地域型保育事業とは?保育士が働く上で知っておくべき保育施設を解説!


こんにちは。さえこ@ブラック脱出済み(プロフィール)です。ブラック幼稚園・保育園を脱出できました(^^)

私がブラック保育園を脱出するために培ったノウハウを完全無料で公開しています。


保育園で働く保育士の皆様。これから保育園で働きたいと思っている方。

「地域型保育事業」というジャンルの保育施設について知っていますか?

地域型保育事業は、平成27年度から新しくはじまった保育施設の認可事業になります。

これから保育園で働きたいと思っている方は、通常の認可保育園とこの地域型保育事業の違いなどをきちんと理解しておくことが、働く保育施設選びにおいて大切です。

今回は、地域型保育事業について、保育士が働く上で知っておくべきことなどを解説します。

※参考・引用「地域型保育事業の概要」https://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/faq/pdf/jigyousya/handbook5.pdf

※まずは求人情報を知りたいというだけでもOK!

地域型保育事業とは?

地域型保育事業は、平成27年度に開始した「子ども・子育て支援新制度」によって認められてた新たな保育施設の形態になります。昨今は、特の都市部において、0〜2歳児の保育需要が高くなっていて、待機児童が発生しています。そのような需要を満たすために新しく、小規模保育事業、家庭的保育事業、事業所内保育事業、居宅訪問型保育事業の四種類の保育施設の認可が認められました。この制度によって各市区町村では、続々と新たな地域型保育事業が誕生しています。

保育施設としては、認可の保育園ではありますが、これまでの認可保育園とは、少しルールや仕組みが異なる場合があります。

なぜ地域型保育事業が生まれた?

地域型保育事業は、認可保育園や認定こども園等ではまかないきれない保育需要を満たして、待機需要を解消することを目的としています。

認可保育園の定員は20名以上で、50名以上の定員の施設が多くなっています。必然的に、一つの保育園を開くためには、それらにの土地や建物、保育士などの確保が必要になります。一方で、保育需要は特に都市部では細分化されていて、市区内に認可保育園を適当に設置すれば良いというわけではありません。それでは、細かい保育需要を満たすことが難しくなっています。そういったなかで、小さい規模で特に保育需要が高い0〜2歳児の保育を行う施設として地域性を踏まえて市町村による認可により新たな保育施設を作れるようにしたという背景があります。

地域型保育事業の種類

地域型保育事業には以下の4つの種類があります。

  • 小規模保育事業
  • 家庭的保育事業
  • 事業所内保育事業
  • 居宅訪問型保育事業

それぞれの保育事業の詳細については個別に解説しているのでそちらを参照してください。

小規模保育事業

小規模保育事業は、認可保育園の小規模版という形で定員6〜19名で0〜2歳児の保育を行います。小規模保育事業はさらにA型、B型、C型の3つの種類があり、職員数と職員の資格保有割合と保育室の面積に違いがあります。

  • 事業主体:市町村、民間事業者等
  • 保育実施場所等:保育者の居宅、その他の場所、施設
  • 認可定員:6~19人

家庭的保育事業

家庭的保育事業は、家庭のような保育を行う保育施設で、小規模保育事業よりさらに定員が少なく1〜5名の定員で0〜2歳児の保育を行います。保育者の居宅での保育になるという特徴があります。

  • 事業主体:市町村、民間事業者等
  • 保育実施場所等:保育者の居宅、その他の場所、施設
  • 認可定員:1~5人

事業所内保育事業

事業所内保育事業は、企業が運営する保育施設で、設置元の企業の従業員の子どもの利用枠と地域の保育を必要とする子どもの地域枠が設けられています。設置する企業にとっては従業員の福利厚生としても価値もあります。

  • 事業主体:事業主等
  • 保育実施場所等:事業所の従業員の子ども+地域の保育を必要とする子ども(地域枠)

居宅訪問型保育事業

居宅訪問型保育事業は、保育を必要とする子どもの居宅で保育を行うという特徴があります。子どもひとりに対して保育者ひとりで保育を行う、ベビーシッターのような事業になります。

  • 事業主体:市町村、民間事業者等
  • 保育実施場所等:保育を必要とする子どもの居宅

普通の認可保育園との違いは?

保育士の方も保育施設の利用を検討している方にとっても気になるのは、普通の認可保育園との違いだと思います。

大きな違いは、やはり保育定員になります。地域型保育事業は、基本的に19名以下の定員の保育園が多いです。そのため、認可保育園と比べると、小規模でひとりひとりに寄り添った形の保育施設が多いです。また、認可保育園は都道府県が認可を行いますが、地域型保育事業は市町村が認可を行うという違いもあります。

働く保育士にとっての違いは?

働く保育士にとっては、一つの保育施設の規模が小さく従業員の数も少なくなります。そのため、人間関係も落ち着いていて、子どもの人数も少ないので、落ち着いた保育ができる場合が多いです。人数も少ないため、行事なども比較的、小規模に行われることが多く、保育士の負担も少ない傾向があります。園児は0〜2歳児が中心なので、特に乳幼児保育の経験や知識が求められます。

また、一部の地域型保育事業は、職員の資格保有者の割合が1/2以上で良いという施設があるので、職員の保育士資格の保有者の割合が少ない場合もあります。

利用者にとっての違いは?

利用申込みは、通常の認可保育園と同様で、市区町村への利用申込みと利用調整によって利用が決定します。保育料なども通常の認可保育園と同等に基準により計算され決定します。その点では大きな違いはありません。ただし、地域型保育事業は、主に0〜2歳の保育施設になるため、3歳児以降になったらどうするかという問題が発生します。地域型保育事業には、連携施設として認可保育園や認定こども園が設けられます。地域型保育事業から卒園した場合は、連携している保育施設にそのまま入ることが可能です。

まとめ:地域型保育事業とは?保育士が働く上で知っておくべき保育施設を解説!

今回は、保育士が働く上で知っておくべき保育施設の種類の一つである、地域型保育事業について紹介しました。

地域型保育事業は、平成27年度に開始した「子ども・子育て支援新制度」によって認められてた新たな保育施設の形態になります。各市区町村は、この地域型保育事業で細かい保育需要を満たしています。

地域型保育事業には、以下の4つの種類があります。

  • 小規模保育事業
  • 家庭的保育事業
  • 事業所内保育事業
  • 居宅訪問型保育事業

共通する特徴としては、通常の認可保育園と比べて定員が少ないというところと、園児は0〜2歳児が中心ということです。施設としては、人間関係も落ち着いていて、子どもの人数も少ないので、落ち着いた保育ができる場合が多いです。