公立保育園の臨時職員(パート)の時給は保育士を馬鹿にしている?東京都の待遇などを調査!


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公立保育園の臨時職員(パート)の時給は保育士を馬鹿にしている?東京都の待遇などを調査!

最近、公立保育園の臨時職員の募集の時給が安すぎると話題になっていました。

そもそも公立保育園の臨時職員(パート)とはなんなのかということと、東京都23区の公立保育園の保育士の臨時職員の時給を調査してみました。

結果的に23区内でも保育士の臨時職員の待遇はかなり差があることがわかりました。もちろん仕事内容も責任も異なると思います。保育士は、臨時職員(パート)だからといって、近所の求人を適当に選ぶのではなくてしっかりと待遇内容を精査して応募してほしいと思っています。

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公立保育園の臨時職員の保育士募集は保育士を馬鹿にしている?

下記のツイートが話題になっていました。

江戸川区の夏季臨時職員の保育補助の募集ですが、時給に換算すると以下のようになります。

  • 時給1034円(保育士資格なし)
  • 時給1077円(保育士資格あり)
  • 時給1022円(高校生)

資格があっても資格がない場合と44円しか差がなく、保育士不足の中で保育士を安く使いすぎだろうという意見が多く上がっていました。

私としては、募集をするのは自由だと思っていますが、保育士にはなるべく自分を安売りしてほしくないなとは思っています。安い時給の求人には応募しないことで、その結果、保育士の時給が上がっていってほしいなと思っています。

公立保育園の臨時職員の保育士とは?

公立保育園の臨時職員とは、一般企業で言うところのパート・アルバイトと同等の扱いです。
市区町村によっては非常勤職員という言い方をする場合もあります。基本的には期間を限定されて雇用される場合が多いです。

仕事内容としては、通常の民間の保育園のパート・アルバイトと同様で保育補助がメインになります。保育補助といっても正規職員と同等の仕事を任される場合も多いようです。

公立保育園の臨時職員で働くメリット

公立保育園の臨時職員で働くメリットを解説します。

法律違反はないはず

市区町村が運営する公立保育園での勤務になるので、基本的に法律に反することはないと思います。例えばサービス残業をさせられると言ったことないでしょう。そもそも残業自体がないことがほとんどだと思います。また、休憩時間に休憩が取れないということも無いと思います。

そういった面ではまだまだ、サビ残や休憩なしが当たり前の私立保育園よりは良い面なのかもしれません。また、モラル意識も私立の保育園と比較すると高い傾向があるでしょう。

学生や保育士資格無しでも働くことができる

前述した江戸川区の夏季臨時職員の保育補助は高校生から募集しています。保育補助とはいえ高校生?という点は疑問が残りますが、募集をしていることは事実になります。もちろん、市区町村によると思うので一概には学生でも働けるとは限りません。

これから保育士資格の取得を目指している学生や社会人の方でも、就業できる可能性が高いです。まだ資格がない段階から経験を積むことができます。学生の方であれば、将来を保育士を目指している人が現場のことを知ることができる貴重な機会にもなります。

公立保育園の臨時職員で働くデメリット

公立保育園の臨時職員で働くデメリットを解説します。

期間が限定されている

公立保育園の臨時職員は、正規職員が産休や育休で休んでいる間などの代替で募集されることが多いため、雇用期間が決まっていることが多いです。多くの場合は半年から一年以内の期間限定になるので、その後に勤務が続けられるという保証はありません。環境に慣れてきたところで期間終了ということもあると思います。

交通費が支給されない、または、低額

多くの公立保育園では交通費が支給されなかったり、もしくは、支給されても低額の場合が多いです。基本的に近隣に住んでいる方を対象としているのでそのような設定になっている場合が多いです。

逆に考えると、公立保育園が近隣にある方にとってはメリットがあることかもしれません。

保育士資格を持っていても低時給の場合がある

公立保育園の臨時職員は、保育士資格を持っていても低時給の場合があります。先に挙げた江戸川区の例では、資格ありとなしで44円しか差がありませんでした。

先程の江戸川区の例では、仕事内容としては、あくまでも保育補助という形で同一の内容なので、そこまで資格有無で差をつけていないといった感じになるでしょう。

ただ、保育補助という形の募集でも正規職員並の仕事を任されることもあるので仕事の内容は念入りにチェックしてから応募すべきかもしれません。

正規職員並の仕事を求められる場合がある

保育補助といいつつも正規並の仕事を任せられる場合もあります。その場合は、保育士としては高給である公務員と一緒に働くことになるので、あきらかに時給に見合っていないという不公平感が強くなってしまうと思います。

公立保育園の保育士は公務員なので、高い人であれば年収800万円を超えている場合もあります、ほとんど変わらない仕事内容でそこまで給料に差があるとモチベーションも下がるかもしれません。

【注意点】「保育補助」なのか「保育士の代替」なのかを確認しよう

公立保育園の臨時職員の募集は、保育補助としての募集と、産休育休などで休んでいる正規職員の代替としての募集などがあります。

正規職員の代替としての募集であれば、当然正規保育士並の仕事量と内容が求められることになると思います。また、保育補助という名目であっても正規職員並の仕事量を求められる場合もあります。

正規は疲れたけど、保育補助ならという気持ちで始めると、実は正規並に大変だったということがあるかもしれません。

東京都23区の公立保育園の臨時職員の時給を調査してみました。

あくまでも、以下の前提条件で調べた限りの情報になります。細かい条件があるので必ず自治体のホームページを参照してください。既にリンクが切れてしまっている場合もあります。その場合は、再度検索等で探してください。

  • すべての調査は2019/06/23時点で確認できたものです。
  • 日給表記の場合は労働時間を元に時給に換算しています。小数点以下は切り捨てています。
  • 平日の日中時間帯での金額で比較しています。(土曜日・朝夕は時給アップする場合があるため)
  • 保育補助なのか、正規の保育士並の仕事を求められるのか等、厳密には業務内容が異なる場合があります。
  • 通常の臨時職員の募集の場合や、夏季臨時職員の場合もあります。
  • 募集していないというのはたまたま募集していないのか、基本的に募集していいないのかは不明です。
23区保育士資格有りの時給保育士資格無しの時給確認したページ
江戸川区1,082円募集確認できず削除済み
北区1,120円1,020円削除済み
荒川区1,146円1,033円削除済み
板橋区1,150円1,030円削除済み
葛飾区1,150円1,050円削除済み
新宿区1,160円1,050円削除済み
中野区1,170円(社会保険なし)/1,350円(社会保険あり)1,050円(社会保険なし)/1,210円(社会保険あり)削除済み
中央区1,183円1,110円削除済み
豊島区1,200円1,140円削除済み
港区1,200円1,150円削除済み
目黒区1,210円(雇用保険適用無)/1,220円(雇用保険適用有)1,080円(雇用保険適用無)/1,120円(雇用保険適用有)削除済み
渋谷区1,212円1,212円削除済み
足立区1,290円1,090円削除済み
杉並区1,290円1,180円削除済み
千代田区1,360円1,250円削除済み
品川区1,500円1,200円削除済み
大田区募集確認できず1,110円削除済み
墨田区募集確認できず1,080円~1,300円削除済み
世田谷区募集確認できず1,110円削除済み
台東区募集確認できず1,140円削除済み
練馬区募集確認できず1,100円削除済み
文京区募集確認できず1,061円削除済み
江東区募集確認できず募集確認できず

【まとめ】公立保育園の臨時職員は待遇内容を精査して応募すべき

臨時職員(パート)が待遇は様々です。23区内でも待遇はかなり差があります。細かい雇用条件も異なるので、時給が安いからと言って一概に良い悪いとは言えません。もちろん仕事内容も責任も異なると思います。

学生や高校生、これから保育士資格の取得を目指す方でも現場で保育士と働くことができるという点はメリットだと思います。

ただ、特に実際の仕事内容が、保育補助としての仕事なのか、保育士としての仕事なのかという点は就業前にしっかり確認が必要な点だと思います。

保育士は、臨時職員(パート)だからといって、近所の求人を適当に選ぶのではなくてしっかりと待遇内容を精査して応募してほしいと思っています。