的にも元気になっている場合が多いです。回復期なので病児保育と比べると医療的な知識が求められることは少ないです。
このように病児保育は、厳密に言うと病児保育と病後児保育に別れます。
病児保育にはどんな施設がある?
病児保育について説明しましたが、病児保育にはどんな施設があるのでしょうか。
施設型
施設型の病児保育・病後児保育は病院などの施設に併設されている病児保育施設です。
施設内に医師や看護師もいるので、症状が重い子どもであっても保護者は安心して預けることが可能です。なにかあればすぐに看護師や医師が対応できるというメリットがあります。
また、施設型の病児保育・病後児保育には保育所に併設されているものもあります。こちらは病院に併設されている場合と比べて症状が軽かったり、回復期の子どもを対象としています。こちらは医師が常駐していないことが多いです。
働く保育士としては病児保育専門の保育士の場合もありますが、普段は併設されている保育園などで働いている場合もあります。
訪問型
訪問型の病児保育・病後児保育は看護師や保育士が自宅に訪問して病児や病後児の保育サービスを提供します。子どもひとりにつき保育士などが1名以上が必要になります。
有名なサービス提供者に「フローレンスの病児保育」などがあります。フローレンスの病児保育では、一都三県で病児保育のサービスを提供しています。
それ以外にもベビーシッターのキッズラインなどで病児保育・病後児保育のシッティングサービスを提供するシッターもいます。
子どもを自宅で看てもらうことができるので、預ける保護者としてはメリットも多いです。
もちろん誰でもができるわけではなく、病児保育の経験者や看護師などの資格者がサービスを提供しています。なお、設定されている時給も高時給の場合が多いです。
働く保育士としては、基本的に一人で病気の子どもを見ることになるので、責任はとても重大です。緊急時などは、会社などと連絡をとりながら病児保育を行います。
病児保育士の仕事内容
病児保育士は医師ではないので医療行為は行いません。病児保育士が行なうのは、あくまでも子どもの保育になります。
施設型であれば、保護者が子どもを預けに来るので施設内で保育を行います。訪問型であれば、保護者の家庭に出向いて保育を行なうことになります。
普通の保育園での保育とは異なり、本を読んだり、簡単な手遊びをしたりがメインの保育になります。病気を治すということに反するようなことは行いません。
そのため、活動としては動の活動というよりは、静の活動が多くなります。
必要があれば、医師や看護師と連携をとりながら、安静に楽しく過ごすというのが病児保育士の仕事内容になります。
病児保育士になるためには?必要な資格は?
保育士、もしくは、看護師の資格があれば病児保育士として働く最低要件は満たされます。必ずしも別の資格の取得が必要というわけではありません。
病児保育士として働くには以下の施設の求人を探す必要があります。
- 病院に併設された病児保育
- 保育所に併設された病児保育
- 訪問型の病児保育サービス提供会社
訪問型の病児保育サービス提供会社は、先程も説明した「フローレンスの病児保育」などがその代表になります。また、キッズラインなどのベビーシッターでも病児保育士として働くことができますが、こちらはキッズラインが提示する条件を満たす必要があります。その代わりに、やや時給を上げてベビーシッターの仕事を受けることが可能になります。
保育士としての経験があれば、病児保育士としても採用してもらえる可能性はありますが、施設によっては即戦力となる人材を求めている場合もあるので、病児保育の経験が求められることもあります。
そのような場合には以下のような民間の病児保育専門の資格を保有していると採用されやすいです。あくまでも民間の資格になるので、この資格があれば何かができるということではありませんが、自分の能力を証明することができます。
- 認定病児保育スペシャリスト – 日本病児保育協会
- 医療保育専門士 – 全国病児保育協議会
- 認定病児保育専門士 – 日本医療保育学会
認定病児保育スペシャリストは、
- 高校を卒業している18歳以上
- 費用は65,000円(税別)
が受験要件になります。
以下の施設で資格を活かすことができます。
- 病児保育施設
- 訪問型病児保育
- 保育所
- ファミリーサポート
医療保育専門士は、
- 日本国の保育士資格を有していること
- 病院、診療所、病(後)児保育室、障害児入所施設、肢体不自由児通所施設、および重症心身障害児通所施設等で、常勤1年以上、非常勤は年間150日以上かつ2年以上の保育経験を有していること
- 日本医療保育学会会員であり、1 年以上の会員歴があること
が受験要件になります。費用は、
- 研修費用:30,000円
- 認定料:20,000円
になります。以下の施設で資格を活かすことができます。
- 小児病棟
- 小児病院
認定病児保育専門士は、
1.(一社)全国病児保育協議会加盟施設に常勤として 2 年以上勤務している。または、非常勤として 2 年以上施設に勤務し、週 20時間以上の実働を有する。 2.施設長から(一社)全国病児保育協議会所定の「施設長推薦状」において、推薦を受けることのできる者。 3.(一社)全国病児保育協議会が開催する「病児保育専門士認定講座」をすべて受講した者。 4.その他、施設長が以上の条件と同等に値すると思われるものを推薦し、なおかつ受験資格認定委員会で承認されたもの。
が受験要件になります。費用は、
- 資格研修認定会費用:25,000円
- 認定料:10,000円
になります。以下の施設で資格を活かすことができます。
- 病児保育施設
そのため、病児保育の経験のない保育士は、まずは病児保育関連の施設に採用されるか、認定病児保育スペシャリストの資格を取得すると良いかもしれません。
病児保育士の給与・待遇について
病院に採用される場合は、高待遇な場合が多いです。しかし、求められる経験や能力も高いものになると思います。
また、看護師の資格があれば病児保育士として働く要件を満たすこともできるので、そもそも保育士資格保有者の採用をしていない場合もあります。看護師は医療的な知識を持ち合わせているので保育士より有利です。そして、そもそも病院に併設されている病児保育室の数自体はあまり多くないので狭き門になっています。
保育所に採用される場合は、保育園で働く保育士と同等の待遇である場合が多いです。場合によっては、資格や経験などによってプラスで手当などが支給されることもあります。
訪問型の病児保育の会社の待遇は会社によって様々です。
「フローレンスの病児保育」の場合、正社員では、
- 週5日: 25万円〜
- 週4日: 20万円〜
となっています。(2019年12月3日時点の情報です。最新の情報は必ず確認してください。)
週4日からの働き方があるのが特徴的で、良い点かもしれません。「フローレンスの病児保育」は毎日、様々な家庭の病児保育に出向くという形になると思います。病児保育中も緊急事態があれば会社のサポートを受けることができるというのが安心できる点だと思います。
また、会社が実施している病児保育に関する研修などにも参加することができるので、知識やスキルも身につきやすい環境になると思います。
キッズラインのベビーシッターであれば、経験のある病児保育士は時給2000円以上をつけている例もあります。もちろん、自分ひとりで子ども対応が必要なので責任は重大です。
総合的に考えても、病児保育士は普通の保育士として働くよりも高待遇である場合が多いです。
病児保育士として働くメリット・デメリット
病児保育士として働くメリット・デメリットを紹介します。
小規模で一人ひとりに寄り添える
ずっと同じ子どもに対して保育するわけではないので、毎日新しい気持ちで子どもひとりひとりと接することができます。
人数も保育園で働く保育士と比べてもかなり少ないので、よりひとりひとりに寄り添った保育を行なうことができます。
逆に病気が治れば、保育室には来なくなるので、一期一会の出会いとなる場合がほとんどです。長期的なスパンで子どもの成長などを見るというのは難しくなります。
体力面で負担が少ない
保育園での集団に対する保育は、散歩や外遊びなどに加えて、書類仕事などもたくさん発生します。
それに加えて定期的に季節の行事・イベントの準備があるので、業務量が多く残業なども発生します。
病児保育士は毎日来る子どもが少ない人数で、イベントはないので、そのような負担は少ないです。
病気の子どもが来るところなので散歩や外遊びなどもないため体力面での負担は少ないです。
ただ、病気の子どもが来るため感染症などになるリスクは、通常の保育園と比べても高いかもしれません。
給与が高い
保育に加えて病児の知識も必要になるので、一般的な保育士と比べても待遇は良い場合が多いです。
保育園で働く保育士のステップアップという意味でも良い選択になると思います。
経験が積める
病児保育で学んだ経験は、通常の保育園でも大いに活かすことができます。
体調の悪い子どもへの対応力がつくため今後、保育士として働く上でプラスアルファの能力を身につけることができ、保育園では働く場合も活躍することができます。
将来的に副業でベビーシッターなどをしようと考えいている保育士の方も、高時給で仕事を受けることができるようになります。
病児保育士の求人の探し方
最後に病児保育士の求人の探し方を紹介します。
病児保育士の求人を探すのは保育士向けの転職サイトに登録がおすすめです。
特に病院や保育所に併設されている病児保育室はそもそもの数が多くないため、求人も少ないです。
地域の求人情報やハローワークなどでも募集がかかることはありますが、常に求人をチェックしなければいけません。
保育士向けの転職サイトに登録しておけば、仮に現時点で求人が見つからなくても、見つかった場合に連絡をしてくれます。
- マイナビ保育士
|全国の正社員・パート保育士の求人に対応しています。登録するとネット上での検索などでは見つからない非公開の人気のある高待遇の求人情報も得られます。 まずは求人情報を知りたいだけという方でもOKです!
- ジョブメドレー保育士
| 全国対応でネット上から求人応募が可能です。すぐに転職するつもりはなくても、とりあえず登録して求人を見ることができます。自分のペースで転職をしたい人におすすめです(^^)
- ヒトシア保育| ※全国の正社員・派遣・パート保育士の求人に対応しています。登録しないと得ることができない非公開の求人もたくさんあります。 求人数も多いのでとにかくたくさんの情報を得たいという人にもおすすめです。
※ 紹介できる求人などに差があるため転職サイトは複数社に同時登録して併用がおすすめです。就職転職活動が不安な方はまずは簡単な相談目的での登録でも大丈夫です。
※ 保育士の転職サイトは新卒の方や未経験の保育士の方、資格取得見込みの方でも利用可能です。
まとめ:病児保育士として働く長所短所や給料、仕事内容、求人を解説!【病児・病後児保育】
この記事では、病気のお子さまを専門的にケアする病児保育士の働き方について、具体的な仕事内容や給料、長所・短所、そして求人の見つけ方まで、詳しくお伝えしました。
今の保育業務に新たな可能性を求めている方にとって、病児保育士は、これまでの専門性を活かしながら自分らしいキャリアを築ける選択肢の一つとなります。
- 病気や病気回復期の子どもに対応する専門的な保育業務
- 働くためには保育士または看護師資格が必要
- 一般の保育士と比較して高待遇であることが多い給料
- 一人ひとりと深く関わる一方で、体力負担は少ないというメリット
この記事で病児保育士という働き方について、多くの情報を得ることができました。
今後のご自身のキャリアを考える上で、ぜひ今回の内容を参考に病児保育士を選択肢に加えてみてください。
もし具体的な興味を持たれたら、病児保育士の求人情報を確認して、どのような仕事があるのか実際に見てみることをお勧めします。
病児保育士には病児保育と病後児保育があり、保育士資格があれば働く最低の要件は満たされます。ただし、働く保育士としての責任はとても大きい仕事になります。
給料面では、普通の保育園で働く保育士と比較して高く設定されていることが多いです。
- 小規模で一人ひとりに寄り添える
- 体力面で負担が少ない
- 給与が高い
- 経験が積める
というメリットはありますが、あくまでも一時的な保育になるため、長いスパンで子ども達の成長をサポートするということは出来ないです。
病児保育士の求人を探すのは保育士向けの転職サイトに登録がおすすめです。保育士向けの転職サイトに登録しておけば、仮に現時点で求人が見つからなくても、見つかった場合に連絡をしてくれます。
よくある質問(FAQ)
- Q病児保育士の仕事内容は、具体的にどのようなものですか。
- A
病児保育士は、病気の子どもが安静に過ごせるよう、絵本を読んだり手遊びをしたりする静かな保育が中心となります。
集団での活発な遊びではなく、一人ひとりの体調に合わせた穏やかな関わりを大切にします。
医療行為は行わず、必要に応じて医師や看護師と連携を取りながら、子どもの様子を観察しケアを行います。
- Q一般的な保育園の保育士と比べて、病児保育士の給料はどのくらい高いですか。
- A
病児保育士の給料は、一般的な保育士に比べて高めに設定されている場合が多いです。
勤務先によって待遇は異なりますが、病気の子どもをケアするという専門性が評価されるため、給与面で期待できます。
特に病院に併設された施設や訪問型など、高い専門性や責任が求められる職場では、より高待遇となる傾向があります。
- Q病児保育士として働くメリットとデメリットは何ですか。大変な点はありますか。
- A
病児保育士として働くメリットは、少人数制で子ども一人ひとりに深く寄り添った保育ができる点、一般的な保育に比べて体力的な負担が少ない点、そして専門知識を活かせるため給与が高い点です。
一方で、病気を扱うため感染リスクがあり、子どもの回復に合わせて関わりが短くなるため長期的な成長を見守る機会が少ない点はデメリットと言えます。
また、病状の変化に常に気を配る必要があり、責任が大きいことを大変に感じる方もいるかもしれません。
- Q病児保育士になるために、特別な資格は必要ですか。
- A
病児保育士として働くための最低限の資格は、保育士または看護師です。
これらの国家資格があれば働くことは可能です。
しかし、施設によっては病児保育の経験が求められる場合や、認定病児保育スペシャリストのような民間の専門資格を取得していることが採用に有利になることもあります。
経験や専門資格は、より活躍の場を広げることにつながります。
- Q病児保育士の求人は、どのように探せば見つかりやすいですか。
- A
病児保育士の求人を探すには、保育士向けの転職サイトを利用するのが効率的です。
病児保育施設は一般的な保育園に比べて数が少ないため、地域のハローワークや個別の施設情報だけでは見つけにくい場合があります。
転職サイトに登録しておけば、希望する条件に合った病児保育士の求人が出た際に連絡を受け取ることができるため、最新の情報を逃さずに済みます。
- Q病後児保育の仕事内容は病児保育とどこが違いますか。
- A
病児保育は病気の急性期から回復期にある子どもを預かるのに対し、病後児保育は病気の回復期に入り、病状が落ち着いてきた子どもを預かります。
このため、病後児保育では病児保育ほど常に医療的な視点が求められる場面は少なく、症状が安定した子どものケアが中心となります。
一般的には、病院に併設されていることが多い病児保育に対し、病後児保育は保育所に併設されていることが多いのが特徴です。