保育士が昇給や出世のために頑張るのは金銭的に無意味な理由と対応策を解説!


こんにちは。保育士さえこ@ブラック脱出済み(プロフィール)です。ブラック幼稚園・保育園を脱出できました(^^)

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保育士が保育園で昇給や出世のために無理して頑張って働いても金銭的に旨味が無い理由解説します。あくまでもここで解説するのは「金銭的なメリット」の話です。

頑張っている人を否定する意図ではなく、将来の昇給など金銭的な旨味を期待して無理してがんばって保育スキルなどを身に着けたり、園長、主任保育士、先輩保育士によく思われようとしている人に対してになります。

一般企業では、残業・サービス残業や家に持ち帰っての仕事などをして上司に評価してもらうことで課長、部長へと昇給が見込める場合がありますが、保育士の世界ではそのようなことはほとんどないので、昇給のために無理して頑張って働く必要はありません。

保育士は、昇給額がそもそも非常に少ないので、園長にスキルや仕事ぶりを認められれて昇給するというのも非効率ですし、国の処遇改善は経験年数や受けた講習でほとんどが決まるので、これも日々の仕事ぶりはあまり関係ないです。

このことについて詳細を説明します。

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保育士で昇給や出世のために頑張るのは金銭的に無意味な理由

保育士はおおまかに以下のような場合に昇給することがあります。

  • 経験年数などによる処遇改善の加算
  • キャリアアップの研修受講による処遇改善の加算
  • 保育園での昇給
  • 主任保育士や園長などの役職による昇給

しかしながら以下の理由で、日々の仕事を無理して頑張っても昇給額に良い影響を与えることは難しいです。

  • そもそも昇給額が少ない
  • 役職の席が空いていないことがある
  • 国からの処遇改善費は日々の頑張りはほとんど関係ない

昇給額がそもそも非常に少ないので、園長にスキルや仕事ぶりを認められれて昇給するというのも非効率ですし、国の処遇改善は経験年数や受けた講習でほとんどが決まるので、これも日々の仕事ぶりはあまり関係ないです。

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保育士はそもそも昇給額が少ない

保育士の昇給は年2000円から5000円程度が一般的で一般的な企業と比べるとおまり多いとは言えません。ボーナスに関しても評価などを加味して支給する保育園はあまり多くなく、一律で一定額を支給している保育園のほうが圧倒的多いです。

なので、そもそもの昇給額が少ないので、頑張って評価されたら給料をたくさんもらえるという仕組みになっていないことが多いです。

主任保育士でも給料は3~5万円程度上乗せ

主任保育士の手当は、保育園によって異なり明確には決まっていませんが3~5万円程度というのが一般的です。月給で言うと29~35万円ぐらいになります。

主任保育士になるために特別な資格や研修の受講が必要なわけではないですが、経験年数が10年から20年前後の経験で主任保育士になる場合が多いようです。

もちろん、例外的に若くして主任を任されることもありますが、経験を20年積んでやっと主任保育士になっても給料は3~5万円程度しか変わりません。主任保育士の責任に見合っているかどうかというのは疑問になります。

中途採用もほぼ経験年数で給与が決まる

保育士の中途採用もほとんどが経験年数で給与が決まります。それに加えて、前の保育園で主任をしていたら主任保育士を任されることがあると思います。

あとは、年齢別の経験も採用の合否に関わってくる場合もありますが、給与に関してはあまり関係がないことが多いです。

実際に私もたくさんの保育園の面接を受けていますが、短時間の面接などで保育スキルを正確に測るのは難しいという側面があって、保育スキルを見極めるような選考は経験がありません。あくまでも過去の経験などを質問される程度です。

そして、転職時の給与において判断されるのは、経験年数がほぼすべてになります。いままでどんな保育をしてきてどんな知識を得ているかは採用の合否に関係はしてきても、給与にはほとんど加味されないと思います。

そのため転職を考えて色々なスキルをつけたとしても、転職後の給与に直結させることは難しいです。一般企業であれば、転職したら一気に給与が百万単位で上がるということもあると思いますが、保育園業界ではそのようなことは滅多にないです。

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保育園の役職の席が空いていないことがある

たしかに月額2〜3万円の給与上乗せでも保育士にとっては少ない金額ではないので、がんばって主任保育士になりたいと考える人もいると思います。

ですが、主任保育士はひとつの園に何人も配置されるわけではないので、自分より経験が多い人が既に主任保育士として働いていた場合は、なかなかその座を奪うのは難しいです。

園によっては家族経営になっていて、園長の身内がいきなり出てきて、主任保育士や副園長に就任するケースもあります。そういった場合はいくら頑張っても出世できないということになります。

将来的に園長になりたいと考えている場合も、家族経営の保育園など、働く保育園を間違えてしまうと、一生かかっても園長にはなれません。

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国からの処遇改善費は日々の頑張りはほとんど関係ない

平成29年度から実施している「技能・経験に応じた処遇改善」によると処遇改善の内訳は以下のようになっています。

○月額4万円の加算対象・・・副主任保育士、中核リーダー、専門リーダー等(以下、「副主任保育士等」)
経験年数概ね7年以上※の者を想定しており、施設の職員数の概ね1/3が対象となります。
○月額5千円の加算対象・・・職務分野別リーダー、若手リーダー(以下、「職務分野別リーダー等」)
経験年数概ね3年以上※の者を想定しており、施設の職員数の概ね1/5が対象となります。

保育士が無理して頑張って働いても金銭的に旨味が無い理由を解説。【昇給・処遇改善】

※ 保育士等の処遇改善の推移(平成24年度との比較)より

国・自治体の処遇改善は経験年数や受講した研修によって決まります。逆に言うと、経験年数を満たして研修を受講していれば昇給するという制度になっています。

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きちんとした評価制度が機能している保育園が少ない

評価制度がある保育園でも、園長の気分や贔屓などで評価が決まってしまうこともあります。そういう園長なら適当にゴマをすっていたほうが効率が良いです。

もちろん、今働いている保育園がキチンとした評価制度がある保育園であれば、昇給や出世のために頑張るという意味は少し出てくると思います。ただ、前述のようにそもそも保育士の昇給額は雀の涙ほどなので、そこで頑張っても高評価を得ても、そこまで低評価の人と差が出ないという現状があります。

また、保育園によっては一部の処遇改善は園長の裁量で保育士たちに自由に配分している場合があります。園長がしっかりと保育士としての仕事ぶりを評価してくれるような保育園であれば、保育園で頑張って働くことで昇給につながるかもしれません。

それでも、影響があるのはせいぜい月2~3万円程度です。こちらも、今の給料を上げたいなら園長に媚びるほうが早いですし、無理して頑張るほどでもありません。

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保育士が出世や昇給のためにやるべき対応策

ここからは、保育士が出世や昇給のためにやるべき対応策について紹介します。

しっかりとした評価制度がある保育園に転職する

まずは、しっかりとした保育園に転職するということが大切です。先程も書いたようにきちんとした評価制度が機能している保育園が少ないです。

フラック保育園であればあるほど、評価制度などはないに等しく、園長の裁量などで適当に評価が決められていきます。

きちんとした評価制度が機能している保育園に就職できれば、昇給や出世のために頑張るメリットが初めて出てきます。このような保育園は、ホワイト保育園である可能性も高いです。

保育士等キャリアアップ研修を受講する

保育士等キャリアアップ研修の受講は、すべての保育園で有効です。転職後も有効な修了証をもらうことができます。

前述したとおり、最大で月額4万円の加算が行われます。もちろん保育園ごとに人数などの制限があります。

ブラックな環境だと、保育士が足りていなくて研修にも行かせてもらえないということもあると思います。また、そもそも保育園自体が処遇改善を申請していなくて、給与上乗せされないということもあります。

キャリアアップ研修を受けることで、保育に関する知識も学ぶことができると思うので、受けられる体制があれば絶対に受けておいたほうが良いです。

保育士宿舎借り上げ制度を利用する

利用できかどうかは、地域や保育園によりますが、保育士宿舎借り上げ制度を利用すれば月額8万程度の賃貸にほぼ自己負担なしで住むことができます。

主任保育士で月給プラス5万円を目指すより、はるかに簡単で効率が良いです。保育園のある市区町村や、保育園によって様々なルールや予算がありますが、利用できる状況の方は利用すべきです。

保育園によっては主任保育士になるより、新卒で保育士宿舎借り上げ制度を利用していたほうが、結果的に給料は多くなることすらあると思います。

副収入、副業を得る

保育士の給料は経験年数が重要なので、今の職場で無理して頑張って評価されようとするよりも、別の収入源を作ってそれを伸ばすほうが効率が良いです。もしくは保育士+で活用できる別の資格などを取って別の職種に転向して働くのも有効です。

例えばベビーシッターを副業で初めて見るとかブログやYouTubeで副収入を得るという方法です。それ以外にも保育士の経験と組み合わせて活用できるような資格などを取得して給与の高い別の職種に転向するという方法もあります。

保育士は、園長に評価されようと無理して残業や持ち帰りの仕事をこなして頑張るよりも、その時間を別のことに当てたほうが将来の金銭的にはメリットが大きいです。

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【まとめ】保育士が昇給や出世のために頑張るのは金銭的に無意味な理由と対応策

保育士が昇給や出世のために頑張るのは金銭的に無意味な理由をまとめると以下のようになります。

  • そもそも昇給額が少ない
  • 役職の席が空いていないことがある
  • 国からの処遇改善費は日々の頑張りはほとんど関係ない

保育士は、昇給額がそもそも非常に少ないので、園長にスキルや仕事ぶりを認められれて昇給するというのも非効率ですし、国の処遇改善は経験年数や受けた講習でほとんどが決まるので、これも日々の仕事ぶりはあまり関係ないです。

保育士が出世や昇給のためにやるべき対応策は、

  • しっかりとした評価がある保育園に転職する
  • 保育士等キャリアアップ研修を受講する
  • 保育士宿舎借り上げ制度を利用する
  • 副収入、副業を得る

ということです。なるべくホワイト保育園で働くということは前提として、費用対効果を考えても、保育園で昇給や出世のために無理して頑張って働くというよりは、制度をうまく活用したり、可能であれば副業などをしてトータルの給与額を向上させると良いと思います。