保育士として働くなら契約社員、派遣社員、正社員どれが良い?


こんにちは。保育士さえこ@ブラック脱出済み(プロフィール)です。ブラック幼稚園・保育園を脱出できました(^^)

私がブラック保育園を脱出するために培ったノウハウを完全無料で公開しています。


世間では正社員が一番安定して良いという声がありますが、保育士にとってはどうなのでしょうか。

  • そもそも安定しているのということはどういうことなの?
  • なんで安定しているの?

保育士として働くなら契約社員、派遣社員、正社員どれが良いのか。それぞれの雇用形態の特徴やメリット・デメリットを紹介します。

※まずは求人情報を知りたいというだけでもOK!

保育士として働くなら契約社員、派遣社員、正社員どれが良い?

保育士として働くなら契約社員、派遣社員、正社員どれが良いのか。それぞれの雇用形態の特徴やメリットデメリットについて解説します。

正社員とは?

正社員は 雇用期間を定めず に会社(保育園)に雇用される従業員のことを指します。この場合、会社は正当な理由がなければ、正社員を解雇することができません。

正当な理由とは、刑事事件を起こした場合、無断欠勤が続いた場合などがそれにあたります。また、運営している保育園が閉園するという場合は、「整理解雇」、つまりリストラされてしまう場合はあります。

それらの場合を除外すれば、保育園を運営している法人が倒産などで潰れる場合を除いては、基本的には正社員は定年までその保育園で働くことができます。

契約社員とは?

契約社員は 雇用期間を定めて 会社(保育園)に雇用される従業員のことを指します。

定められている雇用期間の間は正社員と同様にいきなり解雇されるということはありません。

ただし、契約している雇用期間を迎えた場合は「雇い止め」といって雇用を終了することができます。

ちなみにこの「雇い止め」をする場合も事前に予告が必要なので、契約終了日にいきなり契約終了を告げられるということはありません。

逆に、契約を雇用期間を更新することも可能で、かならずしも、期間を迎えたら更新されないということはなく、一年毎などに期間が更新されていくのが一般的です。

ちなみに、2013年4月から「有期労働契約が反復更新されて通算5年を超えたときは、労働者の申し込みにより、期間の定めのない労働契約(無期労働契約)に転換する」ということが会社に義務付けられました。

つまり、契約社員で通算5年間働けば、正社員になることができます。

逆に言うと、会社がその人物を正社員にしたくない、できない場合は、5年で雇い止めをさせる可能性もあるということに注意が必要です。

派遣社員とは?

派遣会社は 雇用期間を定めて 派遣会社(保育園ではない)に雇用される従業員のことを指します。派遣会社が保育園に保育士を送り込むという形の雇用形態になります。

事前に定められた契約期間前に解雇を宣告される、所謂「派遣切り」が行われるリスクがあります。これは、正当な事情があれば認められます。

また、契約社員同様に期間終了時に「雇い止め」をされるリスクも同様に存在します。もちろん、契約が更新されることもあります。基本的には引き続き働けるかどうかは保育園次第ということになります。

正社員保育士の仕事内容、給料、メリット・デメリット

正社員保育士の仕事内容

保育士の仕事内容については以下の記事で紹介しているのでそちらを参照してください。

正社員保育士の給料・待遇

退職金、賞与、昇給の面ではその他の雇用形態よりも充実していることが多いです。

正社員保育士のメリット・デメリット

他の雇用形態と比べてデメリットを挙げるとすると、

  • ブラック保育園だった場合のリスク
  • 人間関係のリスク
  • 自由な働き方が出来ない

という点になります。

ブラック保育園の正社員になってしまうと退職しにくく、是正しにくいというデメリットがあります。

また、人間関係についても長期間の雇用になるので、行き詰まってしまった場合に、逃げ出しにくいです。

そして、好きな曜日に休んだり、長期休暇を取得したりなどの自由な働き方は難しくなると思います。

契約社員保育士の仕事内容、給料、メリット・デメリット

契約社員保育士の仕事内容、給料、メリット・デメリットについて紹介します。

契約社員保育士の仕事内容

契約社員保育士だからといって、必ずしも正社員保育士と違う仕事をするとは限りません。園によって、まったく同じ仕事をすることも責任も同じです。

契約社員保育士だからといって書類仕事がなかったり、責任を放棄して良いということではありません。

ただ傾向としては、正社員保育士と比べると、「担任になる可能性は低い」「書類仕事がすくないかも」ということが言えるかもしれません。

契約社員保育士の給料

給料待遇に関しては、契約社員だからといって園ごとに統一のルールや違いがあるわけでは有りません。

ただ、多くの場合は、退職金は基本的には出ないことが多く、賞与も出ない場合が多いです。月給水準も正社員と同等かそれ以下であることが多いです。

福利厚生面での違いは正社員と比べるとあまりないことが多いです。有給休暇や

保育士宿舎借り上げ制度や処遇改善費などの国や自治体が実施する制度は、正社員を優先するため、恩恵を受けることができないことがあるかもしれません。

契約社員保育士のメリット・デメリット

保育士が契約社員になるメリットは多様な働き方(例えば、特定の曜日は早く帰りたいなど)ができる可能性があるということです。(できない保育園もあると思います。)

逆に言うと、正社員と比べると、それくらいしかメリットはありません。最近では時短勤務の正社員や週休3日制の正社員の求人などもあるため、それらを考えるとあえて契約社員を選択するメリットはほとんどないかもしれません。

派遣保育士の仕事内容、給料、メリット・デメリット

派遣保育士の仕事内容、給料、メリット・デメリットについて紹介します。

派遣保育士の仕事内容

派遣保育士も同様に、必ずしも正社員保育士と違う仕事をするとは限りません。園によって様々です。

ただ、正社員保育士、契約社員保育士と比べると、さらに「担任になる可能性は低い」「書類仕事がすくないかも」ということが言えるかもしれません。

  • 保育ひろば| ※全国の正社員・派遣・パート保育士の求人に対応しています。派遣会社でもあるので、派遣保育士として勤務を検討している方にもおすすめです。ネット上では見れない非公開の求人もたくさんあります。
  • ほいく畑 | ※全国の正社員・派遣・パート保育士の求人に対応しています。派遣会社でもあるので、派遣保育士として勤務を検討している方にもおすすめです。未経験・ブランク有りの方の支援が充実しています。
紹介できる求人などに差があるため転職サイトは複数社に同時登録して併用がおすすめです。就職転職活動が不安な方はまずは簡単な相談目的での登録でも大丈夫です。
保育士の転職サイトは新卒の方や未経験の保育士の方でも利用可能です。

派遣保育士の給料・待遇

有給休暇は派遣会社の制度を利用することになります。

ちなみに、派遣保育士は多くの場合、保育士宿舎借り上げ制度や処遇改善費などの国や自治体が実施する制度は、恩恵を受けることができないことになると思います。

派遣保育士のメリット・デメリット

派遣保育士のメリットは、ブラック保育園だったときに対抗できるという点です。

サービス残業や持ち帰りの残業をさせられた時は、派遣会社にクレームを入れることでサポートしてもらうことができます。

パワハラ・モラハラなども同様の方法で対抗して、是正させることができます。是正されなければすぐに辞めてしまえばよいです。

また、保育園の人間ではないので保護者対応などは正社員が請け負う場面が多くなると思います。そのような負担が少ないというメリットもあると思います。

正社員と比べると副業などもできる可能性があるのも魅力になります。

正社員保育士、契約社員保育士、派遣保育士の違いまとめ

雇用上では以下のような違いがあります。

雇用形態雇用期間雇用先
正社員保育士無期雇用保育園
契約社員保育士有期雇用保育園
派遣保育士有期雇用派遣会社

契約社員、派遣社員は期限を迎えたら、雇用が終了するというリスクがあります。

条件正社員契約社員派遣社員
退職金
賞与
昇給
キャリア
ブラックへの対抗手段
人間関係の対策
自由な働き方
福利厚生
保育士宿舎借り上げ制度
処遇改善等
有給休暇
副業
正社員になれる可能性

保育面での違いは以下になります。

条件正社員契約社員派遣社員
担任
責任
保護者対応の多さ
書類仕事の多さ

まとめ:結局どれが良い?

保育士として働くのにどの雇用形態が良いかは 自分の希望する働き方によります。

ただ、給料や待遇、働き方が正社員と同様以下であれば、あえて契約社員を選択するメリットはありません。

まれに、契約社員で期間を定めていて給料が正社員より高いという場合もありますが、これはかなりまれな例です。

保育士が契約社員になるメリットは多様な働き方(例えば、特定の曜日は早く帰りたいなど)ができる場合のみになります。

それ以外は、もしどこにも採用してもらえず、契約社員でしか雇用してもらえないという場合は以外は契約社員になる必要はほとんどないと言えます。

あとは1年だけ働きたいという理由で契約社員を選択するということもありますが、正社員でも一年で退職することはできるので「最初から決まっている分辞めやすい」ということ以外にメリットはないかもしれません。

そして、一番大切なことは雇用形態ではなく、働く保育園 になります。

ブラック保育園の正社員より、ホワイト保育園の派遣社員のほうが本人にとって良い場合が多いです。

雇用形態に囚われてしまうより、まずは働きたい保育園を見極めることが重要です。