専用の休憩室がある保育園で保育士が働くメリットと求人の探し方を紹介

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こんにちは。さえこ@ブラック脱出済み(プロフィール)です。ブラック幼稚園・保育園を脱出できました(^^)

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保育園で働く保育士の方、これから就職や転職を考えている保育士の方。

こんな疑問や悩み、不満、経験はありませんか?
  • 休憩がきちんと取れる保育園で働きたい
  • 専用の休憩室がある保育園の求人の探し方を知りたい
この記事の信頼性
私は保育園、幼稚園、認定こども園で勤務した経験があります
専用の休憩室がない園で働いた経験があります
その経験が参考になればと思います

保育園で働く保育士のきちんとした休憩とは?

本題に入る前に、保育園で働く保育士のきちんとした休憩について紹介します。

労働基準法に書いてあることをまとめると、きちんとした休憩は以下のようになります。

  • 労働時間はが6時間以内の場合は休憩を付与する義務はなし
  • 労働時間が6時間を超え、8時間以下の場合は少なくとも45分の休憩が必要
  • 8時間を超える場合は、少なくとも1時間の休憩が必要
  • 休憩は労働時間の途中で与えられる
  • 休憩中は労働から解放されている必要がある

休憩室がない、狭い保育園

保育士が働く保育園には、専用の休憩室がなかったり、狭いという保育園は多いです。

休憩室がないので保育室で休憩

職員が利用する専用の休憩室がない保育園では、保育士は園児たちや他の先生がいる保育室で名目上の休憩を取るということもしばしばです。名目上の休憩とは、実際には保育をしていたり、見守っていたり、書類や製作の仕事などを行っているというものです。

保育園で働く保育士の場合は、全員が一斉に休憩を取るということは難しいため、本来は一人ひとりが別の時間に休憩を取る必要があります。園児や他の先生がいる保育室での休憩となると、仮に、きちんとした休憩時間があったとしても、どうしてもダラダラしたり、スマホをいじったりするのは難しく、結局、なんらかの仕事をしなければいけなくなってしまうことも多いです。

職員室で休憩するしか無い

園長や事務の人などがいる職員室が実質的な休憩室となっている保育園も多いです。まったく休憩する場所がないよりも幾分ましな状況ではありますが、園長や他の職員の目線があると、なかなかゆっくり休むのも難しいです。例えば、園長の目線を気にして、終わってない書類仕事があるのに、仮眠を取るというようなことはしにくいでしょう。結果的に、休憩時間中に書類仕事を進めなければいけなくなってしう場合も多いです。

狭いロッカールームが実質的な休憩室

狭いロッカールームが実質的な休憩室となっている保育園もあります。ロッカールームは本来、着替えなどを行う場所なので、物が多く、きちんと座る場所なども確保されていないケースも多いです。そんな場所では、体も心も休まるどころか、かえって疲れてしまうこともあります。結果的に、休憩を取らなかったり、保育室で休憩をしてしまうということもあります。

専用の休憩室がある保育園

あまり数は多くはないですが、専用の休憩室がある保育園も世の中にはあります。保育室、職員室などとは別に、休憩室が用意されている形です。

保育園の職員が休憩を取る場合は、休憩室に行き、保育や仕事から離れて休憩時間を取ることができます。休憩時間は一日8時間勤務の場合は最低でも45分、一般的には1時間であることが多いと思いますが、その時間に体も心もリフレッシュして、その日の後半の勤務に望むことができます。

また、保育園の場合は、給食をこの専用の休憩室で食べることもできるでしょう。

専用の休憩室がある保育園で保育士が働くメリット

専用の休憩室がある保育園で保育士が働くメリットを紹介します。

きちんとした休憩が取れる保育園である可能性が高い

保育士等の職員専用の休憩室があるということは、保育士がきちんとした休憩を取れる保育園である可能性が高いです。わざわざ、専用の休憩室を用意しているので、きちんとした休憩が取れる可能性は、専用の休憩室がない保育園よりも高いです。

もちろん、休憩室はただあるだけではなく、日々、職員の休憩のために活用されている必要があります。もし、これから就職や転職を考える際は、きちんと活用されている専用の休憩室かどうかという点も見極める必要があります。

休憩中に保育、業務から完全に離れることができる

専用の休憩室があるということは、休憩中は保育や保育園での業務から完全に離れることができるということになります。先程も書きましたが、専用の休憩室がないと、他の職員の目線や忙しさなどが直接、目にとまることになるので、休憩時間があったとしても、結果的に休憩できなくなってしまうことも少なくないです。

休憩室がない、狭い保育園で保育士が働くデメリット

反対に、休憩室がない、狭い保育園で保育士が働くデメリットを紹介します。

実質的に休憩が取れない保育園である可能性が高い

先程からも書いてあるとおり、専用の休憩スペースがない保育園は、仮に適切な休憩時間があったとしても、なんらかの仕事をしなければいけなくなってしまうことも多いです。そのため、実質的に完全に仕事から離れたきちんとした休憩を取ることができない保育園である可能性が高くなります。

休憩は、法律で定められた労働者に必要な時間であるため、休憩がきちんと取れていないということは、働く上で心身への負担も大きなってしまいます。自分は休憩取らなくても平気と思っても、同僚の職員が、きちんとした休憩を取ることができないことを理由に離職してしまうということもあるかもしれません。職員の離職率が高いということは、保育の質の低下を招くことにもなるでしょう。

保護者の方の保育園選びにおいても専用の休憩室の有無は重要

また、保育園を利用する保護者の方の保育園選びにおいても、専用の休憩室があるかどうかというのは、一つの保育園の良し悪しの判断基準になると思います。保育士がきちんと休憩を取れていないと、集中力の低下などを招き、それが事故につながる可能性もあります。また、職員の労働環境の悪さは、職員の離職を招くことにも繋がります。

反対に、専用の休憩室が設けられている保育園は、保育士等の職員の労働環境がよく、いきいきと働いている保育士が多い可能性があります。そのことは、子どもが生活する上での安全性などにも大きな影響があります。

専用の休憩室がある保育園の保育士求人を探すには?

ここまで保育園で働く上で、保育園に専用の休憩室があるということのメリットについて紹介しました。問題なのは、専用の休憩室が設けられている保育園の数はまだまだ少なく、それどころか、法律的に正しいまともな休憩を取得できない労働環境である保育園も少なくないです。

これから就職や転職を考える保育園の方が保育士求人を探す上で、専用の休憩室がある保育園を探すというのはなかなか難しいです。ホームページや求人情報で休憩室について紹介されていることは少ないので、見学や面接時に聞いて、見て判断する必要があります。

ただ、そのために毎回、保育園を見学しなければいけないというのは、特に現在就業中の転職を考える保育士の方にとっては容易なことではないはずです。

おすすめなのは、保育士転職サイト・エージェントを活用することです。保育士転職サイト・エージェントを利用すれば、事前に専用の休憩室がある保育園に絞って求人を紹介してくれたり、保育園に質問をしてくれたりします。無駄に、面接や見学をしなくても良いというのも大きなメリットになります。

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働く保育園選びはきちんとした休憩を取れるということも重要

また、保育士が働く保育園選びは、きちんとした休憩を取ることができるということも大切です。冒頭でも書いた通り、休憩は、規定の時間、完全に仕事から離れて取得する必要があります。そのような法律的に正しい休憩を取ることができている保育園はまだまだ少ないです。

専用の休憩室があるということは、休憩がきちんと取れている可能性は高いですが、休憩室はただあるだけではなく、日々、職員の休憩のために活用されている必要があります。