「給料が低いのがわかっていて保育士になったのに文句を言うのはおかしい」という話がTwitterで盛り上がっていたので、保育士としての意見を言いたいと思います。
保育士の給料が低いのは知っていたはずなのに文句を言うのはおかしい、という意見に対する反論記事です。
保育士も待遇改善を求めて声を上げるべきであり、文句を言い続けることが現状を変える力になると伝えています。

給料が低いのはわかっていたけど、やっぱり納得できない…

諦めずに声を上げ続けることが大切です
この記事を読むことで、保育士の待遇改善のために声を上げることの重要性が理解できます。
ぜひ最後まで読んで、保育士の未来について一緒に考えてみませんか。
この記事でわかること
「保育士って給与の文句ばっかり。自分で選んだ仕事でしょ?給与低いの分かってて選んでるのに文句言うのおかしくない🤔?」
実際に言われました。
確かに的を得ていると思いました。
正直悔しかったです。何も言い返せなくて。
何も言えない自分にムカつきました。
皆さんならどう答えますか…?
— みっちーせんせい(🍍沖縄保育士🌺) (@nurseryschool51) 2019年6月17日
結論から言うと、「給料が低いのがわかっていて保育士になったのに文句を言うのはおかしい」は間違っていないと思いますが、私は保育士はどんどん文句を言うべきだと思っています。
国が保育士の待遇改善をするのは待機児童が増えていて、保育士が不足しているからです。本質的に保育士が「国を動かす」には「保育士を辞める」か「声を上げる」しかないと思っています。
私も、これからも待遇に関して不平不満を言い続けます。仮に保育士が高給与高待遇になったとしても、改善を求めて声を上げ続けるかもしれません。
月の手取り15万円以下の経験があります
その経験が参考になればと思います
目次 | 内容 |
---|---|
多くの保育士は給料以前のブラック部分に文句を言っている | ・多くの保育士は給料の低さを理解している ・文句の矛先は休憩なし、サービス残業などの違法行為 ・劣悪な労働環境に不満を感じている |
「給料が低いのがわかっていて保育士になったのに文句を言うのはおかしい」は間違っていないが、文句は言うべき。 | ・低い給料は承知の上だが、より良い環境を求めて文句を言い続ける ・保育士の待遇改善には国を動かす必要性がある ・待遇改善が進むのは、声を上げて辞めていった人達のおかげ |
保育士が「国を動かす」には「保育士を辞める」か「声を上げる」しかない | ・現状を変えるには国を動かすしかない ・そのためには声を上げる必要がある ・待遇改善を求めて声を上げていく覚悟 |
まとめ | ・待遇改善には声を上げ続ける重要性を伝えている ・給料が低いのはブラックな労働環境が原因 ・待遇改善が進んでいるのは辞めていった人たちのおかげ |
多くの保育士は給料以前のブラック部分に文句を言っている
多くの保育士は、給料が低いのはわかっていて保育士になっていると思います。給料がいくらぐらいなのかは、保育士の求人を見れば簡単に想像がつきます。
むしろ、多くの保育士が文句を言っているのは、給料が低いことではなくて、「休憩なし」「サービス残業」などの法律違反のブラックな部分についてだと思います。
大前提として多くの保育園が法律を守らないブラック保育園なのが実情です。実際に半数以上は以下の最低水準すら守られていないんじゃないでしょうか。
- サービス残業がない
- 持ち帰り残業がない
- 休憩を規定時間しっかりとれる
- 有給休暇を取得できる
給与も低いですが、給与の不満よりも
労基法を守ってないのを
あたりまえのように正当化して
洗脳してくることに不満を感じます。それで体や心を壊しているひとが沢山います。
夢見ていた保育しになって
保育園で保育士を壊されることに
不満を持っています。— ぽん! (@2L1woGJ0EzLc6Bt) 2019年6月20日
多くの保育士は、給料については理解した上で、実際に働きだしてみて想像以上に労働環境が劣悪だったということに気づいたと思います。
多くの保育士が文句を言っているのは、給料が低いことの文句ではなく法律を守っていないブラックな部分についてです。なのでこの部分については当然文句を言うべきだと思っています。
「給料が低いのがわかっていて保育士になったのに文句を言うのはおかしい」は間違っていないが、文句は言うべき。
- 国を動かさないと保育士の待遇改善は見込めない
- いま待遇改善が進んでいるのは「保育士不足」だから
- 「文句ばっかり言ってないでまずは業務改善すれば」
- 「子どもいないし保育士はいらないから保育士の待遇なんて知ったこっちゃない」
- 国は保育士が文句を言っているうちに待遇を上げるべき
私は、「給料が低いのがわかっていて保育士になったのに文句を言うのはおかしい」という論に関しては言いたいことはわかりますし、間違って無いと思っています。
私も給料が低いのはわかって保育士をしていますが、よりよい環境で保育士を続けたいのでこれからも文句・不平不満を言いつづけます。一旦保育士を辞めても良いかなとさえ思っています。
国を動かさないと保育士の待遇改善は見込めない
保育園などの福祉の領域は普通のビジネスとは違います。特に認可保育園に関しては、保育料と補助金額は国と自治体によって決められているので国を動かさない限りは改善は見込めないです。
子ども一人あたりの配置人数も決まっているのでどんなすごいスーパー保育士がいても、保育士の人数を減らして良いわけではないです。
なので、基本的には国を動かさ無い限り、保育士の待遇は改善されません。
国のせいではなくてブラック保育園が悪いという論もありますが、国、自治体がブラック保育園を認可して運営を続けさせてしまっていることに問題があります。
保育園が保育士に向けた処遇改善費を別の使途に流用しているケースなども起きていて、その結果保育士の給料が改善されていないこともあります。そのようなことができてしまうという制度自体も国は見直す必要があると思います。
いま待遇改善が進んでいるのは「保育士不足」だから
今やっと保育士の待遇改善がはじまって来ているのは、過去に文句を言って保育士を辞めて行った人達のおかげだと思っています。
みんなが文句も言わず我慢して保育士を続けていたら保育士不足にはなっていないので、保育士の待遇は悪いままだと思います。
国を動かす一番の方法は保育士を辞めることだと思いますが、それでも保育の仕事が好きで保育士として働きたいという人は声をどんどん上げるべきだと思っています。
私はこの論はあまり好きではないですが、世間には保育士よりお金を貰っていても文句を言っている人はたくさんいます。
例えば、医療の領域は団体で国や政治を動かすということがあります。保育士はあまりそういう業界団体もないので、個人にはなってしまうのが弱いところですね。
「文句ばっかり言ってないでまずは業務改善すれば」
これもおっしゃるとおりですね。保育の業界は非効率はまだまだあるので改善していく必要はあると思います。でも並行して待遇に関する文句も言わせてください。
これらのことは並行して進めるべきことだと思っています。保育士の方は、非効率な運営をしている保育園を内部から変えるのが難しそうなら転職すべきだと思っています。
より効率的な保育園で働きたいという保育士が増えれば、そうで無い保育園は保育士不足が加速します。そうすれば、古いやり方に固執してきた保育園も改善の動きが出てくると思います。
「子どもいないし保育士はいらないから保育士の待遇なんて知ったこっちゃない」
もちろん、そう思うのは自由です。
国は、夫婦で共働き・女性の社会進出を推進しているので「保育士の待遇改善必要ない!」って国に文句を言えば良いと思います。保育士に文句を言ってこないでください。
国は保育士が文句を言っているうちに待遇を上げるべき
保育士資格を持っていても保育士として就業していない方は80万人いると言われています。保育士になったが辞めた人やそもそも保育士にならなかった人も含まれています。
保育士が辞める理由で一番多いのは「低賃金」だそうです。保育士が声を上げているうちに待遇を改善しないと優秀な人から保育士を辞めていくと思います。
保育士が「国を動かす」には「保育士を辞める」か「声を上げる」しかない
保育士は給料が低いのがわかっていて保育士になったからと言って黙って我慢して働く必要はないと思っています。
保育士を辞めるというのも一つの手段ではありますが、辞めないで待遇を改善するためには、国を動かすしか方法は無いと思っています。
そのためには、団結して声を上げるしかないので、不満に思っていることは声に出して発言すべきだと私は思っています。
なので、「給料が低いのがわかっていて保育士になった」のを自分でも理解した上で、国に対して待遇改善を求めて声を上げていく覚悟です。
まとめ
この記事では、「給料が低いのを知ってて保育士になったのに文句を言うのは変」という意見に対し、保育士も待遇改善を求めて声を上げるべきだと述べています。
文句を言い続けることが現状を変える力になるとし、待遇改善のためには声を上げ続ける重要性を伝えています。
待遇に関して不平不満を言い続けることで、保育士の未来を切り開いていきましょう。