保育士が家族経営の保育園で働く注意点やデメリットを解説!メリットはあまりない!


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保育士の皆様。

  • 就職したら家族経営の保育園だった。。。

家族経営の保育園に良くないイメージを抱いている保育士の方も少なくないと思います。実際に私自身も家族経営の幼稚園で働いていたことがあるので、共感できる部分は多くあります。

今回は自分の経験なども踏まえて、保育士が家族経営の保育園で働く注意点やデメリットについて解説します。

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保育園における家族経営とは?

保育士の間でよく言われる「家族経営」と言われる保育園とは一体どのうような保育園のことを指しているのかということを最初に説明します。

日本の法律では、上位3株主の持ち株比率をあわせて50 %を超える会社を「同族会社」と定義しているようですが、同族会社が運営する保育園が家族経営の保育園と一般的に言われているわけでは有りません。

一般的に、保育園において家族経営と言われるのは、ひとつの法人などが運営している保育園で、複数の家族や親族が雇用されている状態を指して使われています。明確な定義があるわけではないです。

例えば、同じ法人が運営する保育園のそれぞれの園長が親族で構成されていたり、極端な例で言えば、法人の理事長・園長・主任保育士などが親族で運営されているという状態です。

保育士が家族経営の保育園で働く注意点やデメリット

保育士が家族経営の保育園で働く注意点やデメリットについて紹介します。

もちろん、すべての家族経営に当てはまるというわけではありません。家族経営であっても、きちんと運営がなされている場合もあるかもしれません。

また、一見、家族経営でないように見える大きな社会福祉法人や株式会社の保育園であったとしても同様のことは起きる可能性があることです。

実力やスキルに関係なく家族や身内が昇進する・役職につく

家族経営の保育園では、実力やスキルに関係なく家族や身内が昇進する・役職につくということがしばしば発生します。

私の場合は幼稚園のときでしたが、家族経営の幼稚園で空いた副園長の役職に、園長の身内が急に現れて就任するということがありました。このようなことは家族経営の保育園であれば、当然想定できることです。

経験豊富な人材が現れてしっかりと保育園をまとめてくれるのであれば納得はできますが、そうでない場合は、保育園の崩壊にも繋がるかもしれません。保育園の運営費としても無意味な人物に人件費がかかるので、保育士の待遇にも影響がでてくるところでしょう。

家族経営の保育園では頑張っても無意味になってしまう

前述した「実力やスキルに関係なく家族や身内が昇進する・役職につく」とも関係がありますが、家族経営の保育園では昇給や昇進のために頑張っても無意味になってしまうこともあります。

人事や賞与の評価に関しても身内や家族が優先されたり、昇給昇進も身内が優先されることもしばしばです。例えば、主任保育士の席が空いたと思って頑張っていたら、他からほとんど未経験にちかい身内が雇用されて就任するということもなくはないです。

このようなことが起きるので、特に家族経営の保育園では、昇進や昇給のために頑張るということは無駄になってしまうことも少なくないので注意しましょう。

家族や身内が高待遇で他の保育士は低待遇になる

家族経営の保育園では、家族や身内の従業員の給料が高く、他の保育士の給料は安くなるということが起こるかもしれません。保育園はある程度自由に従業員の給与を決めることができるので、身内を優遇し他者を冷遇するということも考えられます。

例えば、儲かっている一般企業などで家族も身内も高待遇で、従業員もそれなりに高待遇というのであれば、納得はできなくはないです。ですが、保育園の場合は、全体の運営費はほとんど国からの補助金になります。そのため、他の保育園と比較して極端に利益を上げるというのが難しい構造になっています。それ故に人件費にかけることができる金額も一定で決まっています。誰かが高待遇で雇われているということは、その分だれかが低待遇で雇われているということになります。園長だけならまだしも、主任保育士や事務員などにも家族や身内が高待遇で雇われていてるのであれば、その分、保育士の待遇は必然的に悪くなります。

処遇改善費の割当や主任、副主任などの割当も園長が決めることができるので、家族や身内が優先され手当として給与も上がるということもあるでしょう。

家族や身内が甘やかされてしまう

園長などの園のトップだけではなく、現場の保育士にも家族や身内がいるということもあるかもしれません。そのような場合は、家族や身内の希望や意見はやはり通り安くなるでしょう。担任や担当の行事の希望などが家族が優先されるということは想定できます。残業や持ち帰りの仕事なども、家族や身内は少なく、それ以外は多いということも起きるかもしれません。

家族や身内に気を使う必要がでる

理事長や園長などの身内が現場にいる場合は、普段からかなり気を使って仕事をしなければいけなくなります。もちろん、身内ではないからといって同僚に適当に接してよいわけでは有りませんが、やはり気を使ってしまいますよね。園長の悪口や陰口なんて絶対言えないでしょう。

なにかあれば、園長などに筒抜けになってしまうわけで、それはそれでかなり働きにくいことが想定できます。例え後輩であったとしても園長の親族であれば、普通の場合以上に気を使う必要が出てきます。場合によっては、後輩への指導や注意も難しいかもしれません。

家族経営の保育園の見分け方など

それでは、保育士が就職や転職する際に家族経営の保育園はどのように見分けたら良いでしょうか。

家族経営の保育園は社会福祉法人が多い

家族経営の保育園は社会福祉法人である場合が多いです。ただし、社会福祉法人でも複数の保育園やその他の福祉施設などを運営しているような大きな組織になってくると、ほとんど家族経営という形ではなくなっている場合もあります。

日本の保育園の多くは社会福祉法人が運営しているので、家族経営だと断定できるわけではありませんし、社会福祉法人でなければ家族経営ではないともならないので注意してください。社会福祉法人の家族経営の保育園については以下の記事でも紹介しているので、参考にしてみてください。

理事長、園長、副園長、主任保育士などの役職者を確認しよう

社会福祉法人などであれば、理事長などの名前、園長の名前は一般にも公開されている可能性があります。また、園のホームページなどでも、園長、副園長、主任保育士などの氏名が公開されている場合もあります。

もし、公開されている氏名が同じ名字であれば、家族経営である可能性が出てきます。もちろん、たまたま同じ名字ということもあるので、断定はできないです。また、名字が違っても親族である可能性は否定できない点は注意が必要です。

この方法は断定できない情報にはなりますが、裏付け程度に家族経営かどうかを判断することは可能だと思います。

保育士転職エージェントに聞いてみる

もう一つの確実な方法としては、保育士転職エージェントを活用するということです。就職・転職活動の際に保育士転職エージェントを活用すれば、求人情報に載っている以上の保育園の内部のことを教えてもらえる可能性があります。

それ以外にも、保育園との面接見学のスケジュール調整、面接見学への同行、質問事項のとりまとめと回答、内定後の諸条件の交渉なども担当のアドバイザーが行ってくれるので、就職;転職の際は保育士転職エージェントの利用をおすすめしています。

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面接の際に、直接園長などに聞いてみる

ストレートに面接の際に、園長やその他の人に聞いてみるということも有効です。変な質問に思われるかもしれませんが、これから働く保育士によっては重要な情報です。

「実は家族経営にトラウマがあって。。。」などと言えば、きちんと答えてくれると思います。家族経営でない保育園であれば、隠す必要もないのですぐに答えてくれるでしょう。

家族経営でなにかやましい思いがある場合は、もしかしたらはぐらかされるかもしれませんが、それでおかしいなと思えば、その保育園に就職・転職するのは避けましょう。

【まとめ】保育士が家族経営の保育園で働く注意点やデメリットを解説

家族経営そのものは悪いことではありませんが、紹介したように身内や家族で経営されていることのデメリットはかなり多くあります。逆に私の考えられる限りでは家族経営の保育園で家族や身内以外が働く場合のメリットは思いつきませんでした。

もちろん、家族経営でもこのようなデメリットがなくうまく運営できている保育園もあると思います。なので、一概に家族経営だからと就職や転職の選択肢から外す必要はないかもしれません。

結局の所は、自分自身の希望の条件にあった納得ができるブラックでは無い保育園に就業できれば良いと思います。なので、家族経営だからだめ、家族経営でないから良いということではなくて、しっかりと保育園の本質を見極めて、自分の希望の条件と合致しているかどうかということを見極める必要があると思います。