保育園の保育士の残業代が出ないのは当たり前?正しく支払われているか確認しよう!

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  • 保育園の保育士の残業代が出ないのは当たり前?
  • 勤務している保育園で残業代は正しく支払われている?

ブラック保育園の園長は「保育園はどこも残業代なんて出ないのが当たり前」というかもしれませんが決してそうではありません。現に、私が勤務している保育園や過去に勤務していた保育園では残業代はきちんと支払われていました。

結論から先に書きますが、保育園で働く保育士の残業代が出ないのは当たり前ではありません。残業代が正しく支払われていない場合は、きちんと証拠を残して、労働基準監督署や労働関係の法律に詳しい弁護士事務所などに相談するこことで、残業代を請求することができる場合があります。ただ、それもそれなりの労力がかかるので、とりあえずすぐできる対処として転職を検討すべきです。

正しく支払われているかしっかり確認し、もし残業代が正しく支払われていない場合は、残業代が出ないのが当たり前と思わずに、残業代を出る保育園に転職することを検討することをおすすめします。

この記事の信頼性
私は保育園、幼稚園、認定こども園で勤務した経験があります
その経験が参考になればと思います

保育園で働く保育士の残業代が出ないのは当たり前?

長く保育士をしていて、たくさんの保育園で勤務経験がある方は、残業代が正しく支払われていないと感じたことがある方は多いと思います。

実際に残業代が正しく支給していない保育園も少なくは無いと思います。もちろん、客観的な正しい統計データはありませんので、どれくらいの保育園で残業代が正しく支払われていないのかどうかということは計り知ることができません。

完全に私の個人的な感覚ですが、周囲の話などを聞く限り、残業に関して適切に支払われていないなと感じている保育士は結構多い印象です。

まったくの残業代がゼロということではなくても、例えば、

  • 15分程度の残業であればなかったことせざるを得ない
  • 残業にしたくないため、一部持ち帰りの仕事にさせる
  • シフトの始業時間より30分前に来なければいけない

などです。

私の場合は、ブラック幼稚園での経験でしたが、勤務時間に限らず残業時間が支払われたことは一度もありませんでした。当時は新卒でその幼稚園に就職したので、それが当たり前だと思っていました。

私と同じように、残業代が支払われないのが保育業界では、当たり前と思ってしまっている人もいるかも知れません。ただ、言うまでもないですが、保育園で働く保育士の残業代が出ていないのは当たり前ではなく、違法になります。

ブラック保育園の園長は「保育園はどこも残業代なんて出ないのが当たり前」というかもしれませんが決してそうではありません。

保育園で働く保育士の残業時間の基準とは?

保育園で働く保育士に限った話ではないですが、残業代の支給にはきちんとした法律上の基準があります。保育園が勝手に決めて良いわけではありません。

基本的に残業時間として、割増賃金が支払われるのは 1日8時間・週40時間を超えた部分の労働時間 になります。

例えば下記の例ではそれぞれ残業時間が発生します。(今回の例では休憩時間を除いています。)

  • 1日9時間労働して、週5日(合計45時間)労働した場合 -> 5時間の残業
  • 1日8時間労働して、週6日(合計48時間)労働した場合 -> 8時間の残業
  • 1日9時間労働して、週2日(合計18時間)労働した場合 -> 2時間の残業

このように1日8時間を超えた時間に関しては、週40時間を超えていなくても残業時間として、割増賃金が発生します。

ただし、「変形労働時間制」と言われる勤務形態で雇用されている場合は、残業時間の基準が少し異なります。変形労働時間制については、以下の記事で解説しています。

パート保育士でももちろん残業代は支払われるべき

一日8時間・週40時間を超えた部分の労働時間に関しては、パート保育士であっても、もちろん、残業代の支給の対象になります。

例えば、8時間勤務の予定の保育士が残業を行って9時間の勤務をした場合は、1時間分の残業が発生したことになります。なので、最後の1時間分は割増賃金として、通常、時給の1.25倍の残業代になります。

一方、7時間勤務の予定の保育士が残業を行って8時間の勤務をした場合は、一日8時間を超えないので、割増賃金は発生しません。なので、単純に時給の8時間分の時給を受け取ることになります。

このように、パート、正職員、派遣、契約社員などの雇用形態に限らず、残業代はきちんと支払われるべきものになります。

残業時間は割増賃金の支払いが必要

保育園で働く保育士の残業代が出ないのは当たり前ではなく、保育園は保育士の残業時間に対して、その分の賃金はもちろん、それに加えた割増賃金を支払う義務があります。

割増賃金は以下のような基準で支払われます。

割増賃金の種類 割増率
残業時間 125%
休日労働 135%
深夜労働(午後10時から午前5時の間) 125%

休日労働というのは保育園が休日と定める日に対する出勤のことで、多くの認可保育園の場合は、日曜日と祝日が休日に設定されていることが多いと思います。

残業代(割増賃金)の時給の計算方法は?

前項で残業時間に関しては割増賃金を支払う必要があると書きましたが、自分の残業代を知るには、実際にそのベースとなる1時間あたりの賃金を知る必要があります。

一時間あたりの賃金は、パート保育士として働いている場合は、契約している時給がそのベースとなる金額になるのでわかりやすいと思います。

正職員の保育士の場合は、月給を1ヶ月あたりの平均所定労働時間で割ることで求めることができます。正職員の場合は、基本的に様々な手当が基本給にプラスされて月給という扱いになっているのでやや計算が難しいです。

  • 家族手当
  • 通勤手当
  • 住宅手当

などを月給から引いた金額を一月あたりの平均の所定労働時間で割った金額が、その人の1時間あたりの賃金になります。

おおよそ、所定労働時間は160~190時間程度に設定されていることが多いと思います。保育園の就業規則などを確認してみましょう。

残業代が正しく支払われているかどうか確認してみよう

保育士の方は、前述の計算をもとに、自分の残業代が正しく支払われているかどうか確認してみましょう。

残業代(割増賃金)は給与明細で確認できる

保育士が支払われている残業代は、毎月の給与明細で確認することができます。超過勤務の時間と残業の金額が記載されているはずです。当月の残業分は翌月の支払いになっている場合が多いと思います。

その月の自分の勤務実態と照らし合わせて、残業時間が適切かどうか、そして、自分の一時間あたりの賃金が正しいこと、そしてきちんと割増分の賃金が支払われているかどうかがポイントになります。

こんな場合は残業になる?

残業代は正しく支払われるべきだというのはもちろんわかっていても、実際どこからが残業になるのかよくわからないという方も多いと思います。

  • 持ち帰りの仕事をしている場合
  • シフト時間の前に出勤を強制させられている場合

このようなケースも残業として認められる可能性が高いです。

個別のケースによって状況や事情が異なると思うので、自分の勤務の実態が残業に該当するかどうかを確認したい方は、労働基準監督署や労働関係の法律に詳しい弁護士事務所などに相談することをおすすめします。

残業代が正しく支払われていない場合の対処法はある?

正確な出勤時間や退勤時間を自分で記録しておくことでそれが証拠になる場合もあるようです。きちんと証拠を残して、労働基準監督署や労働関係の法律に詳しい弁護士事務所などに相談するこことで、残業代を請求することができる場合があります。

保育業界では残業代が出ないのは当たり前と思わずに転職をしよう!

保育業界では残業代が出ないのが当たり前と思ってしまっている人も少なくないと思います。でも実際は、残業代がきちんと出る保育園もたくさんあります。そして、残業代をきちんと支払う保育園ほど、残業時間が少なくなります。保育園が残業を抑制するために効率化をしようとするためです。

正しく残業代が支払われていない保育園のデメリットは残業代だけではない

もちろん、働いた分の残業代が貰えないというのは、保育士にとっては当たり前のデメリットになりますが、それ以外にも正しく残業代が支払われていない保育園には大きなデメリットがあります。

それは、 保育園の保育士の業務や働きやすさなどが改善されにくい ということです。

保育園に限らず一般の企業では、残業代を支払うことで人件費が高くなり会社の利益を圧迫するため、残業を減らそうという考えになります。そのために業務を効率化しよう、もっと働きやすくしようという改善が生まれます。

ですが、残業代が正しく支払われていない会社の場合は、何もしなくても会社の利益が減るわけではないため、効率が悪くなっても、サービス残業をさせれば良いという考えになってしまいます。

正しく残業代が支払われている保育園は、業務の効率化も進んでいきますが、そうでない保育園は非効率な部分はすべて保育士のサービス残業でカバーすることになりので、保育園自体に改善意識が生まれにくいです。

いつまで経っても古いやり方に固執している保育園はこのような背景があって生まれているのかもしれません。

保育業界では残業代が出ないのは当たり前と思わずに転職をしよう!

保育業界では残業代が支払われないということは当たり前ではありません。保育園はたくさんありますし、残業代がきちんと支払われる保育園もたくさんあります。

残業代がきちんと支払われていないという保育園は、法令遵守意識がかなり低いので、それ以外の側面でも、働く保育士にとって良くない部分が多いとも思います。

例えば、保育の質が低い、処遇改善が保育士に正しく支払われない、パワハラ・モラハラが発生するなどです。ブラックだとわかりきっている保育園にわざわざしがみつく必要はないので、もし残業代が正しく支払われていない場合は、残業代が出ないのが当たり前と思わずに、残業代を出る保育園に転職することを検討することをおすすめします。

まとめ:保育園の保育士の残業代が出ないのは当たり前?正しく支払われているか確認しよう!

保育園の保育士の残業代が出ないのは当たり前ではありません。きちんと残業代を支払う保育園は多いです。そして、残業代をきっちり支払う保育園ほど人間関係も労働環境もより良くなる傾向があります。

それは、保育園にとっても残業代は痛い出費になるので、保育士の業務を改善して残業時間を少なくしようという力が働くためです。

このことによって保育士一人ひとりが効率よく働くことができ、仕事の押し付け合いも少なくなり、人間関係も改善されていく傾向があります。人間関係が良いと離職する人も少なくなり、さらに効率的に働くことができるようになります。

このように残業代が出ないということは、その事自体だけではなく、保育士の労働環境をさらに悪くする原因にもなります。もし残業代が正しく支払われていない場合は、残業代が出ないのが当たり前と思わずに、残業代を出る保育園に転職することを検討することをおすすめします。