施設保育士になりたい人必見|児童養護施設|乳児院|児童心理治療施設の仕事・働き方・求人のすべて

保育士の様々な働き方
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保育士を目指しているみなさん、または資格を取得されたばかりのみなさん。しかし、子どもたちの成長をサポートする働き方は他にもたくさんあります。

「保育士の仕事」と聞くと、保育園での勤務をイメージする方が多いかもしれません。

しかし、子どもたちの成長をサポートする働き方は他にもたくさんあります。

特に、様々な事情により家庭での生活が困難な子どもたちが生活する施設で働く施設保育士は、非常に重要でやりがいのある仕事です

この記事では、児童養護施設をはじめ、乳児院、児童心理治療施設といった場所で働く施設保育士の具体的な仕事内容や働き方、そして求人について詳しく解説します

施設保育士ってどんな仕事をするの?求人はどう探すの?

さえこ
さえこ

施設の特性や仕事内容を知り、あなたに合った働き方を見つけるきっかけになります

こんな疑問や悩み、不満はありませんか?
  • 児童養護施設で保育士は働くことはできる?
  • 児童養護施設の仕事内容は?
  • 施設保育士の待遇や求人内容は?
この記事の信頼性
私は保育園、幼稚園、認定こども園で勤務した経験があります
児童養護施設については、全国児童養護施設協議会を参考に知識を得ています
その経験が参考になればと思います

※参考「全国児童養護施設協議会 児童養護施設とは」https://www.zenyokyo.gr.jp/about/

児童養護施設とは?

児童養護施設とは、乳児を除く2歳から18歳未満の子どもを対象とした養護施設になります。

乳児は入所対象に含まれませんが「ただし、安定した生活環境の確保その他の理由により特に必要のある場合には、乳児を含む。」と児童福祉法に定められています。

保護者がいない、虐待があるなど、家庭での生活が困難な子どもが入所しています。

児童養護施設は、全国に約600施設ほどあり、入所している子どもたちは約3万人となっています。

※家庭福祉課調べ(平成28年10月1日現在)

保育園と違い入所している児童は児童養護施設で生活を送ることになるため、食事やトイレ、お風呂なども含めた365日24時間体制で施設になります。

児童養護施設で働く施設保育士の仕事内容について

児童養護施設と保育園の違いをまとめると以下のようになります。

保育園で働く保育士とは違い、24時間体制で土日出勤も行われます。もちろん、シフト体制での出勤となるため365日勤務をするわけではありません。

しかし、土日祝日や夜間も含めて不規則な勤務になります。

仕事内容としては、子どもは様々な事情を抱えているため十分なケアが必要になります。

まるで親のように接することが児童養護施設での保育士の主な役割になります。

特に年齢に関しては2歳から18歳未満の子どもがメインとなるため、保育園と比べるとかなり幅広くなっています。

そういった点においても保育園で働く保育士と児童養護施設で働く保育士はまったく異なる仕事といっても過言ではないでしょう。

児童養護施設で働くのに必要な資格や配置基準

児童養護施設で働くには保育士、もしくは、児童指導員の資格が必要になります。

保育士の資格があれば特段、他に研修を受けたりする必要はありません。

配置基準としては、

となっています。これは保育園での保育士の配置基準よりかなり手厚いものになっています。

24時間体制で児童の生活をみることになるため、必要な保育士の人数も多くなっています。

それ以外にも、児童の人数や業務内容に応じて 嘱託医個別対応職員、家庭支援専門相談員、栄養士、調理員、心理療法担当職員、職業指導員 などの配置が必要です。

児童養護施設で働く保育士の待遇や給料

児童養護施設には公立のものと私立のものがあります。公立の児童養護施設で働く保育士は公務員になるので、待遇面は公務員に準拠することになります。

一方で、私立の児童養護施設は民間企業なので保育士の待遇はまちまちです。24時間で夜勤があるからと言って保育園で働く保育士と比べて特段高いかというと必ずしもそういうわけではありません。

ただし、夜勤や土日の出勤などで手当が発生するため、給料面ではその部分でメリットがあり優遇されています。

乳児院とは?

乳児院は、児童養護施設とは違い、乳児を専門とした施設です。

児童養護施設と同様で24時間365日で乳児の養育や援助を行います。

乳児院で過ごした子どもたちは、親元に戻ったり、里親に引き取られる、または、児童養護施設に入所することになります。

※家庭福祉課調べ(平成28年10月1日現在)

児童養護施設より数も対象の乳児の数も少なくなっています。

乳児院で働く施設保育士の仕事内容について

保育園で働く保育士と比較すると、24時間体制である点と、乳児一人あたりの保育士の人数が少ないのが特徴です。

24時間体制で乳児を見るというのは、病院の保育室の夜間保育と似ている点もあります。子どもは、様々な事情で入所してきているため、一人ひとりに手厚い保育が必要になります。

そのため、責任もとても大きい仕事になっています。

乳児院で働くのに必要な資格や配置基準

乳児院で働くには、基本的には医師又は嘱託医、看護師の資格が必要ですが、保育士・児童指導員で代替が可能です。

という配置基準になっています。

これとは別に、乳幼児20人以下の場合に保育士1人以上の配置が必要です。

また、業務内容によって個別対応職員、家庭支援専門相談員、栄養士、調理員、心理療法担当職員の配置も必要になります。

児童心理治療施設とは?

「児童心理治療施設は、家庭環境、学校における交友関係その他の環境上の理由により社会生活への適応が困難となった児童を、短期間入所させ、又は保護者の下から通わせて、社会生活に適応するために必要な心理に関する治療及び生活指導を主として行い、あわせて退所した者について相談その他の援助を行うことを目的とする施設」と児童福祉法に定めれています。

平成28年の児童福祉法改正により 情緒障害児短期治療施設 という名称から変更されています。

などが対象児の具体例となっています。

※家庭福祉課調べ(平成28年10月1日現在)

児童心理治療施設で働くのに必要な資格や配置基準

児童心理治療施設には、医師(精神科又は小児科)、心理療法担当職員、看護師、児童指導員または保育士を配置する必要があります。

児童指導員・保育士の場合は、児童4.5人につき1人の配置 が必要です。

、個別対応職員、家庭支援専門相談員、栄養士、調理員の職員の配置が必要な場合があります。

児童養護施設等の保育士の求人の見つけ方について

児童養護施設、乳児院・児童心理治療施設などの保育士の求人の数はあまり多くはありません。

施設自体は全国に600箇所程度がありますが、そのうちの公立の児童養護施設の場合は公務員試験を経ての採用となるので、頻繁に求人が出るということはありません。

とはいっても誰かが退職した場合には求人が出るので、その求人が出るのを待つということになります。

絶対に児童養護施設で働きたいという場合は、保育士向けの転職サイトに登録するというのが一つの方法です。

地域の求人情報やハローワークに求人が出ることもありますが、それを常にチェックするというのはなかなか根気がいる作業だと思います。

保育士向けの転職サイトに登録をして、児童養護施設の求人の情報が入ったら連絡して下さいと伝えておけば、求人が出たら連絡を向こうからしてくれます。

児童養護施設の求人はかなり少ないので、色々な転職サイトに登録しておくことが重要です。

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【参考情報】東京都の児童養護施設一覧

参考として、東京都の児童養護施設を一覧化してみました。

まとめ:児童養護施設の施設保育士の仕事内容、働き方、求人を解説!乳児院・児童心理治療施設も。

まとめ

この記事では、児童養護施設や乳児院、児童心理治療施設などで働く施設保育士の仕事内容、働き方、そして求人について解説しました。

児童養護施設とは、乳児を除く2歳から18歳未満の子どもを対象とした養護施設になります。保育士の方は施設保育士として勤務が可能です。

児童養護施設は数もそこまで多くはなく、公務員保育士が勤務していることも多いので、求人を探すことは容易では有りません。タイミング良く求人を見つけるということ以外には、たくさんの保育士転職サイトに登録して求人が出るのを待つしかありません。

児童養護施設の求人はかなり少ないので、色々な転職サイトに登録しておくことが重要です。

これらの施設は、様々な事情で家庭で生活できない子どもたちの成長をサポートする非常に重要な役割を担っています

施設保育士の仕事は、

子どもたちの「今」と「未来」を支える施設保育士という働き方を、ぜひあなたのキャリアの選択肢の一つとして検討し、具体的な一歩として求人情報を調べてみてはいかがでしょうか。

よくある質問(FAQ)

Q
施設保育士の具体的な一日の流れはどのようなものですか?
A

施設の種類やシフトによって内容は異なりますが、多くの場合、朝は子どもたちの起床から身支度、朝食、学校への送り出しを行います。

日中は、乳幼児の保育や学童期の子どもたちの見守り、宿題や学習のサポート、レクリエーション活動、通院付き添いなどを行います。

夕方以降は夕食、入浴、自由時間、就寝準備といった生活全般をサポートします。

夜勤の担当になった際は、見守りや緊急時の対応が主な業務です。

Q
施設保育士の仕事にはどのような大変さがありますか?
A

様々な背景を持つ子どもたちと関わるため、一人ひとりが抱えるトラウマや課題に寄り添い、対応していくことが求められます。

子どもの状況によっては、根気強く信頼関係を築く時間が必要です。

また、24時間体制で子どもたちの生活を支えるため、夜勤や土日祝日の勤務があり、不規則な働き方になりやすい点も大変さに挙げられます。

Q
施設保育士の仕事で得られるやりがいは何ですか?
A

子どもたちの成長を間近で見守り、その過程に深く関われることが最大のやりがいです。

子どもたちが安心できる環境で心を開き、笑顔を取り戻したり、前向きな変化を見せたりした時に、大きな達成感を感じます。

困難な状況にある子どもたちの「今」と「未来」を支える仕事は、社会貢献性の高い仕事です。

Q
保育施設での勤務経験がなくても、施設保育士として働くことは可能ですか?
A

施設保育士として働くには保育士資格が必要ですが、児童養護施設や乳児院、児童心理治療施設によっては、保育園など他の形態での勤務経験がなくても応募可能な求人があります。

未経験から施設保育士を目指す方向けに、入職後の研修や先輩からのサポート体制を整えている施設も存在します。

子どもたちへの深い理解と、学び続ける意欲を持つことが重要です。

Q
施設保育士の給料や福利厚生について、もう少し詳しく教えてもらえますか?
A

給料は勤務する施設の運営主体(公立か私立か)や地域、経験、雇用形態(正職員、パートなど)によって異なります。

公立施設は公務員に準じた給与体系が適用されます。

私立施設では、基本給に加えて夜勤手当、時間外勤務手当などが加算される場合が多く、経験年数によって昇給があります。

退職金や賞与、住宅手当、研修制度などの福利厚生も施設ごとに差があるため、求人情報で具体的に確認することをおすすめします。

Q
児童養護施設、乳児院、児童心理治療施設で、保育士の役割は具体的にどう違いますか?
A

児童養護施設では、主に2歳以上の幅広い年齢の子どもたちの生活支援や自立に向けたサポートを行います。

乳児院では、0歳から概ね2歳未満の乳児の養育と、家庭復帰や次のステップへの移行に向けた関わりが中心です。

児童心理治療施設では、心理的な課題を持つ子どもたちに対し、生活の場での心理的なケアや集団生活への適応支援、治療スタッフとの連携が重要な役割になります。

各施設の対象年齢や子どもの状況に応じた専門的なケアを提供します。