目次 | 内容 |
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プログラマー・エンジニアの仕事って? | ・スマホアプリなどのプログラムを作成 ・エンジニアは設計、プログラマーは実装担当 ・両者の役割は会社で異なる場合あり |
誰でも目指せるのがプログラマー・エンジニアの良いところ | ・保育士のような資格・学歴要件なし ・専門学校への通学も不要 ・誰でも挑戦可能 |
プログラマー・エンジニアは将来性が抜群に良い | ・IT人材が将来的に大幅不足の予測 ・人材の奪い合いによる待遇改善が期待大 |
プログラマー・エンジニアの給料は? | ・平均年収は保育士より高め ・実力次第で年収1000万円超も可能 ・実力がないと給料が低い場合も |
プログラマー・エンジニアはブラック? | ・すべてがブラックではない ・勤務環境は入社する会社次第 ・転職先の見極めが重要 |
保育士との働き方の違いは? | ・長時間座って作業 ・土日祝日休みが多い傾向 ・持ち帰り仕事は少ない ・残業時間は会社による |
プログラマー・エンジニアこんな人が向いている | ・ITやパソコンに抵抗がない、興味がある人 ・感情ではなく論理的に考えられる人 ・若い方が有利な傾向 |
保育士の経験は活かせる? | ・直接的なスキル活用は限定的 ・保育関連IT企業で現場経験が強みに ・志望動機でアピール可能 |
プログラマー・エンジニアへの転職方法は? | ・未経験者向け転職エージェントの活用 ・研修が充実した会社選びが重要 |
まとめ:保育士からプログラマー・エンジニアへの転職は可能?転職方法を紹介! | ・資格・学歴不要で目指せる ・将来性が高く、実力次第で高収入 ・保育関連IT企業で経験が活かせる ・未経験向け転職エージェント活用が有効 |
よくある質問(FAQ) | ・未経験転職は簡単ではないが努力次第で可能 ・年齢は若い方が有利だが制限なし ・基礎プログラミング言語などを学習(独学も可) ・直接的でなくとも経験やスキルが役立つ ・最初は同等以下でもスキルアップで高収入可能 ・転職先は評判や研修制度を確認して選ぶ |
- 保育士からプログラマー・エンジニアへの転職は可能?
- 保育士プログラマー・エンジニアへはどうやって転職すれば良い?
保育士から未経験でプログラマーやエンジニアへ転職したい、と思っているあなたへ。
気になるのは「未経験から本当に転職できるのか」ということではないでしょうか。
この記事では、保育士である私が、未経験からプログラマー・エンジニアへ転職する「具体的な方法や知っておくべき注意点」について解説します。

未経験から本当にエンジニアやプログラマーに転職できるの?

未経験からでも十分に目指せます。
- 保育士から未経験でプログラマー・エンジニアへ転職できる可能性
- プログラマーやエンジニアの仕事内容や将来性
- 未経験からの転職を成功させる方法
- 保育士経験をIT業界で活かす方法や向いている人の特徴
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複数の保育士転職サイトを利用して転職活動をした経験があります
その経験が参考になればと思います
プログラマー・エンジニアの仕事って?
プログラマーの仕事は、ずばりプログラムを作る人です。プログラムって何?という場合はわかりやすく言うとスマホのアプリなどです。
それをパソコンを使って、どのように動くのかを定義する作業を行います。
「プログラマー」「エンジニア」と聞いて何が違うのか分からないという方も多いと思います。
プログラマーとエンジニアはよく「大工」と「建築士」の関係に例えられます。
- エンジニア・・・建築士
- プログラマー・・・大工
エンジニアはアプリの設計を作成する「建築士」でプログラマーは建築士が作った仕様通りにアプリを作る「大工」になります。
ただ、建築士と大工の関係とは違い、プログラマーとエンジニアの両者はそこまで厳密に区切られていないことが多いです。
エンジニアの方で設計からプログラミングまでを行う人もいます。プログラマーからエンジニアになる人も多いので、プログラミングができるエンジニアはとても多いです。
誰でも目指せるのがプログラマー・エンジニアの良いところ
プログラマー・エンジニアの仕事は誰でも目指すことができるというのが良い点です。
保育士で言うと、保育士試験に合格しなければいけませんし、そもそも試験を受けるためには大学卒業以上の学歴や実務要件なども必要です。
専門学校などの保育士の養成所に通う場合は、2年以上の通学が必要になります。
一方で、プログラマー・エンジニアの仕事は基本的に誰でも目指すことが出来ます。もちろん向き不向きはありますが、資格要件もなければ、学歴要件、専門学校などに通う必要もありません。
言ってしまえば明日からでもプログラマー・エンジニアになることができます。このように誰でも目指せるのがプログラマー・エンジニアの良い点になります。
プログラマー・エンジニアは将来性が抜群に良い
プログラマー・エンジニアの仕事は将来性が抜群に良いです。それはIT人材が今後ますます不足してくるからです。
経済産業省のIT人材需給に関する調査(平成31年3月)によると、IT需要が高位シナリオで推移した場合、2020年には約29万人、2030年には約79万人のIT人材が不足すると推計されています。
今は保育士不足も深刻ですが、少子化の影響もあり将来的には収束すると見られています。
IT人材が不足すると何が起きるかと言うと、IT人材の奪い合いになります。現在でもそのような様相にはなってきていますが、それが将来的にもっと加速するということです。
保育士不足により保育士の待遇も改善してきていますが、その給料は国が定めている補助金によって決まります。一方、IT人材は民間の競争によって価値が決まってくるため、それ以上に待遇が良くなるかもしれません。
プログラマー・エンジニアの給料は?
プログラマーの初任給の平均は約21万円、プログラマーの平均年収は約430万円と言われています。
数字だけ見ると保育士よりかは良いでしょう。ただ保育士と違う点としてはプログラマーの年収は上限が青天井であるという点です。
実力のあるエンジニアになれば、年収1000万円以上も夢ではないです。また外資系の会社に入れば年収3000万円以上のエンジニアもゴロゴロいるそうです。
一方で、もちろん最低賃金ぎりぎりのプログラマーというのも存在するので保育士と比べるとより実力社会になっています。
頑張って実力をつければ保育士よりは確実に良い給料をもらうことができますが、逆に実力がないと保育士より給料が少なくなることもあるかもしれません。
プログラマー・エンジニアはブラック?
世間では保育士もブラックというイメージがあると思いますが、プログラマーもブラックというイメージを持っている場合もあるのではないでしょうか?
結論から言うと、プログラマーだからといってすべてがブラックというわけではないです。保育園で働く保育士と同様にブラックもあれば、ホワイトもあります。
結局の所は入社する会社次第ということになります。保育士からの転職となると、経験や知識の面で不利にはなってしまうので、転職先のしっかりとした見極めが重要なのは間違いないです。
保育士との働き方の違いは?
プログラマーと保育士との働き方の違いについて説明します。
一番の違いは体を動かすかどうかという点だと思います。
プログラマーは基本的にオフィスの椅子に長時間座っての作業になります。保育士はたくさん動く仕事なので、この違いによって太ってしまう人も多いようです。
そして、次の違いは土日祝日の出勤になります。もちろん会社によりますが、プログラマーは基本的には土日祝日が休みの場合が多いです。カレンダー通りの会社が多い傾向があると思います。
また、保育士は持ち帰りの仕事が多いですが、プログラマーやエンジニアは持ち帰りの仕事は少ないです。それは昨今では、物理的に会社の情報を家に持ち帰ることができない会社が多いからです。情報統制やコンプライアンスが厳しくなっているためです。
その代わり、終電近くの遅くまで会社に残って残業をするということは保育士より多い場合もあると思います。
ただこれに関しても、会社によるところになると思います。
プログラマー・エンジニアこんな人が向いている
プログラマー・エンジニアこんな人が向いているとよく言われる特徴などを紹介します。
パソコンやITに対してアレルギーがない
保育士からの未経験での転職の場合は、必ず研修などでITの基礎知識を教えてもらうことになると思うので、現時点でバリバリパソコンを使って作業ができる必要は必ずしも無いです。
ただ、パソコンや機械というものに対してアレルギーがある人は流石に向いていないと思います。少なくとも、ITや最新技術に興味があって、どのような仕組みになっているのか気になるという考え方は必要かもしれません。
パソコンと言うだけで思考が停止してしまったり、なんか難しいものだと思って新しいものを避けてしまうような人だとプログラマーやエンジニアとして仕事をしていくのは難しいかもしれません。
感情より論理的に考える人
プログラムは定められたルールで動くので、感情で動くことはありません。どんなプログラムも必ず原因があって結果が生まれます。
そのため、プログラマーは感情ではなく論理的に考える必要があります。なにかプログラムにエラーが起きたとしても、そこには必ず原因があります。
プログラマーとして何かを説明する時も必ず論理的であることが求められます。
年齢は若いほうが有利
もちろんプログラマーやエンジニアになるのに年齢制限などはありませんが、やはり会社に勤める以上は若いほうが有利なのは間違いないです。知識の吸収率や将来性も変わってくるので致し方ないことです。
保育士からプログラマーやエンジニアを目指すのであれば若ければ若いほうが良いです。また、若ければ転職してみてイメージと違ったり自分に合わないなと思ったら保育士に戻ることもできます。
特に今は保育士不足なので、保育への復帰はしやすくなっています。
保育士の経験は活かせる?
残念ながら保育士の経験でプログラマー・エンジニアの仕事で直接活かすことができる経験はあまりないです。
ただ、保育士の経験を存分に活かす方法があります。それは保育関連のサービスをつくるIT企業に入社することです。
例えば、保育士が使う連絡帳アプリを作る会社があります。保育経験がないプログラマー・エンジニアは人から聞いた話や想像でアプリの機能を作っていく必要があります。
一方、保育士はすぐに実際の業務のイメージがつくので、アプリの仕様などを考える際に非常に有利です。
同じような形で銀行のシステムを作る際に、プログラマーやエンジニアを実際の銀行の現場を経験させることがあるそうです。現場を知っていないと良い製品が作れないからです。
特に保育士からプログラマーやエンジニアを目指す人は多くはないと思うので、そこを狙えば、貴重な人材になることができるかもしれません。
また、転職の際の志望動機などの面でも有利に働きます。保育士をやっていて、保育業界の改善をしたくなったという形でアピールすることが可能です。
数が多いとは限りませんが、このように保育関連のサービスを作る会社を狙うというのは良い選択肢かもしれません。
プログラマー・エンジニアへの転職方法は?
保育士からプログラマー・エンジニアへの転職におすすめなのは、第二新卒や未経験者向けに転職エージェントを利用することです。
最初は未経験でもしっかりと教えてくれる会社に就職したほうがよいですよね。不親切な会社だといきなり現場に入れて使い倒すという場合も有るようです。
そのような会社に入らないためにも保育士からの転職で最初に入る会社はとても重要です。以下の挙げたような第二新卒の就職の支援が充実している転職エージェントを利用したほうが良いです。
キャリアパーク就職エージェント | 既卒第二新卒、就活のプロがあなたを徹底サポート!
就職Shop | リクルートが運営 フリーター、既卒、第二新卒に強い就職支援
まとめ:保育士からプログラマー・エンジニアへの転職は可能?転職方法を紹介!
保育士からプログラマー・エンジニアへの転職は可能かという点についてを解説しました。
保育士から未経験でプログラマー・エンジニアへの転職は十分に目指せるという結論になります。
- プログラマーやエンジニアは資格や学歴が必須ではなく誰でも目指せて将来性が高い職業
- 給料は実力次第で大きく変わる一方、働き方は会社によって異なる
- 保育関連のIT企業であれば保育士の経験が強みになる可能性がある
- 未経験からの転職には未経験者向け転職エージェントの活用がおすすめ
保育士からのキャリアチェンジとして、プログラマー・エンジニアへの転職を検討しているあなたは、ぜひこの記事を参考に次のステップに進んでみてください。
プログラマー・エンジニアになるのは簡単なことではありませんが、将来性はある仕事です。なるために学歴制限などは特にありません。その反面実力主義な部分も多い仕事だと思います。
働き方や待遇の良し悪しは会社次第であるため、一概に今より良くなるとは言えませんが、保育士の仕事が本当に辛くて辞めたいという人は選択肢に入れるのもよいかもしれません。
よくある質問(FAQ)
- Q未経験からプログラマー・エンジニアになるのは、どれくらい難しいですか?
- A
保育士から未経験でプログラマーやエンジニアへの転職は、確かに簡単な道のりではありません。
ITの専門知識やスキルを一から習得する必要がありますし、新しい環境に適応する努力も欠かせません。
しかし、記事でも触れている通り、資格や学歴が必須ではないため、努力次第で十分に実現可能です。
未経験者を受け入れている企業を選び、必要な学習を計画的に進めれば、転職の可能性は十分にあります。
- Q保育士からIT業界へ転職する場合、年齢は関係ありますか?
- A
一般的に、IT業界への転職は若い方が有利と言われることがあります。
これは、長期的なキャリア形成や新しいスキルの習得スピードなどを考慮される場合があるからです。
しかし、年齢制限は設けられていません。
20代後半や30代前半の方でも、ITスキルを習得し、積極的に転職活動を行えば、未経験での転職は実現できます。
これまでの社会人経験も評価される場合があります。
- Qプログラマー・エンジニアになるには、具体的にどんなスキルを学べば良いですか?独学でも可能ですか?
- A
プログラマーやエンジニアの種類によって必要なスキルは異なりますが、まずはプログラミングの基礎言語(例:Web開発ならHTML, CSS, JavaScript、サーバーサイドならPythonやRubyなど)を学ぶのが一般的です。
アルゴリズムやデータ構造といったコンピュータサイエンスの基礎も役立ちます。
学習方法としては、独学でも可能ですが、効率的に学ぶためにはオンライン教材、プログラミングスクール、技術書などを活用することをおすすめします。
実際に簡単なアプリケーションなどを作ってみる実践的な学習も重要です。
- Q保育士の経験は、ITエンジニアやプログラマーの仕事で活かせますか?
- A
直接的にプログラミングやシステム開発に保育士としての実務経験が活かせる場面は少ないかもしれません。
しかし、記事にもあるように、保育関連のサービスを開発しているIT企業であれば、現場の視点を持っていることが大きな強みとなります。
ユーザーである保育士さんのニーズを理解し、使いやすいシステムやアプリ開発に貢献できます。
また、課題発見力、コミュニケーション能力、マルチタスク処理能力など、保育士として培った対人スキルや業務遂行能力は、どんな仕事でも役立ちます。
- QITエンジニアやプログラマーに転職したら、給料はどれくらい期待できますか?
- A
記事にあるように、プログラマー・エンジニアの給料は実力次第で大きく変動します。
未経験からのスタートの場合、最初は保育士と大きく変わらない、あるいは一時的に少なくなることもあります。
しかし、経験を積み、専門性を高めていくことで、年収アップを目指せるのがIT業界の特徴です。
経験豊富なエンジニアや高度なスキルを持つ人材は高収入を得ています。
入社後の努力や継続的なスキルアップが、将来的な給料に直結します。
- QIT業界の会社は「ブラック」なところが多いと聞きます。転職先はどうやって選べば良いですか?
- A
IT業界全体がブラックというわけではなく、企業によって労働環境は大きく異なります。
中には残業が多い、休日出勤があるといった企業も存在します。
安心して働ける転職先を見つけるためには、企業の評判や口コミを事前にしっかりと調べること、面接時に残業時間や休日、福利厚生について具体的に質問することが大切です。
また、未経験者向けの研修制度が整っているか、社員の教育に力を入れているかといった点も、入社後の働きやすさを見極める上で重要なポイントになります。