これから新たな保育園に就職や転職をして働き始めるという保育士の方。
初めての出勤は、なにかと緊張しますよね。でも、ある程度準備をして備えておけば緊張も緩和されます。今回は、保育士の就職転職初日の同僚への最初の挨拶の基本について、自己紹介や注意点も踏まえて紹介します。
複数回の転職経験があり、新しい職場で最初の挨拶をした経験があります
その経験が参考になればと思います
事前にやっておくべきこと
まずは本題に入る前に、新卒や転職した保育士が初出勤・入職時に用意する書類、準備、やっておくべきことについて紹介します。
最低限、ここに書いてあることをやっておけば、新しい保育園での保育士生活を気持ちよく快適にスタートさせることができると思います。
- 動きやすいパンツ・靴下
- 上履き
- 運動シューズ
- スーツ類
- エプロン
- 日焼けアイテム(日焼け止め・帽子・UV手袋)
- スケジュール帳・メモ帳
- 筆記用具・文房具
- 印鑑・訂正印・シャチハタ
- 髪型やメイクの準備
- 銀行口座など
- 定期券を買う
- 通勤経路を確認する
- ピアノの練習
- 簡単な手遊びを覚えておく
新卒や転職した保育士が初出勤・入職時に用意する書類、準備、やっておくべきことについては以下の記事で紹介しているので参考にしてみてください。
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保育士の就職転職初日の流れ
例として紹介していますが、基本的には、初日の動きは保育園の指示に従えば問題ありません。
1. 出勤する
最初は、着替えや入室などにも手間取ったり、慣れていない通勤経路で遅れてしまうこともあるので、少し早めに30分から15分前くらいには園に着くようにしましょう。
2. 事務手続き
提出する書類等がいくつかあるはずなので、まずはそちらを提出しましょう。また、保育園に入退室する際の、鍵や暗証番号などの管理方法などの簡単なオリエンテーションをしてくれます。ここでは、保育園の事務の人や園長などが対応してくれることが多いと思います。
3. 挨拶(自己紹介)
園にもよりますが、全体に対して挨拶をする機会がある場合もあれば、保育園の業務の関係上、職員を同時間帯に集めるのが難しいこともあるので、各クラスごとなどに挨拶回りをすることもあります。また、後日の職員会議の時間帯などの職員が集まる時間帯にあらためて入職の挨拶をお願いされることもあるので、念の為、準備しておきましょう。
4. 仕事開始!
挨拶が終わったら、いよいよ仕事開始です。基本的には、同僚に色々と聞きながら保育をやっていくことになると思います。
保育士の就職転職初日の同僚への最初の挨拶の基本!
初日の挨拶と言っても、保育園で働く保育士の場合は、それぞれの職員の出勤時間も異なったり、すでに保育中の時間であることも多いです。そのため、職員全体に対してあらたまった挨拶をするということは少ないです。どちらかというと、個人個人に挨拶をしていくという流れになることが多いです。 また、一方的なスピーチのような挨拶ではなく、雑談ベースで挨拶が進んでいくこともあります。
また、保育園は人手不足の場合も多く、出勤後すぐにクラスに入って保育をすることになることも多いので挨拶のタイミングを逃してしまいがちです。そうすると、挨拶をしないままときが立ってしまうということも起きてしまいます。もちろん、挨拶はお互いがすべきことなので、自分だけが悪いというわけではないです。ですが、人によっては「挨拶が無い!」なんて思う方もいるかも知れません。
初日でバタバタしてしまうこともあると思いますが、最初の最低限の挨拶だけは忘れないようにしましょう。
保育士の挨拶の自己紹介の例文
個人に対して挨拶を行う場合は以下のような簡単なもので問題ないでしょう。
はじめまして!本日からお世話になります!
〇〇 〇〇 と申します。
宜しくお願い致します。
状況にもよりますが、そこからは相手に聞かれたことに対して答えたり、自分が聞きたい、わからない保育園のことなどを聞いて行けばよいです。
職員全体に対して挨拶の場面では以下のような自己紹介例になります。
はじめまして!本日からお世話になります!
〇〇 〇〇 と申します。(保育士の経験は○年になります。)
1日も早く仕事を覚えて、力になれるように頑張りたいと思います。
今後とも、ご指導・ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。
いずれにしても、挨拶の内容そのものよりも笑顔で元気よく挨拶をすることを意識することが大事です。 他の人が入社時にどのような挨拶をしていたかなんて覚えていないと思うので、あまりかしこまりすぎる必要はありません。
保育士の就職転職初日の最初の挨拶の注意点
最後に、保育士の就職転職初日の最初の挨拶の注意点について紹介します。
職員全員との挨拶を忘れずに!
先程も少し書きましたが、保育園で働く保育士の場合は、初日の自分が出勤した時間に全ての職員が出勤しているとは限りません。シフト制での勤務が基本になり、平日に土曜出勤の代休を取っている人がいたり、パートの方で時間帯を限定して勤務している方もいらっしゃる場合があります。
そのため、初日で挨拶が終わったと思ってしまうと、まだ挨拶が終わっていないという人が出てきてしまいます。もし、初日に会うことができなかった職員の方がいる場合は、次回以降の出勤で会った際に、あらためて挨拶をするのを忘れないようにしましょう。
挨拶を忘れてしまった!
保育園は人手不足でバタバタしているので、流れで保育が始まってしまって挨拶を忘れてしまったということもあると思います。
そういう場合は、後からでも良いのであらためて挨拶をするようにしましょう。
すいません。バタバタしてしまって挨拶を忘れてしまいました。
本日からお世話になります!
〇〇 〇〇 と申します。
あらためて宜しくお願い致します。
というように、素直に忘れてしまったということを伝えれば良いです。
初日だけど辞めたい・・
保育園への入職初日から、「辞めたい」なんて思ってしまうこともあるかもしれません。同僚から冷たくされてしまったり、わからないことだらけなのに初日から放置されてしまったり、なんてことがあって大変な思いをしてしまったかもしれません。また、「なんか思っていたの違う」なんてこともあるかもしれません。
ただ、初日で辞めるという判断は流石に早いかもしれません。特に4月などはクラス替えもあったりして、同僚の保育士もなにかとバタバタしてしまって、新しい職員のことばかりにかまっていられないことも多いです。そのため、落ち着いて来れば、保育園に対する印象も変わってくることがあります。まずは一週間、一ヶ月働いてみてから結論を考えるようにしてみてはどうでしょうか。
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まとめ:保育士の就職転職初日の同僚への最初の挨拶の基本!自己紹介と注意点!
今回は、保育士の就職転職初日の同僚への最初の挨拶の基本について、自己紹介や注意点も踏まえて紹介しました。
保育士の就職転職初日の流れは以下のようになります。
- 出勤する
- 事務手続き
- 挨拶(自己紹介)
- 仕事開始!
挨拶に関しては、挨拶の内容そのものよりも笑顔で元気よく挨拶をすることを意識することが大事です。保育園は人手不足でバタバタしているので、流れで保育が始まってしまって挨拶を忘れてしまうということに注意しましょう。
在園児達に対する挨拶や自己紹介などは、またあらためて紹介したいと思います。